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ガス機器を賢く使う

vol.3もっと身近に、もっと巧みに、“火と付き合っていくこと”

オフの時間は、家の縁側にかんてき(七輪)を置いて肉を焼いたり、子どもとキャンプに行ったりするという勝井シェフ。連載最終回の第3回では、料理、暮らしにまつわる人生の楽しみ方などを、ざっくばらんにうかがいました。

オフの時間の過ごし方

オフは店が休みの月曜日が主なんですが、たいていは海に行っています。夕方家に戻ると、二人の娘もちょうど学校から帰ってきて、よく庭でかんてきを出して焼肉をしますね。縁側から火のまわりではしゃぐ子ども達の姿を見ていたら、「いいなあ」って自然と思う。子どもたちももう慣れたもんで、炭火をおこしたり手伝ってくれてますよ。

今の子どもって、環境によっては火を知らないで育つ可能性もある。それってどうなっちゃうんだろう?って思いません?今、虫一匹見ただけでも大声を出して驚く大人がいるでしょ?同じように、火を見て驚くようになる…なんか本能がそぎ落とされるみたいでシンパイですわ。人間が炎を得た文化を思うと、本来なら自然と身についているはずのことやと思うんですけど。

例えば花火をするとき。水を用意して、マッチを人に向けずに手前に擦るなんて、子どものときに教わりましたよね。火を扱う以上は、ルールも学べって。子どもたちには、ただ危ないものって言うんじゃなく、火を使いこなせるように教える、それがいちばん大事やと思うんですよ。

失敗も学びの素、子どもとの料理

かんてきやアウトドアでのキャンプはもちろん、家でも料理しますよ。「お父さん、ステーキ焼いて」、「よっしゃ」って(笑)。 調理器具から入ってもいいから、休日にお父さんが料理するっていいですよね。ぜひ、チャレンジしましょうよ(笑)。ファーストステップとして厚みのあるステーキパンがひとつあれば、お父さんだって上手にステーキが焼けます。家庭でひとついい土鍋を持つのもいい。「昔にかえって、今日は土鍋の日」みたいなキャッチコピーをつけたりしてね(笑)。

土鍋を使って、まずはガス火でごはんを炊いてみるのも。失敗してもいい。「お父さん、おかゆさんできたわ」って会話が弾むかも(笑)。何より子どもたちに、昔はみんなこうやってごはんを炊いたって分かってもらえるし。「勝井流スペシャルレシピ」の「洋風湯豆腐」「ブイヤベース鍋」なんかも手軽だし、残ったスープで麺やおじやも楽しめるからおススメですね。料理にしても何にしてもノーエラーってたいしたことやないと思うんです。カメラでもデジカメみたいな優等生が必ずしもいいってことじゃないでしょ。失敗があるからこそ人間味があって面白い。まずは子どもの目の前で、火を使いながらやってみることがいちばんかな、と。

まあ、お母さんはもっと積極的に子どもたちと一緒に料理を楽しんでは?最新のガス機器は安全機能も充実してますしね。まずは「ふっくら卵のオムライス」なんてどうでしょ?卵料理って時間との勝負だから、微調整の利くガス火に向いているし。卵の量が少なかったら強火で一気に焼き上げるほうがいいけど、手早くするのは慣れるまでムズカシイかな。でも、最初は多少卵がかたくなってもいいんちゃう?まずはトライあるのみ、かな(笑)。

火を楽しめる空間って豊かなもの

僕は奈良・天理の育ちだから、子どものころからたき火で芋を焼いたりしてました。今でも落ち葉を燃やしたり、うちにとってたき火は日常的。奈良にはお水取りやとんどなど火を使った行事もあるし、もっと身近なところでも炎があれば、昔から必ず人って集まりますよね。
たとえ電車に30分余計に乗らなあかんかっても、火とともに過ごす一軒家での生活って、今の時代、ある意味贅沢と思いません?逆に新鮮なライフスタイルかも(笑)。「炎に親しみ、火といっしょに生活する」っていいでしょ。

店でも夜九時になると、灯りを落として各テーブルにキャンドル置くんです。ろうそくの炎、好きなんですよ。あの揺らぎってどうゆう訳か癒されません?それもちょっとした贅沢なのかなあ。
厨房でも店でも家でも、火のある空間って人が自然と集まるし、温かみがある。何よりそこから家族、いや、ご近所やお客さんも含めてみんなの「楽しみ」が生まれるから、そんな家や店が増えてくるといいと思いますよ。


ガス火をコントロールして料理する「楽しさ」、火が人や周囲に与える気持ちの「温かさ」を何より大切にし、店と家族を守る勝井シェフ。「洋食Katsui」のおいしさは、そんなシェフの心意気が源かもしれません。家族で、同僚と、ときにはおひとりさまでも、ぜひ一度足を運んでみてください。その空間からは、シェフとガス火がともに生み出す、楽しさや活気が伝わってくるはずです。

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