琵琶湖を望む滋賀県大津市の住宅街にある「浜大津の家」は、築100年以上経過した旧家を建て替えた住まい。蔵や中庭のある広い敷地に建つ住まいながら、くつろげる日常空間と、カーニバル感がある非日常空間との機能を重ね合わせたものとなっています。
所在地/滋賀県大津市
家族構成/ご夫婦+お父さま
敷地面積/230.95m2
建築面積/182.63m2
延床面積/312.16m2
構造・規模/木造・2階建
設計期間/2012年4月〜2013年12月
施工期間/2013年11月〜2014年11月
- 長谷川 渉(はせがわ わたる)さん
- 1968年京都生まれ。1991年関西大学工学部建築学科卒業。同年清水建築設計工房入社。2000年長谷川ワタル建築研究所(WHATS)設立。
- ■長谷川ワタル建築研究所(WHATS)
大きな建物では、光と風が奥まで届きにくくなりがちなため、大きな開口を一つ造るのではなく、小さな開口を効率よく設けることによって、光と風を室内にもたらされています。そのため、時間の経過とともに、光と影がさまざまな表情を織りなす、風通しのよい心地よい空間が創り出されています。
- 導入ガス設備・システム
トップライトからの光を採り込むことで、リビングが暗くならないように工夫されています。