Wi-Fiが遅い原因とは?戸建と集合住宅(マンション)で考えられる対処法を徹底解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
家のインターネットの速度が遅いときに考えられる原因は、端末や接続機器、インターネット回線など多岐にわたります。
住んでいる住宅が戸建住宅か集合住宅かによっても考えられる原因は異なります。
改善するには、原因を確かめて対処法を試す必要があります。
この記事では、家のインターネットの速度が遅い場合の原因と対処法を戸建と集合住宅にわけて解説します。
ぜひ参考にしてください。
目次
家のネットが遅いときはまず速度を調べよう
家のインターネットの速度が遅いと感じたら、まずは通信速度を調べてみましょう。
通信速度とは、インターネットを利用しているときに1秒間に送受信できるデータ量のことです。最小単位がbpsでkbps、Mbps、Gbpsの順に大きくなります。
光回線サービスで、下り最大速度2Gbpsや1Gbpsと記載されていることがありますが、基本的に通信事業者が発信している最大通信速度は理論値で、さまざまな理由から最大速度が出るとは限らないため、実際の通信速度は大阪ガスのスピードチェックツールで調べましょう。
スピードテストでは、ネットワークが一定期間にインターネットサーバーからデータを受信する「ダウンロード速度(※1)」やネットワークがサーバーへデータを送信する「アップロード速度」を計測できます。
動画やオンラインゲームの通信速度が遅いと感じるときには、ダウンロード速度を確認するといいでしょう。ダウンロード速度は次のように評価します。
| ダウンロード速度 | 評価 | 通信速度の目安(可能なこと) |
|---|---|---|
| 100Mbps以上 | 非常に高速 | ・同時に複数のデバイスで4K動画のストリーミング ・友だちとのオンラインゲーム ・ビデオ会議 |
| 50Mbps以上 | 高速 | ・同時に複数のデバイスで4K動画のストリーミング ・オンラインゲーム ・ビデオ会議 |
| 25Mbps以上 | 快適な速度 | ・同時に複数のデバイスでHD動画の安定したストリーミング |
| 13Mbps以上 | 良好な速度 | ・同時にいくつかのHD動画のストリーミング |
| 7Mbps以上 | 普通の速度 | ・1本のHD動画のストリーミング ※複数のデバイスで同時にストリーミングすると、バッファリングにより中断の可能性あり |
| 3Mbps以上 | やや低速 | ・1台のデバイスで標準画質の動画を1本ストリーミング |
| 3Mbps未満 | 低速 | ・ウェブブラウジングには十分 ※動画の読み込みが遅くなる可能性あり |
出典:Google Nest ヘルプ「インターネットの速度をテストする」
基本的に、ダウンロード速度が25Mbps以上あれば、動画やオンラインゲームなどをストレスなく楽しむことができますが、25Mbps未満では、インターネットが遅いと感じられる場合もあるでしょう。
大阪ガスの「スピードチェック」では、お使いのインターネットの通信速度を測ることができます。ぜひご利用ください。
(※1)ダウンロード速度は、インターネットサービスプロバイダー(ISP)と契約しているメニューによって異なります。一部のデバイスではパソコンと同等の速度が出ないことがあり、デバイスの機種やバージョンによっても速度が異なります。
マンションのWi-Fiが遅い原因
家のインターネットの速度が遅いときに考えられる原因は、戸建の住宅や、マンション・アパートなどの集合住宅など、住宅の種類によって異なる場合があります。
- 戸建と集合住宅(マンション)で共通する原因
- 集合住宅(マンション)で起きやすい原因
上記の原因を順番に解説します。
戸建と集合住宅(マンション)で共通する原因
インターネットの速度が遅くなる原因のなかで、戸建と集合住宅で共通しているのは、主に以下です。
- インターネット回線に原因がある
- パソコンやスマートフォンに原因がある
- 接続機器に原因がある
インターネット回線に原因がある
パソコンやスマートフォンなどの端末でインターネットを利用するには、光回線やモバイル回線などの回線を管理している「インターネット回線事業者」、およびインターネット回線とインターネットを接続する「プロバイダー」と契約する必要があります。
そのため、インターネット回線事業者やプロバイダーなどで次のようなトラブルが起きていると、インターネットの通信速度が低下する場合があります。
- インターネットを利用している人が多く、混雑している
- 回線事業者やプロバイダーで通信障害が起きている
- アクセスしたいウェブページの利用者が多い
インターネット回線やプロバイダーなどは多くの人と共同で利用していますが、同時に送受信できる通信データ容量に上限があります。そのため、同じ時間帯にインターネットを利用している人が多いと渋滞してしまい、通信速度が低下します。
また、回線事業者やプロバイダーで通信障害が起きていると、データ通信やWi-Fi通信などに切り替えない限り、基本的にはインターネットを利用できなくなります。
ほかにも、特定のウェブサイトだけ接続できない場合は、利用者が多くてサーバーが混雑している可能性が考えられます。
パソコンやスマートフォンに原因がある
パソコンやスマートフォンが以下のような状態だと、インターネットの通信速度が低下する場合があります。
- パソコンやスマートフォンの性能が低い
- 定期的にアップデートしていない
- ウイルスに感染している など
パソコンやスマートフォンの性能が低いと、高画質な動画やオンラインゲームなどの膨大なデータを表示するとき、時間がかかる場合があります。また、古い端末は最新の通信規格に合わず、通信速度が上昇しないケースもあります。
ほかにも、パソコンやスマートフォンを定期的にアップデートしていない、あるいは端末がウイルスに感染しているなどの場合は、インターネットの通信速度が低下する可能性が高いです。
接続機器に原因がある
一般的に、自宅でパソコンやスマートフォンをインターネットに接続するときは、主に以下のような接続機器を利用します。
| 概要 | |
|---|---|
| モデム・光回線終端装置(ONU) | 送受信するデータをデジタル信号とアナログ信号、または光信号と相互に変換する機器 |
| Wi-Fiルーター | 複数のパソコンやスマートフォンとインターネットを無線で接続する機器 |
| 有線LAN | パソコンやスマートフォンとインターネットを有線で接続する機器 |
接続機器を利用していてインターネット回線やパソコン、スマートフォンに原因がない場合、次のような問題が起きている可能性があります。
- 接続機器の性能が低い
- 接続機器が熱を持っている
- 接続機器にエラーが蓄積している
- ケーブルが断線している など
特に、Wi-Fiルーターは24時間ずっと稼働しているため、機器本体の過熱やエラーの蓄積により、通信速度が低下する原因になりやすいです。
また、Wi-Fiルーターやモデムを長期間利用していると性能が低くなっている、あるいは有線LANのどこかが断線している可能性も考えられるので、状態に問題がないか一度確認してみましょう。
集合住宅(マンション)で起きやすい原因
戸建と同じく、場所によってWi-Fiルーターの電波が届きにくいことはありますが、集合住宅でそのほかに考えられる主な原因は、以下のとおりです。
- 部屋への配線形式に原因がある
- 1本の回線に対して利用者が多い
上記の原因を順番に解説します。
部屋への配線形式に原因がある
集合住宅は外から通信回線を引っ張り込み、建物の共用部から各部屋に個別に回線をとおしています。ただし、マンションによって配線形式が次のように異なります。
| 概要 | |
|---|---|
| 光配線方式 | 建物の共用部から各部屋まで光回線を伸ばす方式 |
| VDSL配線方式 | 建物の共用部から各部屋まで電話回線を伸ばす方式 |
| LAN配線方式 | 建物の共用部から各部屋までLANケーブルを伸ばす方式 |
古いマンションの場合、建物の共用部まで光ファイバーを引き込んでいても、共用部から各部屋は既設の電話回線やLANケーブルを利用している場合があります。
電話回線の場合(VDSL配線方式)は、途中で電話回線での接続に切り替わるため、光配線方式に比べて最大通信速度が低下しやすく、混雑時の影響を受けやすいなどのデメリットがあります。
また、LANケーブルの場合(LAN配線方式)は、ケーブルのカテゴリや設備が古いと最大通信速度が低下します。
つまり、VDSL配線方式やLAN配線方式は、建物の共用部までは光回線でも、共用部から各部屋までは違う回線を利用するため、通信速度が低下しやすいです。
1本の回線に対して利用者が多い
集合住宅の場合、1本のインターネット回線を各部屋に分配していることが多いです。
インターネット回線には送受信できる通信データ容量に上限があり、同じ時間帯で利用者が多い、あるいは利用者のなかに大容量の通信をおこなっている人がいると、ほかの人の通信速度に影響をおよぼす可能性があります。
インターネットとWi-Fiの基本知識
インターネット利用にはWi-Fiがよく使われています。ここではマンションでインターネットを利用するときに知っておきたい基本知識をまとめました。プロバイダーや接続機器といった専門用語もわかりやすく解説します。
インターネット回線とは何か
インターネット回線とは、通信技術によってコンピューター同士を接続し、情報のやり取りを可能にするための回線です。
インターネットを通じてWebサイトの閲覧やメールの送受信、動画や音楽の視聴などを行うためには、インターネット回線が必要です。
インターネット回線には、ケーブルを使用して接続する有線回線(固定回線)と、ケーブルを介さずに電波によって送受信を行う無線回線(モバイル回線)があります。
マンションでは、固定回線のケーブルが建物まで引き込まれており、各部屋では個別に契約をして部屋のコンセントまでケーブルを引き込み、固定回線でインターネットを利用するのが一般的です。
しかし、固定回線を利用して無線回線の環境を構築したり、無線回線専用のホームルーターやモバイルルーターを契約したりする場合もあります。
Wi-Fiとは
Wi-Fiとは、無線接続でインターネットに接続するための通信技術です。Wi-Fi Allianceによって規格が定められていて、世界的に利用されています。
Wi-Fiは無線LANと呼ばれることも多く、LANケーブルを使用する有線LANによる接続と区別されています。
Wi-Fiはケーブルを接続する必要がないので、スマートフォンやタブレットでも利用可能です。マンションにWi-Fi環境を構築すると、どこにいてもインターネットに接続できるようになります。
Wi-Fiを導入した場合と有線回線だけの場合との違いはケーブルなしでインターネットを使えるかどうかです。スマホユーザーにとっては快適な環境を整えられます。
プロバイダーとは
プロバイダーとは、インターネット回線と通信機器をつなげるためのサービスを提供している会社で、ISP(Internet Service Provider)とも呼ばれます。
回線事業者との契約によって物理的にインターネット回線を利用する権利を獲得したとしても、回線をとおしてデータのやり取りをすることはできません。プロバイダーはIPアドレスを割り当て、インターネット通信ができる環境を提供しています。
また、プロバイダーはインターネットの利用者に対してセキュリティ対策を施したり、メールサービスなどの便利なサービスを提供したりする役割もはたしています。回線事業者がプロバイダーを兼ねている場合もあります。
接続機器とは
接続機器とは、インターネットに接続するために必要な機器です。インターネット回線の種類によって求められる接続機器が異なります。たとえば、光回線では回線終端装置を使用して光信号を変換して通信します。
ADSLやISDNなどのアナログ信号の回線ではモデムを使用して信号を変換することが必要です。
インターネット回線を利用するには、信号の変換だけでなく、パソコンやスマートフォンなどのデバイスに接続するための接続機器も重要です。
光回線をマンションに引き込んでコンセントから直接LANケーブルを使って有線接続する場合には、特別な接続機器は必要ありません。
しかし、インターネット回線を複数のデバイスに接続したいときにはハブになるルーターが必要です。Wi-Fiで無線接続をしたい場合には無線LANルーターを設置して接続することが求められます。
家集合住宅(マンション)のネット・Wi-Fiが遅いときの対処法

前述した原因を踏まえて、マンションのインターネットの速度が遅いときの対処法を解説します。
インターネット回線やプロバイダーの切り替えを検討する
インターネットを利用するためには、回線事業者やプロバイダーと契約する必要があります。
- 回線事業者…インターネットに接続するための光回線やモバイル回線などを提供する業者
- プロバイダー…インターネットとインターネット回線をつなげる業者
通信事業者によって提供している回線の種類や最大通信速度などは異なります。
たとえば、大阪ガスが提供しているインターネットサービス「さすガねっと」では、大容量通信もスムーズな「Sプラン」や、通信速度と月額料金のバランスが取れた「Jプラン」などのプランを選ぶことが可能です。
回線事業者やプロバイダーを変更すると通信速度が改善される場合があるので、気になる人はぜひチェックしてください。
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・ライフスタイルに合わせてプランが選べる!
・充実サポートで安心!月額料金:Jプラン320Mの場合 3,850円~ ※特典の詳細や条件等はこちらをご確認ください
※さすガねっと「Jプラン」は株式会社ジェイコムウエストが提供し、大阪ガス株式会社が取次事業者として販売しているインターネットサービスです。
インターネットを利用する時間帯を変えてみる
インターネットは利用している人が多いほど混雑して、通信速度が低下する場合があります。
特定の時間帯にインターネットの速度が遅くなる場合は、混雑しやすい時間帯を避けてインターネットを利用してみましょう。
一般的にインターネットの利用は18時から24時にかけて集中していることが多いため、朝から日中にかけてインターネットを利用すれば、動画の視聴や検索などを快適に楽しめる可能性が高くなるでしょう。
パソコンやスマートフォンを再起動する
パソコンやスマートフォンなどの機器を使用し続けていると、内部で不具合やエラーが蓄積され、通信速度に影響をおよぼす可能性があります。
パソコンやスマートフォンを再起動すると内部のエラーが解消され、通信速度が改善する場合があるので、試してみましょう。
パソコンやスマートフォンなどの再起動方法は端末によって異なるので、公式ホームページや取り扱い説明書などを確認するといいです。
パソコンやスマートフォンをアップデートする
パソコンやスマートフォンのOSのバージョンが古いと通信速度が遅くなる場合があります。
OSとはOperating System(オペレーティングシステム)の略称で、パソコンならWindowsやMac、スマートフォンならAndroidやiOSなどが該当します。
OSをバージョンアップすると、新しい機能の追加や不具合の解消を見込めるので、通信速度も改善される可能性があります。なお、アップデート方法は端末によって異なるので、公式ホームページや取り扱い説明書などを確認しながらおこないましょう。
パソコンやスマートフォンを買い替える
パソコンやスマートフォンが古いと性能が低い、あるいは最新の通信規格に対応していない可能性があります。
再起動やアップデートをおこなっても通信速度が改善されないときは、パソコンやスマートフォンの買い替えを検討してみましょう。
セキュリティソフトを見なおす
セキュリティソフトとは、パソコンやスマートフォンを悪意ある第三者から守るためのソフトです。しかし、起動しているとパソコンやスマートフォンにある程度の負荷がかかります。
セキュリティソフトを2つ以上インストールしていて両方とも起動している、あるいはセキュリティソフトの機能によりパソコンやスマートフォンに負荷をかけていると、通信速度が遅くなる場合があります。
そのため、セキュリティソフトの数を減らすことや、負荷の軽いソフトへの切り替えも試してみるといいでしょう。
モデムやWi-Fiルーターを再起動する
パソコンやスマートフォンだけでなく、モデムやWi-Fiルーターも使用し続けているとエラーが蓄積されている可能性があるので、一度再起動してみましょう。
ただし、モデムやWi-Fiルーターを再起動するとインターネット接続の設定をやりなおす場合があるので、手順を確認しておくといいです。
Wi-Fiルーターに接続する機器を減らす
Wi-Fiルーターにパソコンやスマートフォン、ゲーム機などを多く接続していると、通信速度が遅くなる場合があります。
インターネットの通信速度が低下している場合は、不要な端末の接続を解除してみる、あるいは接続可能な台数が多いWi-Fiルーターに買い替えを検討してみましょう。
まとめ
自宅のインターネットの通信速度が低下したら、次の対処法を試してみましょう。
| 対処法 | |
|---|---|
| 戸建と集合住宅共通 | インターネット回線やプロバイダーの切り替えを検討する インターネットを利用する時間帯を変えてみる パソコンやスマートフォンを再起動する パソコンやスマートフォンをアップデートする パソコンやスマートフォンを買い替える セキュリティソフトを見なおす モデムやWi-Fiルーターを再起動する Wi-Fiルーターに接続する機器を減らす |
| 戸建の場合 | Wi-Fiルーターの位置を変える 有線LANを利用する Wi-Fi中継器を設置する (集合住宅にも有効) |
| 集合住宅の場合 | 戸建向けのプランを導入する |
上記で紹介した対処法で改善されない場合は、事業者の切り替えを検討してみましょう。
おすすめは大阪ガスのインターネット『さすガねっと』です。
ライフスタイルに合わせたプランがあるので、自分にあったプランを選んで快適なインターネット回線を利用していきましょう。
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