床暖房のデメリットとは?後悔しないための5つの対策
編集者:Daigasコラム編集部:リフォーム・リノベ担当
床暖房の導入を検討しているものの、「設置して後悔した」という声を見て不安に感じている方も多いでしょう。床暖房を設置すると快適な居住空間をつくれますが、導入費用やランニングコストの高さ、使い勝手などに不満を感じる方も少なくありません。
事前に注意点を把握しておかないと、せっかく導入しても期待したほど満足できない場合があります。
本記事では、床暖房に関する5つのデメリットとそれらへの対策を紹介します。さらに、床暖房のメリットやおすすめの商品も紹介するので、床暖房の導入を検討している方は参考にしてください。
床暖房の5つのデメリットと後悔しないための対策

SNSやクチコミのなかには、「床暖房は思ったより費用がかかった」「あまり使わなかった」といった後悔の声も見られます。はじめに、床暖房を導入する前に知っておきたい5つのデメリットを紹介します。
- 導入費用とメンテナンス費用がかかる
- ほかの暖房器具と比べて光熱費が高い場合がある
- 低温やけどのリスクがある
- 部屋が暖まるまでに時間がかかることがある
- 家具の配置に制限が出ることがある
ただし、これらのデメリットは事前の理解と工夫で十分に対策が可能です。それぞれのデメリットに対応する具体的な解決策も合わせて解説するので、導入を検討する際の判断材料にしてみてください。
1.導入費用とメンテナンス費用がかかる
新築の場合、電気式・温水式ともに導入費用は1畳あたり約5万〜10万円が目安です。温水式ではさらに熱源機の導入費用として25万〜100万円程度が別途必要になります。
リフォームの場合は、電気式で1畳あたり約5万〜12万円、温水式では約8万〜15万円が目安です。既存の床を撤去したり、配管を新設したりする必要があるため、新築よりも費用が高くなる傾向にあります。
さらに、設置後のメンテナンス費用も見落とせないポイントです。電気式の床暖房パネル自体の寿命は30〜50年と長いものの、温水式の熱源機は約10年ごとに交換が必要で、15〜25万円程度の費用がかかります。
温水式の場合は、不凍液の定期交換(3〜5年に1回、3万〜5万円程度)も欠かせません。不凍液が劣化するとサビや配管の故障につながるため、定期的なメンテナンスが必要です。
また、床暖房パネルが故障した場合は、直貼り施工であれば部分的な張り替えで対応できます。しかし、下地に埋め込むタイプでは床や壁を剥がす大がかりな修理が必要になり、30万円以上かかるケースもあります。
対策:設置場所を絞り、導入費用とメンテナンス費用を抑える
床暖房は家全体に施工するよりも、人が長く過ごす場所に限定して設置することで、導入費用とメンテナンス費用を抑えられます。
たとえば、ソファ前やダイニングなど生活の中心となる場所に限定すると、設置面積を減らせるため、導入費用の削減が可能です。さらに、大型家具の下や使用頻度の低い場所を避けて施工することで、不要な配管やパネルの設置を減らし、将来的な点検や修理にかかるメンテナンス費用の負担を軽減できます。
部分的な設置でも、人がよく過ごす場所に限定すると、効率的に部屋全体を暖められます。
2.ほかの暖房器具と比べて光熱費が高い場合がある
床暖房は、エアコンなどのほかの暖房器具と比べると光熱費が高くなる場合があります。
以下の表は、パナソニック株式会社「2025 木質床材・玄関框・床暖房・階段・手すり」をもとにまとめた電気式・温水式床暖房の電気代の1ヶ月あたりの目安です。
| 電気式床暖房 | 温水式床暖房 | |
|---|---|---|
| 6畳 | 約2,000〜約4,500円/月 | – |
| 8畳 | 約3,200〜約7,000円/月 | 約3,400〜約4,600円/月 |
| 10畳 | 約3,800〜約8,400円/月 | 約4,500〜約5,800円/月 |
| 12畳 | 約4,400〜約9,800円/月 | 約5,600〜約7,300円/月 |
| 16畳 | 約6,000〜約13,300円/月 | 約7,500〜約9,800円/月 |
※1日8時間連続使用
※室温約20℃一定状態で30日運転
出典:2025 木質床材・玄関框・床暖房・階段・手すり P173・181|パナソニック株式会社
表の金額はあくまで目安ですので、ご自身の使用環境や地域の電気料金に合わせて試算してみてください。
対策:電気・ガスの契約プランを見直して電気代を抑える
床暖房の光熱費を抑えるには、生活スタイルに合った電気・ガスの契約プランを選ぶことが重要です。
たとえば、夜間に床暖房を多く使う家庭であれば「夜間割引」や「時間帯別料金プラン」を活用することで、使用時間帯に応じた電気代の節約が見込めます。また、電気とガスを同じ会社で契約すると「セット割」が適用され、基本料金をまとめて抑えられるケースもあります。
使用頻度や稼働時間帯によって最適なプランは異なるため、導入前に電力・ガス会社の料金プランを比較し、自宅の利用状況に最適なものを選びましょう。
3.低温やけどのリスクがある
床暖房は、床面温度がおおむね30℃前後に保たれるよう設計されていますが、長時間同じ姿勢で接していると「低温やけど」を起こすリスクがあります。特に体の一部が長時間触れ続けると、接触面の温度が局所的に上がりやすくなります。
低温やけどとは、約44〜60℃程度の熱源に長時間触れ続けることで、皮膚の深部がじわじわと損傷するやけどです。熱さを感じにくいため気づかないうちに症状が進行します。
また、カーペットや家具で床面が覆われると放熱が妨げられ、局所的に温度が高くなることがあります。こうした状態が続くと、接触部分の温度が上がり、低温やけどのリスクを高める場合もあるため注意が必要です。
対策:タイマー設定と温度管理で低温やけどを防ぐ
低温やけどを防ぐには、設定温度を必要以上に上げず、長時間の連続使用を避けることが大切です。タイマー設定を活用して運転時間を自動で調整すれば、過度な温度上昇を防げます。
また、乳幼児や高齢者がいる家庭では、体の一部が長時間触れ続けないよう注意が必要です。座布団やクッションを使い、低めの温度設定による使用をおすすめします。
4.部屋が暖まるまでに時間がかかることがある
床暖房は、部屋が暖まるまでに時間がかかる点がデメリットです。床下からじわじわと熱を伝える仕組みのため、スイッチを入れてすぐに暖かさを感じることは難しく、室温が快適になるまでに30〜120分ほどかかることもあります。
特に外気温が低い時期や、断熱性能が十分でない住宅では、暖まりにくさがより顕著になります。そのため、短時間だけ部屋を暖めたい場合や即効性を求めるシーンでは効率が悪く、「思ったより時間がかかる」と感じる方も少なくありません。
対策:タイマー設定と補助暖房器具を活用する
床暖房は立ち上がりに時間がかかるため、タイマーを設定して事前に運転を開始しておくと効率的です。使用したい時間帯の30〜60分前に起動するよう設定しておけば、必要なタイミングで部屋を快適に暖められます。
また、冬の朝や帰宅直後など、すぐに暖かさを感じたいときは、エアコンやファンヒーターを併用するのも効果的です。タイマー設定と補助暖房を組み合わせることで、寒さによるストレスを軽減しながら、床暖房の快適さを最大限にいかせます。
5.家具の配置に制限が出ることがある
家具の配置に制限が出る点も、床暖房のデメリットのひとつです。熱を均一に伝える仕組みのため、厚手のカーペットや大型家具を置くと、熱がこもって暖房効率が下がりやすくなります。
また、熱が逃げにくい状態が続くと、床材が変色したり、温度ムラが生じたりする場合もあります。そのため、家具やラグの配置を事前に検討する必要があり、「レイアウトの自由度が下がって不便」と感じる方も少なくありません。
対策:あとから導入できる「ガス温水床暖房 ヌック」を選ぶ
家具配置の制限を気にせず床暖房を取り入れたい方には、大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」がおすすめです。温水が床下を循環して足元から暖めるガス温水式の仕組みで、短時間で部屋全体を効率よく暖められます。
立ち上がりが速いのも特長で、冬の朝や帰宅後でもすぐに暖かさを体感しやすく、快適な温度をキープできます。さらに、既存の床の上から設置できるタイプもあり、大がかりな工事をせずに導入できるのもポイントです。
マットは薄型で、設置後も床の段差がほとんど気になりません。必要な場所だけに施工することも可能なため、リビングの一角など「ここだけ暖かくしたい」という使い方にもぴったりです。
家具のレイアウトを変更せずに快適な温もりを取り入れたい方は、大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」の導入を検討しましょう。詳細は下記のリンクから確認できます。
導入費用とランニングコストを抑えるなら「ガス温水床暖房 ヌック」
床暖房の購入費用とランニングコストを抑えたい方には、大阪ガスの「ガス温水床暖房ヌック」がおすすめです。大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」は、温水が循環して足元から部屋全体を効率的に暖めるガス温水式の仕組みを採用しており、やさしく心地よい温もりを届けてくれます。
導入費用と光熱費のどちらも抑えつつ、快適な暖房を取り入れたい方は、下記のリンクから詳細を確認してみてください。
床暖房を設置する5つのメリット

床暖房を設置する5つのメリットを解説します。
- 足元から暖まるため体感温度が高い
- 空気を汚さず乾燥やホコリが気にならない
- ストーブやヒーターのようなやけどやけどリスクが少ない
- 生活動線を邪魔しないから部屋が広く使える
- 片づけの手間がかからない
床暖房の導入を迷っている方は、参考にしてください。
1.足元から暖まるため体感温度が高い
床暖房は、床面からじんわりと熱が伝わるため、室温が同じでもエアコンより体感温度が高く感じられます。足元が暖かいことで冷えを感じにくく、部屋の中で温度差が少ない点も魅力です。
エアコンのように天井付近に暖気がこもることがなく、床に近い位置でもしっかり暖かさを感じられます。末端冷え性の方や、厚手の靴下で暖をとっている方におすすめです。
2.空気を汚さず乾燥やホコリが気にならない
床暖房は風を使わず床面からじんわりと熱を伝えるため、エアコンのようにホコリや花粉が舞い上がる心配がありません。
さらに、温風を出さない仕組みのため、空気が乾燥しにくく、のどへの刺激も抑えられます。長時間使用しても空気がきれいに保たれるので、特に小さな子どもや暖房の空気が苦手な方がいる家庭でも安心して利用できます。
3.ストーブやヒーターのようなやけどリスクが少ない
床暖房は、ストーブやヒーターのように高温部に直接触れてやけどをする心配がほとんどありません。
暖房面が広く、熱がやさしく伝わる仕組みのため、一般的なやけどのリスクを抑えられ、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できる点がメリットです。
ただし、長時間同じ場所に触れ続けると「低温やけど」を起こす可能性があるため、温度設定や使用時間には注意が必要です。
4.生活動線を邪魔しないから部屋が広く使える
床暖房には、埋め込みタイプと直貼りタイプの2つの設置方法があります。埋め込みタイプは床下に設置されるため完全に目立たず、直貼りタイプも薄型マットで段差を抑えて設置できるものが多く、つまずきにくいよう工夫されています。
ストーブやヒーターのように掃除の邪魔にならず見た目もすっきりするため、部屋を広く快適に使えるのが床暖房の魅力です。
5.片づけの手間がかからない
床暖房は、ストーブやホットカーペットのように収納の手間がかかりません。
設置後は、スイッチひとつでいつでも使える点も便利です。
まとめ

床暖房は部屋全体を足元から暖める快適性が魅力ですが、初期費用やメンテナンス費用が高くつく点には注意が必要です。月々の電気代も1万円を超えることがあり、断熱性能が不十分な住宅では暖まりにくいケースもあります。
ただし、設置範囲を必要な部屋に限定したり、タイマー機能を活用したり、電気・ガスの料金プランを見直したりすることで、無理なくコストを抑えることが可能です。
特に、導入費用が気になって床暖房を設置できない方には、大阪ガスの「ガス温水床暖房 ヌック」をおすすめします。
少しでも興味のある方は、以下のリンクから詳細を確認してみてください。
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