災害復興支援

災害発生後、すぐに現場に駆けつける支援のプロがいる

団体の活動について

団体へのインタビュー

どんな活動をしているの?

災害救援レスキューアシストは、災害が起きてから24時間から72時間以内に被災地へ入り、 困っている被災者の支援を現場が復旧するまで続けています。この数年間では、東日本大震災からはじまり、 鬼怒川の堤防が決壊した常総市、兵庫県の丹波市、広島県の土砂崩れ、大阪北部地震、熊本地震など、 ほとんどの大きな災害の被災地に行っています。活動は、衣食住、被災者の命を守る活動からはじまります。 食事だったり、暖をとる服だったり、お布団だったり、要配慮者と呼ばれている人たちの支援を最優先にして 取り組んでいます。

活動をはじめたキッカケは?

きっかけは東日本大震災でした。当時、被災地にお金を寄付させていただいたのですが、 現地を訪れてみると、住民さんにお金を渡すより、支援をしている方々にお金を届ける方がより 多くの人を助けることにつながるだろうなと強く感じました。

僕自身、中学を出てから働きはじめ、いろいろな職業を経験してきました。 そこで手に入れた技術や知識が被災地では、すべて役に立ったんです。なるほど!僕はこれをするために介護職、 調理師、建築業などを経験してきたのかと、自分でもビックリして。それらの経験を災害支援に役立てていこうと 動き出しました。

コロナ自粛でどんな大変さがあった?

災害支援団体は県をまたいでボランティアをしてはいけないということになり、 コロナの影響を大きく受けてしまいました。コロナ自粛の約2ヶ月の間、例えば、お家が雨漏りで 困っている被災者にとっては、ずっと我慢しなければいけない状態が続いてしまっていたんです。 ようやく緊急事態宣言が終わって支援の現場に入ったときには、家を解体せざるをえない方も出てきましたし、 引っ越しをせざるをえない方も出てきていましたね。

私たちは急ピッチで、コロナ感染に気をつけながらボランティアに取り組むためのガイドラインを しっかりとつくることにしました。感染者数が多い東京などからの支援はちょっと立ち止まってもらったり、 PCR検査を受けてから支援に入ってもらうようにとか。今では、災害が起きたときは、 まずは地元のボランティアさんが優先的に地元支援に入り、県外のボランティアは後方支援に回るなど、 感染を防ぎながらも最大限に支援できる方法を積み上げています。

これからの新しいチャレンジは?

「被災地での支援の力を育てたい」という新しいチャレンジを始めています。 被災地では、地元住民さんたちが地元を守ろうと立ち上がりますが、ノウハウや経験がなくて 途中でつまづいてしまうんですね。そのため、テレワークなどを活用し支援していこうと準備を進めています。 また経済的な支援として、皆さんからの寄付金を、災害が起きた地域を支援する地元団体に優先的に 届けられるような仕組みを作ろうとしています。

読者が踏み出せる、小さな一歩は?

まず、被災地に関心を持ってほしいというのが一番ですね。 テレビで放送されている被災地のニュースは、だいたい1ヶ月くらいで途絶えてしまいます。 でも、被災をした地域では、2ヶ月、3ヶ月、その後もずっと困った状況が続きます。だからこそ、 災害が起きたときは、困っている方々を思い浮かべてほしいです。そして、いつ、 自分も被災してしまうかもわからないので、常に関心を持ち続けることが巡り巡って災害を減らすこと…、 つまり、減災につながるのだと信じています。

ご支援いただいた寄付金の活用方法

災害が起きると水道・ガス・電気などのライフラインが止まる可能性があります。 その時に、皆さんは避難所に避難されます。避難をするとき、防災袋などは持たずに、 何もないまま避難されることがほとんどだったりするんですね。避難所では行政が食事や布団、 その他、全てを用意してくれるわけではありません。そのため、特に子どもや、妊婦さん、外国人、 高齢者にとっては、冬場の災害は、命に関わることになります。その人たちを助けるために、 寝具や温かいものを食べることができるようにガスコンロを買ったり、お水を買ったりして、 避難所にまず届けます。

さらに、被災地の方々が避難所を出て自宅に帰った後にも、住むべき家を復旧するために たくさんの道具などが必要になります。そういうところにもこの寄付金を使わせていただきたいと思っています。