床暖房でゴキブリは出やすい?3つの発生原因と4つの対策を解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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床暖房を検討しているとき、「床下が暖かいとゴキブリが寄ってくるのでは」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

実際には、床暖房自体がゴキブリを引き寄せる直接的な原因にはなりません。ゴキブリが発生する原因の多くは、すき間などの侵入経路や、餌・水分が残る室内環境によって左右されます。

本記事では、冬でもゴキブリが発生する主な3つの原因を整理し、床暖房の有無にかかわらず実践できる4つの対策を解説します。

「ゴキブリが出やすい」と聞いて床暖房の導入を迷っているという方は、参考にしてください。

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床暖房を設置してもゴキブリが発生する直接的な原因にはならない

手のひらの上に浮かぶ、赤い円の中に白いバツ印(×マーク)が描かれたアイコン。

床暖房を設置しても、ゴキブリが発生する直接的な原因にはなりません。床暖房がゴキブリを引き寄せるという明確な根拠はないとされています。床暖房の有無にかかわらず、暖房器具で室内がゴキブリが好む温度帯まで暖まれば、冬でも活動は可能です。

実際にゴキブリが発生するかどうかは、室温だけでなく、以下のような住まいの状態や環境要因による影響が大きいとされています。

  • 侵入経路の有無
  • 食べ物の管理状況
  • ごみのたまりやすさ

したがって、床暖房だけが原因でゴキブリが発生・繁殖しやすくなることはありません。

冬でもゴキブリが出る3つの原因

3つのチェックボックスと、それを指差す手

冬でもゴキブリが出る原因を3つ解説します。

  1. 侵入経路となるすき間があるため
  2. 室内にゴキブリの餌や水分が放置されているため
  3. 冬でも活動できる温度帯が住宅内で維持されるため

ゴキブリの発生原因を知ることで、どのような対策が有効なのか判断しやすくなります。

1.侵入経路となるすき間があるため

侵入経路となるすき間があると、ゴキブリは冬でも屋内に入り込みます。ゴキブリは成虫でも体の厚みが1〜3mm程度と薄く、幼虫であれば0.5mmほどのわずかなすき間からでも侵入してきます。

そのため、建物のすき間を徹底的に減らしている高気密住宅であっても、施工時のわずかなズレや通気部分があると侵入を防ぎきれません。

また、玄関の敷居やベランダのサッシ、排水口、換気扇、エアコンの室外機まわりなどは、すき間が残っていたり外部とつながっていたりするため注意が必要です。普段は閉めているドアや窓でも、開閉した一瞬を狙って入り込むケースもあります。

2.室内にゴキブリの餌や水分が放置されているため

室内にゴキブリの餌や水分が放置されている場合、冬でも活動し、定着しやすくなります。生ごみや食べ残し、油汚れ、調味料の飛び散り、髪の毛などはすべてゴキブリの餌になります。

また、段ボールや紙袋といった保温性のある素材は、隠れ家にもなるため、放置せずこまめに処分することが重要です。特に、シンク下や排水まわり、ペット用の食器の周辺で食べかすや水分が残る状態が続くと、冬でも生息しやすい環境になります。

3.冬でも活動できる温度帯が住宅内で維持されるため

ゴキブリは20〜25度前後で最も活動が活発になり、この温度帯は人が快適と感じる室温とほぼ同じです。冬であっても、暖房器具の使用で室内は20度前後に保たれ、ゴキブリが活動しやすい環境がつくられます。

特に、リビングやキッチンなど暖房で室温が上がりやすい場所では、侵入したゴキブリがそのまま室内にとどまるケースも少なくありません。さらに、暖かい環境では卵を産みやすく、硬い卵鞘(らんしょう)に守られている卵は薬剤の影響を受けにくいため、冬でも孵化することがあります。

床暖房の有無にかかわらずゴキブリを出さないための4つの対策

青空を背景に、電球アイコンがついた「HOW TO」のプレートを指し示す指差し棒

床暖房が原因で、ゴキブリが発生することはありません。ただし、室内環境や生活習慣によっては侵入や定着の可能性があります。

ここでは、床暖房の有無にかかわらず、ゴキブリを出さないための4つの対策を解説します。

  1. 侵入経路を封鎖する
  2. キッチン・水まわりを清掃して餌を減らす
  3. 段ボール・紙袋をため込まない
  4. 家電や家具の裏も定期的に掃除する

「できる対策はしっかりおこなっておきたい」「万が一の事態も防ぎたい」と考えている方にとって、参考になる内容です。

また、事前に床暖房のデメリットを把握しておきたい方は、以下の記事もご確認ください。

1.侵入経路を封鎖する

ゴキブリを出さないための基本は、侵入経路を封鎖することです。ゴキブリはわずかなすき間からでも入り込みます。そのため、ゴキブリの侵入経路となりうる以下のような箇所は、侵入口をテープやパッキンでふさぎましょう。

  • 玄関の敷居
  • サッシのすき間
  • 排水口
  • 換気扇
  • エアコンの配管まわり

特にエアコンのドレンホースは、ゴキブリの侵入口になりやすく、見落としがちな箇所です。排水口用ネットをかぶせてゴムで固定するだけでも、外部からの浸入を簡単に防げます。

また、セットしたネットが外れていたり、破れたりしていないかを定期的に確認するだけでも、侵入リスクを大きく下げられます。

2.キッチン・水まわりを清掃して餌を減らす

キッチンや水まわりを清掃して餌を減らすことが重要です。油汚れや食べ残し、生ごみはすべて餌になるため、調理後はシンクやコンロまわりを拭き取ったり、こぼれた汚れを洗い流したりして残さないようにしましょう。

特に、排水口の生ごみ受けや排水トラップはぬめりや湿気がたまりやすく、ゴキブリが住みつきやすい環境になりがちです。定期的に洗浄し、ぬめりや湿気をためないようにしましょう。

3.段ボール・紙袋をため込まない

段ボールや紙袋をため込まないことが、ゴキブリ対策につながります。段ボールは食べかすやあかが付着しやすく、保温性もあるため、餌や隠れ家、繁殖場所になります。

そのため、段ボールや紙袋はそのまま放置せず、早めに処分することが重要です。特に、ネット通販の利用が多い家庭では、湿気がこもりにくい状態で管理しましょう。

短期間で回収に出す前提であれば、床に置いても問題ありません。ただし、長く保管する場合は壁に立てかけておくなど通気性を確保することで、ゴキブリが潜みやすい環境となるのを防げます。

4.家電や家具の裏も定期的に掃除する

家電や家具の裏を定期的に掃除することも重要です。冷蔵庫や電子レンジの裏は、温かさと湿気がこもりやすく、ゴキブリが好む環境になりやすい場所です。そのため、こうした場所はこまめにチェックし、ほこりや汚れがたまらない状態を保ちましょう。

また、床暖房によって室内が暖まると、家電や家具の裏の温度も上がりやすく、放置するとゴキブリが繁殖しやすい環境になります。

月1回を目安に家電や家具の裏や下に落ちたほこりや汚れを拭き取ったり、家具を少し動かして床面を掃除したりするだけでも、ゴキブリの発生リスクを抑えられます。

【あとづけ可能】床暖房を導入する3つのメリット

黒板に書かれた「MERIT」の文字を指差し、ポイントを解説するスーツ姿の男性。

適切な対策をおこなっていれば、床暖房の有無にかかわらず住環境を清潔に保ち、ゴキブリの発生を防ぐことは可能です。そのうえで、床暖房にはほかの暖房器具にない快適性や使いやすさといったメリットがあります。

ここでは、床暖房を導入することで得られる3つのメリットを紹介します。

  1. 部屋全体が均一に暖まりやすい
  2. ほこりが気になりにくい
  3. ほかの暖房器具のように場所を取らない

これらのメリットに魅力を感じる方は、床暖房の導入を検討しましょう。

1.部屋全体が均一に暖まりやすい

床暖房は、床面からじんわりと熱を伝える仕組みによって、部屋全体が均一に暖まりやすい点が大きなメリットです。エアコンやファンヒーターのように温風で暖める方式に比べ、暖かさのムラが生じにくく、足元から体感温度が安定しやすくなります。

そのため、間取りやエアコンの設置位置によって温度差が出やすい場合でも、床暖房を設置している部屋では床全体から暖かさが広がります。

2.ほこりが気になりにくい

床暖房はほこりが気になりにくい点もメリットです。風を出さずに床面から暖めるため、エアコンやファンヒーターのように、室内のほこりやハウスダストを巻き上げることはありません。

床暖房であれば風による刺激が少なく、暖房中に不快感を覚えにくくなります。そのため、アレルギーが気になる家庭や、暖房の風が苦手な方には床暖房がおすすめです。

3.ほかの暖房器具のように場所を取らない

床暖房はほかの暖房器具のように場所を取らない点も大きなメリットです。床下に組み込むタイプに加え、既存の床上に施工するあとづけタイプもあり、いずれも部屋の動線を妨げず設置できます。

そのため、家具の配置を自由に決められ、掃除のたびに移動する手間がかかりません。また、ぶつかって倒す心配や、誤って触れて火傷をするおそれもなく、小さな子どもやペットのいる家庭でも安心して使用できます。

床暖房が「後悔する」「いらなかった」といわれる3つのデメリットと対策

木目調の壁の前に置かれた、白い文字で「DEMERIT」と書かれた小さな黒板。

床暖房にはメリットが多い一方、以下3つのデメリットもあります。

  1. 定期的にメンテナンス費用がかかる
  2. ほかの暖房器具より光熱費(電気代)が高いこともある
  3. 部屋が快適な温度になるまで時間がかかる

床暖房の導入を検討している方は、メリットだけで判断せず、デメリットとその対策も踏まえたうえで検討しましょう。

1.定期的にメンテナンス費用がかかる

床暖房は定期的にメンテナンス費用がかかる点がデメリットです。

床暖房のパネル自体は長寿命な一方、熱源ユニットは約10年を目安に交換が必要となり、約25万円の費用が発生します。温水式では、不凍液の交換を3〜5年ごとにおこなう必要があり、1回あたり3万〜5万円程度のコストも見込まれます。

さらに、床下に組み込むタイプでは、故障時に床や壁の一部を解体する必要があり、修理費が30万円以上になるケースも少なくありません。

対策としては、設置範囲をソファー前など人が長く過ごす箇所に限定することで、導入費用と将来のメンテナンスの負担を抑えやすくなります。

2.ほかの暖房器具より光熱費(電気代)が高いこともある

床暖房は、エアコンなどほかの暖房器具と比べて光熱費が高くなることがあります。特に電気式は、設置面積が広いほど電力量が増えやすく、使用条件によっては負担が大きくなります。

以下は、パナソニック株式会社「2025 木質床材・玄関框・床暖房・階段・手すり」をもとにまとめた電気式・温水式床暖房の電気代の目安です。

  電気式床暖房 温水式床暖房
6畳 約2,000〜約4,500円
8畳 約3,200〜約7,000円 約3,400〜約4,600円
10畳 約3,800〜約8,400円 約4,500〜約5,800円
12畳 約4,400〜約9,800円 約5,600〜約7,300円
16畳 約6,000〜約13,300円 約7,500〜約9,800円

出典:2025 木質床材・玄関框・床暖房・階段・手すり P173・181|パナソニック株式会社

対策としては電気やガスの契約プランを見なおし、使用する時間帯や生活スタイルに合った料金体系を選ぶことで、光熱費を抑えやすくなります。たとえば、夜間に床暖房を使う時間が長い場合は、夜間割引や時間帯別料金プランに変更することで、電気代の負担を軽減できることがあります。

3.部屋が快適な温度になるまで時間がかかる

床暖房は、部屋が快適な温度になるまでに時間がかかる点がデメリットです。

床からじっくり熱を伝える仕組みのため、運転開始直後に体感温度が上がりにくく、在宅時間が短い方や、すぐに暖まりたい家庭では使いづらさを感じることがあります。そのため、帰宅後すぐに暖かさを求める場合は、物足りなさを感じやすくなります。

対策としては、外出前にタイマー予約を設定したり、朝や帰宅直後はエアコンなどを併用したりすると、立ち上がりの遅さを補うことが可能です。

ゴキブリが気になるなら床上に設置できる「ガス温水床暖房 ヌック」がおすすめ

ゴキブリが気になる方には、既存の床上から施工できる「ガス温水床暖房 ヌック」がおすすめです。ガス温水床暖房 ヌックには床下に施工するタイプと、既存の床上から施工できるタイプがあります。床下に熱源を設けない施工方法を選べるため、「床下が暖まることでゴキブリが寄ってくるのでは」と不安を感じる方でも気にせず導入できます。

また、床上に施工できるタイプはマットが薄く段差がほとんど出ないため、掃除や移動の邪魔になりません。リビングの一角やキッチンなど寒さが気になる場所だけ部分的に設置もすることも可能で、導入費用やメンテナンス費用も抑えられます。

少しでも興味のある方は、以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

木目調のフローリングに座り、素足を床についてリラックスしている人の足元。

床暖房自体がゴキブリを引き寄せるわけではありません。

ゴキブリの発生には、侵入経路や餌、水分の有無が大きく影響します。冬にゴキブリが出る場合も、すき間や部屋の暖かさが原因となるケースが多く、床暖房の有無とは直接的には関係しません。

ゴキブリの発生を抑えるには、侵入経路をふさぐ、キッチンを清潔に保つ、段ボールをため込まない、家電・家具の裏も定期的に掃除するといった基本対策を継続することが重要です。これらを徹底すれば、床暖房の有無にかかわらず発生リスクは大きく下げられます。

床暖房は空気を汚しにくく、部屋全体が均一に暖まりやすい点が魅力で、デメリットも使い方や設置の工夫でカバー可能です。

床下の構造やゴキブリの侵入が気になる場合でも、既存の床の上から設置できる「ガス温水床暖房 ヌック」であれば、床下空間を気にせず安心して導入できます。

床暖房の導入を検討している方は、以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。

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