食器洗い乾燥機の電気代はいくら?手洗いとの比較や節電のコツを解説

編集者:Daigasコラム編集部:電気・ガス担当

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食器やコップ、箸などが並べられた、食器洗い乾燥機の庫内。

面倒な食器洗いを自動化できる食器洗い乾燥機ですが、電気代が気になって導入に踏み切れない方もいるでしょう。

本記事では、食器洗い乾燥機の電気代や手洗いとのコスト比較、電気代の節約方法を解説します。

なお、大阪ガスでは、ライフスタイルに合わせてさまざまな電気料金プランを提供しています。

契約内容を見なおすことで、月の電気代が安くなる場合があるので、あわせてチェックしてみてください。

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ビルトイン型・据置型食器洗い乾燥機の電気代

システムキッチンに組み込まれた、ビルトインタイプの白い食器洗い乾燥機の操作パネル付近。

食器洗い乾燥機には、キッチン内蔵型の「ビルトイン」と卓上型の「据置」の2種類があり、それぞれ電気代が異なります。

食器洗い乾燥機の電気代の計算方法は、以下のとおりです。

  • 消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力量料金単価(円/kWh)

ビルトイン食器洗い乾燥機の電気代

パナソニックのビルドイン食洗機「NP-45KD9AP(使用電力量480W)」を例に試算すると、1時間あたりの電気代は約14.9円になります。

  • 消費電力(480W)÷1,000×使用時間(1.0h)×電力量料金単価(31円/kWh)=約14.9円

※電力量料金単価を31円/kWhとして試算

据置食器洗い乾燥機の電気代

パナソニックの据置型食器洗い乾燥機「NP-TSP1(使用電力量670W)」を例にすると、1時間あたりの電気代は約20.8円です。

  • 消費電力(670W)÷1,000×使用時間(1.0h)×電力量料金単価(31円/kWh)=約20.8円

※電力量料金単価を31円/kWhとして試算

据置タイプはコンパクトな物が多く、ビルトインタイプに比べて1時間あたりの消費電力が小さい傾向です。

しかし、小型であれば電気代が安くなるとは限らないため、モデルごとの消費電力や目安コストを確認しておきましょう。

メーカー別のビルトイン型食器洗い乾燥機1回あたりのコスト

システムキッチンから引き出された、空の状態のビルトイン食器洗い乾燥機。

ここでは、パナソニック・リンナイ・三菱電機のビルドイン型食洗機1回あたりのコストを紹介します。

Panasonic(パナソニック)|1回あたり約30円〜44円

タイプ シリーズ/品番 1回あたりのコスト
ディープ NP-45KD9A/W 32.8円
NP-45MD9 34.1円
NP-45VD9S 34.1円
NP-45RD9 37.2円
NP-45MC6T 31.9円
ミドル NP-45KS9W 29.5円
NP-45MS9 30.7円
NP-45VS9S 30.7円
NP-45RS9 34.2円
ワイド NP-60M8 44.2円

参考:ビルトイン食洗機 まるごとQ&A 基本知識編|Panasonic

パナソニック製ビルトイン食器洗い乾燥機の1回あたりのコストは、約30円〜44円が目安です。

パナソニックのビルドイン型食洗機には、食器の量や汚れ具合に応じて、AIがすすぎの回数を自動で調整する機能が備わっています。

そのため、1回あたりのコストが上記の表よりも下がる場合があります。

リンナイ|1回あたり約23円〜41円

タイプ シリーズ/品番 コース 1回あたりのコスト
フロントオープン RSW-F403C 標準 41.2円
深型スライド RSW-D401LPA 標準 30.4円
夜エコ 23.0円

参考:食器洗い乾燥機 総合カタログ 2025 I <取替・後付用タイプ>|リンナイ

参考:RSW-D401LPA 特長|リンナイ

リンナイ製ビルトイン食器洗い乾燥機の1回あたりのコストは、約23円〜41円が目安です。

深型タイプに搭載された「夜エココース」を利用することで、より費用を抑えることが可能です。

三菱電機|1回あたり約22円〜35円

シリーズ/品番 1回あたりのコスト(エコ機能なし) 1回あたりのコスト(エコ機能あり)
EW-45LD1MU 約34.6円 約31.0円
EW-45MD1 約32.8円 約29.0円
EW-45L3SM 約25.7円 約22.0円
EW-45M3 約26.0円
EW-45R3 約27.2円

参考:三菱ビルトイン食器洗い乾燥機|三菱電機

三菱電機製ビルトイン食器洗い乾燥機の1回あたりのランニングコストは、約22円〜35円が目安です。

三菱電機は「おまかせエコ」機能により、無駄な電力消費が防げます。

たとえば、光学・電極・温度という3つのセンサーが、食器の汚れ具合や量を検知し、洗浄時間を自動で最適化する機能があります。

食器洗い乾燥機と手洗いはどちらのほうがコストが安い?

流れる水の下で、スポンジを使って白い皿を洗う手元。

食器洗い乾燥機は、水の量を抑えながら効率的に洗うため、手洗いに比べてコストが安くなります。

手洗いにかかるコスト|年間約6,000円〜70,000円

世帯人数 1回あたりのコスト 年間のコスト(1日1〜3回)
1人 約16.4円 約6,000〜18,000円
2〜3人 約34.0円 約12,000〜37,000円
4人 約42.8円 約16,000〜47,000円
5人 約63.4円 約23,000〜70,000円

参考:手洗いVS食洗機 節約シミュレーション|Panasonic

手洗いで食器を洗う場合の光熱費は、年間で約6,000円〜70,000円が目安です。

手洗い1回あたりで約20L〜75Lの水を消費するため、水道代がかさみやすいのが難点です。

また、お湯を使用すればガス代や電気代も上乗せされるため、家族の人数が増えるほど家計への負担は大きくなります。

食器洗い乾燥機にかかるコストの場合の光熱費|年間約3,500〜22,000円

世帯人数 1回あたりのコスト 年間のコスト(1日1〜2回)
1人 約9.5円 約3,500〜10,500円
2〜3人 約24.2円 約9,000〜18,000円
4人 約26.9円 約9,800〜20,000円
5人 約30.5円 約11,000〜22,000円

参考:手洗いVS食洗機 節約シミュレーション|Panasonic

食器洗い乾燥機の使用コストは、年間で約3,500円〜22,000円ほどです。

食器洗い乾燥機は、庫内の水を循環させて洗うため、高い節水効果があります。

たとえば、2〜3人分を1日2回洗う場合、手洗いに比べて1週間で約434Lとお風呂約2杯分もの水が節約可能です。

手洗いの時間も短縮できるため、家事負担の軽減にもつながります。

手洗いより食器洗い乾燥機のほうがコストが安い4つの理由

茶碗や汁椀、小皿などの和食器が上下の籠に整然とセットされた食器洗い乾燥機の内部。

手洗いよりも食器洗い乾燥機のほうがコストが安い理由には、以下の4つがあげられます。

  1. 効率的に食器を洗える
  2. 温水を再利用している
  3. エコモード機能が搭載されている
  4. 水の出しっぱなしを防げる

1. 効率的に食器を洗える

食洗機は少量の水を高圧で噴射し、効率的に食器を洗浄する設計です。そのため、手洗いに比べて水の使用量を大幅に減らせます。

また近年では、汚れ具合に合わせて最適な量の洗剤が自動で投入されるモデルが販売されています。洗剤の無駄遣いも減らせるので、より高い節約効果が見込めるでしょう。

2. 温水を再利用している

食器洗い乾燥機は、洗浄中に温水を循環させて再利用するため、電気代やガス代を抑えることが可能です。

食器洗い乾燥機は、庫内にためた決まった量のお湯を再利用するため、何度も温水をつくりなおす必要がなくなり、結果的にガス代や電気代の削減につながります。

一方手洗いは、お湯を使うたびに給湯器が稼働し、新しいお湯をつくり続ける必要があるため、コストが高くなりやすい点に注意が必要です。

3. エコモード機能が搭載されている

食器洗い乾燥機に搭載されている「エコモード」を活用すれば、湯沸かしのエネルギーを削減できるため、運転コストを最小限に抑えられます。

食器洗い乾燥機が消費する電力の多くは、洗浄水を高温にするためのヒーター加熱に使われています。

エコモードでは、時間をかけて汚れをふやかすことで、低い水温でも汚れを落とせるよう制御するため、ヒーターにかかる消費電力の削減が可能です。

洗浄時間は長くなりますが、コストがかかりやすい湯沸かしのエネルギーを抑える仕組みによって、結果的にコスト削減につながります。

4. 水の出しっぱなしを防げる

食器洗い乾燥機を利用すれば、手洗いのように水を出しっぱなしにする心配がありません。

食器洗い乾燥機は、あらかじめ決められた必要最小限の水を給水し、庫内で循環させながら洗浄する仕組みのためです。

人の感覚に頼らず、機械が徹底して水量を管理できるため、無駄な排水をなくし、結果として節水・節電効果が期待できます。

一方、手洗いはすすぎの際に水を流し続けたり、汚れが落ちにくいと何度も洗ったりするため、1回あたりの使用量にばらつきが出やすくなります。

食器洗い乾燥機の電気代を節約するための5つのコツ

スライドオープン式の食器洗い乾燥機に、白い大皿を一枚ずつ立てて並べる手元。

食器洗い乾燥機はそのまま使うだけでも省エネですが、使い方を工夫することでさらに電気代が抑えられます。

食器洗い乾燥機の電気代を節約するためのコツは、以下のとおりです。

  1. まとめ洗いで運転回数を減らす
  2. 乾燥機能は状況に応じてオフにする
  3. 定期的にフィルターを掃除する
  4. 食器の入れ方を工夫して洗浄効率を上げる
  5. 夜間電力の安い時間帯に運転する

1. まとめ洗いで運転回数を減らす

できるだけ1度にまとめて洗うようにし、食器洗い乾燥機を運転させる回数を減らしましょう。

食器を洗う量が少ない場合は、庫内の容量がいっぱいになってから運転させるほうが経済的です。

2. 乾燥機能は状況に応じてオフにする

食器洗い乾燥機の工程において、ヒーターを使う乾燥機能は多くの電力を消費します。

そのため、洗浄とすすぎが終わった段階で運転をとめ、余熱を利用して乾かせば、コストダウンが可能です。

高温でのすすぎ直後は食器自体が熱を持っているため、扉をあけて蒸気を逃がすだけで、水分が蒸発します。

水滴が残る場合は、キッチンクロスで拭きとるか、風通しのいい状態でしばらく置くとしっかり乾きます。

3. 定期的にフィルターを掃除する

フィルターに汚れが詰まると庫内の水の循環が悪くなり、洗浄効率が低下してしまいます。

水流が妨げられると、汚れを落とすために余計なパワーや時間がかかり、無駄な電気代が発生する原因となります。

そのため、こまめに残菜フィルターのごみを取り除き、スムーズな水流を維持することで、本来の洗浄力を発揮して電力消費を最小限に抑えることが可能です。

4. 食器の入れ方を工夫して洗浄効率を上げる

食器洗い乾燥機は、ノズルから噴射される強力な水流を食器にあてることで汚れを落とす仕組みです。

食器が重なって水流を遮ったり、汚れた面が隠れていたりすると、洗い残しが発生し、二度洗いや追加運転による無駄なコストがかかります。

そのため、噴射されるお湯が汚れた面にしっかりあたるようにし、お皿は重ならないように間隔をあけ、内側に向けて配置することが重要です。

5. 夜間電力の安い時間帯に運転する

電力会社の契約プランによっては、昼間よりも夜間の電気単価が安く設定されたプランがあります。

夜間の安い単価が適用される時間に稼働させれば、同じ電力使用量でも請求額を下げられます。

もし時間帯による割引がない場合は、電力会社やプランの見なおしも検討しましょう。

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食器洗い乾燥機を賢く使って電気代を節約しよう

ガスコンロやシンクを備えたシステムキッチンで、引き出し式の食器洗い乾燥機が開いている様子。

食器洗い乾燥機の電気代は、1回あたり約22円〜44円程度で、使い方次第では手洗いよりも経済的です。

記事内で紹介した乾燥機能のオフや定期的なフィルター掃除、エコモードの活用などの工夫を組み合わせれば、無駄な電力消費をカットし、コストを最小限に抑えられます。

なお、大阪ガスの電気へ切り替えることで、現在の電気料金よりも安くなる場合があります。電気代をさらに抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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