パネルヒーターの電気代は高い?暖房器具ごとの比較や節約法を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
パネルヒーターは、パネルから熱を発することで部屋の空気を暖める暖房器具です。火傷や火事のリスクが少ないため、小さい子どもや高齢者などがいる家庭にも好まれて使われています。パネルヒーターは大型のものからコンパクトな折り畳み式まであり、消費電力や電気代も異なります。今回はパネルヒーターの電気代やメリット・デメリット、ほかの暖房器具との電気代の違いなどについて解説します。

| 単位 | 料金単価(税込) | |||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金(新生活セット割の適用時) | 1契約 | 0円 | ||
| 電力量料金 | 最初の20kWhまで | 1kWh | 0.00円 | |
| 20kWhをこえ350kWhまで | 26.75円 | |||
| 350kWhをこえる分 | 27.72円 | |||
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目次
パネルヒーターの電気代の計算方法

パネルヒーターの電気代は以下のように計算します。
| 電気代 = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kW) |
消費電力(kW)は電化製品の説明書や、裏に貼ってあるシールなどで確認できます。単位が「W」の場合は÷1000をしてkWに変換しましょう。
電気料金単価(円/kW)とは、電気会社が設定しているkWあたりの価格のことです。ここでは、全国家庭電気製品取引協議会が目安単価として定めている31円/kWh(令和4年7月22日改定)を参考に、パネルヒーターのおおよその電気代を計算します。
|
消費電力 |
1時間あたりの電気代の目安 |
|---|---|
|
160W |
約4.96円 |
|
300W |
約9.3円 |
|
500W |
約15.5円 |
|
700W |
約21.7円 |
|
1,000W |
約31円 |
消費電力が大きいと、1時間あたりの電気代も比例して高くなることがわかります。パネルヒーターを購入するときはこの点を踏まえ、消費電力をチェックすることをおすすめします。
パネルヒーターの電気代は高い?相場は?
パネルヒーターの電気代について、折り畳み式・大型タイプの2種類に分けて見ていきましょう。
【折り畳み式】パネルヒーターの電気代
折り畳み式のパネルヒーターとは、主に机の下に設置して足元を暖める用途で使われるもので、デスクワーク中の冷え対策などに人気です。
折り畳み式のパネルヒーターの消費電力を160Wとすると、各使用時間に対する電気代は以下のようになります。
|
使用時間 |
電気代 |
|---|---|
|
1時間 |
約4.96円 |
|
6時間 |
約29.8円 |
|
12時間 |
約59.5円 |
|
1ヶ月(1日6時間×30日) |
約892.8円 |
|
1ヶ月(1日12時間×30日) |
約1,786円 |
【大型タイプ】パネルヒーターの電気代
パネルヒーターのなかには、消費電力が1200W以上の強力なタイプもあります。1200Wで計算した場合の電気代を見てみましょう。
|
使用時間 |
電気代 |
|---|---|
|
1時間 |
約37.2円 |
|
6時間 |
約223.2円 |
|
12時間 |
約446.4円 |
|
24時間 |
約892.8円 |
|
1ヶ月(1日6時間×30日) |
約6,696円 |
|
1ヶ月(1日12時間×30日) |
約13,392円 |
|
1ヶ月(1日24時間×30日) |
約26,784円 |
消費電力の大きい大型タイプのパネルヒーターは、折り畳み式のものと比べると、電気代がかなり高くなることがわかります。
パネルヒーターのメリット

パネルヒーターのメリットを4つのポイントから紹介します。
安全性の高さ
ガスや灯油を使用する暖房器具に比べ、火災のリスクが低いメリットがあります。パネルヒーターは電気のエネルギーを熱に変換する仕組みであり、そのほかの燃料を必要としないためです。
パネルの表面は暖かくなりますが、触れただけですぐに火傷をするような高温にはならないように設計されています。そのため、子育て中の人などにも選ばれやすい傾向があります。
ただし、事故の心配がまったくないというわけではない点に注意が必要です。誤った使い方をすることによる火災や火傷が生じる可能性もあるため、取り扱いには気をつけましょう。
持ち運びのしやすさ
パネルヒーターは大きなものであっても10キロ前後であるため、比較的移動がしやすいといえます。移動用のキャスターや取手がついているケースも多いため、複数の部屋で使う人や、大型の家電を増やしたくない人なども便利に使えるでしょう。
また、コンパクトなサイズのパネルヒーターも販売されています。たとえば、デスク下に設置するための折り畳み式では、1キロ程度の軽いものもあります。
空気がきれいなまま
石油ストーブやガスヒーターを使用するときに換気をしないと、燃焼が不完全な時に発生する一酸化炭素が発生します。一酸化炭素中毒になると命にかかわる事故に発展するケースもあるため、十分に気をつけながら使用する必要があります。
その反面、パネルヒーターは灯油やガスといった燃料を使わないので、一酸化炭素を発生させずに使用できます。換気をしないことによる事故を心配せずに使用できるでしょう。
なお、パネルヒーターの場合でも、酸素の入れ替えをして快適に生活するために、ある程度の換気が推奨されています。
デザイン性が高い
パネルヒーターはすっきりとしたデザインのものが多く、インテリアになじみやすい点もメリットといえます。薄いパネルにシンプルな足がついたスタイリッシュなものもたくさん販売されているため、部屋の雰囲気にあうものが見つかるでしょう。
パネルヒーターのデメリット
パネルヒーターのデメリットを3つ紹介します。
部屋全体は暖まらない
パネルヒーターは小さな部屋などに適している暖房器具であり、広い部屋を暖めることには向いていません。リビングなどの広い場所を暖めるときは、エアコンや床暖房などのほうが適しているといえます。
もし広い部屋でパネルヒーターを使いたい場合は、1000W以上の強力なパネルヒーターを利用するといいでしょう。また、エアコンなどと併用することで、パネルヒーターが暖めた空気を循環させるなどの方法もあります。
暖まるのに時間がかかる
パネルヒーターは、パネル表面の温度をあげることでまわりの空気を暖める仕組みが用いられています。
暖かい空気を直接送り出すエアコン・ファンヒーターとは異なり、パネルヒーターは暖まるのに時間がかかります。すぐに暖まりたい場合にはパネルヒーターは不向きといえるでしょう。
使用する前にあらかじめパネルヒーターのスイッチをつけておくことで、寒さを感じる時間を少なくできます。
掃除が難しい
パネル部分に触れてしまうことがないよう、多くのパネルヒーターは金網のようなものでパネル部分が覆われています。金網はこまかいため、ホコリがたまった時に掃除がしにくい点もデメリットといえるでしょう。
パネルヒーターにホコリがたまると熱効率が下がり、せっかく電気を使っているのに部屋が暖まりにくくなる可能性があります。また、ホコリがたまりすぎると火災のリスクは高まるため、意識的に掃除する必要があります。
パネルヒーターの電気代とほかの暖房器具の電気代を比較
パネルヒーターのおおよその電気代と、ほかの暖房器具のおおよその電気代を比較してみましょう。
|
暖房器具の種類 |
出力ワット数 |
1時間あたりの電気代 |
|---|---|---|
|
パネルヒーター(折り畳式) |
160W |
4.96円 |
|
パネルヒーター(大型タイプ) |
600~1,200W |
18.6~37.2円 |
|
オイルヒーター |
600~1,500W |
18.6~46.5円 |
|
電気ストーブ |
600~1,200W |
18.6~37.2円 |
|
こたつ |
300~600W |
9.3~18.6円 |
|
エアコン(8~12畳程度) |
800~900W |
24.8~27.9円 |
|
ホットカーペット(2畳程度) |
500W |
15.5円 |
1時間あたりの電気代が高い順に並べると、以下のようになります。
- オイルヒーター
- パネルヒーター(大型タイプ)
- 電気ストーブ
- エアコン
- こたつ
- ホットカーペット
- パネルヒーター(折り畳み式)
パネルヒーターとほかのヒーターの電気代を比較
ヒーターにはパネルヒーター以外にもさまざまなものがあります。
- パネルヒーター:パネルで暖める
- セラミックヒーター:セラミックでできた電熱線で暖める
- ハロゲンヒーター:ハロゲンランプが赤外線を出して暖める
- カーボンヒーター:炭素繊維を加熱して暖める
- オイルヒーター:内部に入っているオイルを加熱することで暖める
それぞれの消費電力と、使用時間ごとの電気代を見ていきましょう。
|
ヒーターの種類 |
消費電力 |
1時間の電気代 |
1日(6時間) の電気代 |
1ヶ月(30日) の電気代 |
|---|---|---|---|---|
|
パネルヒーター |
ミニ:160W 弱:400W 強:1,200W |
ミニ:約4.96円 弱:約12.4円 強:約37.2円 |
ミニ:約29.8円 弱:約74.4円 強:約223.2円 |
ミニ:約892.8円 弱:約2,232円 強:約6,696円 |
|
セラミックヒーター |
弱:550W 強:1,200W |
弱:約17.1円 強:約37.2円 |
弱:約102.3円 強:約223.2円 |
弱:約3,069円 強:約6,696円 |
|
ハロゲンヒーター |
弱:400W 中:800W 強:1,200W |
弱:約12.4円 中:約24.8円 強:約37.2円 |
弱:74.4円 中:148.8円 強:約223.2円 |
弱:2,232円 中:4,464円 強:約6,696円 |
|
カーボンヒーター |
弱:450W 強:900W |
弱:約14.0円 強:27.9円 |
弱:83.7円 強:167.4円 |
弱:2,511円 強:5,022円 |
|
オイルヒーター |
弱:500W 中:700W 強:1,200W |
弱:15.5円 中:21.7円 強:約37.2円 |
弱:93円 中:130.2円 強:約223.2円 |
弱:2,790円 中:3,906円 強:約6,696円 |
パネルヒーターの電気代を節約するには

パネルヒーターの電気代を節約する方法を5つ紹介します。
タイマー機能の活用
パネルヒーターを使っていると「外出前にスイッチをオフにしてなかった」「ほかの部屋にいるのにつけっぱなしにしていた」といったことがあるかもしれません。そのようなミスによる電気代の消費を防ぐため、タイマーをセットしておくといいでしょう。
たとえば、家を出る1時間前にスイッチが切れるようにタイマーをセットしておくなどの方法があります。
また、切り忘れによる火災などを防ぐために、6時間・12時間といった特定のタイミングで自動的にスイッチが切れる仕組みのものもあります。タイマーをセットするのが億劫という人はこのような機能があるものを選ぶといいでしょう。
設定温度を低くしてみる
設定温度を低くすると消費する電力が減るため、必要な電気代も安くなります。パネルヒーターの設定温度を高くしすぎている人は、温度を下げることで電気代を節約できるでしょう。
ただし、1度下げても1ヶ月で数百円程度の節約にしかならないため、寒いのが苦手という人は我慢せずに使うことをおすすめします。
ほかの暖房器具との併用
ほかの器具とパネルヒーターを併用すると、より快適に過ごせるケースがあります。たとえば、ホットカーペットを使うと足元の冷えが解消されて、パネルヒーターの温度を下げられる可能性があります。
また、パネルヒーターは部屋が暖まるまでに時間がかかるため、最初の短時間だけエアコンを使う方法もあります。部屋が暖まったと感じたら、パネルヒーターを通常より低めの温度設定で使うことで、電気代が節約できるケースがあります。
置き場所に工夫を加える
パネルヒーターは窓際に設置することで、窓から入ってくる冷たい空気を暖めるのに効果的です。
特に、暖かい空気は上(天井)に、冷たい空気は下(床)にたまりやすい特徴があります。そのため、窓などの冷たい空気が入りやすい場所にパネルヒーターを設置すると、暖かい空気が循環しやすくなります。
設定温度は同じでも効率的に部屋が暖まるため、電気代の節約になる可能性があります。
また、窓のそばにパネルヒーターを設置すると結露を防ぐ効果があるため、結露対策としてもおすすめです。
こまめに手入れする
パネルヒーターは、パネル部分に触れて火傷することのないよう、パネル部分が金網などで囲われていることが一般的です。そのこまかい部品の隙間にホコリがたまると熱が伝わりにくくなり、熱効率が悪くなってしまうでしょう。
パネルヒーターをこまめに掃除して熱を伝えやすくすると、無駄に電気代を消費することを避けられます。こまかい部分のホコリはもちろん、金網を取り外せる場合には、パネルの表面も掃除します。
パネルヒーターの電気代についてよくある質問
パネルヒーターの電気代に関する質問について、Q&A形式で紹介します。
パネルヒーターの電気代は1ヶ月でいくらですか?
大型のパネルヒーターを1ヶ月(30日)、毎日12時間使っていたとすると、1ヶ月の電気代は約13,392円になります。デスクの下などに設置して足元を暖めるような折り畳み式のものであれば、同じ条件で1ヶ月約1,786円で使用できます。
電気代の少ない暖房器具は何ですか?
暖房器具は小型で消費電力の少ないものであれば、比較的安い電気代で使用できます。消費電力の少ない暖房器具として、折り畳み式のパネルヒーターや、ホットカーペット・こたつなどがあります。
それに対して、オイルヒーターや大型のパネルヒーターは部屋を強力に暖める分、電気代が高くなりやすい傾向にあります。
パネルヒーターのデメリットは何ですか?
パネルヒーターはパネルから熱を発することによって、そのまわりの空気をじっくりと暖める仕組みの暖房器具です。
暖かい風邪を直接送り込むエアコンやファンヒーターなどとは異なり、パネルヒーターは広い範囲を暖めることは不向きといえるでしょう。また、部屋が暖まるまでに時間がかかります。
これらのデメリットが気になるという人は、サーキュレーターを使うことで空気を循環させたり、最初だけエアコンを使って部屋全体を短時間で暖めたりといった対策をおこないます。
まとめ
パネルから熱を発することで空気を暖めるパネルヒーターは、ガスや石油を使わないため、比較的安全に使える暖房器具として人気です。子どもやペットがいる家庭などに特に好まれる傾向にあります。
パネルヒーターには、広い範囲を暖める大型なものから、デスク下などの狭い範囲を暖める折り畳み式のものまで、さまざまなものがあります。電気代は消費電力によって異なるため、自分の暮らしに適したものを探してみるといいでしょう。
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