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引越し費用の相場はだいたいいくら?内訳や安く抑えるためのポイントも紹介

2024/03/18

引越し費用の相場はだいたいいくら?内訳や安く抑えるためのポイントも紹介

引越し費用の相場は、同都道府県内など近距離で引越す場合、繁忙期なら、単身者で4〜7万円、2人家族で8〜10万円程度です。この相場は、引越し時期や荷物の量、輸送距離や利用する引越し業者・プランによって大きく異なります。

この記事では、条件ごとに引越し費用の相場や内訳を紹介し、引越し費用を安く抑えるためのポイントも解説します。

ご自身のケースではどれぐらいの費用がかかるのか、相場を把握したうえで引越し準備を進めましょう。

- 目次 -

単身者の引越し費用の相場

まずは、単身者の引越し費用の相場を見ていきましょう。通常期、繁忙期の引越し費用の相場はそれぞれ次のとおりです。

▼単身の引越し費用相場

輸送距離 通常期(5〜2月) 繁忙期(3〜4月)
近距離〜同都道府県程度 3〜6万円 4〜7万円
都道府県外〜遠距離地方程度 5〜10万円 6〜12万円

近距離の引越しで荷物が少ない場合、通常期(5月〜2月)なら3万円程度に費用を抑えて引越しできることがあります。反対に、遠距離の引越しで荷物が多い場合、繁忙期(3月〜4月)だと、引越し費用は10万円を超えることもあります。

なお、通常期は引越しの需要が比較的少ないため料金を安く抑えることが可能です。特に6月〜8月、11月〜12月は閑散期となり、引越す人は少なくなります。閑散期であれば、繁忙期の半額ほどで引越しも可能です。

「繁忙期」は主に3月〜4月で、新年度から大学に通う大学生や転勤する会社員などが新生活をはじめる時期のため、引越しの需要が集中します。

また、9月〜10月も転勤する社会人が増える時期のため、繁忙期として扱われることがあります。

繁忙期は、引越し業者が多くの依頼を受け、需要と供給のバランスが崩れるため、料金は通常期に比べて割高です。

「単身プラン」と「単身パック」の違い

引越し業者によっては、単身者の引越しの場合、「単身プラン」のほかに「単身パック」を選択できることがあります。引越し費用を安く抑えるなら、単身パックもおすすめです。

単身プランではトラックを貸し切って荷物を運ぶのに対し、単身パックではコンテナボックスに荷物を詰めて、ほかの人の荷物と一緒に運搬します。

単身パックのコンテナサイズは、幅105cm、奥105cm、高さ175cm程度です。このサイズに収まる荷物を運ぶほうが、単身パックの対象となります。

単身パックの場合は荷物量が少なく、あらかじめ決まっているため、引越し業者は訪問見積もりなしで安く提供できます。

単身プランと単身パックのメリット・デメリットをまとめると、次のとおりです。

プラン メリット デメリット
単身プラン
  • ・選べるメニューが多い
  • ・荷物が多いときも対応できる
  • ・梱包の段ボールをもらえることがある
  • ・料金が単身パックより割高
単身パック
  • ・料金が安い
  • ・訪問見積もりが不要
  • ・荷物の量に制限がある
  • ・コンテナに収まらないと追加料金がかかる

単身プランは選べるメニューが多く、荷物が多い引越しへの対応、梱包の依頼、段ボールの提供など、こまかなニーズにも対応してもらえるのがメリットです。

一方、単身パックはコンテナに収まる程度の少ない荷物の運搬を依頼するなら、費用を安く抑えられます。引越し業者によって異なりますが、1万5千〜3万円程度で依頼できることもあるため、単身パックより5千〜数万円安く抑えられる場合もあります。

家族の引越し費用の相場

続いて、家族の引越し費用の相場を見ていきましょう。

家族の引越し費用の相場は、2人家族、3人家族、4人家族のそれぞれで以下のとおりです。

▼2人家族の引越し費用相場

輸送距離 通常期 繁忙期
近距離〜同都道府県程度 6〜9万円 8〜10万円
都道府県外〜遠距離地方程度 7〜17万円 12〜22万円

▼3人家族の引越し費用相場

輸送距離 通常期 繁忙期
近距離〜同都道府県程度 8〜10万円 9〜12万円
都道府県外〜遠距離地方程度 10〜20万円 14〜30万円

▼4人家族の引越し費用相場

輸送距離 通常期 繁忙期
近距離〜同都道府県程度 8〜13万円 10〜15万円
都道府県外〜遠距離地方程度 10〜24万円 16〜32万円

家族の引越し費用相場は、単身者の引越しと同様に、長距離、繁忙期などの条件が重なると金額が高額になる傾向にあります。荷物の量は家族の人数に比例して多くなるため、その分費用も上がります。

引越し費用の内訳は?

引越し費用の内訳や料金の仕組みを知っておくと、費用の節約を考えるときに、どの費用を削るか具体的にイメージしやすくなります。

引越し費用に含まれる主な項目は以下のとおりです。それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

  • ●基本運賃
  • ●割増料金
  • ●実費
  • ●オプション料金

基本運賃

基本運賃は、移動距離や移動時間で決まる費用です。

引越しの輸送距離が100km以下の場合は、作業時間に応じて料金が決まる「時間制」、100km以上の場合は、距離によって料金が決まる「距離制」が適用されます。

国土交通省近畿運輸局による、料金の一例は次のとおりです。トラックのサイズごとに、距離/時間あたりの基準運賃が定められています。

▼時間制の料金の一例

時間 1〜2トン車 3〜4トン車 5〜6トン車
上限額 下限額 上限額 下限額 上限額 下限額
4時間 20,360円 13,580円 24,000円 16,000円 26,900円 17,940円
8時間 33,970円 22,650円 40,010円 26,670円 47,090円 31,390円
8時間超
(1時間ごと)
3,410円 2,270円 3,890円 2,590円 4,670円 3,110円

▼距離制の料金の一例

距離 1〜2トン車 3〜4トン車 5〜6トン車
上限額 下限額 上限額 下限額 上限額 下限額
100〜110km 37,560円 25,040円 42,740円 28,500円 51,970円 34,650円
140〜150km 43,850円 29,230円 49,940円 33,300円 60,720円 40,480円
190〜200km 51,720円 34,480円 58,910円 39,270円 71,620円 47,740円
200〜500km
(20kmごと)
2,760円 1,840円 3,160円 2,100円 3,860円 2,580円
500km超
(50kmごと)
6,940円 4,620円 7,870円 5,250円 9,640円 6,420円

割増料金

以下のような条件にあてはまる引越しでは、割増料金がかかる場合があります。

  • ●繁忙期の引越し
  • ●休日や早朝深夜の引越し
  • ●短期間での予約や急な引越し
  • ●雪の降る地域での冬季の引越し など

繁忙期、早朝深夜や休日など、時期やタイミングによって割増料金は変わります。時間帯・休日の割増料金の目安は、早朝深夜3割増、休日で2割増です。

また、雪が降る地域では、冬季の引越しで割増料金が設定されることもあります。

実費

実費とは、引越しに実際にかかる費用のことです。具体的には作業員の人件費や梱包資材費などが含まれます。荷物が多い、距離が遠いなどの場合、引越しの実費は高くなります。

  • ●作業員の人件費
  • ●梱包資材費
  • ●高速道路料金
  • ●トラックのガソリン代 など

オプション料金

一般的な引越し作業に含まれない作業を依頼する際は、オプション料金がかかります。

オプション料金がかかる作業としては、たとえば以下があげられます。

  • ●特殊な荷物の運搬(ピアノ、大型家具、芸術作品など)
  • ●荷づくりや荷ほどき
  • ●家具の組み立て・解体
  • ●家具の防虫
  • ●アンテナの取りつけ・取り外し
  • ●エアコン取りつけ など

特殊な荷物の運搬、家具の組み立てやエアコンの取りつけなどを依頼する際には追加で費用が必要です。

引越し費用を相場より安く抑えるためのポイント

引越し費用を相場より安く抑えるためのポイント

ここからは、引越し費用を相場より安く抑えるためのポイントを紹介します。

  • ●引越しの繁忙期を避ける
  • ●相見積もりを取る
  • ●土日祝や月末・月初を避ける
  • ●大安など縁起のいい日を避ける
  • ●フリー便や午後便を使う
  • ●不用品を処分して荷物を減らす
  • ●荷づくり・荷ほどきを自分でする

引越しが混み合う時期や時間帯を避けて引越しをすると費用を安く抑えられます。そのほか、荷物の量を減らす、荷づくり・荷ほどきを自分でするなどの方法でも費用の削減が可能です。

引越しの繁忙期を避ける

引越しの需要が集中する3〜4月の繁忙期を避けて、それ以外の通常期に引越しをすると、引越し費用が安くすむことが多いです。

新年度に合わせて引越しをする場合は、どうしても繁忙期と重なってしまいます。しかし、引越しのタイミングに融通が利くなら、早めに引越しをして拠点を移すなど、繁忙期を回避したスケジュールを立ててみるといいでしょう。

相見積もりを取る

複数の引越し業者から相見積もりを取ることで、安く依頼できる業者を見つけることができます。

こまかな料金設定は業者によって異なるので、サービス内容や口コミも参考にしながら、最適な業者を見つけていきましょう。

土日祝や月末・月初を避ける

土日や祝日は多くの人が休みとなるため、都合が合わせやすく、引越しの需要が高まります。それにともない引越し費用も割高になるので、可能であれば、引越し日は平日をおすすめします。

また、月末や月初は家賃契約が切り替わる時期であり、転居する人が集中するため、料金が割高になる傾向にあります。月の中旬など需要が落ち着いている時期を狙うと、引越し費用を節約できる可能性があります。

大安など縁起のいい日を避ける

大安などの縁起のいい日も、新しいスタートを切る日として引越しの日に選ぶ人が多く、料金が通常よりも高くなる傾向にあります。

縁起のいい日などにこだわりがない人は、大安などをはずして引越しをすると費用を抑えられるでしょう。

フリー便や午後便を使う

引越し業者によっては、特定の日時に余裕がある便を「フリー便」として設定していることがあります。フリー便を利用すると、引越し日程を業者のスケジュールに合わせることで、通常の指定便よりも料金が割安になります。

また、「午後便」も需要の多い午前を外して引越せるので、費用を抑えられることがあります。朝の混雑や交通渋滞を避けられるのも、午後便を選ぶメリットです。

不用品を処分して荷物を減らす

荷物の量を少なくできれば引越し費用は安くなるため、荷づくりに合わせて不用品の処分を進めましょう。

家具や家電の買い替えを検討している場合は、引越しのタイミングに合わせることをおすすめします。不要な家具や家電を新居に運んでから買い替えると手間もかかるため、引越し前に処分し、新しいものを新居に配送するといいでしょう。

なお、不用品はリサイクルショップでの売却やフリマアプリでの出品などもぜひ検討してみてください。売却で得た金額を引越しの足しにできるだけでなく、粗大ごみとして処分する費用も節約できます。

荷づくり・荷ほどきを自分でする

荷づくり・荷ほどきを引越し業者に依頼すると追加費用が発生します。荷づくり・荷ほどきを業者に依頼せずに、自分や家族でおこなうと費用を安く抑えることが可能です。

自分で梱包する場合には、引越し業者が来てすぐに搬出できるよう、事前にしっかり準備を進めておきましょう。

まとめ

引越し費用は、基本運賃、割増料金、実費、オプション料金からなります。トータルの金額は、引越しの輸送距離や荷物の量だけでなく、時期や時間帯、オプションの有無などによって変わります。

引越し費用を安く抑えるなら、相見積もりを取る、時期や時間帯をずらす、荷物の量を減らすなどが選択肢です。引越し費用の相場や料金の仕組み、安く抑える方法などを理解して、引越しの計画や費用の節約に役立てていきましょう。

なお、引越しの際には、新居で利用する電力会社・ガス会社の契約を進めておくと、新生活をスムーズにはじめることができます。

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