エアコンクリーニングの頻度は?おすすめの時期や業者依頼のタイミングも解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
「エアコンが臭い」「冷房の効きが悪くなった」と感じたことはありませんか? エアコンは毎日のように使用する家電でありながら、内部の状態はなかなか目に見えないため、適切なメンテナンス時期を逃してしまうことが多いものです。
この記事では、エアコンクリーニングの最適な時期と頻度、クリーニングが必要なサインや自分でできるお手入れ方法、そして専門業者に依頼する際のポイントまで詳しく解説します。正しい知識を身につけて、いつも清潔なエアコンで快適な毎日を過ごしましょう。

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面倒なお掃除は、プロにおまかせ!フィルター、送風ファンや熱交換器のホコリ・カビ汚れも洗浄!定期的なクリーニングで運転効率もアップ!
エアコンクリーニングの料金メニュー エアコン(お掃除機能なし) 1台目:14,850円
2台目以降:11,000円エアコン(お掃除機能あり) 1台目:25,850円
2台目以降:20,350円
※製造から10年以上のエアコンは対象外です。
※エアコンの下に家具などがある場合、高所に設置されている場合、作業スペースが確保できない場合など、設置状況によってはお断りする場合がございます。
目次
エアコンクリーニングの時期はいつが最適?

エアコンの効果を最大限に発揮させるためにも、クリーニングをおこなうタイミングは重要です。エアコンの使用状況によって最適な時期が異なりますが、一般的には「使用する前」がベストタイミングです。
| 時期 | おすすめ度 | メリット | 業者の予約状況 | 料金傾向 |
|---|---|---|---|---|
| 春(3月後半~5月上旬) | ★★★★★ | ・冷房シーズン前の準備に最適
・花粉やほこりの除去 ・梅雨前に清潔な状態にできる |
比較的予約が取りやすい
(閑散期) |
お得なキャンペーンや割引が多い |
| 初夏(5月中旬~6月) | ★★★☆☆ | ・冷房使用直前の準備ができる
・梅雨による湿気対策に効果的 |
予約が混みはじめる
(繁忙期開始) |
標準価格 |
| 夏(7月~9月上旬) | ★☆☆☆☆ | ・すぐに快適な冷房が使える
・真夏のトラブル対応ができる |
非常に予約が取りにくい
(繁忙期のピーク) |
割高になりやすい |
| 秋(9月後半~11月) | ★★★☆☆ | ・夏の使用後の汚れをリセット
・暖房シーズン前の準備に最適 ・秋の花粉対策にも効果的 |
比較的予約が取りやすい
(閑散期) |
お得なキャンペーンや割引が多い |
| 冬(12月~3月前半) | ★★☆☆☆ | ・暖房使用中の快適性向上 | 11月中旬~12月は予約が取りにくい
(年末の繁忙期) |
年末は割高になりやすい |
冷暖房両方使用する家庭の場合は、春と秋の年2回おこなうのが理想的です。冷房のみ使用する場合は、春のクリーニングが特に重要になります。予約の取りやすさや料金面を考えると、繁忙期を避けて閑散期にクリーニングを依頼するのがおすすめです。
冷房シーズン前の春が最適なタイミング
春(4月~5月ごろ)にエアコンクリーニングをおこなうことには多くのメリットがあります。第一に、これから迎える夏の冷房使用開始前に内部をきれいにすることで、エアコンの効率を最大限に発揮させることができます。冬の間に内部に溜まったほこりやカビをクリーニングすることで、冷房を使いはじめたときに不快なにおいが発生するのを防げます。
また春は花粉の時期でもあるため、エアコン内部に付着した花粉を除去することでアレルギー症状の軽減につながります。さらに、梅雨前に内部をクリーニングしておくと、湿気が多くなる時期にカビが繁殖するリスクを減らせるという大きなメリットもあります。
春はエアコンクリーニング業界の閑散期にあたるため、予約が取りやすく、また多くの業者がキャンペーン価格を設定していることが多いのも魅力です。夏の繁忙期と比較すると安く依頼できることもあるため、コスト面でも優れたタイミングといえるでしょう。
冷房暖房利用後の秋もおすすめ
秋(9月末~11月)もエアコンクリーニングに適した時期です。夏の間、冷房として長時間稼働したエアコンは、内部にほこりやカビが蓄積している可能性が高くなっています。特に冷房使用中は結露が生じやすく、その水分とほこりが結びついてカビの温床になりやすいため、夏の使用後に内部のクリーニングをおこなうことで、健康被害を防ぐことができます。
また、秋にクリーニングをおこなうもうひとつの大きなメリットは、これから使用する暖房の効率を上げられる点です。エアコン内部がきれいな状態だと、熱交換効率がよくなり電気代の節約にもつながります。暖房として使用する前に内部の汚れを取り除いておくと、暖房使用時にほこりやカビが舞い上がることもなく、クリーンな空気で室内を暖めることができます。
さらに秋も春と同様、エアコンクリーニング業者の閑散期にあたります。夏の繁忙期が終わり、依頼数が減少する時期なので、希望の日時で予約が取りやすくなっています。また、年末の大掃除シーズンを前に、多くの業者がキャンペーンを実施しているため、お得な価格でサービスを受けられる可能性が高いです。
エアコンクリーニングの頻度の目安と基準

エアコンクリーニングをどのくらいの頻度でおこなうべきかは、多くの方が疑問に思う点です。適切な頻度でクリーニングをおこなうことで、エアコンの効率を維持し、健康への悪影響を防ぐことができます。
エアコンクリーニングの頻度を決める際に考慮すべき要素は、主に「使用頻度」「設置環境」「家族構成」の3つです。一般的な家庭では年1回のクリーニングが基本ですが、環境によってはより頻繁にクリーニングが必要になることもあります。
頻繁すぎるクリーニングは経済的な負担となりますが、逆に頻度が少なすぎると健康被害やエアコンの寿命短縮につながる可能性があります。適切なバランスで計画的にクリーニングをおこないましょう。
一般家庭では年1回が基本
一般的な家庭環境では、エアコンクリーニングは年1回が基本的な頻度となります。
年1回のクリーニングをおこなう理由は、1年サイクルで使用するうちに内部に蓄積する汚れやカビの量が、健康や効率に影響を及ぼしはじめるレベルに達するためです。特に冷房使用時には内部に結露が発生し、この水分とほこりが結びついてカビが発生しやすくなります。
年1回のクリーニングによって防止できる主な問題点は以下のとおりです。
- カビの繁殖による健康被害(アレルギー症状や呼吸器系の疾患)
- 内部の汚れによる冷暖房効率の低下
- ほこりの蓄積による故障リスクの上昇
- 不快なにおいの発生
毎年同じ時期(春または秋)にクリーニングをおこなうことで、定期メンテナンスの習慣が身につき、エアコンを長期間良好な状態で使用することができます。
使用環境によって変わる適切な頻度
エアコンの設置環境によって、クリーニングの最適な頻度は変わってきます。特に以下のような環境では、標準的な頻度(年1回)よりも頻繁にクリーニングをおこなう必要があります。
キッチン近くに設置されたエアコン
料理の際に発生する油煙の影響を受けるためクリーニングがおすすめです。油煙はエアコン内部に付着しやすく、一度付着するとほこりを吸着する性質があるため、内部の汚れが加速度的に増加します。
ペットを飼っている家庭
ペットの毛やフケはエアコンのフィルターに付着しやすく、内部へも侵入しやすいため汚れの蓄積が早くなります。特に換毛期が犬や猫を室内で飼っている場合は、定期的なクリーニングが適しています。
喫煙者がいる家庭
タバコのヤニが空気中に浮遊し、エアコン内部に付着します。ヤニは粘着性が高く、一度付着するとほこりが集まりやすくなるため、内部の汚れが通常よりも早く蓄積します。室内で喫煙する頻度が高い場合は、定期的なクリーニングを検討するとよいでしょう。
さらに、エアコンの設置場所(リビングや寝室など)や1日あたりの使用時間の長さによっても、適切なクリーニング頻度は変わります。リビングなど長時間使用する場所に設置されたエアコンは、寝室などの短時間使用のエアコンよりも汚れの蓄積が早いため、より頻繁なクリーニングが必要です。
クリーニングの頻度を高めるべき状況
健康面や使用環境に関する以下のケースでは、より頻繁なクリーニングが推奨されます。
赤ちゃんや高齢者、アレルギー体質の方がいる家庭
免疫システムが弱いため、エアコンから放出される可能性のあるカビや細菌の影響を受けやすくなります。エアコン内部のカビやダニがアレルギー症状を悪化させる可能性があるため、半年に1回程度のクリーニングをおこなうことが望ましいです。
エアコンを一日中稼働させている場合
内部の汚れが通常よりも早く蓄積します。特に24時間つけっぱなしの状態が続く場合は、フィルターの目詰まりが早く発生し、内部汚染も加速するため、年2回以上のクリーニングを検討する必要があります。
多湿地域・大気汚染が激しい地域・工事現場近くにお住まいの場合
多湿地域ではカビが繁殖しやすいため、エアコン内部のカビ対策として頻繁なクリーニングが必要になります。また、工事現場近くなど空気中の粒子状物質が多い環境では、エアコンフィルターやコイルへの汚れの蓄積が早まるため、クリーニング頻度を高める必要があります。
これらの特別な状況では、自己判断で頻度を調整するだけでなく、一度プロのエアコンクリーニング業者に相談し、環境に合った最適なクリーニング計画を立てることをおすすめします。
エアコンクリーニングが本当に必要なサイン

日常的なお手入れを欠かさずおこなっていても、エアコンの内部にはどうしても汚れが蓄積していきます。この内部の汚れは一般家庭では対処が難しく、専門的なクリーニングが必要になる場合があります。
エアコンクリーニングが必要かどうかを判断するには、いくつかのサインがあります。これらのサインは、目で見てわかる外観的な兆候から、においや冷暖房の効きなど感覚的に気づく兆候までさまざまです。
これらのサインを見逃し、そのまま使用し続けると、健康被害や高額な修理費用、エアコン本体の寿命短縮などのリスクが高まります。定期的な観察を心がけ、以下で説明するサインが現れたら、早めにクリーニングを検討しましょう。
カビやにおいの発生
エアコンからカビやにおいが発生している場合、クリーニングが必要なサインのなかでも特に見逃せないものです。エアコンの吹き出し口や送風ファンにみられる黒い点状の汚れは、多くの場合「黒カビ」です。この黒カビはアスペルギルスやクラドスポリウムといった種類のカビで、アレルギー症状や呼吸器系疾患の原因となる可能性があります。
エアコン使用時に感じる不快なにおいも、内部のカビ繁殖を示す重要なサインです。「カビ臭い」「生乾きのにおい」「ほこりっぽいにおい」などを感じたら、内部にカビが発生している可能性が高いと考えられます。このにおいは、エアコン内部の熱交換器やドレンパンなどに繁殖したカビから発生することが多く、放置するとカビの胞子が室内に拡散され、健康被害のリスクが高まります。
また、エアコンを使用中に体調を崩しやすくなった場合(くしゃみや咳が増える、目がかゆくなる、肌荒れが起きるなど)も、カビが原因である可能性があります。このような症状が現れた場合は、まずエアコンの使用を控え、専門業者によるクリーニングを早急に手配することをおすすめします。カビが原因の健康被害は、特に免疫力の低い子どもやお年寄り、アレルギー体質の方により顕著に現れやすいため、注意が必要です。
冷暖房効率の低下と電気代の上昇
エアコンの効率低下は、クリーニングが必要なサインのひとつです。設定温度に達するまでの時間が以前より長くなったと感じる場合、エアコン内部の汚れが原因である可能性が高いです。これは、熱交換器(冷却フィン)に付着したほこりやカビが熱交換効率を低下させているためです。
エアコン内部の汚れは電気代にも大きな影響を与えます。フィルターの目詰まりや熱交換器の汚れにより空気の流れが妨げられると、エアコンは設定温度を維持するために余分な電力を消費します。総合空調メーカーのダイキンによると、フィルター掃除をしないと冷房時の消費電力が25%も高くなるとされています。1kWあたり31円で計算すると、年間約9,000円もの無駄な出費になる可能性があります。
フィルターの目詰まりや内部汚れが冷暖房効率に与える影響のメカニズムは以下のとおりです。
- フィルターが目詰まりすると、エアコンが吸い込む空気量が減少し、冷暖房能力が低下
- 熱交換器に汚れが付着すると、熱伝導率が低下し、冷却・加熱効率が悪化
- 送風ファンにほこりが付着すると、風量が減少し、部屋全体の空調効率が低下
- ドレンパンが汚れると排水不良を起こし、結露水が溢れて内部の電気系統にダメージを与える可能性がある
これらの症状がみられる場合は、エアコン内部のクリーニングを検討するべきタイミングだといえます。クリーニングによって効率が回復すれば、快適性の向上だけでなく、電気代の節約にもつながります。
必要不可欠なエアコンフィルター掃除の頻度と方法

エアコンフィルターの掃除は、エアコン内部の汚れを防止するための基本的かつ重要なメンテナンスです。フィルターは室内の空気中のほこりやごみを捕捉する役割を担っていますが、フィルター掃除を怠ると目詰まりを起こし、エアコンの効率低下や内部汚染の原因となります。
フィルター掃除が内部の汚れ防止にはたす役割は大きく、定期的におこなうことでエアコン内部へのほこりの侵入を大幅に減らすことができます。フィルターが目詰まりを起こした状態では、ほこりが内部へ流れ込みやすくなり、熱交換器やファンなどの部品に付着してカビや細菌の温床となります。
また、フィルター掃除を怠ると、以下のような悪影響が生じます。
- 冷暖房効率の低下による電気代の上昇
- 送風音の増加や異音の発生
- 内部の汚れの蓄積によるカビやにおいの発生
- エアコン寿命の短縮
フィルター掃除は比較的簡単にできるメンテナンスですので、正しい方法と頻度で定期的におこないましょう。
フィルター掃除は2週間ごとが理想的
エアコンフィルターの掃除頻度は、2週間ごとが理想的です。ただし、使用環境や状況によって掃除頻度は調整する必要があります。例えば、以下のような条件では、より頻繁な掃除が必要になります。
- 毎日長時間エアコンを使用している場合:週1回程度
- ペットを飼っている家庭:週1回程度
- 喫煙者がいる家庭:週1回程度
- キッチン近くに設置されている場合:週1回程度
- 工事現場の近くなど、空気中のほこりが多い環境:週1回程度
逆に、使用頻度が低い(週に数時間程度)場合や、空気が清浄な環境では、月1回程度の頻度でも問題ありません。
また、メーカーによって推奨頻度に若干の違いがあるため、お使いのエアコンの取扱説明書で確認するのが確実です。近年の高性能フィルターを搭載したモデルでは、1ヶ月に1回程度の掃除でも十分なケースもあります。エアコンのタイプや使用環境に合わせて、最適な頻度を見つけることが重要です。
自分でできるフィルターのお手入れ方法
エアコンフィルターの掃除は、特別な道具や技術がなくても簡単におこなえる家庭でのメンテナンスです。正しい手順で丁寧におこなうことで、エアコンの効率を維持し、内部の汚れを防ぐことができます。
【フィルターの掃除手順】
エアコンの電源を切る
感電を防ぐため、必ずコンセントから電源プラグを抜くか、ブレーカーを落としてください。
フィルターの取り外し
エアコンの前面パネルを開け、フィルターを取り外します。機種によって取り外し方が異なるため、取扱説明書を確認するとよいでしょう。
掃除機でほこりを吸い取る
まず掃除機の弱モードでフィルター表面のほこりを軽く吸い取ります。このとき、フィルターを傷つけないよう注意してください。
水洗い
掃除機でほこりを取り除いたあと、フィルターを水で洗います。ぬるま湯に中性洗剤を薄めた液に浸し、優しく洗うとより効果的です。頑固な汚れにはやわらかいブラシを使用しますが、フィルターの網目を傷つけないよう注意してください。
しっかり乾燥させる
洗ったフィルターは水気をしっかり切り、日陰で完全に乾かします。直射日光はフィルターを劣化させる可能性があるため避けましょう。完全に乾いていないフィルターを取りつけると、カビの原因になります。
フィルターの取りつけ
乾燥したフィルターをエアコンに戻します。しっかりと装着されているか確認してください。
【掃除に使用する道具や洗剤】
| 掃除機 | ノズルつきの掃除機が最適です。 |
| 中性洗剤 | キッチン用の中性洗剤を水で薄めて使用します。漂白剤や強力な洗剤は避けてください。 |
| やわらかいブラシ | 歯ブラシや化粧用のブラシなど、やわらかい毛のブラシが適しています。 |
| タオルや布 | 水気を拭き取るために清潔なタオルを用意します。 |
【注意点】
- フィルターが完全に乾いていることを確認してから取りつけましょう。湿ったまま取りつけるとカビの原因になります。
- フィルターに破れや劣化がある場合は、交換を検討してください。
- 掃除の際にフィルターの向きを間違えないように注意しましょう。
- 掃除後は前面パネルもきれいに拭いてから閉めると、より効果的です。
定期的なフィルター掃除は、エアコンの効率を維持し、電気代の節約にもつながる重要なメンテナンスです。2週間に一度の頻度で習慣づけることで、エアコン内部の汚れも大幅に減らすことができます。
自分でできるエアコン掃除とプロに依頼すべき部分

エアコンのメンテナンスには、自分で安全におこなえる部分と、専門知識や道具が必要でプロに依頼すべき部分があります。この違いを理解し、適切に対応することで、エアコンを長く快適に使うことができます。
日常的にできるエアコンのお手入れ方法
素人でも安全におこなえるエアコンの日常的なお手入れ方法を紹介します。これらの簡単なメンテナンスを定期的におこなうことで、エアコンの汚れの蓄積を抑え、プロによるクリーニングの間隔を延ばすことができるでしょう。
| エアコン表面の汚れやほこりの拭き取り方 |
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| 吹き出し口まわりの掃除方法 |
|
| 室外機の簡単なお手入れ方法 |
|
エアコン表面の掃除は月に1〜2回程度おこなうとよいでしょう。ほこりが溜まりやすい上部や側面も忘れずに拭きましょう。
吹き出し口は直接風があたる部分なので、ここの汚れはそのまま室内に広がります。2週間に1回程度の掃除を心がけましょう。
室外機のお手入れは、年に2〜3回程度おこなうとよいでしょう。特に春や秋の落ち葉の多い時期には注意が必要です。なお、室外機のまわりは熱交換のために約20cm以上の空間を確保し、物を置かないようにしましょう。
送風運転の重要性と正しい実施方法
送風運転はエアコン内部のカビ予防に重要な役割を果たします。適切に実施することで、内部の湿気を取り除き、カビの繁殖を抑制することができます。
冷房や除湿運転中は、エアコン内部の熱交換器に結露が発生します。この水分が内部に残ったままだと、空気中のほこりと結びついてカビの温床となるため、送風運転をおこなうことで、この結露を乾かし、カビの発生を防ぐことができます。
特に湿度の高い梅雨時期や夏場は、結露量も多くなるため、送風運転が特に重要になります。最近のエアコンには「内部クリーン」や「自動乾燥」などの機能がついている機種もありますが、そうでない場合は手動で送風運転をおこなう必要があります。
送風運転は、1時間程度が目安です(※メーカーやモデルによって異なります)。この時間があれば、通常の使用条件下での内部の結露をある程度乾燥させることができます。特に長時間冷房を使用したあとや、湿度の高い日は、より長めの送風運転を心がけるとよいでしょう。
送風運転をおこなう頻度は、基本的には冷房や除湿運転をおこなうたびに実施するのが理想的です。特に就寝時などの長時間連続使用後は、必ず送風運転をおこなうようにしましょう。
多くの新型エアコンには運転終了後に自動で送風運転をおこなう機能が搭載されています。お使いのエアコンにこうした機能があるかどうか確認し、あれば積極的に活用しましょう。
また、エアコンを使用しない春や秋の季節でも、月に1回程度は送風運転をおこなうことをおすすめします。使用していない間もエアコン内部にはほこりが蓄積し、湿気と結びついてカビが発生する可能性があります。
使用しない時期の送風運転は、1〜2時間程度おこなうのが効果的です。この際、室内の換気も同時におこなうと、より効果的にエアコン内部の乾燥と室内の空気の入れ替えができます。
また、長期間使用しない場合は、最後に送風運転をおこなってから電源プラグを抜くか、ブレーカーを落としておくと、待機電力のカットにもなり省エネにつながります。
自分でエアコンクリーニングをおこなう際の注意点
自分でエアコン内部のクリーニングを試みることは、一見コスト削減になるように思えますが、いくつかのリスクをともないます。
まず、エアコンの内部には、精密に設計された部品が多数組み込まれています。正しい知識や専用工具がない状態での分解は、部品の破損や変形を招くおそれがあるため注意が必要です。また、これらの部品に水や洗剤が付着すると、ショートや錆の発生により故障の原因となり、最悪の場合、火災や感電などの重大な事故につながる可能性もあります。
さらに、エアコン内部の汚れは、一般的な家庭用洗剤では完全に落とせないカビや油分を含むことが多いほか、洗浄後に洗剤が残ったままだと、エアコン使用時に室内に放出され、健康被害を引き起こす可能性があります。プロは大量の水と専用の機材を使って洗剤を完全に洗い流しますが、家庭での洗浄ではこれが難しく、残留洗剤の問題が生じやすくなります。
これらのことから、エアコン内部の本格的なクリーニングは、専門知識と機材を持ったプロに依頼することをおすすめします。自分でできるのは、フィルターの清掃や外部の拭き掃除など表面的なメンテナンスに留め、内部洗浄はプロに任せることで、エアコンを安全に長く使用することができるでしょう。
クリーニング業者に依頼する最適な時期と避けるべき時期

エアコンクリーニングを業者に依頼する際、時期選びは予想以上に重要です。適切な時期を選ぶことで、コスト面でのメリットがあるだけでなく、サービスの質や予約のしやすさにも違いが生まれます。
年間を通じたエアコンクリーニング業界の繁閑期は以下のようになっています。
- 繁忙期:5月中旬~9月上旬、11月中旬~12月下旬
- 閑散期:3月後半~5月上旬、9月後半~11月前半
- 通常期:そのほかの時期
基本的には閑散期である春と秋がおすすめです。これらの時期は、エアコンを本格的に使いはじめる前の準備期間にあたるため、クリーニング後すぐに快適な状態で使用することができます。逆に、真夏や真冬などの繁忙期は避けるのが賢明でしょう。
以下では、春と秋にクリーニングを依頼するメリットと、真夏・真冬に依頼するデメリットについて詳しく解説します。
春と秋は予約が取りやすく割引も多い
春(3月後半~4月ごろ)と秋(9月後半~11月前半)はエアコンクリーニング業界の閑散期にあたり、この時期に依頼すると多くのメリットがあります。
閑散期は業者の予約状況に余裕があるため、希望の日時で予約が取りやすく、日程調整がしやすい傾向です。また短期間での予約も可能なことが多く、急な予定変更にも対応しやすくなっています。
また、この時期には多くの業者が顧客獲得のための割引キャンペーンを実施しています。早期予約割引、複数台同時クリーニング割引、平日限定特別価格などが一般的で、通常価格から2,000~3,000円程度安くなることも珍しくありません。抗菌コーティングや消臭処理などのオプションサービスが無料でつくケースもあります。
サービス面でも閑散期は有利です。業者は時間的余裕があるため、エアコンの状態をより詳しく確認し、細部までしっかりと清掃できます。また質問にも丁寧に対応する時間があり、エアコンの使用方法や日常のメンテナンスについてのアドバイスも受けやすくなるでしょう。
このように春と秋は予約のしやすさ、価格の安さ、サービスの丁寧さという三拍子揃ったメリットがあり、エアコンクリーニングに最適な時期といえるでしょう。
真夏・真冬の依頼は避けるべき理由
真夏(7月~8月)と真冬(12月~1月)はエアコンクリーニング業界の繁忙期にあたり、この時期の依頼はいくつかの理由で避けたほうが無難です。
まず予約が非常に取りにくくなります。繁忙期は多くの人がエアコンの不調に気づいて依頼するため、希望日の1~2週間前では予約がすでに埋まっていることが珍しくありません。緊急対応も可能ですが、割増料金が発生することが多いです。
最も重要な問題は、クリーニング中と作業後約1~2時間はエアコンが使用できないことです。真夏の猛暑や真冬の厳寒期にエアコンが使えない状況は暮らしに大きな影響をもたらします。特に高齢者や小さな子どもがいる家庭では健康上のリスクも考慮すべきでしょう。
これらの理由から、エアコンを最も必要とする真夏・真冬を避け、比較的おだやかな気候の春や秋にクリーニングを計画するのが賢明です。
まとめ
エアコンクリーニングは、快適な室内環境の維持と健康を守るために欠かせないメンテナンスです。この記事では、エアコンクリーニングの最適な頻度や時期、日常のお手入れ方法から業者選びのポイントまで幅広く解説しました。
一般的な家庭では年1回のクリーニングが基本ですが、使用環境によっては頻度を増やす必要があります。時期としては春(3月後半~5月上旬)と秋(9月後半~11月前半)の閑散期がおすすめで、この時期は予約が取りやすく割引も多いというメリットがあります。
日々のメンテナンスとしては、フィルター掃除を2週間ごとにおこない、冷房・除湿運転後には送風運転でエアコン内部を乾燥させることが重要です。これらの簡単なお手入れを継続することで、エアコンの効率を維持し、内部の汚れやカビの発生を抑制できます。
業者選びでは、料金体系の明確さやサービス内容の詳細、賠償責任保険の加入有無などをチェックすることが大切です。適切な業者選びが、満足度の高いクリーニング結果につながります。
面倒なエアコン掃除は、プロのハウスクリーニングサービスに依頼するのもひとつの選択肢です。大阪ガスのハウスクリーニングサービスでは、確かな技術で分解クリーニングをおこない、エアコンの送風ファンや熱交換器のほこり・カビ汚れも丁寧に洗浄します。定期的なプロによるクリーニングで、エアコンの運転効率も向上し、電気代の節約にもつながります。
快適な空間で健康に過ごすために、エアコンの定期的なメンテナンスを習慣づけましょう。適切な時期に適切な方法でケアすることで、エアコンは長く効率よく働き続けてくれます。

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面倒なお掃除は、プロにおまかせ!フィルター、送風ファンや熱交換器のホコリ・カビ汚れも洗浄!定期的なクリーニングで運転効率もアップ!
エアコンクリーニングの料金メニュー エアコン(お掃除機能なし) 1台目:14,850円
2台目以降:11,000円エアコン(お掃除機能あり) 1台目:25,850円
2台目以降:20,350円
※製造から10年以上のエアコンは対象外です。
※エアコンの下に家具などがある場合、高所に設置されている場合、作業スペースが確保できない場合など、設置状況によってはお断りする場合がございます。
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