こども支援

子どもの声を聴き子どもの権利を伝える団体

団体の活動について

団体へのインタビュー

どんな活動をしているの?

「子どもアドボカシー」という子どもの声を聞いて必要なところに届ける活動をしています。 実践としては児童養護施設や障がい者福祉施設を訪問し、施設の子どもたちの声を聞いて、職員さんに届けたり、 保護者に届けたり。こういった方法で、子どもたちの心のなかにある声を引き出す支援をしています。 また、その声を届ける人のことを「アドボケイト」と言うのですが、「アドボケイト」を増やすための養成講座を 実施したり、「アドボケイト」の質を高めるための研究にも取り組んでいます。

活動をはじめたキッカケは?

私たちは、2013年に始まったアドボカシーについて研究する大学のプロジェクトの一環として 施設訪問をスタートさせました。研究の終了に合わせて活動を終える予定でしたが、とてもそんな気持ちには なれませんでした。なぜなら、子どもたちが自分たちの権利を知り、意見表明する場面に幾度となく 遭遇したからです。今後もこの活動を続けていき、子どもたちに施設の”外”を見て、 自分の権利を感じてほしい。そう強く思い、新たに「NPO法人子どもアドボカシーOSAKA」を設立し、 活動を継続していく決意をしました。

コロナ自粛でどんな大変さがあった?

新型コロナウイルスの感染防止の観点から、4月以降、施設を訪問することができなくなってしまいました。 学校もお休みになり、ストレスを抱えているであろう子どもたちが、心の声を手紙に託してくれるようにと、 施設と相談をしてポストを設置しました。でも、対面での活動のみを重視してきた私たちは、 今、コミュニケーションの方法を変えなければならない分岐点にいます。今後は、タブレットを配ったり、 オンラインで話したり、新しい方法を現在も模索しています。

これからの新しいチャレンジは?

新型コロナウイルスの影響で行動が制限される今も、活動の歩みを止めてはならないと、 初めてクラウドファンディングに挑戦しました。ありがたいことに、集まった金額は目標にしていた150万円を超え、 179万円。111人もの方がご支援くださいました。 withコロナのなかであっても、子どもの声を聞くため、一緒に外出をしたり、 社会経験を増やすための取り組みをしたり、活動を続けられるよう力を尽くしたいと思っています。

読者が踏み出せる、小さな一歩は?

もし子どもさんが近くにいらっしゃるのであれば、「迷ったときには子どもに聞こう」 というのを実践してみてください。普段の生活の中でも、子どもに教えてもらったりすると、大人が楽になります。 子どもは、私たちが気づいていないところを気づいているし、新しい気づきをくれるので、 大人が一生懸命考えて子どもに教えないと悩むより、「子どもに教えてもらおう」という思いが広がると、 みんなが楽になると思うのです。

ご支援いただいた寄付金の活用方法

皆さまからご支援いただいた寄付金はさまざまな取り組みに活用していきたいと 考えています。子どもは電車に乗ったり、好きなものを選んだりする経験を重ねることで、 自分の心の中に埋もれた気持ちに気づきます。このような子どもの声を聞くための活動資金に させていただきます。さらに、情報提供やコミュニケーションツールとして、タブレットを購入し、 感染を気にせず子どもたちの声を聞くことができる環境を作りたいと思っています。 どうぞ、よろしくお願いいたします。