昔ながらの街並が残る情緒豊かな下町にある「House_TTN」は、親世帯とお子さまであるご姉妹の家族の3世帯が同居する住まい。ご姉妹が1ヶ月違いでご出産を迎えるのをきっかけに「それぞれに孤立して子育てするより、近いところで助け合える方が心強い」と計画されました。ライフスタイルの異なるご家族が暮らす多世帯住宅は「コモンデッキ」を通じて、それぞれのご家族がつながる住まいとなっています。
所在地/東京都
家族構成/(親世帯)お母さま (姉世帯)ご夫婦+お子さま2人 (妹世帯)ご夫婦+お子さま1人
計画/宮原建築設計室 宮原輝夫
撮影/藤塚光政
施工/モノリス秀建
構造・規模/鉄骨造・地上3階建
敷地面積/148.71m2
建築面積/89.08m2
延床面積/213.68m2
設計期間/2003年4月〜2005年5月
施工期間/2004年8月〜2005年5月
- 宮原輝夫(みやはらてるお)さん
- 1966年東京都生まれ。1990〜1998年株式会社竹中工務店に勤務。1999年宮原建築設計室を設立し、同時に群馬大学工学部非常勤講師を勤める。数々のコンテストやコンクールで受賞をつづけ、多世帯の新しい住まい方を提案した「House_TTN」もまた、第3回World Architecture Community Awardを受賞し、世界的にも話題となる。家族の未来の住まい方を斬新な発想で提案し続けている。
- ■宮原建築設計室