奈良公園にほど近い住宅地の一角に建つ「中庭のある家」は、間口がおよそ3m、奥行きがおよそ24mという細長い敷地に建つ住まい。外壁部分の開口は最小限に抑え、建物の中心部に2箇所の吹抜けのある中庭を配置。その中庭に面する壁面部分に出来るだけ大きな開口を設けることで、外部からの視線を気にすることなく、光と風が室内にもたらされる、アイデアあふれるプランとなっています。
所在地/奈良県奈良市
家族構成/ご本人さま
敷地面積/101.54m2
建築面積/53.46m2
延床面積/97.76m2
構造・規模/木造・3階建
設計期間/2010年10月〜2011年10月
施工期間/2011年10月〜2012年8月
- 導入ガス機器・設備
- 藤原 誠司(ふじはら せいじ)さん
- 一級建築士事務所フジハラアーキテクツ代表。1999年に神戸市に事務所を設立。住宅を中心にマンションや公共建築、店舗等の設計・監理を多数手がける。
- ■一級建築士事務所フジハラアーキテクツ
横一列に配置された2階のキッチンはオリジナル製で、細長い空間が有効活用できるように考えられています。寝室やダイニングキッチン・浴室などの水まわりなどのプライベートスペースを2階に配置。1階の階段の手前の廊下を引き戸で仕切ることで、将来はカフェとなるスペースと自宅部分が分けられるようになっています。
- 導入ガス機器・設備
横一列に配置された2階のキッチン。