一人暮らしの電気代の平均はいくら?料金の内訳や節約方法とあわせて解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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    • 一人暮らしだけど、電気代が予想以上にかかって驚いている
    • 夏と冬の電気代が心配
    • 電気代を安くする方法はないの?

上記のようにお悩みの方もいるでしょう。

一人暮らしでの、毎月の電気代は気になるものです。

この記事では、一人暮らしの電気代の平均額から、電気代を抑えるための具体的な節約術まで、徹底的に解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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一人暮らしの電気代の平均はいくら?

電気代と書かれたブロック、リモコン、木製の家、紙幣が写っている画像

総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」によると、2024年の一人暮らしの電気代の平均は、6,529円です。

以下の表に各年の一人暮らしの電気代の平均についてまとめたので、一人暮らしの方は、自分の電気代と比較してみましょう。

月平均
2019 5,635円
2020 5,729円
2021 5,490円
2022 6,764円
2023 6,625円
2024 6,529円

参考:総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2019~2024年)

電気代は、2022年以降、以下の理由から大きく上昇しています。

  • 燃料価格の高騰
  • 円安の進行
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げ
  • 電力供給力不足

また、季節や地域によっても電気代は変わります。

ここからは、以下について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

  • 季節ごとの電気代の平均
  • 地域ごとの電気代の平均

季節ごとの電気代の平均

季節ごとの電気代の平均は、以下のとおりです。

季節 季節ごとの平均
春(4~6月) 5,839円
夏(7~9月) 6,771円
秋(10~12月) 6,356円
冬(1~3月) 7,150円

参考:総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯」(2024年)

春と秋は比較的過ごしやすい気候のため、冷暖房の使用頻度が減り、電気代は、ほかの季節よりも低くなる傾向にあります。

夏は冷房の使用頻度や冷蔵庫の稼働率が高くなり、電気代も高くなります。

冬は暖房器具の使用頻度が高くなるため、電気代が最も高くなる傾向にあります。エアコンだけでなく、電気ストーブやこたつなども使用するとさらに電気代が上がります。

地域ごとの電気代の平均

地域ごとの電気代の平均は、以下のとおりです。

地域 月平均
北海道・東北地方 7,500円
関東地方 6,566円
北陸・東海地方 6,794円
近畿地方 6,648円
中国・四国地方 7,437円
九州・沖縄地方 6,274円

参考:総務省「家計調査 家計収支編 単身世帯地域別」(2024年)

地域ごとに電気代が異なる理由は、以下のとおりです。

  • 寒冷地は暖房費が高くなりやすい
  • 発電コストの違い
  • 発電所からの距離
  • 住宅の断熱性能や都市部・地方の違い

一人暮らしの電気代は、寒冷地や中国・四国地方はやや高め、近畿や九州・沖縄で安い傾向です。

お住まいの地域の平均電気代を知り、自分の電気代と比較することで、電気代の見直しや節約に役立てられるでしょう。

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夏場の電気代が高い場合の対策

机の上に置かれた観葉植物、アロマディフューザー、白い小型扇風機の画像

夏場はエアコンの使用や冷蔵庫の稼働率の上昇、日照時間の長さなどの理由により電気代が高くなります。

夏場の電気代が高い場合の対策は、以下のとおりです。

  • エアコン使用時に扇風機やサーキュレーターを併用する
  • 日中はカーテンやブラインドを閉める
  • 冷蔵庫の設定温度を見直す

それぞれ解説していきますので、参考にしてください。

扇風機やサーキュレーターを併用する

電気代を下げるには、扇風機やサーキュレーターを併用しましょう。

エアコンの風を循環させることで、部屋全体の温度が均一になり、体感温度も下がります。どの場所でも快適にすごせるので、エアコンの設定温度も上げられ、電気代を節約できます。

夏のエアコンの設定温度を1°C上げると消費電力を10〜13%削減可能です。

参考:家庭部門のCO2排出実態統計調査|環境省

電気代を下げられる上に、体感温度も低く保てるため、エアコンを使用する際には扇風機やサーキュレーターの併用がおすすめです。

日中はカーテンやブラインドを閉める

日中にカーテンやブラインドを閉めると、電気代を節約できます。

窓から入る日射熱を遮断すると、室温の上昇を抑えられるため効率的な節電が可能です。

室内に入る熱の約73%は窓から侵入するため、カーテンやブラインドを閉めると、日射熱を遮断でき、室温の上昇を抑えられます。

参考:開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?|一般社団法人日本建材・住宅設備産業界

カーテンやブラインドで夏場の強い日差しを遮ることは、効率的な電気代の節約方法として有効です。

冷蔵庫の設定温度を見直す

冷蔵室は「中」または「弱」に設定し、冷凍室は通常の設定にすると、電気代節約に効果的です。

冷蔵庫は、設定温度が低いほど多くの電力を消費するため、設定温度を少し上げるだけでも、消費電力を大幅に減らせます。

ほかにも、冷蔵室は7割を内容量の上限にすると、冷気の循環効率が上がります。一方、冷凍室は食品同士が冷やし合うため、8〜9割詰めていたほうが節電には効果的です。

冷蔵庫の設定温度を見直し、効率的に電気代を節約しましょう。

冬場の電気代が高い場合の対策

電球、ミニチュアの家、ミニチュアの植物、そして「100」と「1」の数字が書かれた丸い木製硬貨

冬場はエアコンや電気ストーブなどの暖房器具の消費電力が大きくなり、電気代が高くなる傾向にあります。

外気温と室内気温の差が大きく、夏場よりも電力消費が上昇しやすいため、冬場はエアコンの設定温度を上げすぎないことが、電気代節約のポイントです。

冬場の電気代が高い場合の具体的な対策は、以下のとおりです。

  • エアコンとほかの暖房器具を併用する
  • 加湿器を使う
  • 断熱対策をおこなう

冬場は、暖房器具の併用や加湿器の使用、断熱対策を行い、消費電力を下げましょう。

エアコンとほかの暖房器具を併用する

冬場の電気代を下げるには、エアコンと、ほかの暖房器具の併用しましょう。

エアコンと一緒に、以下の暖房器具を併用すると効果的に部屋を暖められます。

  • 電気ストーブ
  • ホットカーペット
  • こたつ

冬場のエアコンの設定温度を下げるほど、電気代の節約が可能です。

ただし、エアコンの設定温度を下げると、部屋全体が暖まるまでに時間がかかったり、足元が冷えやすくなります。そこで、ほかの暖房器具を併用することで、効果的に部屋を暖められます。

エアコンと、ほかの暖房器具を上手に組み合わせることで、冬の電気代を節約できるでしょう。

加湿器を使う

加湿器の使用も、体感温度を上げられるため、冬の電気代の節約に有効です。

室内の湿度が上がると、汗が蒸発しにくくなり、体感温度が上がります。体感温度を上げることで、エアコンの設定温度を通常よりも低く設定しても暖かく感じられるため、冬の電気代の節約につながります。

室温が同じ20℃場合、湿度が30%よりも60%のほうが、1.7℃ほど体感温度が高くなります。

加湿器を使うと、エアコンの設定温度を下げても体感温度が変わらないため、冬の節電対策として有効です。

断熱対策をおこなう

断熱対策をおこなうことで、暖房効率が上がり、電気代の大幅な節約が期待できます。

断熱対策をおこなうと、暖房によって温めた室内の空気が外に逃げにくくなります。特に窓や壁、床などから熱が逃げるのを防ぎ、エアコンや暖房機器の稼働時間や出力を抑えられるため、無駄な電力消費を減らせます。

具体的には、以下のような断熱対策がおすすめです。

  • 窓に断熱シートや断熱フィルムをはる
  • 厚手のカーテンや断熱カーテンを取りつける
  • 断熱マットやカーペットを敷く

断熱シートやフィルムは、窓ガラスにはるだけで、外からの冷気を遮断し、室内の暖気を逃げにくくする効果が期待できます。断熱カーテンを併用するとより効果的です。

足元が冷える場合は、断熱マットやカーペットを敷くと床からの冷気を遮断し、足元の冷えを防げます。

断熱対策をおこない、無駄な消費電力を削減しましょう。

一人暮らしで電気代を下げる5つの方法

一人暮らしと書かれた青いブロックと、ピンクの家、人形のオブジェが写っている画像

以下では、一人暮らしで電気代を下げる5つの方法をご紹介します。

  • 洗濯の回数を減らす
  • 照明をLEDに交換する
  • こまめにスイッチオフをして待機電力をカットする
  • エアコンのフィルター掃除を定期的におこなう
  • お風呂は追い焚きを控える

洗濯の回数を減らす

洗濯物をまとめて洗うことで洗濯機の消費電力も少なくなり電気代の節約が可能です。

洗濯回数を減らした場合の具体的な電気代の違いは、以下のとおりです。

ドラム式洗濯機:洗濯~乾燥1回あたりの消費電力を1.6kwh、1kwhあたり31円として計算

毎日洗濯する場合の電気代

1週間の消費電力:1.6kwh × 7回 = 11.2kwh

1週間の電気代: 11.2kwh × 31円 = 347.2円

週3回洗濯する場合の電気代

1週間の消費電力:1.6kwh × 3回 = 4.8kwh

1週間の電気代: 4.8kwh × 31円 = 148.8円

また、洗濯回数を減らすことで、使用する水の量が減り、水道代の節約にもつながります。

毎日の洗濯を週3回に減らすと1週間で198.4円の節約になります。まとめ洗いで洗濯回数を減らし、水道代と電気代を節約しましょう。

照明をLEDに交換する

照明をLEDへ交換することも効果的な節約方法です。

LEDに変更することで、以下の節約効果があります。

  • 消費電力を削減できる
  • 交換の回数が少なく、コストが抑えられる
  • 発熱量が少ないので、冷房効率が上がる

LEDは従来の白熱電球や蛍光灯に比べて、消費電力が非常に少ないのが特徴です。また、LEDは長寿命であり、交換頻度が少なくてすむので、電球交換の手間や費用も節約できます。

発熱量も少ないため、夏場の冷房効率が向上し、間接的な節約にもつながります。

LED照明は蛍光灯や白熱電球に比べて消費電力と交換頻度も少ないため、LEDへの交換は有効な節電方法といえるでしょう。

こまめにスイッチオフをして待機電力をカットする

小さなことの積み重ねですが、こまめに電気のスイッチをオフにしたり、待機電力をカットすると節電につながります。

待機電力のカットについては、以下のとおりです。

  • 使わないときはコンセントからプラグを抜く
  • スイッチつきの電源タップを使う
  • 長時間使わない場合は主電源を切る
  • 節電モードを活用する

充電器やテレビ、オーディオ機器などは、使用していないときでもコンセントにつながっていることが多いので、使わないときはコンセントからプラグを抜く習慣を身につけましょう。

テレビやゲーム機など、長時間使わない場合は主電源を切ることで、待機電力をカットできます。 複数の電気製品をまとめてオフにできるスイッチつきの電源タップがおすすめです。

電気製品は、電源を切っていてもコンセントにつながっているだけで、わずかな電力を消費しています。こまめに電源管理をおこない待機電力を抑えましょう。

エアコンのフィルター掃除を定期的に行う

エアコンのフィルター掃除は、節電や性能維持、故障の予防に有効です。

エアコンのフィルターが汚れていると、空気の通りが悪くなり、エアコンはより多くのエネルギーを使って空気を循環させようとします。エアコンのフィルター掃除を定期的におこなうことで、消費電力を大幅に削減でき、結果的に電気代の節約につながります。

フィルターの清掃は、2週間に一度が目安です。使用頻度が高い夏や冬は、こまめに掃除するとより効果的です。

エアコンのフィルター掃除は、節電だけでなく、エアコンの性能維持や故障予防にもつながりますので、定期的な掃除をおすすめします。

お風呂は追い焚きを控える

給湯器が電気式の場合、入浴時以外はお風呂のフタを閉め、お風呂が沸いたらお湯が冷めないうちに入浴し、追い焚きを控えましょう。

追い焚きを控えることで、無駄な電力消費を減らし、電気代の節約が可能です。

追い焚きは、冷めてしまったお湯を再び温めるために電気やガスを使用します。特に冬場などお湯が冷めやすい時期には、何度も追い焚きをする必要があり、その分エネルギー消費量も増えます。

お風呂に入っていないときは常にフタを閉めておくと、お湯の温度低下を抑えられます。お風呂が沸いたら湯船のお湯が冷めないうちに入浴し、追い焚きを控えることが電気代の節約に効果的です。

電力会社や契約プランを変更し電気代を下げる

木製の家、電球、電卓、リモコン、紙幣と硬貨が青い背景に並べられた画像

電力自由化により、各社が価格競争をおこなっており、従来の大手電力会社よりも割安なプランを提供する新電力会社が増えています。

2000年から段階的に自由化が進み、2016年4月には一般家庭や商店も含めた「電力の小売全面自由化」が実施されました。

小売全面自由化により異業種からも「新電力」と呼ばれる事業者が参入し、消費者の選択肢が大幅に増えています。

新電力会社や異なる料金プランに乗り換えることで、基本料金や電力量料金が安くなる場合があります。

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電力会社や契約プランを変更するメリット

ストライプのトップスとデニムを着用し、自宅の床に座ってスマートフォンを操作し、笑顔を浮かべている女性

電力会社や契約プランを変更するメリットは、以下のとおりです。

  • 電気料金が安くなる可能性がある
  • ライフスタイルに合ったプランを選べる
  • セット割やポイント還元などの特典がもらえる

電気料金が安くなる可能性がある

電力会社や契約プランを見直すことで、電気料金が安くなる可能性があります。

単身者の場合は、家族の場合に比べて使用する電力量が少ないため、「基本料金が抑えられているプラン」がおすすめです。

 

ご自身の月間の電気使用量を確認し、契約プランを見直しましょう。

ライフスタイルに合ったプランを選べる

ご自身の生活スタイルに合わせてプランを選ぶことで、より効率的に電気代が節約可能です。

電力会社は時間帯別料金プランや、エコキュートなどの夜間蓄熱式機器の利用が多い方向けのプランなど、生活スタイルに合わせたプランを提供しています。

夜間の電気使用量が多い場合は、夜間の料金が安いプランを選ぶとお得に電気を使用できます。

ご自身の生活スタイルに合ったプランを探し、効率的に節約しましょう。

セット割やポイント還元などの特典がもらえる

電気やガス、通信サービスをまとめて契約すると、ポイント還元や特典で、お得に電気を利用できる場合があります。

多くの電力会社が「セット割」や「ポイント還元」などの特典つき電気料金プランを提供しているためです。

電気とガスをまとめて契約すると、毎月の電気代やガス代が割引されるプランや、携帯電話とインターネットをセットで契約すると、月額料金が割引されるプランもあります。

電気やガス、通信サービスを違った会社で契約している場合は、ぜひ各社の電気料金プランをご確認ください。

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まとめ

電球、電源プラグ、ミニチュアの家、電卓が写った画像

2024年の一人暮らしの電気代の平均は6,529円で、春と秋に比べると、夏と冬の平均金額が高い傾向にあります。

また、地域によっても電気代は異なり、寒冷地や中国・四国地方はやや高め、近畿や九州・沖縄で安い傾向です。

まずは自分自身の電気代が、平均に比べてどうなのか把握しておくことが大切です。

自身の電気代を把握したら、家電の使い方を見直して、節電をしていきましょう。

ほかにも、ガスやインターネットなどほかのサービスとのセット割を利用したり、自身の生活スタイルに合わせてプランを選んだりすることで、より効率的に電気代を節約できます。

自分にあった契約を結び、電気代を抑えましょう。

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