Wi-Fiの速度の目安はどれくらい?遅いときの対処法と用途や回線別の速度の平均目安を紹介
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
Wi-Fiの通信速度は、具体的にどのくらいあれば快適に使えるのか、通信速度はどのように測定すればいいのか、疑問に思っている人も多いですよね。
スピードテストで通信速度を測定して、用途ごとに必要な速度の目安と照らし合わせれば、自宅のインターネットの通信速度が十分なのか判断できます。 この記事では、Wi-Fiの通信速度の目安や測定方法を紹介します。
目次
Wi-Fi(インターネット)の通信速度とは?
通信速度は、単位時間あたりに送受信できるデータ量のことです。「通信速度が速い」とは、同じ時間により多くのデータを送受信できることをあらわしています。
通信速度の最小単位は「bps(ビーピーエス)」です。1bpsは1秒間に1bit(ビット)のデータ量が送受信できる通信速度をあらわしており、kbps、Mbps、Gbpsの順に、bit数が1000倍になります。
たとえば、1Gbpsの通信速度があれば、1秒間に125MBのデータの送受信が可能です。
通信速度には上りと下りがある
通信速度には「上り」と「下り」があります。
「上り」の通信は、SNSの投稿、メールの送信、動画サイトへの動画投稿など、データをアップロードする通信(送信)です。
一方、「下り」の通信は、SNSやWebサイトの閲覧、メールの受信、動画の視聴など、データをダウンロードする通信(受信)です。
上りの通信速度が速いほど、データを短時間でインターネットにアップロードでき、下りの速度が速いほど、Webサイトを短時間で読み込んだり、動画のストリーミングが速くなったりと、データを短時間でダウンロードできます。
Ping値とは
Ping値とはサーバーまでの往復時間のことで、単位は「ms(ミリ秒)」です。インターネットの応答速度をあらわす数値として用いられます。
Ping値は数値が低いほど応答速度が速く、快適なインターネット環境であるといえるため、通信速度とあわせてPing値にも注目するといいでしょう。
たとえば、Ping値が低いと、オンラインゲームでコントローラを操作したとき、ゲームに反映されるまでの遅延が少なくレスポンスが早くなります。
インターネット速度の平均はどれくらい?
インターネット速度は回線の種類や契約によって違います。みんなのネット回線速度による口コミでの実測値では平均値として以下の通信速度が出ています。
|
回線の種類 |
下り速度 |
上り速度 |
Ping値 |
|---|---|---|---|
|
光回線 |
368.8Mbps |
308.09Mbps |
19.49ms |
|
ホームルーター |
171.09Mbps |
20.6Mbps |
52.17ms |
|
モバイルルーター |
39.87Mbps |
10.13Mbps |
64.85ms |
※2024年10月3日時点の数値です。
ベストエフォートとは
ベストエフォートとは、インターネット速度について実現可能な最大の理論的な通信速度です。ベストエフォートは日本語では最大限の努力という意味で、理想的な環境が整った場合に実現できる可能性がある数値になっています。
たとえば、光回線では「最大1Gbps」という表記がよくみられますが、実測値は1Gbpsよりも遅くなります。
回線速度と通信速度の違い
回線速度は回線そのものの通信速度の最大限の能力をあらわし、通信速度は実測の通信速度をあらわすことが多いです。
インターネットサービスの通信速度は、「最大1Gbps」など、「最大」の言葉を使って表現されます。「最大」とは、理想的な条件での理論上の最大値のことです。そのため、通信速度の実測値とは異なることに注意しましょう。
なお、インターネット回線の実測の速度を「回線速度」という言葉を使って表現することも多いため、回線速度と通信速度は、はっきり区別されないこともあります。
Wi-Fi(インターネット)の通信速度を調べる方法
インターネットの通信速度を測定する方法はいくつかあります。
たとえば、大阪ガスのインターネット「スピードチェック」では、以下の方法でインターネットの通信速度を測定できます。
- 大阪ガスのインターネット「スピードチェック」のページにアクセスし、「通信速度を測定する」のボタンを押すと測定が開始されます。
- 測定が完了すると、ダウンロード、アップロードの通信速度の測定結果が確認できます。
- 用途別スピード評価結果も同じ画面から確認が可能です。サイト閲覧、SNS、高画質・4Kの動画視聴、スマホゲーム、オンラインゲームで快適に使えるかの評価がチェックできます。
用途別のWi-Fi(インターネット)の通信速度目安は?
インターネットは用途によって必要速度が異なります。Wi-Fi(インターネット)の通信速度の目安を用途ごとにまとめました。
|
用途 |
通信速度(目安) |
|---|---|
|
動画視聴 |
1〜20Mbps |
|
音楽ストリーミング |
200~500Kbps |
|
オンラインゲーム |
30~100Mbps以上 |
|
ビデオ会議 |
1〜3Mbps |
|
Webサイトの閲覧 |
1Mbps程度 |
|
LINEやメールの利用 |
1Mbps程度 |
動画視聴
動画視聴では1〜20Mbpsが目安のインターネット速度です。4Kなどの高画質の動画を視聴するときには20Mbps程度の実測値が求められますが、360p~480p程度の解像度が低い動画の場合には1Mbps程度でも快適に視聴できます。
動画の解像度に合わせて適切なインターネット環境を整えることが大切です。
音楽ストリーミング
音楽ストリーミングでは200~500Kbps程度が目安速度です。動画に比べると映像データの通信負荷がないため、比較的低速のインターネット環境でも快適に聴けます。
一般的なインターネット環境であれば音が途切れてしまうことはあまりありませんが、回線が混み合う公共Wi-Fiなどでは速度が足りない場合があります。
オンラインゲーム
オンラインゲームで必要なインターネット速度は30~100Mbps以上です。オンラインゲームの種類やシステムによって要求される速度が異なります。
複数のプレイヤーが同時に通信するタイプのオンラインゲームでは、リアルタイムでの通信が重要です。Ping値も低くて高速通信できるインターネット環境が求められます。
ビデオ会議
ビデオ会議では通信方法やソフトウェアによってインターネット速度の要件に違いがありますが、一般的には1〜3Mbps程度で快適に通信できます。カメラの映像をオフにしたり、資料のリアルタイム共有をなくしたりすると通信負荷を下げることが可能です。
人数が多くてカメラをオンにしていると数十Mbpsの速度が求められる場合もあります。
Webサイトの閲覧
Webサイトの閲覧は文字を読む程度であれば1Mbps程度でも快適です。サイトによっては高画質な画像や動画を埋め込んでいるため、3~5Mbps程度の通信速度が求められます。
インターネット検索やブラウジング、SNSの利用などの目的であれば低速通信の環境でも特に問題ないのが一般的です。
LINEやメールの利用
LINEやメールなどのやりとりをするときには1Mbps程度の通信速度があれば十分です。LINEのトークルームでのチャットもリアルタイムでできます。128Kbps程度でも文字情報だけなら比較的快適に利用できます。
ただし、LINEやメールに大きなサイズのファイルや画像、動画を添付する場合には、少なくとも1Mbps程度の通信速度があったほうが快適です。
インターネット回線の種類別の通信速度の目安は?
インターネット速度を回線の種類別にみると目安は以下のとおりです。
| 回線の種類 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 |
|---|---|---|---|
| 光回線 | 367.38Mbps | 305.69Mbps | 19.52ms |
| スマホ | 90.16Mbps | 18.21Mbps | 50.39ms |
| ホームルーター | 169.63Mbps | 20.47Mbps | 52.4ms |
| ポケットWi-Fi | 31.2Mbps | 8.67Mbps | 65.13ms |
光回線
光回線ではおよそ下り367Mbps、上り305Mbpsの速度が出ます。光回線ならオンラインゲームや高画質の動画の視聴でもストレスなく快適に利用できます。
家族全員でそれぞれが高速通信を必要とする場合でもインターネット速度が足りなくなることが少ないので、迷ったときには光回線にするのがおすすめです。
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スマホ
スマホではさまざまなキャリアで平均するとおよそ下り90Mbps、上り18Mbpsの通信速度があります。スマホは基本的に端末ごとに通信速度が決まりますが、テザリングをすると複数の人でも利用できます。
同時に複数の端末でテザリングをすると速度が足りなくなる可能性がありますが、オンラインゲームでなければほとんどの用途でストレスなく通信可能です。
ホームルーター
ホームルーターではおよそ下り170Mbps、上り20Mbpsが平均的なインターネット速度です。接続台数による違いはありますが、1台だけならオンラインゲームでも比較的快適に利用できます。
ただし、家族全員で動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイしたりすると速度が足りなくなる可能性があります。
モバイルルーター
モバイルルーターではおよそ下り31Mbps、上り9Mbpsが平均的な通信速度です。単独で利用しても高画質の動画の視聴やオンラインゲーム、大人数でのWeb会議では速度不足になる可能性があります。
Webサイトの閲覧、少人数でのWeb会議、低画質の動画の視聴、軽いゲームのプレイであれば問題はありません。
インターネットの速度が遅いときの対処法
インターネット速度が遅いときには実測値を確認してみるのがおすすめです。大阪ガスのスピードチェックを使用すれば、現状の速度を測定できます。
実測値が平均的なインターネット速度よりも遅いときには、以下の方法で改善を検討しましょう。
ここではインターネット速度が遅いときの対処法を、3つの観点から手順に沿って解説します。
ルーターの設定を確認する
ルーターの設定や使い方によってインターネット速度が低下する場合があります。無線LANルーターやハブ、中継器などを利用しているときには以下の流れで対処しましょう。
- ルーターを再起動する
- 接続設定・接続台数を確認する
- 設置場所を検討する
- 有線接続をする
ルーターや中継器などを再起動するだけで解決する場合はよくあります。不具合がリセットされるだけでなく、ルーター内にこもっていた熱を放散する機会ができるからです。本体を触って熱いと感じたら、電源を切って冷ましてからスイッチを入れましょう。
ルーターに接続している端末の台数が多くなるとインターネット速度が下がる原因になります。使用していない端末は接続を切りましょう。また、モバイルWi-Fiでは接続設定の切り替えができる場合があります。
速度とバッテリーのバランスを決めて設定できる場合には、スピード優先の設定にするのがおすすめです。
無線LANルーターの場合には、設置場所によって十分な速度が出ない場合があります。遮蔽物や電波干渉の影響を受けるからです。ルーターと端末の間に障害物がないように設置するとインターネット速度が改善する可能性があります。
ルーターに無線接続をしている場合には、有線接続にするとインターネット速度が安定します。電波干渉などの影響を受けにくくなるからです。ルーターと端末が有線接続に対応しているなら、LANケーブルで接続して使ってみましょう。
端末の設定を確認する
パソコンやスマートフォンなどの端末が原因でインターネット速度が遅くなる場合があります。端末の設定や環境を以下に流れで改善すると速度が上がる可能性があります。
- インターネットの接続先を確認する
- 端末を再起動する
- 不要なアプリを終了・削除する
- キャッシュをクリアする
- OSやシステムをアップデートする
- セキュリティ対策をする
端末のインターネットの接続先をまず確認しましょう。無線LANで接続しているときには接続先の回線が誤っていてインターネット速度が遅い場合があります。SSIDを確認して正しい接続先を選ぶことが大切です。
端末を再起動したり、使っていないアプリを終了したりするのも効果的な対策です。端末本体の不具合や、バックグラウンドで動いているアプリによる通信負荷によって速度低下が起きている場合には改善されます。
また、キャッシュが溜まっていると速度低下を引き起こす場合があるので、ブラウザやアプリのキャッシュを一度クリアするのもおすすめです。
OSやシステムが古い状態の場合にはインターネット速度が低下する可能性があります。通信にかかわる部分の不具合の修正がおこなわれる場合もあるので、最新の状態にアップデートしましょう。
セキュリティ対策は安全にかかわるだけでなく、インターネット速度にも影響するので徹底しましょう。マルウェアやウイルスに感染すると勝手にデータを送受信するため、通信負荷が大きくなります。
セキュリティソフトを導入して感染対策や検疫を実施するのがおすすめです。
プロバイダの設定を確認する
プロバイダの設定や契約を見なおすとインターネット速度が改善する可能性があります。以下の手順で状況を確認しながら改善方法を検討しましょう。
- 契約内容を確認する
- 引き込まれている回線を確認する
- 通信障害の発生状況を調べる
- 通信制限の有無を調べる
- 接続方法をIPv6(IPoE)に切り替える
まずはプロバイダの契約内容を確認します。そもそも低速通信のインターネット回線で契約していた場合には速度が上がりません。建物に引き込まれている回線の種類もインターネット速度に影響します。
光回線に比べるとLAN配線やVDSL配線は遅いので注意が必要です。ベストエフォートでどのくらいの速度が出る回線なのかを確認して、平均的なインターネット速度が出ているかを調べましょう。
普段は快適にインターネットを利用できている場合には、一時的な原因でインターネット速度が低下していると考えられます。プロバイダ側で通信障害が発生しているとまったく通信ができなくなる場合もあります。
プロバイダの公式サイトや公式SNS、メールやメッセージなどによる連絡をとおして状況を確認しましょう。
また、モバイルWi-Fiの場合にはデータ通信量によって速度制限を受ける場合があります。通信量を確認して低速通信に切り替わっているかどうかを調べましょう。
契約先によっては課金すれば高速通信に戻せる場合もあるので、必要に応じて手続きをするのがおすすめです。
プロバイダの接続がIPv4の場合にはIPv6に切り替えるとインターネット速度を改善できる可能性があります。プロバイダに申し込めば変更可能なので、手続きの方法をプロバイダに問い合わせて試してみましょう。
インターネットの速度に関するよくある質問
インターネットの速度はどれくらいが普通?
インターネットの速度は利用する回線や契約先のプランによって異なります。光回線ではベストエフォートで1Gbpsが一般的ですが、実測値では300Mbps前後になることが多いです。
動画ストリーミング、オンラインゲーム、リモートワークなど、利用するサービスによって必要なインターネット速度は異なります。そのため、自分の用途に合わせて適切な回線の種類や契約内容を選ぶことが重要です。
家のネットの速度の平均はどれくらい?
家のネットの速度は契約先や環境によって変わります。光回線の場合、上り速度は300Mbps、下り速度は370Mbps程度が平均的です。ホームルーターの場合、上り速度は20Mbps、下り速度は170Mbps程度が平均値となっています。
多くの場合、数Mbpsのインターネット速度があれば快適ですが、オンラインゲームや高画質の動画を楽しむ場合には数十Mbpsの速度が必要です。
インターネット回線の切り替えは大阪ガスの「さすガねっと」がおすすめ!
通信速度にこだわってインターネット回線を選ぶなら、大阪ガスのインターネット「さすガねっと」がおすすめです。
「さすガねっと」では、下り最大2Gbpsの「Sプラン」や下り最大10Gbpsの「Jプラン10G」を提供しており、最大1Gbpsを上回る超高速の光回線が利用できます。
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まとめ
通信速度は、単位時間に送受信できるデータ量のことで、bps、kbps、Mbps、Gbpsなどの単位で表現されます。
通信速度は、大阪ガスのインターネット「スピードチェック」などで測定が可能です。
50Mbps程度の通信速度があれば、オンラインゲームや高画質の動画視聴もストレスなく楽しめるでしょう。
なお、通信速度にこだわるなら、大阪ガスのインターネット「さすガねっと」がおすすめです。下り最大2Gbpsの「Sプラン」、下り最大10Gbpsの「Jプラン10G」など、超高速通信のプランがあります。
通信速度の目安や測定方法を知って、自分に合った通信環境を見なおしていきましょう。
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