マンションに乾太くんは設置できる?分譲・賃貸の設置5つの条件を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
マンションでガス衣類乾燥機の「乾太くん」を使いたいものの、「自宅のマンションでも設置できるのか」「賃貸でも大丈夫なのか」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
マンションは構造の影響を受けやすく、管理規約もあるため、穴あけ工事の制限やガスの取り回しの難しさなど、戸建てに比べて設置のハードルが高くなる場合があります。
ただし、管理会社の許可やガス契約の状況、設置スペースなどの条件が整えば、分譲・賃貸を問わず設置が可能です。
本記事ではベランダでの設置を前提に、マンションで乾太くんを設置する前に確認すべきポイントや費用の目安を解説します。さらに、導入に向けた具体的な行動や現地調査の相談先も紹介しているため、マンションでの設置を検討している方はぜひ参考にしてください。
目次
乾太くんは分譲・賃貸マンションでも設置・あとづけできる?

乾太くんはマンションでも条件がそろえば設置できますが、構造面や管理規約の制約が多く、基本的には難しいケースが多く見られます。
とくに賃貸マンションは、外壁への穴あけ禁止などの理由から設置のハードルが高くなります。オール電化のマンションなどガス設備が備わっていない物件があることに加え、「ガス設備を新たにあとづけしにくい」点も障壁です。
一方、分譲マンションでは、管理組合の許可が得られれば設置できるケースもあります。既存のガス栓が使える、排湿ルートが確保できるといった設備や構造上の条件もそろえば設置が可能です。
ただし、どのタイプのマンションでも設置の条件は物件ごとに異なります。次の見出しでは、判断の基準となる具体的な条件を解説します。
乾太くんを分譲・賃貸マンションに設置する5つの条件

乾太くんを分譲・賃貸マンションに設置するためには、いくつか満たすべき条件があります。以下の5つを満たしているかを基準に判断してください。なお、本記事では「ベランダ設置」を前提に解説しています。
- 管理規約で「ベランダ設置」が禁止されていない
- ガス契約が可能または契約している
- ガス栓・ガス配管の増設が可能である
- ベランダに給湯器が設置されている
- 設置後もベランダの避難経路が確保できる
屋内に設置できる場合は、4と5の条件が不要になる可能性もあるため、合わせて確認しておきましょう。
1.管理規約で「ベランダ設置」が禁止されていない
乾太くんをマンションに設置する際は、管理規約で外壁への穴あけ工事やベランダへの機器設置が禁止されていないかを最初に確認することが重要です。
一般的にマンションの外壁は共用部にあたり、居住者の判断で工事などはおこなえません。管理規約に記載がない場合でも、管理会社やオーナーに直接確認しておくと安心です。
穴あけ工事が禁止されている場合でも、エアコン用スリーブ(コンクリートの壁や床に設ける穴)を活用できる可能性があります。スリーブがない物件では、ベランダに設置できるかどうかを確認しましょう。
いずれも事前確認が不十分だと設置後のトラブルにつながるため、管理規約と管理会社・オーナーの方針を踏まえて判断しましょう。
2.ガス契約が可能または契約している
乾太くんを設置するには、都市ガスまたはプロパンガス(LPガス)が利用できる環境であることが前提です。
まず、お住まいのマンションで都市ガスまたはプロパンガス(LPガス)が利用できるかを確認しましょう。とくにオール電化のマンションはガスが未契約であることが前提のため、そもそも供給エリアに含まれているか、どのガス会社を利用できるかを調べる必要があります。
また、プロパンガスであれば都市ガス非対応エリアでも利用できる場合がありますが、いずれも事前に供給方法と契約条件を確認しておきましょう。
3.ガス栓・ガス配管の増設が可能である
乾太くんを設置するには、屋内またはベランダにガス栓があること、またはガス栓を増設できることが必要な条件です。ガス栓がない場合は、ガス配管を延長して新しくガス栓を設ける工事をおこなわなければなりません。
増設工事をおこなうには、配管を通すためのスペースやルートが確保できることが前提で、物件の構造によっては工事自体が難しい場合もあります。増設の可否はマンションごとに異なるため、管理会社やオーナー、ガス会社や管理会社に工事可能な範囲を事前に確認しておきましょう。
4.ベランダに給湯器が設置されている
給湯器がベランダに設置されていれば、そこからガス配管を分岐できる場合があります。
一方、給湯器が屋内や共用廊下側にある場合は、ベランダまで別ルートで配管を延長する必要があります。物件によっては工事がおこなえません。
そのため、まずは設置予定のベランダに給湯器があるか確認し、配管ルートが確保できるかどうかを管理会社やオーナー、ガス会社に相談しましょう。
5.設置後もベランダの避難経路が確保できる
乾太くんをベランダに設置する場合は、緊急時の避難経路をふさがないことが前提です。多くのマンションではベランダが避難する際の通路として扱われており、設置後も一定の通路幅を確保しなければなりません。
また、消防法や建築基準法では、避難はしごや隣戸との隔板付近に物を置かないよう定められています。乾太くんがこれらに干渉する位置にあると、緊急時に避難が妨げられる可能性があります。
そのため、事前に設置レイアウトや設置台のサイズを確認し、通路幅が確保できるかを必ず管理会社やオーナーと確認しておきましょう。
乾太くんをマンションに設置する場合の費用

乾太くんをマンションに設置する場合の費用の総額は、本体価格に加え、工事費や追加部材の有無によって変わります。屋内に設置できる物件もありますが、排湿経路や管理規約による制約が大きいため、実際には軒下設置モデルを選ぶのが一般的です。
軒下設置できる乾太くんは「デラックスタイプ(軒下専用)」と「スタンダードタイプ(屋内・軒下兼用)」の2種類に分かれており、各モデルの価格は記事内の表のとおりです。
| タイプ | デラックス
タイプ (軒下専用) |
スタンダード
タイプ (屋内・軒下専用) |
|||
| 乾燥容量 | 9kg | 6kg | 8kg | 5kg | 3kg |
| 価格
(税込) ※メーカー希望小売価格 |
271,700円 | 235,400円 | 198,000円 | 160,600円 | 123,200円 |
| サイズ
(mm) |
高さ:671
幅:653 奥行:674 |
高さ:671
幅:653 奥行:594 |
高さ:684
幅:650 奥行:641 |
高さ:684
幅:650 奥行:561 |
高さ:609
幅:550 奥行:506 |
出典:ガス衣類乾燥機 総合カタログ 2025Ⅰ 乾太くん P13・14|リンナイ株式会社
工事費は、排湿ルートの確保や設置位置の制約によって変動しますが、一般的には5〜20万円程度が目安です。また、設置環境によってはオプション部材が必要になります。主なオプションは以下のとおりです。
- 専用台(高・中・低):19,800〜33,000円(税込)
- 排湿ホース:8,800円(税込)
- 設置用レール:17,600円(税込)
本体価格・工事費・オプション部材の3つを確認することで、マンションでの設置費用をより正確に把握できます。必要な部材は設置場所によって異なるため、事前のお見積り依頼が重要です。
乾太くんの設置に向けてやるべき2つのアクション

マンションに乾太くんを設置する際に、取り組むべきアクションは次の2つです。
- 管理会社・オーナーへ設置可否を確認する
- 設置の可否を判断するために専門業者へ現地調査を依頼する
この2点を早い段階でおこなっておくことが重要です。
1.管理会社・オーナーへ設置可否を確認する
乾太くんを設置できるかどうかは、管理会社・オーナーの方針によって大きく異なるため、最初に確認する必要があります。マンションによっては過去の設置事例もあり、相談すれば具体的な判断基準を教えてもらえることもあります。
また、乾太くんは排湿経路や設置スペースの制約を受けやすいため、どこまで工事を許可しているかを把握しておくことが重要です。原状回復しやすい方法であれば柔軟に認めてもらえるケースもあるため、相談時にその点も伝えておくと、話がスムーズに進みます。
2.設置の可否を判断するために専門業者へ現地調査を依頼する
設置の許可が得られたら、次に専門業者へ現地調査を依頼しましょう。現地調査では、乾太くんを安全に設置できるかを判断するために、スペースの寸法やガスの取り回し、排湿経路などを確認します。
ガス会社や乾太くんの取り扱い業者に現地調査を依頼する場合、調査の内容を踏まえつつ、物件や管理規約に適したレイアウトや必要な部材を提案してもらえるのがメリットです。現地調査で事前の確認をおこなうことで、設置後のトラブルや追加費用の発生を未然に防ぎやすくなります。
現地調査を依頼するなら「大阪ガス」がおすすめ

現地調査を依頼するなら、大阪ガスに相談するのがおすすめです。現地調査とお見積りは無料で対応してくれるため、はじめての方でも安心して依頼できます。
また、大阪ガスは設置可否の診断から工事内容の説明まで一括でおこなっており、複数の業者を比較・検討する手間もありません。さらに、乾太くんの導入にはリースも活用できるので、費用面での負担を抑えられる点も魅力です。
こうした総合的なサポートが受けられるため、現地調査を依頼する業者選びで迷った際は、下記のリンクから大阪ガスにお気軽にお問い合わせください。
乾太くんに関するよくある質問

乾太くんに関するよくある質問に回答します。
- 乾太くんは賃貸マンションでもリースできますか?
- 乾太くんの光熱費は月いくらですか?
1つずつ見ていきましょう。
1.乾太くんは賃貸マンションでもリースできますか?
乾太くんは、屋外に設置できるタイプであれば賃貸でもリース対応している場合があります。
一方で、屋内設置は排湿経路の確保や穴あけ工事が必要になることが多く、とくに賃貸では断られるケースが多く見られます。リース契約を検討する際は、設置場所の条件を満たしているかどうかを事前に管理会社やオーナーへ確認しましょう。
2.乾太くんの光熱費は月いくらですか?
乾太くんの光熱費は、スタンダードタイプの5kgモデルで1回あたり約29.48〜64.17円(都市ガス+電気代)、約59.96~131.1円(プロパンガス+電気代)が目安です。1日1回使用する場合でも、1ヶ月(30日)で約890〜4,000円 程度に収まります。
| 1回あたりのガス代
※()内はプロパンガスのガス代 |
23.16〜56.38円
(50.64〜123.29円) |
| 1回あたりの電気代 | 6.32〜7.79円 |
| 1回あたりの光熱費 | 29.48〜64.17円
(59.96〜131.1円) |
| 1ヶ月あたりの光熱費
※1日1回30日使用する場合 |
884.4〜1,925.1円
(1,798.8〜3,933円) |
まとめ

乾太くんはマンション、とくに賃貸では設置ハードルが高いものの、条件がそろえば導入できます。まずは「ベランダ設置の可否」「ガス契約」「ガス栓・ガス配管増設」「給湯器の設置場所」「避難経路の確保」の5つを確認しましょう。
費用面は、本体価格が約12〜27万円、工事費は5〜20万円前後が目安で、オプションなどの追加費用が必要になる場合もあります。乾燥1回あたりの光熱費は都市ガス・プロパンガスで幅がありますが、1ヶ月で約890〜4,000円程度と比較的低コストで利用できる点が魅力です。
導入を検討する際は、管理会社・オーナーへの事前の相談と相談、専門業者による現地調査が欠かせません。大阪ガスなら無料お見積りやリースにも対応しており、初期費用を抑えたい方におすすめです。
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