大阪府守口市にあるW邸は「木の家」。木造でありながら、外壁が耐火構造となった、国内でも珍しい建築事例。Wさまご一家が揃って、天川村の森林で伐採を体験。実際に体験することで、お子さまの意識に変化が見られ「木の家にしてよかったね」と話すほどだと言います。使用されているのは、ほとんどが杉の無垢材。やわらかく、心地いい気の温もりに包まれて暮らす住まいとなっています。
所在地/大阪府
家族構成/ご夫婦+お子さま3人
計画/木の家プロデュース 明月社 山岸飛鳥
構造・規模/木造・地上3階建
敷地面積/82.65m2
建築面積/48.17m2
延床面積/117.44m2
設計期間/2008年3月〜2009年3月
施工期間/2009年4月〜2009年9月
- 導入ガス機器・設備
- 山岸飛鳥(やまぎしあすか)さん
- 1961年神奈川県横浜市生まれ。病院勤務後、30歳にして大阪工業大学短期大学部の夜間大学で建築を学ぶ。卒業後、設計事務所や店舗デザイン事務所に勤務。2005年木の家プロデュース明月社を設立。国産材の木造住宅に専念。施主さまが自分で木を伐ることから始める家づくりにこだわっている。
- ■木の家プロデュース 明月社
キッチンやダイニングテーブルは家具職人の手によるこだわりの造作。壁面側のいすはベンチタイプになっており、ちょっとした収納スペースともなっています。レンジフードや水栓などの機器・設備はWさまご夫婦がショールームなどを訪れて一つ一つ納得するまで選びぬいたこだわりのものとなっています。木の温もりを感じながら楽しむ食事はまた格別だと言います。
- 導入ガス機器・設備
普段は明るい笑い声があふれるキッチン・ダイニング。