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関西在住2,700人に聞いた!住まいづくりの失敗・成功談【テーマ編】採光・通風

明るくて、風通しのいい心地よい住まいづくりを実現するには、光や風といった自然環境を上手く採り入れることです。採光や通風を工夫することで、四季を通じて、程よい室内温度を保つことができるので、省エネにもつながります。また住まいを劣化させやすいカビの原因となる湿気を防いでくれるので、湿気や結露対策としても欠かすことのできないポイントです。

失敗談

  • 部屋の間取りと開放感を優先した結果、採光を考えておらず北向きの角部屋に。非常に部屋が底冷えする。(集合住宅:大阪市住吉区在住)
  • 西面の採光を考えて大きなガラス面にしたところ、夏は西日でものすごく暑いが、ゴーヤを植えるなどで、何とか凌いでいる。(戸建住宅:堺市南区在住)
  • 南面に窓をとりすぎ、真夏は日差しが入りすぎてとても暑い部屋に…。(戸建住宅:京都市左京区在住)
  • 風の通るところに窓を作らなかったので風通しがあまりよくない。(戸建住宅:奈良市在住)

部屋の間取りと開放感を優先した結果、採光を考えておらず北向きの角部屋に。非常に部屋が底冷えする。
部屋の間取りと開放感を優先した結果、採光を考えておらず北向きの角部屋に。非常に部屋が底冷えする。

成功談

  • 南向きで冬は暖かく、夏も風が良く通り割合涼しい。ガスの床暖房があり、エアコンより気持ちが良い。(集合住宅:堺市南区在住)
  • 3面に窓(開口部)を設け、通風に配慮。夏季でも大阪にいながらほとんど冷房の必要がありません。(戸建住宅:阪南市在住)
  • それぞれに採光に最重点をおき、毎日が明るく気持ちよく生活ができます。朝日が差し込むのは、一日のはじまりとして大切なこと。室内に太陽光がはいるのは、健康上にもかかせません。(戸建住宅:西宮市在住)

南向きで冬は暖かく、夏も風が良く通り割合涼しい。ガスの床暖房があり、エアコンより気持ちが良い。
南向きで冬は暖かく、夏も風が良く通り割合涼しい。ガスの床暖房があり、エアコンより気持ちが良い。

プロが教えるワンポイントアドバイス!

光と風を上手に採り入れた家づくりをすれば、毎日気持ちよく暮らせるようになるだけでなく、冷暖房費を節約し省エネにもつながります。冬は南からたっぷりと暖かい日差しを取り込み、夏は風が家の中を抜けてくれるような窓の位置の工夫をしておきましょう。

部屋に日差しを採り込みたい時は、高い位置に窓を取り付けるのがポイントです。窓は高い位置にあるほど、部屋の奥まで太陽の光が届くようになり、部屋全体が明るくなります。ただし、夏の強い西日を部屋に入れると、室内の壁や床が蓄熱して夜中まで暑い部屋になります。夏の強い日差しは窓の外でシャットアウト。ひさしや外付けのブラインドなどの日よけで遮れるようにしておきましょう。

部屋の風通しをよくするためには、風の入り口と出口の2箇所を確保することが大切です。南側だけに大きな窓を取り付けても出口が無ければ風は抜けません。小さくてもいいので、北面にも窓を作り風の道筋を作りましょう。風の入口と出口はなだらかな曲線か、直線で結ぶような位置にすると風が抜けやすくなります。

PROFILE

尾間 紫(おま ゆかり)

尾間 紫(おま ゆかり)/一級建築士事務所 Office Yuu 代表
(社)日本インテリアデザイナー協会 正会員、一級建築士。インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、マンションリフォームマネジャー、住まいのリフォームコンクール優秀賞など。

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