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関西在住2,700人に聞いた!住まいづくりの失敗・成功談【テーマ編】バリアフリーを実現する住まい

「バリアフリー」、それはご家族が安心・安全に暮らすために必要な住まいの考え方。交通事故より多いとされる「家庭内事故」を未然に防ぎ、小さなお子さまからご高齢者まで、安心して安全に暮らすためのバリアフリー対策は欠かすことはできません。段差のないフロアや手すりの設置をはじめ、温度差によって起こるヒートショック対策を検討してみましょう。また最新設備・機器を導入することで、より快適で安心・安全な住まいが実現できます。

失敗談

  • 階段の段差が少し高めなので、これから老後には急な勾配で心配。(戸建住宅:堺市南区在住)
  • 浴室と洗面台を段差のないバリアフリーにしておけばよかった。(戸建住宅:尼崎市在住)
  • 道路から玄関まで10階段ほどあるので、老いるにつけ反省させられる。(戸建住宅:富田林市在住)
  • 玄関・介護用の手すりを実際に使う手とは反対側に付けてしまい、手すりが上手く活用できていない。(戸建住宅:神戸市西区在住)

階段の段差が少し高めなので、これから老後には急な勾配で心配。
階段の段差が少し高めなので、これから老後には急な勾配で心配。

成功談

  • 廊下や部屋が全てバリアフリーになっていて掃除しやすい。(集合住宅:茨木市在住)
  • 手すりを取り付け、段差のないバリアフリーを取り入れ、今後にも安心感がもてます。(戸建住宅:大阪市旭区在住)
  • 将来は車椅子でも生活できるようにと玄関、廊下、部屋周りを設計してもらい、ホームエレベータを設置し、3階建ての各階にトイレを設置した。腰痛持ちの妻のほうが先にバリアフリー設計の恩恵をうけています。(戸建住宅:守口市在住)
  • バリアフリーでクッションフロア(ビニール製のクッション性のあるシート状床材)が気に入っている。小さい子供がいるとクッションフロアにしてあると助かる。(集合住宅:柏原市在住)

廊下や部屋が全てバリアフリーになっていて掃除しやすい。
廊下や部屋が全てバリアフリーになっていて掃除しやすい。

プロが教えるワンポイントアドバイス!

バリアフリー住宅とは「障害物のない住宅」という意味で、年をとっても安心して暮らせる家のことです。床に段差を作らず、手すりを階段や廊下に取り付けることで、身体を支えながら歩行することができます。またドアはできるだけ引き戸にして開口幅を広くするなど、車いすでもスムーズに室内を移動できるようにしておきましょう。

寝室からトイレ、お風呂など毎日の暮らしの道筋(動線)をできるだけ単純化し、移動しやすくしておくことも大切です。
家庭内事故と呼ばれる家の中の事故の中でも多いのが、床や階段での転倒、お風呂場で具合が悪くなる事故です。床は滑り難い材質を選び、階段や身体の向きを変える場所には、シッカリとした握りやすい手すりを取り付けておきましょう。

浴室の事故で多いのは、ヒートショックによるものです。ヒートショックとは、急激な温度変化により血圧や脈拍が急上昇することで、命にかかわるケースもあります。ヒートショックを防ぐには、家の中の温度のバリアフリーが大切。家の断熱性能を上げて家の中の温度差を小さくすること、特に冬のお風呂場は寒くないようにすることが大切。浴室暖房乾燥機の暖房機能が役に立ちます。

PROFILE

尾間 紫(おま ゆかり)

尾間 紫(おま ゆかり)/一級建築士事務所 Office Yuu 代表
(社)日本インテリアデザイナー協会 正会員、一級建築士。インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、住まいのリフォームコンクール優秀賞など。

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