関西在住2,700人に聞いた!住まいづくりの失敗・成功談【部位編】「階段・廊下」

失敗談

失敗談
  • 廊下部分にコンセントが少なく、掃除が少し不便。
    (戸建住宅:泉南郡田尻町在住)
  • ダイニングから2階に行く階段を吹き抜けにしたところ、冬は冷気が、夏は暑い空気が降りてきて、冷房や暖房の効きがとても悪くなってしまいました。
    (戸建住宅:川西市在住)
  • 階段がすこし急で、年とともに昇降が厳しくなりつつあります。
    (戸建住宅:西宮市在住)

成功談

成功談
  • 廊下に作りつけの靴箱が4竿つらなっており、収納量がある。
    (戸建住宅:西宮市在住)
  • 階段の傾斜を緩くした直線型になっており、老後にやさしい設置になっています。
    (戸建住宅:八尾市在住)
  • 廊下や部屋が全てバリアフリーになっていて掃除しやすい。
    (集合住宅:茨木市在住)
  • 階段・廊下は、物を運びやすいように、ゆったりとしたスペースがあり便利。
    (戸建住宅:京都市北区在住)

プロが教えるワンポイントアドバイス

階段・廊下

家庭内事故でも多いのが階段での転倒です。歳をとると事故が重篤化しやすいので、バリアフリー対策を行っておきましょう。手すりは必ず取り付け、階段材は滑り止め加工がされているか確認するのはもちろん、表面が柔らかいコルクやカーペットで仕上げておくと、万が一転んでも当たりが柔らかいのでケガが小さくてすみます。

また階段の照明を天井に取り付けると、足元が陰になりやすく踏み外しの危険があります。足下が暗くならないように、より明るい照明を取り付けたり、照明が埋め込まれた手すりを取り付けておけば安心です。階段にはできるだけ、電球の交換の手間が少なく、省エネなLED電球を使いましょう。

廊下は少し広めにしておくと、車いすでの移動がラクになります。また廊下から出入りするドアは、引き戸にしておくと開閉がしやすくなります。廊下や階段は、部屋と部屋とをつなぐ大切な役割があります。これから先ずっと長く安全に暮らせるよう、バリアフリーなつくりにしておきましょう。

PROFILE

尾間 紫(おま ゆかり)/一級建築士事務所 Office Yuu 代表

尾間 紫(おま ゆかり)/一級建築士事務所 Office Yuu 代表
(社)日本インテリアデザイナー協会 正会員、一級建築士。インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、住まいのリフォームコンクール優秀賞など。

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