電気ストーブの電気代はいくら?種類別の料金相場や節約のコツを解説

編集者:Daigasコラム編集部:電気・ガス担当

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冬の暖房器具として手軽に使用できる電気ストーブは、設置や操作が簡単で、すぐに暖かくなるのが魅力です。

一方で、使用状況によっては電気代が高くなるため、効率的に使うことが求められます。

本記事では、種類別の電気ストーブの電気代やほかの暖房器具との比較、節約のコツを紹介します。冬の電気代を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

【種類別】電気ストーブの電気代

白く塗装された木目調のテーブルの上に、透明な電球、白い電卓、そして小さな木製の家模型が置かれている。背景には緑の葉が添えられ、全体的に明るく清潔感のある雰囲気の俯瞰写真。

電気ストーブには以下のような種類があり、電気代も異なります。それぞれの電気代の目安は、以下のとおりです。

電気ストーブの種類

電気代の目安(1時間)

セラミックファンヒーター

約17〜37円

カーボンヒーター

約12〜31円

ハロゲンヒーター

約25〜37円

シーズヒーター

約7〜34円

パネルヒーター

約5〜37円

オイルヒーター

約9〜37円

グラファイトヒーター

約14〜28円

セラミックファンヒーターの電気代

セラミックファンヒーターの消費電力は約300〜1,200Wで、1時間あたりの電気代は約17〜37円が目安です。

スイッチを入れるとすぐに温風が出るため、部屋全体を短時間で暖めたいときに向いています。たとえば、お風呂上がりに脱衣所で使用するのが効果的です。

ただし、長時間使用するとムダな電力消費につながってしまうので、電気代を抑えたい場合はタイマー機能を活用するなど、必要なときだけ使用するようにしましょう。

セラミックファンヒーターの節約術については、以下の記事で詳しく解説しています。

カーボンヒーターの電気代

カーボンヒーターの消費電力は400〜1,000Wで、1時間あたりの電気代の目安は約12〜31円と比較的低コストです。

スイッチを入れると遠赤外線が放出され、数秒で暖まるので、足元やデスク下で使用するなど、局所的に暖めたいときに向いています。

光がやわらかく静音性にもすぐれているので、寝室や書斎などでもストレスなく使用できます。

省エネ性能も高く、ひとり暮らしの補助暖房としてもおすすめです。

ハロゲンヒーターの電気代

ハロゲンヒーターの消費電力は800〜1,200Wで、1時間あたりの電気代の目安は約25〜37円です。

軽量で持ち運びやすく、スイッチを入れるとすぐに暖かさを感じられるので、特定の範囲を短時間で暖めたいときに向いています。

一方で、暖房範囲が狭く、長時間使用すると電気代がかさみやすいといったデメリットがあります。そのため、必要な場面だけで使うスポット暖房として使用するのがおすすめです。

シーズヒーターの電気代

シーズヒーターの消費電力は約250〜1,200Wで、1時間あたりの電気代は約7〜34円が目安です。

シーズヒーターとは、金属管(シーズ)の内部にニクロム線を封入し、遠赤外線でじんわり暖める電気ストーブです。

立ち上がりがやや遅いものの、風を出さないため静音性が高く、空気が乾燥しにくいといった特徴があります。

体の芯まで暖まるので、リビングや寝室などの長時間使用する場所に適しています。

パネルヒーターの電気代

パネルヒーターの消費電力は約160〜1,200Wで、1時間あたりの電気代は約5〜37円が目安です。

内部の発熱体から放射される熱によって、部屋全体をおだやかに暖めてくれます。

風を出さないため乾燥しにくく、ホコリも舞いにくいのが特徴です。暖房範囲は限定的ですが、デスク下や寝室などの補助暖房として向いています。

転倒時自動OFFなどの安全性の高い機能を備えた製品が多くあるので、子どもや高齢者のいる家庭におすすめです。

パネルヒーターの節約方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

オイルヒーターの電気代

オイルヒーターの消費電力は約300〜1,200Wで、1時間あたりの電気代の目安は約9〜37円です。

内部のオイルを温めた熱による放射と対流で部屋全体が暖かくなります。

静音性が高い、空気が乾燥しにくい、暖かさが長続きしやすいといったメリットがあります。

一方で、部屋が暖まるまでに時間がかかることや、重量があるため移動させるのが不便なのがデメリットです。

オイルヒーターの節約方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

グラファイトヒーターの電気代

グラファイトヒーターの消費電力は450〜900Wで、1時間あたりの電気代の目安は約14〜28円と経済的です。

炭素素材(グラファイト)を発熱体に使用しているため遠赤外線効果により短時間で部屋を暖めることができます。

軽量でコンパクトな製品が多く、デスクワークやひとり暮らしの補助暖房に適しています。

速暖性・静音性・省エネ性を兼ね備えた、バランスのいいヒーターといえるでしょう。

電気ストーブとそのほかの暖房器具との電気代の比較

手前でリモコンのボタンを押す手と、その奥で壁に取り付けられた白いエアコンが稼働している様子。背景には白いカーテンが見える。

ここからは、電気ストーブとそのほかの暖房器具との電気代を比較します。

暖房器具の種類

電気代の目安(1時間)

電気ストーブ

約5〜37円

ガスファンヒーター

約0.6円(ガス代を含むランニングコスト約12円)

石油ファンヒーター

約0.4円(灯油代を含むランニングコスト約8〜33円)

エアコン(10畳用)

約20円

ホットカーペット(3畳用)

約10円

電気式床暖房

約35円

電気ストーブはスポット暖房に向いていますが、電気代は種類によって異なります。

ガスファンヒーターについては、電気代だけでなくガス代も必要です。

それぞれの暖房器具の特徴と電気代を考慮しつつ、自分に合った暖房器具を選びましょう。

石油ファンヒーターとエアコンの違いについては、以下の記事で解説しています。

床暖房の電気代については、以下の記事で詳しく解説しています。

電気ストーブの電気代を節約する7つのコツ

淡いグリーンの背景に、左から右へ高くなるように積み上げられた3つの金色のコインの山。一番高いコインの山の上には、中心にハートが描かれた光り輝く電球の白い手書き風イラストが添えられている。

電気ストーブの電気代を節約するコツは、以下のとおりです。

  1. 必要な場所だけを暖める
  2. ほかの暖房器具と併用する
  3. タイマー機能を活用する
  4. 室内の熱を逃がさないように工夫する
  5. 省エネモデルを選ぶ
  6. 電気料金プランを見なおす
  7. ガスファンヒーターに置き換える

1.必要な場所だけを暖める

電気ストーブは、部屋全体を暖めるよりも、必要な場所だけを暖める使い方が省エネに効果的です。

暖房範囲を絞ることで消費電力が抑えられ、ムダな電気代の発生を防げます。

たとえば、デスクワーク中に足元だけを暖める、脱衣所で短時間だけ使用するなど、スポット暖房としての使用が効果的です。

コンパクトな電気ストーブなら、さらに暖房効率をあげられるでしょう。

2.ほかの暖房器具と併用する

電気ストーブ単体よりも、エアコンやガスファンヒーターなど、ほかの暖房器具と組み合わせたほうが省エネ効果が期待できます。

たとえば、電気ストーブの速暖性で部屋を素早く暖め、一定の室温に達したらエアコンやガス暖房で保温するのがいいでしょう。

これにより、立ち上がり時間を短縮でき、電気代を含めた光熱費全体の節約にもつながります。

3.タイマー機能を活用する

タイマー機能の活用も、電気ストーブの節電に効果的です。

必要な時間だけ運転することで、つけっぱなしによるムダな電力消費や外出前の切り忘れを防げます。

近年では人感センサーや自動OFF機能を備えたタイプもあり、使用環境に応じて最適な省エネ運転が可能です。

4.室内の熱を逃がさないように工夫する

暖房効率をあげるには、室内の熱を逃がさない工夫が欠かせません。

窓際やドアのすき間からの冷気を防ぐだけでも、体感温度が変わります。

たとえば、次のような対策が効果的です。

  • 断熱カーテンを使って窓からの冷気を遮る
  • ラグやマットを敷いて床からの冷気を防ぐ
  • すき間テープでドアや窓のすき間風を防止する
  • 加湿器で湿度を保ち体感温度をあげる

こうした工夫するだけで暖房効率を高められるので、ぜひ取り入れてみてください。

5.省エネモデルを選ぶ

消費電力が抑えられる省エネモデルの電気ストーブを選ぶことで、電気代の削減につながります。

なかには、反射板や首振り機能で暖気を効率よく広げるモデルや、必要なときだけ発熱する機能、温度センサーや人感センサーが搭載されたモデルもあります。

省エネモデルを選ぶ際は、製品の仕様に記載されている「消費電力(W)」や「省エネ性能」を確認し、自宅の使用環境に合ったモデルを選びましょう。

6.電気料金プランを見なおす

電気代を抑えるためには、契約している電気料金プランを見なおすのも効果的です。

使用時間帯や家族構成によって最適なプランは異なりますが、電気使用量がとくに多くなる冬季は、基本料金や単価が割安なプランを選ぶことで光熱費を抑えられます。

大阪ガスでは、ガスと電気をまとめて契約することで料金をお得にできるプランを用意しているので、ぜひチェックしてみてください。

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7.ガスファンヒーターに置き換える

暖房効率やランニングコストを重視する場合は、ガスファンヒーターの使用も検討しましょう。

電気ストーブは手軽で使いやすい一方、使用時間が長くなると電気代が高くなる傾向があるためです。

ガスは立ち上がりが早く、短時間で部屋全体を暖められるため、結果的に暖房効率がよくなり、電気代の節約につながります。

ガスファンヒーターの節約方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

電気ストーブの電気代に関するよくある質問

明るい水色の壁を背景に、木目調のテーブルの上に置かれた木製の笑顔の人形。その横には、クエスチョンマークが描かれた青いキューブが3つ積み上げられ、さらにその上に4つ目の青いキューブが指で追加されようとしている。積み上げられたキューブの上部には、黄色いひらめきの電球のイラストが添えられている。

電気ストーブの電気代は、使い方次第で変わります。ここからは、電気ストーブの電気代に関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

  • 電気ストーブとエアコンはどちらが電気代が安い?
  • 電気ストーブを1日中つけっぱなしにすると電気代はいくら?
  • 電気ストーブのメリットとデメリットは?

電気ストーブとエアコンはどちらが電気代が安い?

広い部屋を暖める場合は、エアコンのほうが電気代を抑えられます。

目安として10畳以上のリビングやワンルーム、または12〜15畳クラスのLDKなど、空間の広い部屋ではエアコンがおすすめです。

エアコンは、ヒートポンプ方式で少ない電力から大きな熱をつくれるため、広い空間を暖めるほど消費電力あたりの暖房効率が高くなります。

1時間あたりの電気代はエアコン(10畳用)が約20円、電気ストーブは約5~37円が目安です。

ただし、電気ストーブは立ち上がりが早く、足元など一部分を暖めるときに効率的なため、状況によって使い分けるようにしましょう。

電気ストーブを1日中つけっぱなしにすると電気代はいくら?

1,200Wの電気ストーブの電気代が1時間あたり約37円なので、24時間つけっぱなしにした場合の電気代は約900円になります。

長時間の連続使用は、電気代の無駄遣いにつながります。外出時は必ず電源を切り、就寝時はタイマー機能を活用しましょう。

電気ストーブのメリットとデメリットは?

電気ストーブのメリットは、スイッチを入れてすぐに暖かくなる速暖性です。

燃料を補充する必要がなく、手軽に使えるのが魅力です。

一方、暖房範囲が狭く、長時間使うと電気代が高くなりやすいのがデメリットといえます。

部屋全体を暖めるのに時間がかかるので、エアコンやガス暖房と併用するのがおすすめです。

自分に合う節約方法で電気ストーブの電気代を抑えよう

明るい光が差し込む窓際の部屋で、ストライプ柄のラグの上に置かれた白い家庭用電気ストーブ。電源は入っておらず、シンプルな室内の冬の風景。

電気ストーブは使い方を工夫することで、暖かさと省エネを両立できます。

種類ごとの特徴を理解し、必要な場所だけを暖めたり、タイマー機能や断熱対策を取り入れたりすることで、ムダな電気代を削減可能です。エアコンやガス暖房と併用するのも効果的でしょう。

電気料金がお得になる大阪ガスの「新生活応援プラン」や「ファミリー応援プラン」なら、光熱費全体の節約にもつながります。電気料金プランを見なおし、電気ストーブを効果的に活用しながら、快適で経済的な冬を過ごしましょう。

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