浴室乾燥機の電気代はいくら?1回あたりの消費電力と節約のポイントを解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
浴室乾燥機を使用するときの電気代は、多くの人が導入時に気にするポイントです。
この記事では、浴室乾燥機の一般的な電気代と節約方法から、浴室乾燥機と洗濯乾燥機を使用する場合の電気代の違いについても解説します。
また、浴室乾燥機の電気代に悩んでいる人は電力会社の見なおしもおすすめです。大阪ガスの電気プランならガスとセットで契約すると割引も受けられます。
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目次
浴室乾燥機の電気代はいくらくらいかかるの?
浴室乾燥機にかかる電気代は機種や使い方、洗濯物の乾き具合などによって違います。
ここでは一般的な使い方の例をあげながら、1回の使用と1ヶ月間での電気代を紹介します。
1回あたりの金額は?
浴室乾燥機の使用1回あたりの電気代は80円が目安です。
ここではとあるメーカーの浴室乾燥機(A)を例にして電気代の計算方法を解説します。
|
<1時間あたりの電気代(円)の計算式> 消費電力(kW)×電力料金単価(円/kWh) 消費電力(W)×電力料金単価(円/kWh)÷1000 |
浴室乾燥機(A)の消費電力は1250Wです。
電化製品の電気料金には公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価31円/kWh(税込)を使用します。
すると、浴室乾燥機を1時間使用したときの金額は以下のように計算できます。
| 1時間あたりの電気代=1,250W×31円/kWh÷1000=38.75円/h |
浴室乾燥機(A)では標準的な2kgの洗濯物の乾燥にかかる時間の目安が2時間少々です。そのため、1回あたりの金額は以下のように算出できます。
|
1回あたりの電気代=38.75円/h×2h=77.5円≒80円 |
参照:よくある質問 |公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会
1ヶ月あたりの金額は?
洗濯乾燥機の1ヶ月あたりの電気代は、洗濯物の量から算出できます。
例えば、浴室乾燥機(A)を使用する場合、1kgの衣類を乾かすのにかかる時間は約1時間です。
そのため、洗濯物の量と運転回数から電気代を計算することができます。
一般財団法人日本電機工業会によると、衣類の重量の目安は以下の通りです。実際には素材やサイズによって異なりますが、洗濯物の量を考えるときの参考になります。
| 衣類 | 重量 |
|---|---|
| ワイシャツ | 200g |
| ブラウス | 200g |
| シーツ | 500g |
| パジャマ | 500g |
| スカート | 400g |
| ブリーフ | 50g |
| 靴下 | 50g |
| 半袖肌着 | 110g |
| タオル | 70g |
| バスタオル | 300g |
| ハンカチ | 15g |
参照:電気洗濯機を選ぶ時のポイント│家電機器│製品分野別情報│JEMA 一般社団法人日本電機工業会
洗濯物が少ない家庭の場合
洗濯物が少ない家庭として、ふたり暮らしを例に見てみましょう。
ふたり暮らしの家庭では、洗濯物が少ないため、毎日洗濯をせずに週末にまとめて洗うこともあります。
毎日洗う場合でも、まとめて洗う場合でも、同じように概算することが可能です。
ふたり暮らしでは、目安として1人あたり毎日1kgずつの洗濯物が出ると考えられます。例えば、以下の洗濯物の合計重量は約1.96kgです。
| 洗濯物 | 数 | 重量 |
|---|---|---|
| ワイシャツ | 1枚 | 200g |
| ブラウス | 1枚 | 200g |
| スカート | 1枚 | 400g |
| ブリーフ | 2枚 | 100g |
| 靴下 | 2足 | 100g |
| 肌着 | 2枚 | 220g |
| タオル | 2枚 | 140g |
| バスタオル | 2枚 | 600g |
この場合の洗濯乾燥機の1ヶ月の電気代は以下のように計算できます。
|
1ヶ月の洗濯物の重量=2kg/日×30日=60kg 1ヶ月の電気代=38.75円/h×1h/kg×60kg=2,325円 |
洗濯物が多い家庭の場合
3人または4人の家庭の場合、洗濯物が多くなるため、毎日洗濯乾燥機を使用することが多いでしょう。
上述の例を参考にして、1人あたり毎日1kg程度の洗濯物が出ると仮定すると、4人家族では以下のように電気代を計算できます。
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1ヶ月の洗濯物の重量=4kg/日×30日=120kg 1ヶ月の電気代=38.75円/h×1h/kg×120kg=4,650円 |
浴室乾燥機は2種類ある

浴室乾燥機は熱源の違いによって以下の2種類に分けられます。
電気代が高くなるのは電気を熱源に使用する電気型浴室乾燥機です。
ここでは浴室乾燥機の種類ごとに特徴を紹介します。
①電気型浴室乾燥機
電気型浴室乾燥機は電気を熱源にして熱を発生させる仕組みです。
電気型浴室乾燥機にはヒーター式とヒートポンプ式の2種類があります。
ヒーター式では電気から直接熱を発生させて風で洗濯物に吹きつける方式です。
ヒートポンプ式ではエコキュートやエアコンなどにも用いられているヒートポンプの仕組みを搭載しています。
空気の圧縮と膨張のプロセスを経て熱を浴室内に取り込むことで洗濯物を乾かす方式です。
②ガス型浴室乾燥機
ガス型浴室乾燥機は熱源としてガスを使用する仕組みです。
ガス温水器を設置して、ガスの燃焼によって水を温めて使用します。
高温のお湯に蓄えられた熱を使用して温めた空気を使用して浴室内の温度をあげます。
ガスは短時間で大きな熱を発生させられるガスは、浴室の温度をあげる効率が高いのが特徴です。
熱源として電気を使用しないので電気代は抑えられますが、ガス代がかかるので光熱費を総合的に考えてガス型にするかどうかを考えることが大切です。
浴室乾燥機と洗濯乾燥機どっちの電気代が安い?

浴室乾燥機と同様に衣類を効率よく乾かす家電として洗濯乾燥機があります。
洗濯乾燥機の乾燥機能を使用するときにも電気代がかかります。
ここでは洗濯乾燥機の種類ごとに目安となる電気代を計算しました。
縦型洗濯乾燥機の電気代
縦型洗濯乾燥機を使用したときにかかる1時間あたりの電気代を、とあるメーカーの縦型洗濯乾燥機(B)を例にして計算します。
消費電力:1,150W
|
<縦型洗濯乾燥機(B)の1時間の電気代(円)> 1,150W×31円/kWh÷1000=35.65円/h |
ドラム式洗濯乾燥機(ヒーター式)の電気代
ドラム式洗濯乾燥機(ヒーター式)を使用したときにかかる1時間あたりの電気代を、とあるメーカーのドラム式洗濯乾燥機(ヒーター式)(C)を例にして計算します。
消費電力:1,250W
|
<ドラム式洗濯乾燥機(ヒーター式)(C)の1時間の電気代(円)> 1,250W×31円/kWh÷1000=38.75円/h |
ドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ型)の電気代
ドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ型)を使用したときにかかる1時間あたりの電気代を、とあるメーカーのドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ型)(D)を例にして計算します。
消費電力:1,240W
|
<ドラム式洗濯乾燥機(ヒーター式)(C)の1時間の電気代(円)> 1,240W×31円/kWh÷1000=38.44円/h |
今回比較した結果、浴室乾燥機と洗濯乾燥機の1時間あたりの電気代には大きな差はありませんでした。
しかし、製品によって使用時間が異なるため、1回の使用にかかる電気代も変わってきます。特に洗濯物の量が多い場合、浴室乾燥機は長時間使用することになります。
そのため、洗濯乾燥機よりも浴室乾燥機のほうが電気代は高くなる傾向があります。また、乾燥機には多くの製品があり、機能や使い勝手も異なります。
自分に合ったタイプを選ぶときは、消費電力だけでなく、機能や使い勝手も考慮して選んでくださいね。
浴室乾燥機を使う3つのメリット
浴室乾燥機には以下のメリットがあります。
浴室乾燥機は洗濯物を乾燥させる機器としての役割もありますが、それ以外にもメリットがあるので詳細を紹介します。
①しわがつきにくくなる
浴室乾燥機で乾燥させるとしわがつきにくいのがメリットです。浴室乾燥機では衣類を干した状態で温風によって乾燥を促進します。
仕上がりを考えてきちんと衣類をハンガーに吊るしておけば、しわがなくてきれいな仕上がりになります。
洗濯乾燥機のように高熱で衣類が縮んだり、回転によって繊維が傷んだりすることもありません。
②浴室の温度調節が可能
浴室乾燥機は浴室の温度を調節できるのがメリットです。
冬の寒い日に浴室乾燥機の暖房機能を使って浴室内を暖かくしておくと、体を洗う間に寒くてつらい思いをせずにすみます。
浴室乾燥機には涼風の機能もあるため、夏の暑い日に浴室で体を洗うときにも涼しい風を受けながら快適なひとときを過ごすことができます。
③翌日のカビ防止
浴室は湿度が高くてジメジメとしているため、カビが発生しやすい場所です。
しかし、浴室乾燥機を使用すればカビ防止になります。
衣類だけでなく浴室全体を乾燥させれば水分がなくなるのでカビが生えにくくなるからです。
浴室のカビ対策で困っているときには、浴室乾燥機を入浴やシャワーのあとに毎日使えば解決できます。
浴室乾燥機を使う3つのデメリット
浴室乾燥機は洗濯物を乾燥させる方法として以下のデメリットがあります。
ここでは浴室乾燥機を使ってみるとわかる問題点を解説します。
①ほかの乾燥方法と比べて電気代が高い
浴室乾燥機は電気代が高いのがデメリットです。電化製品を使用せずにそのまま干すのに比べると電気代が余計にかかります。
浴室乾燥機は一般的に洗濯乾燥機よりも電気代が高いので注意が必要です。
電気料金のプランを見直して、電気を安く利用できる時間帯に浴室乾燥機を使用するといった工夫をすると電気代の対策ができます。
②フィルター掃除などの手入れの手間がかかる
浴室乾燥機は手入れをしないと効率が低下するため、定期的にメンテナンスをする必要があります。
フィルター掃除をして目詰まりを起こさないようにすることが特に重要です。
フィルターは3ヶ月~6ヶ月くらいに一度は清掃する必要があります。
天井に設置している浴室乾燥機からフィルターを外して洗うのは手間がかかるので負担になる可能性があります。
③干すスペースが狭い
浴室乾燥機は浴室内の限られたスペースにしか衣類を干せないので、たくさん洗濯したときにまとめて乾かすのが難しいのがデメリットです。
たとえば、記事冒頭で取り上げた浴室乾燥機(A)では2kgが標準で、3kgで多めという扱いになっています。
洗濯物が多いと一度では浴室内に干しきれなくて、何度も入れ替えて乾燥させる手間がかかります。
電気代節約テクニック6選
浴室乾燥機の電気代はテクニック次第で節約できます。
ここでは以下の6つの節約方法を紹介します。
①干し方を工夫して節約
浴室での洗濯物の干し方によって浴室乾燥機の運転時間を短くして電気代を節約できます。
浴室乾燥機を使うときには、間隔を空けて洗濯物を干しましょう。風通しがよくないと洗濯物が乾きにくいからです。
大量の衣類を乾かしたいときには、室内干しや屋外干しと並行して、ときどき洗濯物を入れ替えるのもおすすめです。
②しっかり清掃する
浴室乾燥機を定期的に清掃すると乾燥効率があがります。フィルターが詰まっていると風力が弱まってしまって衣類が乾きにくくなります。
機能しているからよいと思わずに、しっかりと清掃して本来の性能を発揮できるようにすることが大切です。
電気代の節約になるだけでなく、浴室乾燥機本体の負担を減らして寿命を延ばすこともできます。
③電力会社を見直す
電力会社のプランを見直すことで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
多くの電力会社が異なる料金プランを提供しており、使用状況に応じた適切なプランを選ぶことで、無駄なコストを削減できます。
定期的にプランを見直し、よりお得なプランに切り替えることをおすすめします。
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| 単位 | 料金単価(税込) | |||
|---|---|---|---|---|
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| 電力量料金 | 最初の20kWhまで | 1kWh | 0.00円 | |
| 20kWhをこえ350kWhまで | 26.75円 | |||
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④余分な水分をふき取る
浴室乾燥機を使用するときには浴室の余分な水分をふき取ると乾燥効率があがって電気代も安くなります。
浴室に残っている水分量が多いほど、浴室乾燥機で浴室自体を乾かすのにかかる費用が大きくなるからです。
あらかじめ浴室の余分な水分をふき取ってから浴室乾燥機を動かすと電気代の節約になります。
⑤扇風機を併用する
浴室に扇風機を設置して浴室乾燥機と併用するのも効果的です。
扇風機で風を当てると、洗濯物の周囲にある湿った空気を速やかに拡散させられるからです。
衣類乾燥機の温風も全体に行き渡りやすくなるので乾燥効率があがります。
風を循環させて洗濯物を乾きやすくする目的ではサーキュレーターを使用するのもよい方法です。
⑥浴室のドアや窓は閉めて使う
浴室乾燥機を使用するときには、浴室のドアや窓は閉めて使うことが大切です。
浴室乾燥機は湿度が低い密閉空間で洗濯物全体に温風を当てることで効率があがります。
ドアや窓が空いていると開放された空間になってしまうので乾燥効率が下がります。
浴室を換気して乾かしたら、ドアと窓を閉めて浴室乾燥機を作動させましょう。
浴室乾燥機の電気代に関するよくある質問
浴室乾燥機をつけっぱなしにすると電気代はいくらになる?
浴室乾燥機(A)を例にすると、浴室乾燥機を24時間つけっぱなしにしたときにかかる電気代は以下のように計算できます。
| 24時間あたりの電気代=1250W×31円/kWh÷1000×24h=930円 |
ただし、換気をするだけであれば消費電力が少ないので電気代が抑えられます。
| 24時間換気の電気代=18~19.5W×31円/kWh÷1000×24h=13.392~14.508円≒14円 |
浴室乾燥機とコインランドリーはどちらが安い?
浴室乾燥機の電気代とコインランドリーの料金では浴室乾燥機のほうが安いです。
コインランドリーで乾燥機のみ使用すると10分前後で100円程度かかります。
乾燥にかかる時間は洗濯物の量によりますが、4.5kgの衣類で20分~30分が目安なので、料金は200円~300円です。
浴室乾燥機なら2kgで80円弱なので、4.5kgなら180円程度です。
浴室乾燥機でカビが生えないようにするためには何時間がいい?
浴室乾燥機でカビ対策をするときには、浴室乾燥機(A)を例にすると4時間〜8時間の換気をするのが目安です。
浴室乾燥機の機種や浴室の広さ、環境などによって違いがあります。
カビ対策で浴室乾燥をした場合の電気代の目安は以下のとおりです。
|
4時間~8時間あたりの電気代=1250W×31円/kWh÷1000×4~8h=155~310円 |
電気代を節約するなら大阪ガスがおすすめ
関西地方に住んでいるなら、電気代の節約には大阪ガスのでんきがおすすめです。
ガスとでんきをセットにするとお得になるプランがあります。関西圏で引越しを検討している人はおすすめです。

| 単位 | 料金単価(税込) | |||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金(新生活セット割の適用時) | 1契約 | 0円 | ||
| 電力量料金 | 最初の20kWhまで | 1kWh | 0.00円 | |
| 20kWhをこえ350kWhまで | 26.75円 | |||
| 350kWhをこえる分 | 27.72円 | |||
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※4 FitDishを新規ご契約の方に限ります。
※その他のご注意事項は公式HPよりご確認ください。
まとめ
浴室乾燥機で2kgの洗濯物を1回乾燥させるのにかかる電気代の目安は約80円です。30日使用すると約2,400円かかります。
浴室乾燥機を使用すれば浴室のカビ対策もできます。新電力に切り替えて電気料金を抑えれば浴室乾燥機の電気代も下がります。
ガス型浴室乾燥機を導入することもできるので、節約できる方法を選びましょう。
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