底冷えの3つの原因とは?根本的に解決できるリフォーム4選
編集者:Daigasコラム編集部:リフォーム・リノベ担当
室内は暖まっているのに「床が冷たい」「足元だけ寒い」と感じることがある方は多いのではないでしょうか。この状態を「底冷え」といい、生活の快適性を下げる原因となります。
底冷えは、冬に多く感じられる現象です。空気の流れや住まいの断熱性能が影響しており、特に築年数の経った住宅や気密性が低い住まいで底冷えが起こりやすくなります。暖房を使用しているときに足元だけ冷えると感じるのは、底冷えのサインです。
本記事では、底冷えの原因を整理し、根本的に解決できるリフォームや今すぐできる対策を解説します。この記事を読み進めれば、自宅のどこに底冷えの原因があるのかを把握し、快適に過ごすために改善すべきポイントを見つけやすくなります。
目次
底冷えする3つの原因

底冷えする主な原因は以下の3つです。
- 冷気が足元にたまる「コールドドラフト現象」
- 床や窓の隙間風
- 家の断熱対策が不十分
それぞれの原因を順に見ていきましょう。
1.冷気が足元にたまる「コールドドラフト現象」
コールドドラフト現象とは、室内の暖かい空気が天井付近にとどまり、窓際で冷やされた空気が床へ流れ込んで足もとに冷気がたまる状態のことです。室温自体は確保できていても、床まわりだけ寒く感じるときは、コールドドラフト現象が起こっている可能性があります。
暖かい空気は上に、冷たい空気は下にたまりやすいため、室内の温度差が大きくなり、暖房効率が低下します。特に窓まわりは外気の影響を受けやすく、冷えた空気がスーッと足元へ流れ込みやすい場所です。
「足元だけ冷たい」と感じたときは、コールドドラフト現象を疑うようにしましょう。
2.床や窓の隙間風
床や窓のわずかな隙間から入り込む隙間風も、足元だけ冷たく感じる原因です。特に古い住宅や気密性が低い住まいは隙間が生じやすく、底冷えを引き起こしやすい傾向があります。
窓まわりでは、パッキンの劣化や建具のわずかな歪みによって外の冷気が侵入しやすくなります。たとえば、窓を閉めているのにカーテンがふわっと動く場合は、隙間から冷たい空気が入り込んでいる可能性が高いです。経年劣化で窓枠や扉が変形し、小さな隙間ができるケースもみられます。
また、床と壁の取り合い部分やフローリングの継ぎ目からも、気づかないほどの隙間風が入ってくることがあるでしょう。こうしたこまかな隙間から冷気が流れ込むことで足元に冷えが集中し、底冷えを感じやすくなります。
3.家の断熱対策が不十分
家全体の断熱性能が不十分だと外気の冷たさが室内に伝わりやすく、冬場に底冷えを感じやすくなります。特に床下や壁、窓まわりの断熱材が不足している場合は、暖房をつけていても足元から冷えが戻ってくる状況が起こりやすいです。
築年数が古い住宅では、そもそも断熱材が使われていない、または経年劣化によって性能が低下しているケースもあります。断熱対策が不十分場合、外気の冷たさが壁や床下から室内へ伝わり、家の中が暖まりません。その結果、建物全体が冷え込み、冬場は底冷えを慢性的に感じやすくなります。
根本から底冷えの寒さ対策ができるリフォーム4選

根本から底冷えを改善したい場合は、リフォームが効果的です。ここでは、足元の冷えを原因から見直せるリフォームを4つ紹介します。
- 床暖房を設置する
- 内窓を取りつける
- 床下の断熱性能を高める
- フローリング材をはり替える
どれも底冷えの原因を直接改善できる方法です。
1.床暖房を設置する
床暖房は足元から部屋全体をじんわり暖めるため、底冷えを根本から改善できる方法です。暖かい空気が下から上へ均一に広がるので室内の温度差が小さくなり、体感温度が高まりやすくなります。
また、床から安定して熱が伝わるため、窓際で冷気が下降してくるコールドドラフト現象も起こりにくくなることもメリットです。たとえば、リビングで「暖房は効いているのに足元だけ冷たい」という状況が改善され、冬でも快適に過ごせるようになります。
さらに、エアコンのように風が出ないため乾燥しにくい点も魅力です。必要な範囲だけに施工できるため、リビングだけ、キッチンだけといった部分的な導入もできます。
2.内窓を取りつける
内窓は窓まわりの断熱性と気密性を高められるため、特にコールドドラフト現象の対策として効果的です。外気で冷やされた空気が窓辺から下降しにくくなり、足元の冷たさを軽減できます。
内窓を設置すると窓が二重構造になり、室内側に冷気が伝わりにくくなります。また、隙間風の侵入が減って室内に暖かさが保ちやすくなり、暖房効率が向上する点もメリットです。
3.床下の断熱性能を高める
床下の断熱性能を高めると、外気の冷たさが床面に伝わりにくくなり、底冷えを軽減できます。断熱材は外気との間に空気の層をつくり、熱が逃げるのを防ぐ建材のため、床下に追加補強するだけでも体感温度が安定しやすくなります。
築年数が経っている住宅では、既存の断熱材が劣化して性能が下がっているケースも少なくありません。断熱材がへたって隙間が生じていると、床面が冷えやすくなるため、床下の断熱を補強するリフォームによって底冷えの改善が見込めます。
また、断熱性が高まると床暖房やエアコンなどの暖房器具の効率も向上し、部屋全体がより均一に暖まりやすくなります。
4.フローリング材をはり替える
フローリング材を熱が伝わりにくい素材にはり替えることも、底冷え対策として有効です。床材は構造や素材によって熱の伝わり方が異なり、同じ室温でも足裏に触れたときの冷たさに差が出ます。
一般的な合板フローリングは内部の空気層が少ないため、床下の冷たさが伝わりやすく、素足で歩くとひんやりと感じます。一方、無垢材やコルク材など空気を多く含む素材は熱が伝わりにくいため、はり替えること足元の冷たさが和らぎます。
厚みややわらかさも相まって、長時間過ごす部屋ほど効果を実感しやすい点も特徴です。さらに、床下断熱の補強と組み合わせれば、床下と床面の両方の対策となり、底冷えを軽減できます。
床が冷たいときの対策には「ガス温水床暖房 ヌック」がおすすめ
床暖房の導入を検討している方には、大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」がおすすめです。温水を循環させて足元から効率よく暖めるガス温水式のため、室内をムラなくじんわり暖められます。
なかでも導入しやすいのが、既存の床の上から設置できる「小根太付温水マット高放熱タイプ」です。薄型の温水マットのため施工後も床の高さがほとんど変わりません。
また、立ち上がりが早いため、朝の冷え込みや帰宅後の寒さにすぐ対応できます。
リビングだけ、ダイニングだけなど部分設置もできます。底冷えにお悩みの方は、下記のリンクからお問い合わせください。
今すぐできる底冷え対策グッズ3選

今すぐ底冷え対策に取り入れられるグッズを3つ紹介します。
- ルームシューズや厚手の靴下で足元の冷えを防ぐ
- カーペット・ラグを敷いて足元の冷えを抑える
- 窓フィルムや隙間テープで窓からの冷気を抑える
即効性のある対策が知りたい方は、参考にしてください。
1.ルームシューズや厚手の靴下で足元冷えを防ぐ
ルームシューズや厚手の靴下を使用することで、、足元の冷えを防ぎやすくなります。履くだけで底冷え対策をはじめられるため、すぐに取り入れられる手軽な方法です。
特に、ボア素材のルームシューズや断熱インソール入りのタイプは、体温が床に奪われにくい構造になっており、足元の冷えを軽減できます。
2.カーペット・ラグを敷いて足元の冷えを抑える
カーペットやラグを敷くと、フローリングの冷たさが直接足に伝わらないため、足元の冷えを抑えられます。発熱効果がないカーペットやラグの場合でも、床との間にクッション層が生まれることで熱が奪われにくくなり、体感温度があがりやすくなります。
敷くだけで足元の冷たさを和らげられるため、費用や手間をかけずに底冷え対策をはじめたいときに取り入れやすい方法です。
3.窓フィルムや隙間テープで窓からの冷気を抑える
窓フィルムや隙間テープで、窓からの冷気を抑えることも有効です。
窓フィルムをはるとガラス面が冷えにくくなり、外の冷気が室内へ流れ込むのを防ぎやすくなります。特に単層ガラスの窓は断熱性が低いため、フィルムをはるだけでも体感温度が変わります。
また、サッシまわりの小さな隙間には、隙間テープが効果的です。はるだけの簡単な作業で隙間風を防ぎ、室内の暖かい空気も逃げにくくなるので、足元のひんやり感も軽減できます。
底冷え対策に関するよくある質問

底冷え対策に関するよくある以下の2つの質問に回答します。
- 暖房をつけても床が冷たいのはなぜですか?
- 外より家の中が寒いのはなぜですか?
1つずつ見ていきましょう。
1.暖房をつけても床が冷たいのはなぜですか?
暖房で室温があがっていても、足元だけ冷えるのは「暖かい空気が上へ、冷たい空気が下へ動く性質」があるためです。暖房の熱は天井付近にたまりやすく、床付近との温度差が生じます。
特に窓まわりは外気の影響を受けやすく、ガラス面で冷やされた空気が下に流れることで、足元へ冷気が集まりやすくなります。
2.外より家の中が寒いのはなぜですか?
外より室内が寒く感じるのは、家の中に冷気が入り込みやすく、逃げ場を失った冷たい空気が室内に滞留するためです。特に窓や床、ドアのわずかな隙間から冷気が入り込むと、室温が思ったようにあがらず、体感温度も下がります。
また、家全体の断熱材が不足していたり、経年劣化で性能が低下していたりすると、外の冷たい空気が伝わりやすくなります。壁や天井そのものが冷えるため、部屋全体が十分に暖まりません。
さらに、冷えた空気は床付近に集まりやすく、換気や空気の循環が不十分だと冷気がとどまり続けます。こうした状態になると、外に出たときより家の中のほうが寒いと感じるケースも珍しくありません。
まとめ

底冷えの原因は、暖かい空気が上に逃げて冷気が足元にたまる「コールドドラフト現象」、床や窓の隙間風、断熱対策の不足の3つです。
まずはルームシューズやラグ、窓フィルムなど手軽な対策で足元の冷たさを和らげられます。ただし、断熱材の劣化やコールドドラフト現象が原因の場合、応急処置だけでは改善しきれません。
根本的な解決には、床暖房や内窓の設置、床下の断熱補強、床材のはり替えなどのリフォームが有効です。なかでも大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」は、足元から効率よく暖まり、初期費用とランニングコストのバランスに優れています。
床が冷たいという悩みを根本的に解消したい方には、「ガス温水床暖房 ヌック」の導入がおすすめです。下記のリンクからお気軽にお問い合わせください。
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