追い焚きにかかる電気代はいくら?1回あたりの料金と節約方法を徹底解説
編集者:Daigasコラム編集部:電気・ガス担当
お風呂の追い焚きは、浴槽内のお湯を排水せずに再加熱してくれる便利な機能です。一方で、電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、追い焚き1回あたりの電気代の目安や、高温差し湯や風呂自動の電気代との比較、電気代の節約方法について解説します。ぜひ参考にしてください。

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目次
追い焚き1回あたりの電気代の計算方法

お風呂の追い焚き1回あたりにかかる電気代の計算方法は、以下のとおりです。
- お湯の質量(kg)×比熱容量(kJ/kg・℃)×温度変化(℃)=追い焚きに必要な熱量(kJ)
- 必要な熱量(kJ)÷3,600kJ/kWh(※)=追い焚きに必要な電力量(kWh)
(※)kWh=1時間あたり3,600秒 - 追い焚きに必要な電力量(kWh)×電気料金単価(円/kWh)=電気代(円)
まず、追い焚きに必要な熱量を「お湯の質量×比熱容量×温度変化」で求めます。
次に、算出した熱量を3,600で割り、追い焚きに必要な電力量を計算しましょう。追い焚きに必要な電力量に電気料金単価を乗ずることで、電気代が求められます。
追い焚き1回あたりの料金はいくら?

追い焚き1回あたりの料金は、使用している給湯器の種類によって大きく異なります。電気温水器・エコキュート・ガス給湯器それぞれの電気代は、以下のとおりです。
| 種類 | 1回あたりの電気代(ガス代) |
|---|---|
| 電気温水器 | 約143円 |
| エコキュート | 約47円 |
| ガス給湯器 | 約73円 |
電気温水器の場合
電気温水器の追い焚き1回あたりにかかる電気代は、約143円です。
計算式は、以下のようになります。なお、電気温水器で追い焚きする際の条件は以下のとおりとします。
▼条件
- 湯量:200kg(約200L)
- 上昇温度:20℃
- 比熱:4.18kJ/kg・℃
- 電気料金単価:31円/kWh(※)
(※)出典:よくある質問 Q&A|公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
▼電気温水器による追い焚きの電気代
- 必要な熱量(kJ):200(kg)×4.18(kJ/kg・℃)×20(℃)=16,720kJ
- 電力量へ換算(kWh):16,720(kJ)÷3,600(kJ/kWh)=約4.6kWh
- 電気代(円):4.6(kWh)×31(円/kWh)=約143円
電気温水器は、電熱ヒーターで直接水を加熱し、投入した電気エネルギーのほぼすべてが熱に変換される仕組みです。
構造がシンプルであるため初期費用が安い一方で、追い焚きを使用するたびに多くの電力を消費します。
家族全員で追い焚きを使う家庭は、追い焚きを使わない家庭に比べて、月の電気代が数千円から1万円程度の差になるケースも少なくありません。
また、深夜電力の契約をしている場合は、日中に追い焚きをすると電気代がさらに高くなるでしょう。
エコキュートの場合
エコキュートの追い焚き1回あたりにかかる電気代は、約47円です。
エコキュートの消費電力量は、一般的に電気温水器のおよそ3分の1とされているため、以下の条件で計算します。
- 電力量(kWh):4.6(kWh)÷3=約1.5kWh
- 電気代(円):1.5(kWh)×31(円/kWh)=約46.5円=約47円
エコキュートには、空気中の熱を利用するヒートポンプ方式が採用されています。そのため、お湯を沸かすための消費電力量が少ないのが特徴です。
一方で、電気温水器に比べて、本体価格や設置工事費が高額になるのがデメリットです。
ガス給湯器の場合
ガス給湯器の追い焚き1回あたりのガス代は、約73円が目安です(都市ガスを使用し、上昇温度20度、湯量200L、都市ガス単価料金を157円とした場合を想定)。
▼追い焚きにかかる電気代の計算式
- 湯量(L)×温度変化(℃)÷(ガスの発熱量(kcal/m3)×熱効率(%))×ガス単価(円/m3)=200(L)×20(℃)÷{10,750(kcal/m3)×0.8}×157円=約73円
※実際の料金は、給湯器の熱効率やガス会社の単価、契約プランによって変動します。
ガス給湯器にはガス代がかかるため、コスト面の比較として同様の条件で算出しています。
また、プロパンガスの場合は都市ガスよりも原価が高いため、さらに追い焚き1回あたりのコストが上がる場合もあるでしょう。
なお、世帯人数別の電気代や、電気料金が高くなる理由については、以下の記事で解説しています。あわせて参考にしてください。
電気代の平均はいくら?世帯人数別の料金や高くなる原因と対処法などを解説
追い焚き機能と高温差し湯・風呂自動はどちらのほうが安い?

ここからは、追い焚きと高温差し湯・風呂自動運転の光熱費はどちらのほうが安いのかについて解説します。
追い焚きと高温差し湯はどちらのほうが安い?
電気代だけで見ると、高温差し湯のほうが追い焚きよりも安くなる傾向です。お湯を同じ温度まで上げる場合でも、追い焚きのほうが電気使用量が多くなりやすいためです。
また、一般的に水道代は電気代より単価が安いとされているため、水道光熱費をトータルで見ると、高温差し湯のほうが安くなりやすいといえるでしょう。
ただし、高温差し湯は、貯湯タンク内のお湯を直接消費する方式のため、連続して使用すると湯切れを起こすことがあります。来客時や家族の入浴時間が集中する場合は、注意が必要です。
追い焚きと風呂自動はどちらのほうが安い?
風呂自動は、浴槽のお湯をすべて捨ててから、常温の水を約40度まで新しく沸かしなおす方式を採用しています。一方で追い焚きは、すでにある程度温かいお湯を再加熱する方式です。
たとえば、常温から40度まで沸かす場合と30度から40度まで温めなおす場合を比べると、風呂自動では、電気代に加えて浴槽1杯分(200リットル)の水道代が上乗せされます。
追い焚きと風呂自動の電気代はほぼ同じですが、風呂自動では水道代もかかるため、追い焚きのほうがコストが安くなる傾向です。
【追い焚き・高温差し湯・風呂自動】どの機能を選ぶべき?

お風呂の温度が下がったとき、追い焚き・高温差し湯・風呂自動、どの機能を使うべきか迷う方が多いのではないでしょうか。
最適な選択をするためには、それぞれの機能を把握しておくことが重要です。
ここでは、追い焚き・高温差し湯・風呂自動のどれが最適であるかをケース別に解説します。
【ケース1】温度を1~2度上げたいときは「追い焚き」がおすすめ
お湯の温度を1〜2度だけ上げたい程度であれば、基本的には追い焚きを選ぶのが適しています。なぜなら、1〜2度の温度を上げるのに必要な熱量はそれほど大きくはないためです。
追い焚きは、浴槽の湯量が増えないため温度ムラが少なく、浴槽全体を均一に温められます。やけどのリスクも少ないので、小さな子どもがいるご家庭にもおすすめです。
一方で、高温差し湯も温度を上げることが可能ですが、足し湯の量が少ない場合は、お湯の温かさを実感しにくいことがあります。
そのため、お湯が少しだけぬるいと感じる程度であれば、追い焚きで温度を上げたほうがいいでしょう。
【ケース2】温度がぬるいときは「高温差し湯」か「風呂自動」
お湯の温度がぬるい場合は、高温差し湯か風呂自動がおすすめです。
高温差し湯は、浴槽に高温のお湯を少量だけ足す方式です。使用するエネルギーは足した分の給湯エネルギーだけですみ、貯湯タンク内の高温水をそのまま使います。
浴槽のお湯の温度が大幅に下がっている、または湯温がぬるいときに追い焚きを使うと、循環ポンプや熱交換器が作動し、貯湯タンクから多くの熱を奪うことになるため、電気使用量が増えます。
一方で、風呂自動は、決まった湯温と水位でお湯はりがされるため、こまかい温度調整や水位設定の手間がかかりません。
そのため、お湯を温めなおしたい場合は、追い焚きよりも高温差し湯や風呂自動の方が電気代は安くすみます。
追い焚きにかかる電気代を節約する5つのコツ

毎日の入浴習慣を工夫するだけで、追い焚きにかかる電気代が節約できます。具体的には、以下のような節約方法があります。
- 追い焚きを多用しない
- 浴槽に蓋をする
- 設定温度を必要以上に高くしない
- 保温運転の長時間使用を避ける
- 電気料金プランを見なおす
1. 追い焚きを多用しない
追い焚きの多用を避けることが電気代の節約につながります。たとえば、入浴間隔をできるだけあけないようにするのが効果的です。
お湯は時間の経過とともに少しずつ温度が下がり、その都度再加熱していたら多くの電力を消費します。しかし、入浴の間隔を短時間にすれば、追い焚きの使用頻度を減らせます。
とくに、冬場や浴室が寒い環境では、30分あくだけでも大きく温度低下することがあるため、あらかじめ入浴時間を決めておきましょう。
2. 浴槽に蓋をする
浴槽に蓋をしない状態では、熱が逃げ続けてしまい、追い焚きが必要になるケースがあります。。蓋をすることで放熱を防ぎ、湯温の低下を抑えられます。
蓋がない場合は、アルミの保温シートなどでも代用できます。
3. 設定温度を必要以上に高くしない
必要以上にお風呂の設定温度を高くしないことも、電気代の節約につながります。
設定温度が高くなるほど、追い焚きに必要な電力量は増加し、設定温度が1度上がるだけで月の電気代に大きな差が生まれます。
一般的に快適とされる設定湯温の目安は、38〜41度です。もし42度以上に設定している場合は、設定温度を下げてみましょう。
4. 保温運転の長時間使用を避ける
保温運転の長時間使用を避けることでも電気代が抑えられます。
入浴時間がはっきりしない場合は、保温を続けるより、必要なタイミングで追い焚きをおこなったほうが、トータルの電気代が安くなることがあります。
5. 電気料金プランを見なおす
電気料金プランを見なおすことでも、電気代そのものを下げることにつながります。
たとえば、大阪ガスではひとり暮らし向けやファミリー向けなど、電気の使用量に応じたプランが用意されているため、現在の契約内容を一度チェックしてみるのがおすすめです。

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追い焚きを使用するときの注意点

追い焚きの使用方法を誤ると、衛生面のトラブルや給湯器の故障につながるおそれがあります。追い焚きを使用するときの注意点は、以下のとおりです。
- 浴槽を定期的に清掃する
- 循環口より水位が低くならないようにする
- 給湯器に対応している入浴剤か確認する
浴槽を定期的に清掃する
残り湯を追い焚きした場合、雑菌による汚れが発生している可能性があります。
とくに以下のような環境は、菌の繁殖がより進みやすくなります。
- 室温が高い状態や夏場
- 体の汚れが多い状態での入浴
- 入浴する人数が多い など
雑菌の繁殖を防ぐためには、浴槽の定期的な清掃が欠かせません。お湯も2日以上はためておかないようにしましょう。
循環口より水位が低くならないようにする
追い焚きをおこなう前に、循環口よりも水位が低くなっていないか確認しましょう。
追い焚きは、浴槽内のお湯を循環口から吸い込み、給湯器で再加熱して戻す仕組みです。
水位が循環口より下回ると空気を吸い込んでしまい、循環ポンプや給湯器に大きな負荷がかかり、故障やエラーの原因になることがあるためです。
給湯器に対応している入浴剤かを確認する
給湯器メーカーの取り扱い説明書に、使用できない入浴剤が明記されています。あらかじめ確認しておきましょう。
一部の入浴剤には炭酸系・硫黄系など、とろみ成分が含まれていることがあり、これらが配管内部に付着すると配管を傷めてしまうことがあるためです。
追い焚き機能に関するよくある質問

ここからは、追い焚き機能に関するよくある質問について、Q&A形式で答えていきます。
- 追い焚きと高温差し湯の仕組みにはどのような違いがありますか?
- 追い焚きのメリット・デメリットは何ですか?
追い焚きと高温差し湯の仕組みにはどのような違いがありますか?
追い焚きは、浴槽と給湯器が循環配管で接続されており、まず浴槽内のお湯を配管から給湯器へ戻し、給湯器の中で再加熱します。
温めなおしたお湯を再び浴槽へ戻す仕組みなので、水量を増やすことなく、温度だけを上げられます。
一方、高温差し湯は高温のお湯を少量ずつ浴槽に足す方式です。新しいお湯を入れる仕組みであるため、電気代やガス代に加えて水道代がかかります。
追い焚きのメリット・デメリットは何ですか?
追い焚きを使用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
|
追い焚きは、水道代を節約しつつ温かい風呂に入れる機能であるため、使用する人数が多い場合などにおすすめの機能です。
一方で、電気代がかかることや、追い焚き機能を備えていない浴槽・給湯設備もある点に注意しましょう。
追い焚き機能を適切に使用して電気代を節約しよう

追い焚きを頻繁に使うと、その分電気代がかさんでしまいます。
電気代を抑えるためには、家族の入浴時間の間隔をできるだけあけないようにしたり、状況に応じて高温差し湯を活用したりするなど、追い焚きに頼りすぎないように工夫することが大切です。
また、浴槽内を清潔に保つことも欠かせません。衛生面に注意し、2日以上ためたままの残り湯を追い焚きしないようにしましょう。

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