1人暮らしのガス代の平均を男女・地域ごとに比較!計算・節約方法も紹介

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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1人暮らしのガス代の料金は、季節や地域、性別などによって差が出ます。一般的には寒い季節ほどガス代が高くなる傾向にありますが、ガス会社の料金プランやガスの種類、生活習慣による影響も受けます。

この記事では、1人暮らしのガス代を男女別・地域別などで比較して紹介します。ガス代の節約方法についても紹介するので、これから1人暮らしをはじめる人や、ガス代が高いと感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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1人暮らしのガス代の月平均

グラフの上に置かれたルーペ

1人暮らしの1ヶ月のガス代の平均を、性別・季節・地域に分けて紹介します。

一人暮らしの電気代の平均はいくら?料金の内訳や節約方法とあわせて解説

男性/女性の1人暮らしのガス代平均

以下の表は、1人暮らしの人が1ヶ月に支払っている平均のガス代をまとめたものです。

 

男性

女性

全体

3,134円

3,558円

~34歳

2,878円

3,501円

35~59歳

3,080円

3,661円

男女別で見ると、男性よりも女性のほうが高いことがわかります。

また、34歳までのグループよりも、35~59歳のグループのほうが、やや高いガス代を支払っています。若い人ほど夜や休日に出歩く頻度が多く、自炊をする機会が少ないため、光熱費が抑えられるのでしょう。年齢を重ねていくうちに自宅で自炊する機会が増え、ガス代も増えていくものと考えられます。

性別や年代関係なく1人暮らしの人全体で見ると、1ヶ月のガス代の平均は3,359円です。

参照:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年」

季節ごとの1人暮らしのガス代平均

1人暮らしのガス代の平均を季節ごとにまとめたものが、以下の表です。

季節

1ヶ月のガス代平均

秋(2023年10~12月)

2,358円

冬(2024年1~3月)

3,884円

春(2024年4~6月)

3,068円

夏(2024年7~9月)

2,209円

一般的に、ガスメーターの数値をチェックした翌月にガス代を支払うことになります。したがって、表のなかで記載した季節は1ヶ月前のガス代を示しているものといえます。

ガス代は寒い冬に高くなり、反対に夏に安くなることがわかります。寒い季節になるほど浴槽にお湯を溜めて浸かったり、ガスファンヒーターを使用したりするためであると推測できます。

参照:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口

地域ごとの1人暮らしのガス代平均

1人暮らしのガス代の平均を地域ごとにまとめたのが、以下の表です。

地域

1ヶ月のガス代平均

北海道・東北地方

2,650円

関東地方

3,515円

北陸・東海地方

3,604円

近畿地方

3,564円

中国・四国地方

3,251円

九州・沖縄地方

3,032円

寒い地域のほうが暖房などでガスを多く使うイメージがありますが、実際には北海道・東北地方よりも北陸・東海地方や近畿地方のほうがガス代が高くなっています。

これは、寒冷地では暖房のために灯油を多く使用するため、ガスの使用量が少なくなる傾向があるからです。また、地域によって異なるガス会社の料金設定も影響しています。

なお、以前は都市ガスを契約するとき、地域によって決められているガス会社と契約するしかありませんでした。現在は2017年からスタートした「ガス自由化」により、契約する会社を自由に選択できます。

参照:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年」

都市ガスとプロパンガスの違いを知ろう

チェックマークアイコンが書かれた木製ブロック

ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

都市ガス

都市ガスとは、メタンを主な成分とする液化天然ガス(LNG)が原料として使われたガスであり、道路の下にあるガス管を通じて供給されます。液化天然ガスは二酸化炭素の排出量が少ないことから、環境面に配慮する目的で注目されているエネルギーです。

都市ガスを供給するためにはガス管が整備されている必要があり、消費者が集中している都市部で多く供給される傾向にあります。反対に消費者が少なく、ガス管を作っても利益が得られないと思われる地域では、都市ガスの供給がおこなわれないことがあります。

都市ガスのメリット

都市ガスはガス管によって自動的に供給されるため、プロパンガスよりも安く利用できます。ガスボンベを置いておくスペースが不要で、土地が限られている場合にも使いやすいメリットがあります。

また、2017年のガス自由化によって、より条件のよいガス会社を選択できるようになりました。これにより、自分のライフスタイルに適した契約をおこないやすくなり、月々のガス料金を抑えられるでしょう。

都市ガスのデメリット

都市ガスのデメリットは、災害が発生したときにガスの供給がとまり、復旧までに時間がかかる可能性がある点にあります。

都市ガスのガス管は地下の広範囲にわたって設置されているため、大規模な地震があると損傷を受け、ガスの供給がとまることがあります。その間は入浴や料理ができず、生活に支障が出ることもあるでしょう。

プロパンガス

プロパンガスとは、プロパン・ブタンを主な成分とする液化石油ガス(LPG)を原料としたガスであり、主にガスボンベから供給されます。「LPガス」と呼ばれることもあります。

プロパンガスの供給元となるガスボンベは、ボンベにガスを詰めたものを業者が運び、消費者の建物近くに設置されます。消費者が少なく、ガス管を設置することが難しい地域で主に用いられるガスです。

プロパンガスのメリット

プロパンガスは地下のガス管を設置する必要がないため、郊外や離島でもガスを利用できるメリットがあります。

また、災害に強い点もプロパンガスのメリットです。プロパンガスは戸別に設置されたガスボンベから直接供給されるため、地下の広範囲にガス管を設置する都市ガスに比べ、地震の影響を受けにくいといわれています。

病院や公共施設では、災害時も建物の機能を維持することを目的に、たとえ都市ガス圏内であってもプロパンガスを利用することが推奨されています。

プロパンガスのデメリット

プロパンガスはボンベにガスを詰め、それを業者が消費者の元まで運ぶため、配送費など多くのコストがかかります。月々のガス代は都市ガスと比べ、2倍程度になることも少なくありません。

2017年3月まで公共料金であった都市ガスに比べ、プロパンガスは元から自由料金制であるため、料金が高くなりやすいといわれています。基本料金やガス代に対する単価が不透明であることから、価格競争が働きにくいことも要因とされています。

ガス代の仕組みを知ろう

月々のガス代の計算方法について、都市ガス・プロパンガスに分けて解説します。

都市ガスの計算

都市ガスの料金は、毎月固定で発生する「基本料金」と、ガスの使用量(㎥)に応じて発生する「調整単位料金」によって決まります。

基本料金 + 従量料金(単位料金×使用量) = 1ヶ月のガス代

以下の条件で都市ガスを10㎥使用したと仮定して、おおよそのガス代を計算してみましょう。

  • 基本料金(0~20㎥まで):759円/月
  • 単位料金(0~20㎥まで):201.45円/㎥
  • 従量料金:201.45円×10㎥=2,014.5円

以下の計算により、1ヶ月のガス代が2,773円であるとわかります。

759円 + 2,014.5円 = 2773円(※1円未満切り捨て)

参照:最新の料金表(一般料金)

プロパンガスの計算

プロパンガスの料金の仕組みはガス会社によって異なりますが、基本的には「基本料金」とガスを使った分に応じて発生する「従量料金」によって決まります。

基本料金 + 従量料金 = 1ヶ月のガス代

以下の条件でプロパンガスを10㎥使用したと仮定して、おおよそのガス料金を計算してみましょう。

  • 1,861円
  • 8,376円

1ヶ月のガス代は以下のとおりです。

1,861円 + 8,376円 = 10,237円

季節やそのときの料金体系などの条件によっても異なりますが、プロパンガスのほうが1ヶ月あたりのガス代が高額であるとわかります。

参照:一般小売価格LP(プロパン)ガス確報(偶数月調査)

※2024年10月大阪府のデータを参考

ガス代の節約方法

1人暮らしの人がガス代を安くするためにできることを紹介します。

シャワーは短時間で

シャワーを浴びる時間を短くすると、その分ガス代が安くなります。体を洗い流すときだけシャワーを出し、こまめにとめるようにするなど、必要な量だけお湯を使うように心がけるといいでしょう。

シャワーヘッドを変える

節水タイプのシャワーヘッドに変えると、お湯を使う量が減り、ガス代も安くなります。手元のスイッチで簡単にお湯をとめられる機能を備えているものも多いため、お湯を出しっぱなしにせず、こまめにシャワーをとめやすくなります。

また、シャワーでお湯を使う量が減ると、ガス代だけではなく、水道料金も節約できるメリットがあります。安価で売られているシャワーヘッドもあるため、家電量販店や通販サイトなどで一度チェックしてみることをおすすめします。

食器を洗うときの温度設定を変える

食器を洗うときは、できるだけ水を使って洗います。食器に油が残っていて洗いにくい場合にはお湯を使いますが、高い温度ではなく、30度程度でもきれいに洗えます。温度を低めに設定して、ガスの消費を抑えるといいでしょう。

ガスコンロを掃除する

ガスコンロを使うとき、コンロが汚れているとバーナーの目が詰まりやすくなります。コンロはこまめに掃除し、無駄なく熱を使えるようにしましょう。

また、効率的に調理をするためには調理器具の手入れをおこなうことも大切です。フライパンや鍋がきれいな状態であれば、熱が伝わりやすくなる分、使用するガスの量も抑えられます。

電子レンジを活用する

加熱する食材がいくつかある場合は、ガスコンロで別々に日を通すのではなく、電子レンジを使ってまとめて加熱するほうがガス代の節約になります。その分電気代はかかりますが、結果的にはガスを使うよりも安く調理できるでしょう。

たとえば、キャベツやほうれん草などの葉菜類、ジャガイモやニンジンなどの根菜類など、さまざまな食材を電子レンジによって加熱できます。

まとめ

ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類があり、輸送費などの関係でプロパンガスのほうがガス代が高くなります。借りる建物によってどちらのガスを使用するのかが決まるので、1人暮らしの費用を抑えたいという場合には、できるだけ都市ガスを選ぶといいでしょう。

ガス代を節約するためには、工夫して入浴や料理などをおこなうことが大切です。それでもガス代が下がらない場合は、ガス会社やプランを見なおすことをおすすめします。

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