【防災の日特集】防災グッズ完全ガイド|必要なグッズ一覧や購入場所・収納場所まで徹底解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
災害時の備えとして注目される防災グッズですが、「何をどこまで用意すればよいのか分からない」と感じ、ついあと回しにしてしまう方もいるでしょう。
本記事では、非常持ち出し品と備蓄品の違いや、それぞれに必要なアイテムを分かりやすく解説しています。
さらに、家族構成に応じた準備のポイントや、購入できる場所、効果的な収納方法についても詳しくご紹介していますので、初心者の方でも安心して備えをはじめられます。
いざというときに大切な命を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
目次
防災グッズは大きく分けて2種類
防災グッズは大きく分けて2種類です。
- 非常持ち出し品
- 備蓄品
ここでは、この2つに分けて解説します。
非常持ち出し品
非常持ち出し品とは、災害が発生した直後にすぐに持ち出して避難できるように用意しておく最低限の必需品です。命を守るために最優先で持ち出す物をコンパクトにまとめておきましょう。
両手が使えるようリュックにまとめ、1人1つ用意するのが理想です。重量は5〜6kg程度に抑えると避難時に持ち運びやすくなります。
非常持ち出し品は、とにかく命を守るために最低限必要な物を優先し、すぐ持ち出せる場所に準備しておくことが大切です。
備蓄品
備蓄品とは、災害後に自宅や避難所で生活を維持するために用意する物資です。
ライフラインの停止や物流の途絶に備え、数日から1週間以上を過ごせるよう準備するのが基本です。
ローリングストック法(ふだん使いと入れ替えながら保存する方法)を取り入れると無駄なく準備できます。赤ちゃんや高齢者など、家族構成に応じて調整が必要となるため注意が必要です。
最低でも3日分、できれば1週間以上の食料と水を確保し、生活必需品を家庭ごとに調整して備えることが求められます。
【非常持ち出し品】用意すべき防災グッズ一覧

ここでは、非常持ち出し品の防災グッズについて解説します。
- 避難に最低限必要な基本グッズ
- 衣類・防寒対策
- 衛生・トイレ用品
- 情報・電源・小物類
これらをチェックし、いざというときのためにしっかり準備をしてください。
避難に最低限必要な基本グッズ
災害発生時にすぐ避難できるよう、あらかじめ非常持ち出し袋を準備しておくことが大切です。
避難の際は余裕がなく、必要な物を探している時間はありません。あらかじめ基本的な物を一式まとめておくことで、即座に避難でき、生命の安全を確保できます。
具体的には、以下をまとめておきましょう。
- 飲料水
- 食料
- 懐中電灯、またはヘッドライト
- 携帯ラジオ
- モバイルバッテリー
- 筆記用具
- ホイッスル
- 救急セット
- マスク
- 手指消毒液
- リュックサック
- 現金
- 眼鏡・コンタクトレンズ など
非常時に備え、まずは生き延びるために必要な基本グッズを準備しておきましょう。
衣類・防寒対策
衣類や防寒対策を用意することで、避難環境でも健康を保ちやすくなります。
避難先は冷暖房が十分でない場合が多く、体温調整が難しくなります。寒さや濡れは体調悪化につながり、免疫力の低下や病気のリスクを高めます。
具体的には、以下を用意しておきましょう。
- 防寒具(セーター・毛布・アルミブランケット・寝袋など)
- 着替え
- 雨具
- タオル・ハンカチ
- カイロ
- 運動靴
- スリッパ
- サンシェード など
非常持ち出し袋や避難用リュックに加えることで、避難所や車なかでの快適性や安全性を高められます。
季節や避難経路に応じて必要な物を調整しましょう。
衛生・トイレ用品
衛生・トイレ用品を備えることで、避難生活のなかで感染症や不快感を最小限に抑えられます。
とくに、避難所では人が密集するため、衛生環境の悪化が早く進みます。衛生環境の悪化は、感染症の拡大にもつながるため、健康を保つためにも必要な準備となります。
具体的には、以下を揃えておきましょう。
- 携帯トイレ
- ウェットティッシュ・体拭きシート
- 歯ブラシ・液体歯磨き・マウスウォッシュ
- 生理用品
- ポリ袋・レジ袋
- 体温計 など
上記を準備しておくことで、避難所生活や自宅待機時でも衛生的な環境を維持しやすくなります。
情報・電源・小物類
災害時には、情報や通信手段の確保、そして貴重品の管理も重要です。
災害時には、最新の情報が大切になります。また、通信・電源の確保が難しい状況では、自ら備えを持っているかどうかで情報格差が生まれます。
具体的には、以下を備えておきましょう。
- 乾電池
- モバイルバッテリー
- 貴重品
- 身分証明書のコピー など
非常持ち出し袋に入れておくことで、避難なかでも安全や安心を確保しやすくなります。
【備蓄品】用意すべき防災グッズ一覧

ここでは、備蓄品として用意すべき防災グッズ一覧を紹介します。
- 食品・水
- 調理・食器関連
- トイレ・衛生・寝具類
- 防災用品・生活用品
上記4つのポイントに分けて紹介しているので、参考にしてください。
食品・水
災害時の避難生活やライフライン停止に備え、非常食や飲料水の備蓄は欠かせません。
ライフラインや物流が止まれば、日常的に食料や水を入手するのが難しくなります。数日続くことも想定されるため、長期保存が可能な物を選ぶことがポイントです。
具体的には、以下を備えておきましょう。
- 飲料水(ひとりあたり1日3リットル)
- レトルト食品
- インスタント食品
- 缶詰
- 乾物
- 菓子類
- 粉ミルク・ベビーフード
人数分を最低3日から1週間分を目安として備えておくことで、安心して過ごせるでしょう。
調理・食器関連
調理・食器関連を備えておくことで、非常時でも食事をとれます。
非常時は電気やガスが止まるため、調理器具や食器類があれば、最低限の衛生を保ちながら食事を確保できます。
具体的には、以下を備えておくといいでしょう。
- カセットコンロ・ボンベ
- アルミホイル
- 紙皿・紙コップ・割り箸・ラップ
- ビニール袋
カセットコンロで水を沸かすだけでも、レトルト食品やインスタント食品を食べられます。
また、使い捨ての紙皿や紙コップを使うことで、あと片付けに使う水を節約できるため、積極的に活用していきましょう。
トイレ・衛生・寝具類
災害時の避難生活では、衛生と体調管理を維持するための準備が欠かせません。
トイレや入浴環境が制限されると、衛生面の悪化から感染症や不快感が広がりやすくなります。非常時は、ただでさえストレスがたまる環境になりやすいため、必ず用意するようにしましょう。
また、寝具の不足は体力低下や免疫力低下につながります。健康を保つためにも、十分な準備が必要です。
具体的には、以下を揃えておきましょう。
- 携帯トイレ
- トイレットペーパー・ウェットティッシュ
- 歯ブラシ・液体歯磨き・マウスウォッシュ
- 生理用品
- タオル
- 毛布・寝袋・アルミブランケット
- 体温計・アルコール消毒液・マスク・清浄綿
- 簡易ダンボールベッド・断熱マット
衛生用品を事前に準備しておくことで、避難生活なかでも清潔を保ち、健康リスクを減らせます。
防災用品・生活用品
災害時に備える防災用品は、避難生活や緊急時の安全確保に不可欠です。
照明や通信、工具、身のまわり品などをあらかじめ揃えておくことで、混乱のなかでも安心して行動できます。
- 懐中電灯・ランタン
- 携帯ラジオ
- モバイルバッテリー・乾電池・電源タップ
- ホイッスル
- ライター・マッチ
- 筆記用具
- 軍手・万能ナイフ・缶切り・工具セット
- ヘルメット・防災ずきん
- レインコート・カイロ
- 現金・小銭・身分証・印鑑・健康保険証
- 母子手帳・通帳
- ビニールシート
- ダンボール製品(ウォーターBOX、ダンボールベッドなど)
防災用品を非常持ち出し袋や自宅で整理しておくことで、災害時でも安全・安心に行動できます。
【家族構成別】ケース別に必要な防災グッズ一覧

ここからは、ケース別に必要な防災グッズを解説します。
- 女性・妊婦・乳幼児がいる家庭の場合
- 高齢者・要介護者がいる家庭の場合
- ペットがいる家庭の場合
上記のケースに分けて解説しているので、いざというときのための参考にしてください。
女性・妊婦・乳幼児がいる家庭の場合
女性や妊婦、乳幼児向けの防災グッズを備えることで、安心と健康を守り、災害時の不安を大幅に軽減できます。
災害時は物資が不足しやすく、とくに女性特有のケア用品や妊娠・育児に必要な物は、支援物資でもすぐに手に入りにくいためです。
女性全般の場合は以下のとおりです。
- 生理用品
- 鏡・くし・化粧品
妊婦がいる場合は以下のとおりです。
- マタニティマーク
- 生理用品
- 脱脂綿
- 使い捨てカイロ
- ガーゼ
- 新生児用品(妊娠後期の場合)
- さらし
- 母子手帳
- T字帯
乳幼児がいる場合は以下のとおりです。
- 紙おむつ
- おしり拭き
- 哺乳瓶
- 粉ミルク・液体ミルク
- おやつ
- 抱っこひも
- おもちゃ・絵本
- 清浄綿
- 水筒
- 母子手帳
上記を備えておくことで、授乳や乳児のケアも普段に近い形でおこなえ、妊婦や母子の心身への負担が和らぎます。
女性や乳幼児が安心して過ごせるよう、家族構成に合わせて防災グッズを準備しましょう。
高齢者・要介護者がいる家庭の場合
高齢者や介護が必要な人は体力が低く、日常生活を送るための支援が欠かせないため、通常の支援物資では対応しきれないことがあります。
薬や生活のサポートに必要な物を備えておくことで、非常時でも生活できます。
具体的には、以下を備えておきましょう。
- 大人用紙おむつ
- 入れ歯・入れ歯洗浄剤
- 補聴器
- 老眼鏡
- 携帯用杖
- 年金手帳
- かみやすい非常食(おかゆなど)
- 介護用品(必要に応じて)
上記を高齢者向けに準備しておくことで、避難生活中の快適さや安全性を高められます。
ペットがいる家庭の場合
災害時には、ペットの安全や健康を守る準備も欠かせません。
災害時にペットの食料やトイレ用品が不足すると、ペット自身の健康だけでなく、周囲への迷惑やストレスにもつながります。
具体的には、以下を備えておくと安心です。
- 飼い主の緊急連絡先・預け先情報
- 療法食・薬
- ペットフード
- ペットシーツ
- 排泄物の処理用具
- 食器
- キャリーバッグまたはケージ
- タオル・ブラシ
- 予備の首輪・リード
- おもちゃ
さらに、ペットの安全確保のためには、道具だけではなく以下も重要です。
- 基本的なしつけ
- ワクチン接種
- 避難所のペット受け入れ可否の確認
- 預け先
ペットも家族の一員である以上、防災グッズや対策を備えておくことは家庭全体の安心につながります。
防災グッズを購入できる場所7選

ここからは、防災グッズを購入できる場所7選を紹介します。
- ホームセンター
- 家電量販店
- アウトドアショップ
- ドラッグストア
- 100円ショップ
- コンビニ・スーパー
- 通販サイト
上記を参考に防災グッズを揃えてください。
ホームセンター
ホームセンターは防災グッズの購入先として最適です。
以下のように、災害時に必要な物資が一か所でそろうからです。
- 日用品
- 工具
- 非常食
- 簡易トイレ
- 発電機 など
大型店では特設コーナーが設けられ、目的に合わせた商品を探しやすいのも魅力です。
幅広い防災グッズを一気に揃えたい人には、ホームセンターが最適な購入場所といえるでしょう。
家電量販店
家電量販店では、電源関連や情報収集に役立つ防災グッズを入手できます。
具体的には、以下のような、停電や通信障害に備えた防災グッズを揃えられます。
- ポータブル電源
- ラジオ
- 発電機
- ランタン など
専門のスタッフと相談しながら決められる点もメリットです。
防災に関連する家電を購入する際には、家電量販店を利用しましょう。
アウトドアショップ
アウトドアショップで購入できるキャンプ用品は、防災グッズとして活用できます。
具体的には、以下のようなグッズを揃えられます。
- エアマット
- 防水リュック
- 折りたたみコンロ
- 寝袋
- ランタン など
長期的な避難生活に備えたい人は、アウトドアショップでの購入がおすすめです。
ドラッグストア
ドラッグストアは、衛生用品や医薬品を揃えておきましょう。
常備薬や救急用品をまとめて揃えられるほか、赤ちゃんや高齢者向けのケア用品も手に入りやすいです。
ドラッグストアは、日常的に利用する機会が多いため、日頃から必要な常備薬や衛生用品を揃えておくといいでしょう。
100円ショップ
100円ショップは、予算を抑えつつ防災グッズを揃えたい場合に最適です。
以下のようなグッズを手軽に購入できます。
- 懐中電灯
- 簡易トイレ
- 小型収納ボックス など
非常用の小物や、収納などの補助的なアイテムを複数揃えるときに活用しましょう。
ただし、商品の耐久性や品質には注意が必要なので、実際の避難時に使えるかどうかを確認しておくことが大切です。
コンビニ・スーパー
コンビニやスーパーでは、災害時に備えた非常食や飲料水、防災マニュアルなどを手軽に購入できます。
買い物ついでに必要な防災品を揃えられるため、準備している防災グッズを確認しながら、準備しておくといいでしょう。
一部の大手チェーンでは、発電機などの防災グッズも取り扱っているため、家庭での備えを効率的に整えられます。
通販サイト
防災グッズを揃える際、通販サイトの利用もおすすめです。
実店舗では手に入りにくい、専門的な防災グッズも揃えられる上、レビューを参考にしながら、必要なグッズを選べます。
家庭構成や用途に応じた防災セットをまとめて購入できる点も魅力です。
効率的に選びたい人や多忙な人は、積極的に活用するといいでしょう。
防災グッズを用意する際におすすめの収納場所

ここからは、防災グッズを用意する際におすすめの収納場所を紹介します。
- 備蓄品はパントリーなどに収納する
- 防災袋は玄関、非常用持ち出し袋は枕元におく
2つのポイントに分けて紹介するので、参考にしてください。
備蓄品はパントリーなどに収納する
非常食や備蓄品は、管理しやすいパントリーに収納すると便利です。
食料品や生活用品と一緒にまとめ、消費期限が一目でわかるよう付箋などに日付を記入して貼っておきましょう。
古い物から消費するローリングストック法を取り入れると、常に新鮮な備蓄を維持できます。
災害時にパントリーに入れない可能性も考え、備蓄品は複数の場所に分散して収納するのが安心です。
パントリー以外では、直射日光が当たらず温度変化の少ない、倉庫や車庫などが適しているでしょう。
防災袋は玄関、非常用持ち出し袋は枕元におく
防災袋は玄関に、非常用持ち出し袋は枕元におくことで、災害時に落ち着いて素早く避難できます。
突然の災害では、まず身近にある物をすぐ手に取れることが大切です。枕元に非常用持ち出し袋とスマホを置いておけば、夜間や急な揺れにも対応できます。
さらに、玄関近くにリュック型の防災袋をまとめておけば、外へ出る前にリュックを背負うだけで、防災グッズを揃えて避難できます。
玄関は避難経路としても機能し、外からでも物を取り出しやすい場所です。
避難時に素早く確実に防災グッズを備えるために、最適な場所においておきましょう。
防災グッズを用意して、災害に備えよう

防災グッズは、すぐ避難できる非常持ち出し品と、自宅での生活に備える備蓄品の2種類があります。
非常持ち出し品はリュックにまとめ、飲料水や非常食、衛生用品などを揃えておきましょう。
備蓄品は最低3日分をパントリーなどに保管し、消費期限を確認しながらローリングストック法での管理がおすすめです。
非常用持ち出し袋は枕元、リュックは玄関付近におくことで、非常時にも素早く確実に避難できます。
ぜひ、本記事を参考にしながら災害時の防災グッズを備えてください。
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