タンパク質の一日の摂取量はどのくらい?必要量を効率的にとる食事法も解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
監修者:美樹彩夏
タンパク質は健康的な体を維持するために欠かせない栄養素ですが、一日にどれくらい摂取すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
年齢や性別などによって必要量は異なり、また効率的な摂取方法を知ることも重要です。
この記事では、タンパク質の基本的な働きから、適切な摂取量、効率的な摂取方法まで、具体的な数値とともに解説します。

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目次
タンパク質とは?体内での働きと重要性

タンパク質は私たちの体を構成する重要な要素で、水分についで体内に多く含まれている成分です。
主に20種類のアミノ酸から構成されており、そのうち9種類は体内で合成することができない「必須アミノ酸」として、食事から摂取する必要があります。
タンパク質の基本的な働きは、以下の3つに大別されます。
- 体の構成材料:筋肉、臓器、皮膚、毛髪などの体の組織をつくる材料となる
- 代謝調節:酵素やホルモンとして、体内のさまざまな代謝を調節する
- 生体防御:免疫物質として働き、体を病気から守る役割をはたす
特に、筋肉量の維持や増加には十分なタンパク質摂取が欠かせません。
不足すると、免疫機能の低下や筋力低下などの健康上の問題が生じる可能性があります。
年齢・性別による一日のタンパク質必要量

タンパク質の必要量は、年齢や性別によって異なります。厚生労働省が定めた「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、以下のような推奨量が示されています。
【年齢・性別によるタンパク質推奨量】
| 性別・年齢 | 推奨量(g/日) |
|---|---|
| 成人男性(18~64歳) | 65 |
| 成人男性(65歳以上) | 60 |
| 成人女性(全年齢) | 50 |
この推奨量は「ほとんどの人が必要量を満たす量」として設定されています。
特に高齢者(65歳以上)では、加齢に伴う筋肉量の低下を防ぐため、意識的にタンパク質を摂取することが推奨されています。
また、妊娠期・授乳期の女性は、胎児の成長や母乳生成のために通常よりも多くのタンパク質が必要となります。
【妊娠期・授乳期における推奨量の調整】
| 状況 | 推奨量の増減 | 1日の目安量(g) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 妊娠初期 | +0g | 55 | つわりの状況に応じて調整 |
| 妊娠中期 | +5g | 60 | 胎児の成長に合わせて増加 |
| 妊娠後期 | +25g | 75 | 最も必要量が増える時期 |
| 授乳期 | +20g | 75 | 母乳生成のため増量 |
特に妊娠後期は胎児の急速な成長に合わせて必要量が大きく増加します。
授乳期も母乳に含まれるタンパク質を補うため、付加量が必要です。
運動量によっても必要なタンパク質量は変化します。一般的な目安は以下のとおりです。
- 運動習慣がない場合:体重×0.95g/日程度
- 週1回以上の運動習慣がある場合:体重×1.62g/日程度
- アスリートの場合:体重×2.0g/日程度
特に筋力トレーニングをおこなう人は、筋肉の修復と成長のために多めのタンパク質摂取が推奨されます。
ただし、過剰摂取は腎臓に負担をかける可能性があるため、自身の活動量に合わせた適切な摂取を心がけることが重要です。
効率的なタンパク質の摂取方法

タンパク質を効率的に摂取するためには、一日の総量だけでなく、摂取のタイミングや食品の組み合わせも重要です。
基本的な原則として、一日三食に分散して摂取することが推奨されています。
特に朝昼晩それぞれの食事で20g程度を目安に摂取することで、体内での利用効率を高めることが期待できます。
一度に大量のタンパク質を摂取するよりも、バランスよく分散させて摂取するほうが効率的です。
特に朝食でのタンパク質摂取は、代謝アップ、集中力の向上、筋肉分解を補うなど重要な意味があります。
また、良質なタンパク質を選択することも効率的な摂取には欠かせません。
動物性タンパク質(肉・魚・卵・乳製品)と植物性タンパク質(大豆製品・穀類)をバランスよく摂取することが望ましいとされています。
動物性タンパク質は必須アミノ酸が豊富です。
一方で、植物性タンパク質はほかの栄養素とのバランスがよく、持続的な摂取に適しています。
ただし、タンパク質の摂取には適切な量があり、過剰摂取には注意が必要です。
必要以上のタンパク質摂取は腎臓への負担を増加させる可能性があり、また脱水のリスクも高まります。
さらに、高タンパクな食品は同時に脂質も多く含む傾向があるため、過剰摂取は体重増加にもつながる可能性があります。
タンパク質が豊富な食品とその摂取量
効率的なタンパク質摂取を実践するためには、具体的にどの食品からどれくらいの量を摂取すればよいのかを知ることが重要です。
以下では、タンパク質含有量が多く、比較的に手軽に手に入る食品をまとめました。
【高タンパク食品のタンパク質含有量(可食部100g当たり)】
| 食品カテゴリー | 食品名 | 1食分量(g) | タンパク質量(g) |
|---|---|---|---|
| 肉類 | にわとり 若どり ささみ 生 | 1枚:40g | 23.9 |
| ぶた 大型種肉 ロース 赤肉 生 | 1枚:200g | 22.7 | |
| ぶた 大型種肉 ヒレ 赤肉 生 | 1枚:200g | 22.2 | |
| 魚介類 | 加工品 かつお節 | 1食分:2.5g | 77.1 |
| しらす干し 半乾燥品 | 大さじ1:5g | 40.5 | |
| かつお 春獲り 生 | 1柵:250g | 25.8 | |
| 卵・乳製品 | ナチュラルチーズ パルメザン | 大さじ1:6g | 44.0 |
| プロセスチーズ | スライス1枚:18g | 22.7 | |
| 鶏卵 卵黄 生 | 1個:16g | 16.5 | |
| 大豆製品 | 油揚げ 生 | 1枚:20~30g | 23.4 |
| 挽きわり納豆 | 1個:30~50g | 16.6 | |
| がんもどき | 1個:95~125g | 15.3 | |
| 穀類 | 焼きふ 車ふ | 1個:6g | 30.2 |
| ロールパン | 1個:30g | 10.1 | |
| 角形食パン | 1枚(6枚切り):60g | 8.9 |
参照:文部科学省|日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 第2章(データ)
一度に摂取できるタンパク質量の目安
タンパク質の効率的な吸収のためには、1回の食事での適切な摂取量を意識することが重要です。
基本的な目安として1食あたり20g程度が推奨されており、これは体内での吸収と利用が最も効率的におこなわれる量とされています
1回の食事で吸収できるタンパク質量には上限があり、40~50gを超えると効率的な利用が難しくなることが分かっています。
特に運動との関係では、運動前は消化の負担を考慮して軽めの10~15g程度、運動後は30分以内に20~30g程度の摂取が健康維持や筋肉量増加に効果的です。
タンパク質の吸収効率を高めるためには、いくつかの工夫が有効です。
異なる種類のタンパク質を組み合わせることで、アミノ酸バランスを整えることができます。
また、適度な炭水化物と一緒に摂取することで、タンパク質の利用効率が高まります。
さらに、十分な水分摂取を心がけることで、タンパク質の消化吸収がスムーズになります。
これらの目安は、自身の活動量や体格に合わせて調整することが重要です。
タンパク質を確実にとるための食事プラン

タンパク質を確実に摂取するためには、計画的な食事づくりが重要です。
1日を通じてバランスの取れた食事を心がけることで、必要なタンパク質量を無理なく摂取することができます。
【1日の食事例】
| 朝食(20g程度)の例 | ・ご飯または食パン+卵料理(目玉焼きや卵焼き) ・納豆やヨーグルトを追加 ・牛乳や豆乳を飲み物として活用 |
| 昼食(20~25g程度)の例 | ・主菜に魚や肉を使用した定食スタイル ・サラダにツナやゆで卵をトッピング ・豆腐や大豆製品を副菜として活用 |
| 夕食(20~25g程度)の例 | ・メインのおかずに肉または魚を使用 ・副菜に高野豆腐や油揚げなどの大豆製品を取り入れる ・汁物に豆腐や油揚げを加える |
忙しいときの工夫として、以下のような方法がおすすめです。
- 常備菜の活用
- ゆで卵やサラダチキンをつくり置き
- レトルトの豆類や缶詰を常備
- 冷凍の切り身魚や肉を使用
- 手軽な間食での補給
- プロテインバーやプロテインドリンク
- チーズや乳製品
- 大豆製品のスナック
バランスのよい食事を組み立てるためには、「主食・主菜・副菜・果物・乳製品」の5つの基本食品群を意識することが大切です。
これらの食品群をバランスよく組み合わせることで、タンパク質だけでなく、ほかの必要な栄養素も同時に摂取することができるでしょう。
特に主菜は、タンパク質摂取の中心となるため、毎食しっかりと取り入れることが重要です。
まとめ
タンパク質は体を構成し、さまざまな生理機能を維持する上で欠かせない栄養素です。1
日の必要量は、年齢、性別、活動量によって異なりますが、成人男性で65g、女性で50gを目安に摂取することが推奨されています。
効率的な摂取のためには、1食あたり20g程度を目安に、動物性と植物性のタンパク質源をバランスよく組み合わせることが重要です。
また、単にタンパク質を摂取するだけでなく、主食・主菜・副菜・果物・乳製品をバランスよく組み合わせた食事を心がけることで、より健康的な食生活を送ることができるでしょう。
忙しい現代社会では、時間的な制約から十分な食事が取れないこともありますが、常備菜の活用や手軽な間食での補給など、工夫次第で必要なタンパク質を確保することは可能です。
この記事で紹介した食品や摂取方法を参考に、ご自身のライフスタイルに合わせた無理のない方法でタンパク質摂取を実践してください。

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意外と知らない「タンパク質」の基礎知識
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