乾太くんとドラム式洗濯乾燥機どっちがいい?家庭別おすすめと判断軸を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
乾太くんとドラム式洗濯乾燥機、どちらを選ぶべきか悩んでいる方もいるでしょう。どちらも乾燥の手間を省ける便利な家電ですが、乾燥時間・光熱費・設置条件・導入コスト・使い勝手など、重視するポイントによって最適な選択は変わります。
本記事では、5つの視点から両者の特徴を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。さらに、両方を組み合わせて使う「併用スタイル」もご紹介しますので、どちらを選ぶか迷っている方は参考にしてください。
※この記事は、2025年10月現在の情報をもとに執筆しています。
目次
乾太くんとドラム式洗濯乾燥機の違いを5つのポイントで比較

以下の5つのポイントで、乾太くんとドラム式洗濯乾燥機を比較します。
| 乾太くん | ドラム式洗濯乾燥機 | |
| 乾燥時間と
仕上がり |
〇 | △ |
| ランニングコスト
(ガス代・電気代) |
〇 | △ |
| 導入費用 | △〜〇 | △〜〇 |
| 設置条件 | ×〜△ | 〇 |
| 使い勝手と
移し替えの手間 |
△〜〇 | △〜〇 |
それぞれの違いを、次の項目で詳しく見ていきましょう。
1.乾燥時間と仕上がり
本記事では、乾太くん「RDT-54S(5kg)」と、ドラム式洗濯乾燥機「Panasonic NA-SD10HBL(5kg)」を比較対象としています。
まず乾燥時間に注目すると、乾太くんはガスの高温風で一気に乾かすため、標準コースでは約52分で完了します。
一方、ドラム式洗濯乾燥機は約162分かかるため、乾太くんなら約3分の1の時間で乾かすことが可能です。
出典:ななめドラム洗濯乾燥機 NA-SD10HBL 仕様|パナソニック株式会社
仕上がりにも違いが見られます。乾太くんは繊維の奥までしっかり熱が届くため、洗濯物がふっくらとした仕上がりになる点も魅力です。
一方で、ドラム式洗濯乾燥機では「乾燥ムラが気になる」「生乾き臭がする」といった声も一部で見られます。ただし、使用環境や機種によって仕上がりには差があるため、一概にはいえません。
2.ランニングコスト(ガス代・電気代)
乾太くんは、使用頻度や契約しているガスの種類によって、ドラム式洗濯乾燥機よりも光熱費を抑えられます。
下記の表は、乾燥容量5kgの乾太くんとドラム式洗濯乾燥機それぞれの1回あたりの光熱費を比較したものです。都市ガス・プロパンガスの両方でシミュレーションをおこなっています
なお、シミュレーションの条件は以下のとおりです。
【ガス代の計算式】 出力(kW)×3.6MJ/h×使用時間÷ガス発熱量(MJ/㎥)×ガス料金(円/㎥)
【最小出力と最大出力】
- 最小出力:1.91kW
- 最大出力:4.65kW
【ガス発熱量】
- 都市ガス:45.0MJ/㎥
- プロパンガス:99MJ/㎥
出典:都市ガス料金の方が安いですよ!|公益社団法人 神奈川県LPガス協会
【ガス料金】
- 都市ガス:174.81円/㎥
- プロパンガス:843円/㎥
出典:最新価格情報|一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター
【電気代の計算式】 消費電力(W)×使用時間(h)÷1,000×電力料金の単価(円/kWh) ※待機時消費電力は含まない
【電力料金の単価】
31円/kWh
出典:カタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?|公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会
【比較表】
| 乾太くん
5kg |
ドラム式洗濯乾燥機
(NA-SD10HBL) 5kg |
|
| 使用時間 | 約52分(0.867時間) | 約162分(2.7時間) |
| 消費電力 | 235W(50Hzの場合)
290W(60Hzの場合) |
1,000W |
| ガス料金単価
※()内はプロパンガス の料金単価 |
174.81円/㎥
(843円/㎥) |
– |
| 電気料金単価 | 31円/kWh | |
| 1回あたりのガス代
※()内はプロパンガス のガス代 |
23.16〜56.38円
(50.76〜123.59円) |
– |
| 1回あたりの電気代 | 6.32〜7.79円 | 83.7円 |
| 1回あたりの光熱費 | 29.48〜64.17円
(57.08〜131.38円) |
83.7円 |
乾太くんを都市ガスで使用した場合、1回あたりの光熱費は約29.48〜64.17円となり、ドラム式の約100.76円と比べてコストを抑えやすくなります。
乾太くんはガスによる乾燥に加えて電気も使いますが、電気代はわずか6〜8円程度です。なお、プロパンガスを契約している場合は料金が高く、1回あたり57.08〜131.38円とやや割高になります。
3.導入費用
乾太くんの導入費用は、本体価格と設置工事費を合わせて20〜40万円が目安です。5kgモデルの本体価格は約16万円(メーカー希望小売価格)で、設置工事費は5〜20万円ほどかかります。
ドラム式洗濯乾燥機は本体が約19.7万円(オンラインストア価格)で、基本的に設置工事は配送業者がサービスでおこなうため不要です。導入費用はほぼ同等ですが、乾太くんの方がやや高くなる場合もあります。
また、乾太くんは乾燥機単体のため、洗濯機を別途購入する必要があります。導入前には設置スペースやガス配管なども含めて、トータルコストを確認しておくと安心です。
4.設置条件
乾太くんを導入するには、ガス栓と排湿ダクトの設置が必要です。設置場所は屋外、または換気設備のある室内に限られます。加えて、ガス契約も必須です。
専用台を使えば洗濯機の上に設置することも可能ですが、特に縦型洗濯機と組み合わせる場合は高さの確保が必要になります。設置スペースや天井の高さによっては、レイアウトの見直しが必要になる場合もあります。
一方で、ドラム式洗濯乾燥機はコンセントと給排水があれば使用できるため、設置条件のハードルは低く、賃貸住宅でも導入しやすいのが特徴です。ただし、縦型洗濯機よりも広めのスペースを要するので、購入前に設置できるか確認する必要があります。
5.使い勝手と移し替えの手間
乾太くんは洗濯機と乾燥機が別体のため、洗濯後に衣類を移し替える手間がかかります。ただし、ドラム式乾燥機よりも短時間で乾かせるため、洗濯から乾燥までのトータル時間は短くなります。
また、1回あたりの乾燥時間が短いため、1日に2回以上洗濯する家庭でもスムーズに次の洗濯へ取りかかる点も魅力です。
一方で、ドラム式洗濯乾燥機は洗濯から乾燥までを1台で完結でき、ボタンを押すだけで乾燥まで自動でおこなえます。
どちらが使いやすいかは、移し替えの手間が気にならないか、操作の手軽さを優先するかといった、家事スタイルの違いによって変わります。
どっちを選ぶ?ライフスタイル別のおすすめパターン

乾太くんとドラム式洗濯乾燥機、どちらが自分に合っているかを、ライフスタイル別に解説します。
- 乾太くんがおすすめな方の特徴
- ドラム式洗濯乾燥機がおすすめな方の特徴
順番に確認していきましょう。
乾太くんがおすすめな方の特徴
乾太くんは、洗濯物を短時間で乾かしたい方におすすめです。ガスの高温風で素早く乾燥できるため、濡れたタオルや衣類もふんわりと仕上がります。
1日に2回以上洗濯をおこなう家庭や、夜から朝にかけて限られた時間で家事をすませたい方にも向いています。さらに、都市ガス環境であればランニングコストを抑えやすく、日常的に乾燥機を使用しても光熱費の負担が少ない点も魅力です。
家族の人数が多く洗濯物の量が多い家庭や、天候に左右されずいつでも快適な仕上がりを求める方には、特におすすめです。
ドラム式洗濯乾燥機がおすすめな方の特徴
ドラム式洗濯乾燥機は、購入したその日から使いたい方におすすめします。工事が不要でコンセントと給排水があれば設置できるため、賃貸住宅や集合住宅など、ガス工事や排湿ダクトの設置が難しい環境でも導入しやすい点が魅力です。
また、洗濯と乾燥を1台で完結し、ボタンを押すだけで洗濯から乾燥までを自動でおこなえます。洗濯物を移し替える手間がなく、家事の負担をできるだけ減らしたい方にも向いています。
設置スペースが限られている家庭でも比較的導入しやすく、生活導線に合わせて柔軟に置き場所を選べる点もメリットです。家事をシンプルにしたい方や、スペースや設備面の制約がある住まいにはドラム式洗濯乾燥機が向いています。
乾太くんとドラム式洗濯乾燥機の併用(組み合わせ)はあり?

乾太くんとドラム式洗濯乾燥機を併用するスタイルは、洗濯物の量が多い家庭や家事効率を重視する家庭に向いています。
洗濯と乾燥を別々に分担することで、乾太くんで1回目の洗濯物を乾かしている間に、ドラム式洗濯乾燥機で次の洗濯をはじめるといった使い方が可能です。
一方で、応用的な使い方として、ドラム式で乾燥途中までおこない、仕上げの10分だけ乾太くんを使ってふんわり感を出す方法を取り入れている方もいます。乾燥のスピードと仕上がりの良さを両立できるため、「1日2回洗濯する」「洗濯後すぐに乾かしたい」といった家庭にもおすすめのスタイルです。
悩むなら乾太くんをリースで試すという選択肢もある

乾太くんかドラム式洗濯乾燥機かで迷っている方は、まずリースで試してみるのもおすすめです。購入前に使い心地を確かめられます。
少しでも乾太くんに興味がある方は、下記のリンクから無料で相談できます。
乾太くんとドラム式洗濯乾燥機に関するよくある質問

乾太くんとドラム式洗濯乾燥機に関して、よくある質問に回答します。
- 乾燥で衣類が縮むのはどっち?
- 乾太くんはオール電化住宅でも使える?
順番に確認していきましょう。
1.乾燥で衣類が縮むのはどっち?
高温ガス乾燥のため、ウールや絹などの熱に弱い素材は縮みやすい傾向があります。これらの衣類は乾燥機非対応のため、乾太くんでの乾燥は避けましょう。
参照:ガス衣類乾燥機|乾燥できないものは何ですか?|リンナイ株式会社
なお、デリケートな衣類が多い方には、「デリケートコース」が搭載されたデラックスタイプがおすすめです。デリケートコースでは、ナイロンストッキングやフリル、レースなどの熱に弱い衣類を、温度と回転を抑えてやさしく乾燥できます。
一方で、ドラム式洗濯乾燥機でも一部の機種には衣類への熱ダメージを抑えるモードが搭載されています。ただし、熱に弱い素材はどちらでも縮みのリスクがあるため、洗濯表示を確認し、デリケートな衣類は室内干しや浴室乾燥を併用するのがおすすめです。
2.乾太くんはオール電化住宅でも使える?
オール電化住宅でも乾太くんを設置できますが、都市ガスまたはプロパンガス(LPガス)の供給エリアであることが前提となり、別途ガス契約が求められます。
設置場所の条件は、近くにガス栓があることです。2階や脱衣所など、ガス配管から離れた場所に設置する場合は、増設または延長工事が必要になるケースもあります。
また、排湿ダクトを通すための給気・排気スペースを確保しなければなりません。多くの場合は外壁に穴をあけてダクトを設置しますが、建物の構造によっては施工が難しい場合もあるため、事前の確認が大切です。
屋外に設置する場合は、電源・ガス栓・排湿ダクトを確保し、雨風を防げる庇(ひさし)や屋根つきスペースがあれば対応できるケースもあります。いずれの場合も、住宅の構造や周辺環境によって条件が異なるため、導入前には販売業者や施工業者による現地確認を依頼しましょう。
まとめ

乾太くんは、ガスの高火力で衣類を短時間でふんわりと乾燥できるのが魅力です。都市ガスなら1回あたり20〜50円台と経済的で、電気代も数円程度に抑えられます。
一方で、設置にはガス栓や排湿ダクトなどの工事が必要となり、初期費用や導入の手間はドラム式洗濯乾燥機より高くなる傾向があります。ドラム式洗濯乾燥機は洗濯から乾燥までを1台で完結でき、工事せず手軽に使える点がメリットです。
どちらを選ぶかは、設置環境や洗濯頻度、予算など、ご自身のライフスタイルに合わせて判断しましょう。興味のある方は、下記のリンクからお気軽にご相談ください。
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