キッチンの排水溝掃除の簡単なやり方|どこまですべきか範囲や頻度を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
キッチンの排水溝掃除は面倒に感じる家事のひとつではないでしょうか。ぬめりや悪臭、水の流れが悪くなるなど、放置するとさまざまな問題が発生します。しかし、適切な方法と頻度で掃除をおこなえば、そのような悩みから解放されます。
この記事では、キッチン排水溝の汚れが発生するメカニズムから、初心者でも実践できる効果的な掃除方法、さらには詰まりを自分で解消する方法まで詳しく解説します。また、プロに依頼すべき状況や、汚れを予防するための日常的な対策についても紹介します。読み終わるころには、キッチン排水溝の掃除に対する不安が解消され、清潔なキッチン環境を維持するための知識が身につくことでしょう。

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目次
キッチン排水溝の汚れのメカニズムとは

キッチンの排水溝は日々の調理や食器洗いで、さまざまな汚れが蓄積する場所です。とくに水あか、油汚れ、食べかすなどが主な原因となって、ぬめりや悪臭を引き起こします。
洗い物の際に流れる油分は、最初は液体状態でも時間が経つと冷えて固まります。たとえば牛脂やラード、バターなどの動物性脂肪は、温度が下がるとぬめりのある固体に変化します。この固まった脂が排水口のゴミ受けや排水管内部に付着すると、頑固なぬめりになるのです。
また、調理中に出た生ごみや食べかすが排水溝に流れると、これらに雑菌が繁殖してヘドロのようなぬめりに変化します。特に暖かい季節は雑菌が繁殖しやすくなるため、悪臭の原因になることも少なくありません。
水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル分が固まった水あかも、白い汚れとして蓄積していきます。ベタベタするわけではありませんが、時間が経つと頑固になるため、定期的な掃除が必要です。
このような汚れを放置すると、雑菌の繁殖による健康リスクだけでなく、最終的には排水管の詰まりを引き起こし、水漏れなどのトラブルにつながります。キッチン排水溝を清潔に保つことは、快適な生活環境を維持するために非常に重要なのです。
簡単にできるキッチン排水溝の掃除方法

キッチン排水溝の掃除は、適切な道具と手順を知っていれば簡単におこなえます。ここでは、初心者でも実践できる効果的な掃除方法を紹介します。まずは掃除をはじめる前に、以下の道具と材料を用意しましょう。
【準備するもの】
- シンク掃除用のスポンジ
- 使い古した歯ブラシ(こまかい部分の掃除用)
- ゴム手袋(直接汚れに触れないため)
- 台所用中性洗剤
- 重曹
- 過炭酸ナトリウム(ない場合はクエン酸でも可)
- お湯を沸かすためのケトル
基本的な掃除の所要時間は約30分から1時間程度ですが、汚れの程度によって変わります。日常的におこなう簡単な掃除と、月に1回程度おこなう徹底的な掃除を使い分けると効果的です。
排水溝の各パーツ別クリーニング手順

キッチン排水溝は複数のパーツで構成されており、それぞれに適した掃除方法があります。主なパーツは排水口カバー(蓋)、ゴム蓋、ごみ受け皿、排水トラップ、そして排水ホース(管)です。
まずはゴム手袋を着用し、各パーツを丁寧に取り外していきます。取り外したパーツはシンクに並べておくと作業がスムーズに進みます。パーツによっては取り外し方が異なりますので、力を入れすぎて破損しないよう注意しましょう。
洗浄後は、逆の手順でもとに戻します。この際、パーツが正しい位置に収まっているか確認することが大切です。不適切に取りつけると水漏れの原因になる可能性があります。
排水口カバーとゴム蓋のお手入れ方法
排水口カバー(蓋)とゴム蓋は、最も表面に位置するパーツで、目に見える汚れが付着しやすい箇所です。これらのパーツのお手入れは次の手順でおこないます。
- 取り外したカバーとゴム蓋を台所用中性洗剤をつけたスポンジで洗う
特にゴム蓋の裏側や縁の部分は汚れがたまりやすいので、丁寧に洗いましょう。
- 頑固な汚れには重曹を振りかけ、使い古した歯ブラシで優しくこする
重曹の研磨作用によって、洗剤だけでは落ちにくい汚れも落とせます。
- 洗い終わったら、十分な水ですすいで洗剤や重曹を完全に洗い流す
すすぎが不十分だと、残った洗剤が泡立って排水の妨げになることもあります。
定期的にお手入れすることで、排水口カバーとゴム蓋の汚れは最小限に抑えられます。週に1回程度の頻度で実施するとよいでしょう。
ごみ受け皿を効率よく洗浄するコツ
ごみ受け皿(水切りかご)は、食べかすや油汚れが最もたまりやすいパーツです。効率よく洗浄するためのコツは以下のとおりです。
- ごみ受け皿にたまった食べかすを捨てる
この時点で固形物はできるだけ取り除いておきましょう。
- 台所用中性洗剤をつけたスポンジで全体を洗う
特に網目の部分は汚れが詰まりやすいので丁寧に洗いましょう。
- 目詰まりしている部分には歯ブラシを使ってこすり洗いをする
ブラシの毛先を使ってこまかい部分の汚れを落とします。
- 油汚れが頑固な場合は、重曹を振りかけてからスポンジや歯ブラシでこする
重曹はアルカリ性のため、酸性の油汚れを中和する効果があります。
- 徹底的に除菌したい場合は、過炭酸ナトリウムを溶かした熱湯にごみ受け皿をつけ置きする
40℃程度のお湯に大さじ1杯の過炭酸ナトリウムを溶かし、30分ほど浸けておくと汚れが浮き出てきます。
- つけ置き後、再度スポンジや歯ブラシで汚れを落とし、水でよくすすぐ
ごみ受け皿は汚れが目立ちやすいパーツですので、使用後毎回軽く洗い、週に1〜2回は重曹や過炭酸ナトリウムを使った徹底洗浄をおこなうとよいでしょう。
排水トラップのぬめり取り実践テクニック
排水トラップは排水溝の奥にある「お椀型」をした部品で、水を溜めておくことで下水からの悪臭が上がってくるのを防ぐ役割を担っています。このトラップにもぬめりが発生するため、定期的な掃除が必要です。
排水トラップは通常、蓋・ゴム蓋・ごみ受け皿を取り外すと現れます。多くの場合、回すことで取り外すことができますが、固定されているタイプもあります。取扱説明書を確認するか、無理に回さないよう注意しましょう。
トラップを取り外したら、外側と内側のぬめりを重曹とスポンジを使って落とします。特に水がたまる部分は雑菌が繁殖しやすいので、丁寧に洗浄しましょう。こまかい部分の汚れは歯ブラシを使うと効果的です。
洗浄が終わったら、トラップをしっかりともとの位置に戻します。この際、正しく取りつけられていないと水漏れの原因になるので、ぐらつきがないか確認しましょう。
重曹と過炭酸ナトリウムを使った除菌法
排水溝のぬめりを効果的に除去し、同時に除菌するために、重曹と過炭酸ナトリウムの組み合わせが効果的です。この方法は特に排水トラップやごみ受け皿のような取り外せるパーツに適しています。
過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤の主成分で、水に溶けると過酸化水素を発生させ、強力な漂白・除菌効果を発揮します。また、アルカリ性のため油汚れを分解する効果もあります。
実践方法は以下のとおりです。
- バケツや洗面器に40℃程度のお湯を用意する
熱すぎるとやけどの危険があるので注意しましょう。
- お湯に過炭酸ナトリウムを大さじ1〜2杯入れて溶かす
- 溶液の中に排水口カバー(蓋)、ゴム蓋、ごみ受け皿、排水トラップなど、取り外したパーツを入れて30分〜1時間浸ける
- 時間が経過したら、スポンジや歯ブラシで残った汚れを落とし、水でよくすすぐ
この方法を使うことで、通常の洗剤だけでは落としきれないぬめりや雑菌を効果的に除去できます。ただし、金属製のパーツなど、材質によっては変色する可能性があるので、取扱説明書を確認するか、目立たない部分で試してからおこないましょう。
また、換気をしながら作業をおこない、ゴム手袋を着用することで、肌トラブルを防ぐことができます。
頑固な汚れに効くクエン酸活用法
排水溝に蓄積した水あかやカルキ汚れには、クエン酸が効果的です。クエン酸は弱酸性で、アルカリ性の水あかを中和して溶かす作用があります。特に重曹のあとにクエン酸を使うと、化学反応によって発泡し、汚れを浮き上がらせる効果があります。
クエン酸を活用した頑固な汚れの落とし方は次のとおりです。
- 排水溝の汚れた部分に重曹をふりかける
排水溝の底が見えなくなる程度の量が目安です。
- その上からクエン酸を重曹の半量程度振りかける
もしくは、クエン酸を大さじ2杯程度溶かした40℃前後のお湯を重曹の上からゆっくり注ぐ方法もあります。
- 泡が立ちはじめたら、そのまま30分〜1時間放置
この間に重曹とクエン酸の反応により、汚れが浮き上がってきます。
- 十分に時間が経過したら、40℃前後のお湯でしっかり洗い流す
- 頑固な汚れが残っていれば、スポンジや歯ブラシで優しくこすり、再度水で洗い流す
この方法は特に水あかや石けんカスが原因のぬめりに効果的です。ただし、アルミニウムなどの金属部分に長時間クエン酸をつけると変色することがあるので、材質を確認してから使用しましょう。
また、クエン酸とほかの洗剤(特に塩素系漂白剤)を混ぜると有害なガスが発生する危険があるので、必ず単独で使用し、使用後はしっかりと洗い流すことが重要です。
キッチン排水管の詰まりを自分で解消する方法

キッチンの排水管が詰まると、水の流れが悪くなったり、最悪の場合はシンクから水が溢れ出したりする可能性があります。しかし、多くの場合、専門業者に頼む前に自分で解消できます。
排水管が詰まる主な原因は、油脂の蓄積、食べかすの堆積、異物の混入などです。これらによる軽度から中程度の詰まりであれば、一般家庭でも十分対処可能です。ただし、配管の老朽化や構造的な問題による詰まりは、自分での対処が難しい場合もあります。
詰まりを解消するためには、重曹とクエン酸(またはお酢)、真空式パイプクリーナー(ラバーカップ)、ワイヤーブラシなどの道具が役立ちます。所要時間は15分〜1時間程度で、詰まりの程度によって変わります。難易度も比較的低いので、初心者でも試せる方法を以下で紹介します。
排水管の詰まりを察知するサイン
排水管の詰まりは突然起こるものではなく、通常はいくつかの前兆があります。早期に察知して対処することで、深刻な問題を未然に防ぐことができます。
まず最も明らかなサインは、水の流れが徐々に遅くなることです。シンクの水が以前より長くたまるようになったり、排水時に「ゴボゴボ」「コポコポ」という普段と異なる音がするようになったりします。これは排水管内で空気が通りにくくなっている証拠です。
また、排水溝から異臭がするようになるのも重要なサインです。これは詰まりかけた部分に汚れがたまり、雑菌が繁殖している可能性を示しています。特に朝一番や長時間使用していないあとににおいが強くなる場合は注意が必要です。
複数の排水口(キッチンと洗面所など)で同時に流れが悪くなる場合は、より深刻な問題かもしれません。これは主要な排水管に問題がある可能性を示しており、自己対処より専門家への相談を検討すべき状況です。
これらのサインを早期に察知して適切に対処すれば、水漏れやシンクからの溢れ出しといった深刻な事態を防ぐことができます。定期的にキッチンの使用感をチェックし、少しでも違和感を感じたら早めの対策を心がけましょう。
自宅でできる排水管洗浄の手順と注意点
排水管の軽度から中程度の詰まりは、以下の方法で自宅でも解消できます。それぞれの状況に合わせた方法を選びましょう。特に重曹とクエン酸を組み合わせた方法は、安全かつ効果的です。
【重曹とクエン酸を使用する方法】
- 排水溝のパーツを取り外し、排水管が見える状態する
- 排水管に重曹を1/2〜1カップほど入れる
- 別の容器で2L以上のお湯を沸かし、そこにクエン酸大さじ2程度を溶かす
- 3のお湯を、重曹を入れた排水管にゆっくり注ぐ
- 発泡反応が起き、汚れが浮いてきたら最後に水で洗い流す
この方法は、排水管内の油汚れや軽度の詰まりに効果的です。重曹のアルカリ性がクエン酸の酸性と反応することで発泡し、物理的に汚れを浮かせる効果があります。
【市販の液体パイプクリーナーを使用する方法】
市販の液体パイプクリーナーも効果的ですが、使用時には以下の点に注意しましょう。
- 必ず製品の使用方法を確認する
- ゴム手袋を着用し、肌に直接触れないようにする
- 作業中は十分な換気をおこなう
- ほかの洗剤と絶対に混ぜない。特に塩素系洗剤と酸性洗剤の混合は有毒ガスを発生させ、危険。
- 製品指定の量を守り、過剰使用は避ける
- 指定の放置時間(通常30〜60分程度)を守る
- 使用後は水をたっぷり流して、薬剤を完全に洗い流す
液体パイプクリーナーは強力な化学薬品を含むため、使用方法を誤ると配管を傷めたり、健康被害を引き起こす可能性があります。説明書をよく読み、安全に使用しましょう。
また、排水管洗浄をおこなう際の一般的な注意点として、以下も押さえておきましょう。
- 60℃以上の熱湯を直接流すと、排水管(特に塩化ビニル製)が変形するおそれがあるため、40〜50℃程度のお湯を使用する
- 洗浄中に異臭や煙が発生した場合は、すぐに作業を中止し、窓を開けて換気する
これらの方法と注意点を守ることで、家庭でも安全かつ効果的に排水管洗浄をおこなうことができます。ただし、くりかえし対処しても改善しない場合や、排水管からの水漏れがある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
キッチン排水溝の適切な掃除範囲と頻度

キッチン排水溝の掃除は、範囲と頻度を適切に設定することで、効率的に清潔さを保つことができます。ここでは、どこまで掃除し、どのくらいの頻度でおこなうべきかについて解説します。
基本的な掃除範囲は、排水口カバー(蓋)、ゴム蓋、ごみ受け皿、排水トラップまでとするのが一般的です。排水管の内部については、水の流れに問題がなければ、定期的なお湯や洗浄剤の使用で十分な場合が多いでしょう。
掃除の頻度は家族の人数や調理頻度によって変わります。一人暮らしで調理頻度が低い場合と、家族が多く毎日料理をする家庭では汚れの蓄積速度が異なるためです。基本的には、目に見える部分(ごみ受け皿など)は使用後または毎日軽く掃除し、排水トラップなどは週1回〜月1回程度の頻度で掃除するとよいでしょう。
適切なメンテナンス計画を立てるには、カレンダーに掃除日を記入したり、スマートフォンのリマインダー機能を活用したりすると忘れずにすみます。次節では、パーツ別のより具体的な推奨掃除頻度と理由について説明します。
パーツ別の推奨掃除頻度とその理由
キッチン排水溝の各パーツは、それぞれ以下の頻度で掃除するのがおすすめです。
| パーツ名 | 推奨掃除頻度 | 理由 |
|---|---|---|
| ごみ受け皿 | 毎日(ぬめり取り) | 食べかすや油汚れが日々蓄積するため |
| 排水口/ゴム蓋 | 週1回 | 水跳ねなどで細菌が繁殖しやすいため |
| 排水トラップ | 月1~2回 | 汚れの蓄積が比較的緩やかなため。ただし、定期的に掃除しないと悪臭の原因になる |
| 排水管 | 2〜3ヶ月に1回 | 水の流れが悪くなる前に定期的な洗浄が必要 |
これらの頻度はあくまで目安であり、使用状況によって調整が必要です。たとえば毎日油を多く使う料理をする家庭では、ごみ受け皿の掃除頻度をあげるとよいでしょう。逆に、外食が多く自宅での調理頻度が低い場合は、頻度を下げても問題ない場合もあります。
重要なのは一定の間隔で定期的に掃除することで、汚れが固着して落としにくくなる前に対処することです。「汚れが目立ってから」ではなく「汚れる前に」掃除する習慣をつけると、結果的に掃除の手間が少なくなります。
日常的なメンテナンスと定期的な大掃除の使い分け
キッチン排水溝の掃除は、日常的な簡単なメンテナンスと、定期的におこなう本格的な大掃除を組み合わせることで、効率的に清潔さを保つことができます。
【日常的なメンテナンス(毎日〜週3回)】
日々の簡単なメンテナンスとしては、以下のような作業をおこなうとよいでしょう。
- 調理後や食器洗い後に、ごみ受け皿にたまった食べかすを取り除く
- 排水口に40〜50℃程度のお湯を流して、油汚れを流す
- 週に2〜3回は台所用洗剤でごみ受け皿を洗う
- 使用後は水気を切って乾燥させる
これらの作業は数分で完了し、定期的におこなうことで汚れの蓄積を防ぎます。特に調理後にお湯を流す習慣は、油汚れの固着を防ぐ効果があります。
【週1回の定期掃除】
週に1回程度は、もう少し踏み込んだ掃除をおこないましょう。
- 排水口カバー、ゴム蓋、ごみ受け皿を取り外して洗剤で丁寧に洗う
- 重曹を使って表面のぬめりを落とす
- 排水口に塩素系の除菌スプレーを吹きかける(ほかの洗剤と混ぜないよう注意)
- すべてのパーツを乾燥させてからもとに戻す
【月1回の本格掃除】
月に1回程度は、以下のような本格的な掃除をおこなうとよいでしょう。
- すべてのパーツ(排水トラップも含む)を取り外す
- 過炭酸ナトリウムやクエン酸を使ったつけ置き洗いをおこなう
- 排水管に重曹とクエン酸を入れて洗浄する
- 排水口周辺の細部もブラシなどで丁寧に掃除する
【季節ごとの大掃除】
季節の変わり目(春・夏・秋・冬)には、より徹底的な大掃除をおこなうことをおすすめします。
- 排水管内部までパイプ用洗浄剤を使って徹底洗浄する
- ワイヤーブラシなどを使って排水管内の汚れを物理的に除去する
- すべてのパーツを除菌する
- 排水溝周辺のシンク全体も丁寧に掃除する
このように段階的な掃除計画を立てることで、毎回の負担を減らしつつ、清潔な排水溝を維持することができます。特に梅雨や夏場など湿気の多い時期は、カビやぬめりが発生しやすいので、掃除頻度を少しあげるとよいでしょう。
定期的な掃除を習慣化することで、汚れが固着する前に対処でき、結果的に掃除の手間と時間を節約できます。また、排水溝が清潔に保たれることで、キッチン全体の衛生状態も向上します。
プロに依頼すべき排水管のトラブルとは

キッチン排水溝の掃除や簡単な詰まりの解消は自分でできることも多いですが、一定の限界があります。自己対処をくりかえしても改善しない場合や、特定のトラブルサインがある場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
一般家庭では高圧洗浄機や排水管カメラなどの専門機材を持っていないことが多いため、深刻な詰まりや見えない部分のトラブルには対応できません。また、誤った方法で対処すると、排水管を損傷させたり、水漏れを発生させたりするリスクもあります。
以下では、「自分での対処が難しい排水管の問題」と「ハウスクリーニングサービスの選び方」について詳しく説明します。突発的なトラブルでも慌てずに対応できるよう、事前に知識を身につけておきましょう
自分での対処が難しい排水管の問題
キッチン排水溝の掃除は家庭でも対処できる場合が多いですが、以下のような状況では専門家への相談を検討しましょう。
- 複数回の掃除試行後も解決しない詰まりがある
重曹とクエン酸、市販のパイプクリーナー、ラバーカップなど複数の方法を試しても水の流れが改善しない場合は、排水管の深部に問題がある可能性が高いです。無理に対処しようとすると配管を損傷させるリスクがあります。
- 長期間続く異臭
定期的な掃除でも消えない悪臭は、目に見えない配管の深部で腐敗物が蓄積している可能性があります。こうした深部の汚れは家庭用の洗浄方法では完全に除去できないことが多いです。
- 排水ホースの破損や漏水の兆候がある
シンク下の収納スペースが湿っていたり、床に水滴が落ちていたりする場合は、排水管やジョイント部分が破損している可能性があります。この状態で放置すると、床や壁の腐食、カビの発生など二次被害が拡大します。
- 排水管深部の問題
建物の構造や配管の経路によっては、アクセスが困難な場所で詰まりや破損が起きている可能性もあります。このような場合、専門的な機材(高圧洗浄機や内視鏡カメラなど)を持ったプロの技術が必要です。
これらの状況では早めにプロへ相談することで、問題の拡大を防ぎ、結果的に修理費用を抑えることができます。特に築年数が経過した住宅では、配管自体の劣化も考えられるため、状況に応じた適切な判断が重要です。
ハウスクリーニングサービスの選び方
排水管のクリーニングをプロに依頼する際は、信頼できる業者選びが重要です。選定の際はまず、実績と評判を確認しましょう。インターネットの口コミサイトや知人の紹介など、複数の情報源から評判を調べることが大切です。
また、明確な料金体系も重要なポイントです。お見積もり時に作業内容と料金の内訳を詳しく説明してくれる業者を選びましょう。追加料金の有無や保証内容についても事前に確認しておくことで、後々のトラブルを防げます。
確かな実績を持つ会社を選ぶことで、安心して排水管のメンテナンスを任せることができます。住宅を知り尽くしたプロによる徹底した清掃は、自己対処では難しい深部の汚れまで除去してくれます。
キッチン排水溝を清潔に保つ予防対策

キッチン排水溝の汚れや詰まりは、日常的な予防対策によって軽減できます。掃除の手間を減らし、排水管の寿命を延ばすためにも、予防は非常に重要です。
以下では、アルミホイルを活用したぬめり予防法と、排水口ネットの効果的な使い方について詳しく解説します。これらの予防対策を日常生活に取り入れることで、排水溝の掃除頻度を減らし、快適なキッチン環境を維持することができるでしょう。
アルミホイルを活用したぬめり予防法
アルミホイルには意外なぬめり予防効果があります。アルミホイルを小さく丸めてごみ受け皿に入れておくだけで、ぬめりの発生を抑制できる簡単な方法です。
アルミホイルがぬめりを防ぐ仕組みは、水と接触した際に発生する金属イオンにあります。アルミホイルの金属イオンには消臭・抗菌作用があり、ぬめりの原因となるカビや雑菌の繁殖を抑制します。
やり方はアルミホイルを適度な大きさに切り、ビー玉大(直径約1.5cm程度)に丸めたものを2〜3個つくります。このアルミボールをごみ受け皿に入れておくだけです。あまり小さく固く丸めると効果が減少するので、ふんわりと丸めるのがコツです。
アルミホイルの効果は約1ヶ月持続します。ぬめりが発生しはじめたら、新しいアルミボールに交換しましょう。また、アルミホイルは排水溝の掃除にも活用できます。割り箸の先端にアルミホイルを二重に巻きつけ輪ゴムで固定すれば、簡易的なブラシになります。これで排水溝の汚れやぬめりを直接こすり落とせます。
コストがほとんどかからず、効果も期待できる方法なので、ぜひ試してみてください。
排水口ネットの効果的な使い方
排水口ネットは、食べかすなどの固形物が排水管に流れ込むのを防ぐアイテムです。適切に使用することで、排水管の詰まりを減らすことができます。
排水口ネットにはさまざまな種類がありますが、主に以下の3タイプが一般的です。
- 平面型:簡単に取りつけられる基本タイプで、薄型のため水の流れを妨げにくい
- 深型(カゴ型):容量が大きく、料理の際に大量の野菜くずなどが出る家庭に適している
- 使い捨てタイプ:取り替えが簡単で衛生的、忙しい方におすすめ
効果を最大化するためのコツとしてはまず、適切なサイズを選ぶことが重要です。排水口に合ったサイズのネットを使用することで、隙間からごみが流れることを防げます。また、目のこまかいネットを選ぶと、より小さな食べかすも捕捉できますが、その分水の流れが悪くなる可能性もあるため、バランスを考慮しましょう。
複数枚重ねるテクニックも有効です。目の荒いネットの上に目のこまかいネットを重ねれば、水の流れを確保しながら小さなごみもキャッチできます。ただし、あまりに多く重ねると水の流れが悪くなるので、2〜3枚程度が適切です。
一般的には、目に見えて汚れがたまったらネットを交換するのが基本ですが、少なくとも週に1〜2回の交換をおすすめします。長期間使用していると、ネット自体が雑菌の温床になりぬめりや悪臭の原因になることがあるためです。
排水口ネットは比較的安価で簡単に導入できる予防策です。定期的な交換と適切な選択で、排水溝の掃除頻度を大幅に減らすことができるでしょう。
まとめ
キッチン排水溝の掃除は、定期的なメンテナンスと適切な予防対策によって、効果的に管理することができます。この記事では、排水溝の汚れが発生するメカニズムから、パーツ別の掃除方法、自分でできる詰まり解消法、そして予防対策まで幅広く解説しました。
日常的には、ごみ受け皿の清掃やお湯を流す習慣を身につけ、週に1回程度は取り外し可能なパーツの洗浄をおこない、月に1回は重曹やクエン酸を使った本格的な掃除をするというルーティンが理想的です。また、アルミホイルを活用したぬめり予防や、排水口ネットの適切な使用も効果的です。
しかし、複数回の掃除を試みても改善しない詰まりや異臭、水漏れの兆候がある場合は、無理せず専門業者に依頼することが重要です。適切なタイミングでプロに相談することで、より深刻な問題を未然に防ぐことができます。
面倒なお掃除はプロにおまかせするという選択肢も有効です。

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