洗濯機のカビ取り方法!原因や洗濯槽の簡単な掃除方法・予防法を解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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洗濯機から黒いカスや嫌なにおいが出てきたら、洗濯槽に発生したカビが原因かもしれません。

洗濯機は毎日使う大切な家電ですが、知らないうちにカビが繁殖し、せっかく洗った衣類を汚してしまうことがあります。

本記事では、洗濯槽にカビが発生する原因から、家庭でも簡単にできるカビ取り方法、さらに日常的な予防法まで詳しく解説します。

これらの情報を参考に、清潔な洗濯機で快適な洗濯ライフを送りましょう。

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洗濯槽にカビが生える原因

洗濯機から黒い汚れや茶色いカスが出てきたときは、洗濯槽に汚れが溜まっているサインです。カビが発生する主な原因は、主に3つに分類されます。

1つ目は「湿気」です。洗濯機は水を使用する家電のため、本来的に湿気がこもりやすい環境です。特に洗濯機の蓋を閉めたままにしていたり、洗濯前の衣類を長時間入れっぱなしにしたりすると、湿度が上がってカビが繁殖しやすい環境となります。

2つ目は「洗剤カス」の蓄積です。洗濯の際に使用する洗剤や柔軟剤が完全に流れきらず、洗濯槽の裏側に少しずつ溜まっていきます。この洗剤カスがカビの栄養源となり、増殖を促進させる原因となっています。

3つ目は「皮脂汚れ」です。衣類に付着した汗や皮脂などの汚れが、洗濯槽内の目に見えない部分に徐々に蓄積されていきます。これらの有機物もカビの栄養源となり、結果として黒いカビや茶色い汚れとなってあらわれるのです。

洗濯槽のカビを放置するリスク

洗濯槽のカビを放置することは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

まず衣類への悪影響として、洗濯するたびに黒いカスや茶色い汚れが付着する事態が発生します。一度衣類にカビが付着すると、通常の洗濯では落とすことが難しく、最悪の場合は衣類を傷めてしまう可能性もあります。

次に健康面へのリスクです。カビの胞子を含んだ衣類を着用することで、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者がいるご家庭では、十分な注意が必要です。

さらに、洗濯機自体への悪影響も懸念されます。カビや汚れが蓄積することで、洗濯槽の排水機能が低下したり、異臭の原因となったりします。最終的には洗濯機の故障につながる可能性もあるため、カビを発見したら早めの対処が重要です。

簡単にできる洗濯機のカビ取り方法

洗濯機のカビ取りには、主に3種類の方法があります。

塩素系漂白剤による除去方法 最も強力な除菌・殺菌効果を持ち、短時間での作業が可能です。ただし刺激が強いため、換気には十分な注意が必要です。
酸素系漂白剤による除去方法 塩素系と比べると刺激が少なく、安全に使用できます。発泡力によってカビを物理的に剥がす効果があり、漂白剤特有の刺激臭も少ないのが特徴です。
重曹とクエン酸を使った掃除方法 最も環境にやさしく、小さなお子さまやペットのいるご家庭でも安心して使える方法です。効果はおだやかですが、定期的なメンテナンスには最適です。

それぞれの特徴を理解して、ご家庭に合った方法を選びましょう。

塩素系漂白剤による除去方法

塩素系漂白剤は、強力な殺菌効果を持つ洗浄剤です。カビを分解して除去する効果が高く、手軽に洗濯機掃除ができます。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. ごみ取りネットを外し、50度程度のお湯を満水までためる(高温のお湯は使用しない)
  2. 塩素系漂白剤を規定量投入する
  3. 洗濯槽洗浄コース(ない場合は標準コース)で洗濯機をまわす

  4. コース完了後、フタを開けて乾燥させる

縦型洗濯機とドラム式洗濯機では使用量が異なりますので、製品の説明書をよく確認してください。

使用時の注意点として、必ず換気をおこない、ほかの洗剤と混ぜないようにしましょう。有毒ガスが発生する危険があります。また、作業後は洗剤が残らないよう、十分にすすぎをおこなうことが重要です。

酸素系漂白剤による除去方法

酸素系漂白剤は、強い発泡力で汚れを浮かび上がらせ、カビを物理的に除去する特徴があります。塩素系に比べて刺激が少なく、安全性が高いのが特徴です。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 洗濯槽に50度程度のお湯を最大水位までためる
  2. 酸素系漂白剤を規定量入れ、脱水なしの洗いコースで5分程度まわす
  3. 半日から1日程度放置し、汚れを浮かび上がらせる
  4. 浮いてきた汚れをごみ取りネットですくい取る
  5. もう一度洗いコースを回し、再度ごみ取りをおこなう
  6. きれいな水ですすぎと脱水を2~3回くりかえす
  7. フタを開けて十分に乾燥させる

ドラム式洗濯機の場合は、専用の洗濯槽クリーナーを使用することをおすすめします。製品によっては使用できない場合もありますので、必ず取扱説明書を確認してください。

重曹とクエン酸を使った掃除方法

重曹とクエン酸は、環境にやさしい自然派の洗浄剤として知られています。重曹はアルカリ性で皮脂汚れを落とし、クエン酸は酸性で殺菌効果を発揮します。両者を併用することで、より効果的なカビ取りが可能です。具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 35~40度程度のお湯を洗濯槽に満水までためる
  2. 重曹とクエン酸を入れて洗いコースでまわす(脱水はおこなわない)
  3. 最低5時間、できれば一晩放置する
  4. 浮いてきたごみや汚れをごみ取りネットで取り除く
  5. もう一度洗いコースで洗濯機をまわす
  6. すすぎと脱水を2~3回くりかえす
  7. フタを開けて完全に乾燥させる

この方法は刺激が少なく、小さなお子さまやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。ただし、ドラム式洗濯機では使用できない場合がありますので、必ず取扱説明書を確認してください。

洗濯槽のカビを防ぐ日常的な予防法

カビの発生を防ぐには、日常的な予防が重要です。以下の4つの基本的な予防策を意識することで、カビの発生を大幅に抑制することができます。

  • 洗濯機の中に洗濯物をためない
  • 洗剤・柔軟剤の用法用量を守る
  • 洗濯後はすぐに洗濯物を干す
  • 使わないときは蓋を開けておく

それぞれの予防策について、具体的に見ていきましょう。

洗濯機の中に洗濯物をためない

洗濯機を一時的な洗濯かご代わりにする習慣は、カビの繁殖を促進させる原因となります。衣類に付着した汗や皮脂は、カビの栄養源となるためです。また、見た目は乾いている衣類でも、微量の水分を含んでいることが多く、洗濯機内の湿度を上昇させます。

洗濯物は専用の洗濯かごに入れ、洗濯をする直前に洗濯機に投入するようにしましょう。これにより、洗濯機内の湿度管理が容易になり、カビの発生を防ぐことができます。

洗剤・柔軟剤の用法用量を守る

洗剤や柔軟剤は「多ければ多いほどいい」というわけではありません。むしろ、過剰な使用は逆効果となる可能性があります。洗剤を使いすぎると、すすぎが不十分となり、洗剤カスが洗濯槽に残ってカビの栄養源となってしまいます。

パッケージに記載された適量を守り、必要に応じてすすぎの回数を増やすことで、洗剤カスの蓄積を防ぐことができます。特に柔軟剤は、洗濯物の量や汚れ具合に関係なく、決められた量を守ることが大切です。

洗濯後はすぐに洗濯物を干す

洗濯が終わったあとの濡れた洗濯物を、洗濯機の中に長時間放置することは避けましょう。洗い終わった洗濯物を入れたままにしておくと、洗濯機内の湿度が高い状態が続き、カビの繁殖を促進させてしまいます。

洗濯が終わったら、できるだけ30分以内に洗濯物を取り出して干すことをおすすめします。時間に余裕がない場合は、タイマー機能を活用して、干せる時間に合わせて洗濯を終わらせるように工夫しましょう。また、夜間の洗濯は翌朝まで放置することになりやすいため、なるべく避けることをおすすめします。

使わないときは蓋を開けておく

洗濯機を使用していないときは、蓋を開けたままにしておくことが重要です。特に洗濯直後は、洗濯槽内に水分が残っている状態なので、蓋を閉めてしまうと湿気がこもってカビが発生しやすくなります。

使用後は最低でも1時間程度、可能であれば次回使用するまでの間、蓋を開けた状態を保ちましょう。ただし、お子さまやペットがいるご家庭でドラム式洗濯機をお使いの場合は、安全のため専用のドアストッパーを使用することをおすすめします。また、洗濯機周辺の換気をよくすることで、より効果的な予防が可能です。

まとめ

洗濯機のカビは、日常的なケアを怠ると発生しやすく、一度発生すると衣類への悪影響や健康被害のリスクがあります。しかし、適切な方法で定期的に掃除をおこない、日々の使い方に気をつけることで、十分に予防することができます。

カビ取りの方法は、塩素系漂白剤、酸素系漂白剤、重曹とクエン酸の3種類があり、それぞれの特徴を理解して使い分けることが大切です。また、洗濯物をためない、適切な量の洗剤を使用する、すぐに洗濯物を干す、使用後は蓋を開けておくなどの日常的な予防策を実践することで、清潔な洗濯環境を保つことができます。

これらの対策を継続的におこなうことで、いつも清潔な状態で洗濯機を使用することができ、気持ちのいい洗濯ライフを送ることができるでしょう。

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