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電気とガスをまとめるメリット・デメリット|おすすめのセットプランは?

2024/06/20

電気とガスをまとめるメリット・デメリット|おすすめのセットプランは?

物価高騰が続くなか、「電気代やガス代を安くしたい」「電気とガスをまとめるのはメリットがある?」といった思いや疑問を抱えていませんか?電気とガスの自由化によって多くの事業者が参入し、セット割引を適用する事業者もあります。

光熱費を少しでも抑えたい方に向けて、電気とガスをセットで契約するメリットやデメリット、1つの事業者にまとめる場合の注意点などについて紹介していきます。

- 目次 -

電気とガスをセットで契約するメリット

電気会社やガス会社など、電気とガスの両方を提供している事業者では、電気とガスのセットプランを提供していることがあります。電気とガスをセットで契約してまとめるメリットとして、次の点が挙げられます。

  • ●セット割引を受けられる場合がある
  • ●光熱費をまとめて支払いできる
  • ●切り替えの手続きを一本化できる
  • ●トラブル発生時の問い合わせが楽

セット割引を受けられる場合がある

電気とガスをセットで契約する大きなメリットは、セット割引の適用です。電気とガスの両方を提供する事業者では、セット割引を設けていることがあり、光熱費を安く抑えられる可能性があります。

セット割引が設けられている場合の割引形態は、「電気料金またはガス料金の○%割引」「○円のセット割引の適用」「専用のお得な料金プランの適用」など、事業者によって様々です。

また、ポイントサービスを用意している事業者では、利用料金などに応じてポイントが付与され、電気とガスをまとめているとポイントが貯まりやすいこともメリットです。ポイントの利用方法は事業者によりますが、商品との交換や他社ポイントへの交換、料金への充当などによる還元を受けられます。インターネット回線の契約によって、さらにお得な料金プランが適用される事業者もあります。

光熱費をまとめて支払いできる

電気とガスを1つの事業者にまとめると、支払い先が1つになり、家計管理がしやすくなることもメリットです。これまで請求書が2枚だったものが1枚になるため、利用料金をチェックし、金融機関の口座からの引き落とし金額を確認する手間が軽減できます。

また、金融機関からの口座引き落としやクレジットカード払いなどの支払い方法を利用している場合、支払いに使う銀行口座やクレジットカードを変更したい場合も、1回の手続きで済みます。
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切り替えの手続きを一本化できる

電気とガスをまとめれば、電気料金とガス料金の見なおすときなどに、切り替え手続きが1回で済むこともメリットです。たとえば、電気はA社、ガスはB社に切り替える場合は、A社とB社への申し込み手続きが必要です。一方、電気もガスもA社に切り替えるのであれば、申し込み手続きを行うのはA社のみで済みます。

また、引越しの際には、電気とガスを別々の事業者と契約している場合には2社への連絡が必要です。電気とガスをまとめて1つの事業者と契約していれば、1社への連絡で済むため、引越し関連の手続きで忙しいときに、手間が軽減できます。

トラブル発生時の問い合わせが楽

電気とガスに関するトラブルが発生した際には、それぞれ別の事業者と契約している場合には2社への連絡が必要です。電気とガスをまとめて1つの事業者と契約していれば、1社に問い合わせれば済むこともメリットに挙げられます。

たとえば、地震や台風などの災害によって、電気もガスも使用できなくなることがあります。1社への連絡で済ませることができれば、日頃とは違う状況下で問い合わせを行う負担を減らせます。

電気とガスをセットで契約するデメリット

電気とガスをセットで契約すると、必ずしもメリットばかりではなく、事業者によっては次にあげるデメリットが生じる可能性があります。

  • ●セットにして割高になる可能性もある
  • ●条件や手続きが複雑になりやすい

セットにして割高になる可能性もある

電気とガスをセットで契約すると、これまでの電気料金とガス料金の合計よりも、かえって割高になる可能性もあります。

電気やガスの料金プランは事業者によって異なります。電気料金は、事業者によっては夜間、あるいは夜間と休日の電気料金が安く、日中は割高になる料金プランを用意しています。あるいは、需要状況に応じて価格が変動する料金プランとする事業者もあります。ガス料金も事業者によっては、割安な料金プランを用意しています。そのため、ライフスタイルや使用量に合わせて電気とガスの事業者を選んで契約した方が、1つの事業者にまとめてセット割引の適用を受けるよりも安くなることがあるのです。

また、事業者によっては電気とガスのセット申し込みで選択できるプランが限られることから、ライフスタイルによっては通常の料金プランで契約した方が安いケースもあります。

そこで、電気やガスの使用量、ライフスタイルをもとに、料金をシミュレーションして比較検討するのがおすすめです。

条件や手続きが複雑になりやすい

電気とガスをセットで契約する際には、個別に申し込むよりも、申込み条件が複雑になりやすいことがデメリットに挙げられます。

電気とガスをセットで申し込むには、それぞれの供給エリアに含まれていることが条件です。電気とガスでは供給エリアが異なることが多く、両方の供給エリアに含まれていなければ申し込むことができません。また、ガスには都市ガスとプロパンガス(LPガス)があり、プロパンガスを利用している場合はプロパンガスを取り扱う事業者の供給エリアを確認する必要があります。

基本的にマンションでも個別に電気、ガスの契約を行っている場合は事業者を変えることができますが、マンション単位で一括受電契約をされている場合は電気を契約する事業者を変えることができません。

ただし、ホームページから簡単に電気とガスのセット申し込みができる事業者も多いので、気になる事業者が見つかったら、申し込み条件を確認してみましょう。

電気とガスの契約を別々にするメリット・デメリット

ここまで電気とガスをまとめるメリット・デメリットを紹介しましたが、別々にすることのメリット・デメリットもあります。
それらを紹介していきましょう。

メリット:人によっては別々の方が料金が安くなる場合もある

先ほど、電気とガスをまとめると割引が受けられる可能性があるとお伝えしました。
しかし、人によっては電気とガスを別々にしておいた方が安いケースもあります。

電気やガスの消費量が少ない方は、電気とガスのセットプランのメリットを十分に享受できず、ベースとなる電気代が高くなってしまって、かえって損をしてしまうかもしれません。

デメリット:セット割引・まとめ割引が受けられない

電気とガスを別々の会社で契約しているままでは、当然ですがセット割引は受けられません。
使用量が多い家庭では、そのぶん高額な電気代・ガス代が発生している可能性もあります。

デメリット:家計の管理の手間が増える

電気とガスを別々の会社にしていると、月々の電気代とガス代はそれぞれの会社から決められたタイミングで引き落とされます。
口座引き落としの手続きが済んでいれば、あまりデメリットに感じることはないでしょうが、振込用紙で支払う場合は手間が増えてしまいます。

電気とガスの契約をまとめる際の注意点

電気とガスの契約をまとめる際の注意点として、次のポイントが挙げられます。これらを確認してから切り替えの手続きを行うことで、トラブルを避けられます。

  • ●自宅が供給エリアに含まれるか確認する
  • ●まとめる場合と別々にする場合での光熱費を比較する
  • ●現在と同じアンペア数で使用できるか確認する
  • ●現在の契約や新規プランの解約金の有無を確認する

自宅が供給エリアに含まれるか確認する

電気とガスをまとめて契約する場合は、自宅が両方の供給エリアに含まれているか確認します。電気よりもガスの供給エリアの方が狭いのが一般的です。また、大手は都市ガスのみを取り扱っている事業者が目立ちますが、都市ガスとプロパンガスの両方を扱っている事業者やプロパンガスのみを扱っている事業者もあります。使用しているガスの供給エリアに含まれているか、確認が必要です。

各事業者の電気やガスの供給エリアはホームページなどで確認できます。

まとめる場合と別々にする場合での光熱費を比較する

デメリットでも触れたように、電気とガスをまとめても、別々の事業者と契約するよりも高くなってしまうことがあります。そのため、現在の電気やガスの使用量や料金を確認して、シミュレーションしてみることが大切です。

ただし、1ヶ月分だけを比較するのではなく、通年の平均額を把握して比較することがポイント。夏は冷房のための電気の使用量が多くなりやすく、冬は暖房やお湯の使用によって電気やガスの使用量が増えるためです。月々の使用量をもとに料金を算出して平均額を出します。

現在と同じアンペア数で使用できるか確認する

電気については、現在と同じアンペア数での契約することができるか確認することも大切です。

アンペアによって一度に利用できる電力の量が異なります。現在のアンペアよりも低いと、一度に使用できる電力が少なくなるため、ブレーカーが落ちやすくなります。一方、アンペアが高いと、契約するアンペアによって基本料金が決まる料金プランの場合には、料金が高くなる可能性があります。

現在契約しているアンペア数は、自宅にある分電盤や電気使用量のお知らせ(検針票)に記載されているほか、事業者によってはホームページのマイページから確認することが可能です。切り替えを検討している事業者で契約できるアンペアに関しては、ホームページなどで確認しましょう。

現在の契約や新規プランの解約金の有無を確認する

電気とガスを新規で別の事業者に切り替える場合には、現在の契約の解約にあたって、事業者や料金プランによっては解約金が発生する可能性があります。電気とガスのセットプランに切り替えて、電気料金やガス料金が割安になっても、解約金を踏まえたコストではしばらく損になることもあるため注意が必要です。

現在の契約の契約条件は契約書類や契約時のメール、ホームページの料金プランなどで確認できます。更新月以外での解約には解約金が発生する場合には、解約のタイミングを検討しましょう。

また、切り替えを検討している事業者の料金プランの解約金の有無も確認しておきます。解約金が発生しなければ、切り替えた後に想定よりも料金が高かった場合などに、他社への切り替えを再度検討しやすいためです。

電気とガスをまとめるなら大阪ガス「GAS得プラン」がおすすめ

大阪ガスでは、「大阪ガスの電気」とガスをまとめて契約することで、ガス料金がお得になる「まとめトク料金」「もっとまとめトク料金」を設けています。ガスを大阪ガスの一般料金、電気を関西電力の従量電灯Aで利用している場合と比較して、お得な料金が設定されたプランです。
「まとめトク料金」と「もっとまとめトク料金」は、大阪ガスのガスの一般料金と比較して以下の割合で割安になります。

まとめトク料金 一般料金より約3%お得になる(※1)
もっとまとめトク料金 一般料金より約6%お得になる(※2)
  • (※1)大阪ガスの電気もしくは大阪ガスのインターネットをご契約(年間600m3)で、まとめトク料金(年間約99,000円)と一般料金(年間約102,000円)を比較した試算例
  • (※2)大阪ガスの電気・大阪ガスのインターネットをご契約(年間600m3)で、もっとまとめトク料金(年間約96,000円)と一般料金(年間約102,000円)を比較した試算例
  • ※ガス料金は、大阪ガスの2024年5月時点の単価

具体的には、「GAS得プラン」を契約すると、以下の試算条件の場合に、年間で「まとめトク料金」は約8,000円、「もっとまとめトク料金」は約11,000円、光熱費に差が生じます。

【試算条件】
年間ガス使用量:600m3
年間電力使用量:4,400kWh
ご利用の機器・サービス:ふろ給湯器、ガスコンロ、大阪ガスの電気、大阪ガスのインターネット(もっとまとめトク料金)

【試算例】

大阪ガスの電気をご利用の場合、光熱費が年間約8,000円おトク! さらに大阪ガスのインターネットをご利用の場合、光熱費が年間約11,000円おトク! 一般料金+従量電灯A 約229,000円 まとめトク料金+ベースプランA-G 約221,000円 もっとまとめトク料金+ベースプランA-G 約218,000円 原料費調整額を除く 大阪ガスの電気をご利用の場合、光熱費が年間約8,000円おトク! さらに大阪ガスのインターネットをご利用の場合、光熱費が年間約11,000円おトク! 一般料金+従量電灯A 約229,000円 まとめトク料金+ベースプランA-G 約221,000円 もっとまとめトク料金+ベースプランA-G 約218,000円 原料費調整額を除く
  • ※ガス料金と電気料金は、それぞれ大阪ガスと関西電力の2024年5月時点の単価。消費税等相当額を含み、原料費調整額、燃料費調整額を含まない金額の比較(料金はそれぞれ1,000円未満を四捨五入)
  • ※電気料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は2024年時点
  • ※ガス料金と電気料金には毎月原燃料費調整額を加減。また、電気料金の一部として電気をご契約のお客さまは電気の使用量に応じて再生可能エネルギー発電促進賦課金のご負担あり
  • ※もっとまとめトク料金は、別途インターネットの利用料が必要
  • ※メリット額は原燃料費調整額やお客さまの使用状況により変動することがあります。

ただし、実際に「まとめトク料金」や「もっとまとめトク料金」がお得になるかは、原料費調整額や使用量によって変わり、一般料金よりも割高になる可能性もあります。大阪ガスなどでは、3ヶ月の算定期間の平均原料価格をもとに算出した原料費調整額を、算定期間の3ヶ月後の検針分の単位料金に反映する仕組みを用いています。一般料金よりも割高になるのは、原料費の高騰の程度によります。

また、大阪ガスのガス料金は「基本料金+従量料金(単位料金×使用量)」で算出され、基本料金と単位料金には使用量によるA〜Hの区分が設けられています。使用量が少ないと一般料金の方が安くなることがあるのは、最も使用量の少ないA区分は、一般料金の方が「まとめトク料金」や「もっとまとめトク料金」よりも基本料金が安いためです。

「GAS得プラン」の対象となるのは以下に該当する住宅です。

  • ※対象住宅:各料金適用の対象となる機器・サービスをお使いの次のような住宅
専用住宅 併用住宅
居住の目的だけに建てられた住宅で、店舗・作業場・事務所など業務に使用するために設備された部分がない住宅 業務に使用するために設備された部分と居住の用に供される部分とが結合している住宅で、設置されているガスメーターの能力が10立方メートル毎時以下の場合

大阪ガスの「GAS得プラン」はガスの使用量が少ない人を除くと、原料費調整額にもよりますが、基本的には大阪ガスの一般料金、電気を関西電力の従量電灯Aで利用した場合よりもお得になります。

GASトクプラン料金シミュレーションを利用し、実際の電気やガスの使用量を入力して、お得になるかシミュレーションしてみましょう。

GASトクプラン料金シミュレーションを利用し、実際の電気やガスの使用量を入力して、お得になるかシミュレーションしてみましょう。

まとめ

電気とガスとまとめると、事業者によってはセット割引やお得な料金プランが適用されるといったメリットがあります。ただし、事業者によって料金プランやセット割引は異なり、ライフスタイルや使用量による違いからも、必ずしもお得になるとは限りません。電気とガスのセットでの切り替えを検討する際には、事業者のホームページなどを利用して、料金をシミュレーションしてみることが大切です。

大阪ガスでは、ガスと電気やインターネットをまとめるとガス料金がお得になる「まとめトク料金」や「もっとまとめトク料金」を設けています。諸条件にもよりますが、ガスを大阪ガスの一般料金、電気を関西電力の従量電灯Aで利用している場合と比較して、ガスと電気・インターネットのどちらかを契約すると適用される「まとめトク料金」ではガス料金が約3%お得になります。さらに、大阪ガスの電気・インターネットをまとめて契約すると、「もっとまとめトク料金」が適用され、ガス料金が約6%お得になるのです。電気とガスをまとめることを検討している方は、ぜひ、大阪ガスの「まとめトク料金」や「もっとまとめトク料金」をチェックしてください。

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