乾太くんは本当に縮む?4つの対策と縮んだときの対処法を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
ガス衣類乾燥機「乾太くん」に興味があるものの、「服が縮むのでは?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。乾太くんは短時間で乾燥できる一方で、素材によっては縮みやすく、使い方を正しく理解しないと仕上がりに差が出ることがあります。
一方で、素材選びや使い方を少し工夫すれば、洗濯にかかる時間が短くなり、家事の負担を減らすことも可能です。
本記事では、縮みやすい素材の特徴や原因、防止策、縮んだときの対処法までを解説します。さらに、「縮む前提で使用する」という考え方や、初期費用を抑えて試せるリースも紹介します。
乾太くんの導入を迷っている方は、判断材料のひとつとして参考にしてください。
目次
乾太くんで縮む・縮まない素材のまとめ【綿100%・ポリエステルほか】

乾太くんで衣類が縮むかどうかは、素材によって大きく異なります。特に、天然素材やデリケートな素材は縮みやすい傾向があります。
綿100%は縮みやすい代表的な素材で、製品カタログでも「平干し・吊り干しの表示のあるもの」は綿繊維でも少し縮むことがあるとされています。SNSでも「思ったより縮んだ」という声が見受けられました。
ウールやシルク、毛皮・皮革などは縮みに加えて風合いの変化も起こりやすく、乾太くんでの乾燥はできません。タンブラー乾燥禁止の洗濯表示がついている衣類も同様です。
ポリエステルは熱に強く縮みにくい傾向がありますが、加工や生地の種類によっては変化が出ることがあります。また、綿とポリエステルの混紡は素材の特性が混在するため、仕上がりが衣類ごとに異なります。
素材や洗濯表示を確認した上で、初回は短時間の乾燥で様子を見ましょう。
参照:ガス衣類乾燥機|乾燥できないものは何ですか?|リンナイ株式会社
乾太くんで服が縮む2つの理由

乾太くんで服が縮む主な理由は2つです。
- 高温による繊維の熱収縮
- 回転による圧縮や目詰まり
熱収縮とは、繊維が高温にさらされることで内部の水分が急激に抜け、素材そのものが縮む現象をいいます。
乾太くんは約80℃の高温風で短時間乾燥をおこなうため、繊維の内部まで熱が届きやすく、熱収縮が起こりやすい状態になります。綿のTシャツやトレーナーが一度の乾燥で小さく感じることがあるのは、この熱収縮によるものです。
さらに、庫内で衣類が回転する際に繊維同士が強く擦れ合い、編み目や織り目が詰まりやすくなります。ニットやパーカーのようなやわらかい素材はこの摩擦の影響を受けやすく、縮みやシルエットの変化が起こりやすくなります。
加えて、衣類を詰め込みすぎると乾燥ムラが発生し、部分的に過剰乾燥となる場合も少なくありません。温度と摩擦の影響が重なることで、素材によっては大きく縮むことがあります。
乾太くんの使用時に縮みにくくする4つの対策

乾太くんを使う場合、素材によってはどうしても縮みが起こりやすくなります。本来は縮ませたくない衣類ほど吊り干しが安心ですが、家事の都合で乾太くんを使いたい場面もあるでしょう。
縮みを完全には防げないものの、程度を抑えやすくなる4つの対策を紹介します。
- メーカーが指定する乾燥容量を守る
- デリケートコースを活用する
- 途中まで乾燥して吊り干しに切り替える
- 乾太くん本体を定期的にメンテナンスする
これらの工夫を取り入れることで、素材への負担を抑えながら乾燥させやすくなります。
1.メーカーが指定する乾燥容量を守る
乾太くんで縮みにくく仕上げるには、メーカーが指定する乾燥容量を守りましょう。
乾燥容量を守ることで、庫内に十分な空気の通り道ができ、衣類全体に熱が均一に届きやすくなります。適切な容量で運転すると乾燥時間が安定し、仕上がりのばらつきが生じにくくなるのもメリットです。
さらに、容量に余裕を持たせておくと衣類がしっかり動くスペースが生まれ、乾きにくい厚手のパーカーやデニムにも熱が行きわたりやすくなります。このように、乾燥容量を守ることで乾き方にムラが出にくくなり、縮みのリスクも抑えられます。
2.デリケートコースを活用する
縮みを抑えたい衣類は、デリケートコースを活用しましょう。デリケートコースは、標準コースよりも熱量や回転の強さを抑えた乾燥モードで、素材への負担を抑えながら仕上げられます。
ナイロンストッキング、レース、薄手の化繊衣類などは熱に弱いため、高温で乾燥すると縮みや形崩れが起こりやすくなります。デリケートコースであれば高温にさらされにくく、標準コースよりも熱収縮による縮みを避けられるでしょう。
なお、スタンダードタイプの8kgモデルにはデリケートコースが搭載されていません。そのため、乾太くんでデリケートな衣類の乾燥を想定している方は、デリケートコースが搭載されているモデルを選びましょう。
3.途中まで乾燥して吊り干しに切り替える
縮みを抑えたい衣類は、乾太くんで最後まで乾かさず、8〜9割ほど乾いた段階で取り出して吊り干しに切り替えましょう。完全に乾燥させないことで衣類が過乾燥になりにくく、熱による縮みを避けやすくなります。
デリケートな繊維は熱に弱いため、途中まで乾燥して吊り干しに移す方法が有効です。ウール混のカットソーや薄手のニットは、自然乾燥を併用するとふんわりした仕上がりになり、形崩れも防ぎやすくなります。
乾太くんと吊り干しを組み合わせることで、乾燥時間を短くしながら、縮みや変形のリスクを抑えられます。
4.乾太くん本体を定期的にメンテナンスする
縮みを抑えるためには、乾太くんの定期的なメンテナンスが欠かせません。乾燥効率が落ちると乾燥時間が長くなり、衣類に余分な熱がかかりやすくなります。
特にフィルターや排気口にホコリがたまると、庫内の温度が安定しにくくなり、高温になりやすいです。またホコリが蓄積したまま運転すると、衣類が必要以上に熱を受けて縮みや硬化につながる可能性が高くなります。
使用後は毎回フィルターを掃除し、月1回程度は排気口まわりも点検すると安心です。
衣類が縮む前提で乾太くんを使うという考え方もある

乾太くんを使う上では、衣類が多少縮むことを前提にするという考え方もあります。特に、忙しくて毎日の洗濯物を少しでも早く片づけたい家庭では、多少の縮みよりも乾燥のスピードや手軽さを優先する場面もあるでしょう。
そうした割り切りをする場合には、次のような工夫が参考になります。
- 縮むことを見越して大きめサイズを購入する
- 縮みにくい素材の服を購入する
- 子ども服は縮んでもかまわないと判断する
乾太くんの導入を迷っている方は、このような考え方もあると知っておくと判断材料のひとつになります。
縮むことを見越して大きめサイズを購入する
縮むことを前提に、あらかじめ大きめサイズを選んで購入する方法もあります。乾太くんでの乾燥を想定してワンサイズ大きめの服を選んでおけば、多少縮んでも日常使いに支障が出にくくなります。
気になる方は、ルームウェアや子ども服など、サイズが変化してもあまり気にならない服で試してみるといいでしょう。
縮みにくい素材の服を購入する
新たに服を購入する際は、縮みにくい素材を選ぶようにするのも、乾太くんを気兼ねなく使う上で有効です。乾太くんで乾燥できる素材を中心に選んでおけば、分別やコース設定の手間を省けます。
特にポリエステルやナイロンなどの化学繊維は縮みにくく、乾太くんとの相性がいい素材です。子ども服のように洗濯頻度が高い衣類は、乾燥機に強い素材を選んでおくと家事がスムーズになります。
日常的に洗濯量が多い家庭ほど、「乾燥機で扱っても傷みにくい素材」を選ぶことで、乾太くんを活用して日々の家事負担を軽減しやすくなります。
子ども服は縮んでもかまわないと判断する
子ども服は縮んでもかまわないと割り切る方法もあります。子どもは成長が早く、1シーズンでサイズアウトするケースは少なくありません。
着用期間が短いことを考慮すると、「縮んでも支障がない服は気にせず乾太くんで乾燥する」といった使い方にしたほうが、日々の家事の手間を減らせます。特に日々の洗濯量が多い家庭では、時短を優先したい場面もあるでしょう。
こまかいことを気にしなくてすむ分、洗濯のストレスが軽くなります。
乾太くんで服が縮んだときの2つの対処法

乾太くんで服が縮んでしまった場合でも、素材によってはある程度もとのサイズに近づけられます。まずは慌てず、次の2つの方法を試してみましょう。
- 水分を与えて形を整え、自然乾燥させる
- 柔軟剤・リンスでつけ置きする
どちらの方法も特別な道具を使わずに試せるため、縮んだ服をもとに戻したい方は試してみてください。
1.水分を与えて形を整え、自然乾燥させる
縮んだ服には、水分を与えて形を整えてから自然乾燥させる方法が効果的です。乾太くんで縮んだ直後の衣類は、繊維が乾ききって密着している状態のため、軽く湿らせることで繊維がほぐれやすくなります。
霧吹きやスチーマーで全体をしっとりさせ、やさしく引っぱりながらもと元の形に近づけていきましょう。強く引っぱると生地を傷めてしまうため、少しずつ均等に伸ばすのがコツです。
形を整えたあとは、日陰でゆっくり乾かしましょう。
2.柔軟剤・リンスでつけ置きする
柔軟剤やリンスでつけ置きする方法も、縮んだ衣類をもとに戻したいときに有効です。水またはぬるま湯に柔軟剤(またはリンス)を溶かし、縮んだ衣類を30分ほど浸しておくと、繊維がほぐれやすくなります。
柔軟剤の成分が絡まった繊維を緩めることで、生地が伸びやすい状態になります。特にニットやウールなど、繊維同士が密着しやすい素材で試すと効果を感じやすい方法です。
つけ置き後は軽く脱水し、全体をやさしく引き伸ばしながら形を整えます。袖まわりはタオルをさし込んで形をキープすると仕上がりがきれいになります。整えたあとは日陰で自然乾燥させましょう。
乾太くんを使ってみたい方は初期費用ゼロのリースがおすすめ

乾太くんを「一度試してみたい」という方は、リースの利用を検討してみましょう。縮み対策や素材選びの工夫を理解した上で、実際に自分の生活に合うかどうか確かめたい場合におすすめの方法です。
まとめ

乾太くんは洗濯した衣類を高温で素早く乾燥できる一方、綿やウールなどの天然繊維は縮むことがあります。ポリエステルは比較的縮みにくいものの、混紡によって仕上がりが変わる場合があります。
縮みを抑えるには、洗濯表示を確認して乾燥容量を守るほか、デリケートコースの活用や自然乾燥の併用、本体のメンテナンスといった基本の工夫が効果的です。一方で、縮むことを前提に大きめのサイズを選んだり、子ども服はあまり気にせず乾燥したりするなど、家事効率を優先して乾太くんを使うという考え方もあります。
万が一縮んでしまっても、水分を与えて形を整える、柔軟剤でつけ置きするなど、素材によってはもとに近い状態に戻せる場合もあります。
「まずは試したい」という方は、初期費用ゼロで導入できる大阪ガスの「らく得リース」がおすすめです。ご不明点やご相談がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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