加湿器の電気代はいくらくらい?タイプ別の相場と安く抑えるための節約方法を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
「加湿器の電気代は高いの?」 「タイプによって違うの?」 「節約する方法は?」
加湿器は乾燥する冬に欠かせない家電ですが、タイプごとに電気代が大きく異なります。たとえば、気化式は月75円と経済的なのに対し、スチーム式は月3,000円と高めです。
それぞれの特徴や節約方法を知れば、快適な湿度管理と電気代の節約が両立できます。この記事を参考に、適切な加湿器選びと使い方で、乾燥しやすい冬を快適に乗り切りましょう。
目次
加湿器の種類は4タイプ
加湿器には超音波式、スチーム式、気化式、ハイブリッド式の4つの種類があります。それぞれ電気代や加湿性能、お手入れの手間など特徴が異なるため、生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
超音波式
超音波式加湿器は、水に高周波の振動を与えてこまかな霧を作り出します。電気代が1ヶ月で180円程度と経済的で、本体も熱くならないため安全性が高いのが特徴です。デザイン性の高い商品が多く、インテリアとしても活用できます。
ただし、水の粒子が比較的大きいため、加湿ムラが発生したり、壁紙やカーテンが湿気を帯びたりする場合があります。また、タンク内の清潔を保つため、定期的なお手入れが欠かせません。
消費電力が低いことから、冬場に長時間使用しても光熱費への影響は限定的です。一般的な使用量なら、1日の電気代の目安は6円程度です。
スチーム式
スチーム式加湿器は、ヒーターで水を沸騰させて蒸気を発生させる方式です。多くの水蒸気を放出し、高い加湿能力を発揮します。水を沸騰させるため、雑菌やカビが繁殖しにくく衛生的です。
ただし、1ヶ月の電気代の目安は3,000円程度とほかの方式と比べて割高になります。吹き出し口が熱くなるため、火傷には注意が必要です。寒い季節は室温も上がるため、暖房効果も期待できます。
タンク内の掃除は簡単で、クエン酸を使った定期的なお手入れで十分です。加湿能力が高い分、広めの部屋でも快適な湿度を保てます。
気化式
気化式加湿器は、水を含ませたフィルターに風を当てて自然に蒸発させる方式を採用しています。1ヶ月の電気代の目安は75円程度と非常に経済的で、ファンによる送風で部屋全体を効率よく加湿が可能です。
水の粒子がこまかく、室内が濡れるリスクが抑えられます。
ただし、送風の音が気になる場合があり、加湿能力はほかの方式と比べて控えめです。気化熱の影響で室温が下がりやすく、冬場は少し寒く感じることもあります。
また、フィルターは定期的な交換が必要です。使用環境にもよりますが、目安として2シーズンに1回程度の交換をおすすめします。
ハイブリッド式
ハイブリッド式加湿器は、複数の加湿方式を組み合わせた方式です。代表的なのは「気化式×ヒーター」と「超音波式×ヒーター」の2種類で、1ヶ月の電気代は1,200円程度です。
設定湿度に達すると自動で運転を切り替え、効率的な加湿を実現できます。
ただし、本体価格はほかの方式よりも高い傾向があり、サイズも大きくなりがちです。気化式とヒーターを組み合わせたタイプは、広い範囲を効率よく加湿できます。
超音波式とヒーターを組み合わせたタイプは、安定した加湿力を発揮するでしょう。スチーム式ほどの電気代はかからず、気化式より高い加湿能力を実現します。
【タイプ別】加湿器の電気代はいくら?

加湿器の電気代は、タイプによって大きく異なります。気化式は月75円、超音波式は月200円と経済的です。スチーム式は月3,000円と高め。ハイブリッド式は月1,200円程度と中間的な費用となっています。
超音波式の電気代
超音波式加湿器の電気代の目安は、1ヶ月あたり約180円と非常に経済的です。1時間の消費電力は20〜30W程度が一般的で、1日8時間使用した場合の電気代はわずか6円ほどに抑えられます。
代表的な機種では、アイリスオーヤマの製品が22W、ドウシシャの製品が24Wと、消費電力の差はほとんどありません。
ただし、加湿能力はほかの方式と比べて控えめです。8畳程度の部屋では、設定を「強」にしても十分な加湿が難しい場合があります。
そのため、より広い部屋で使用するときは、加湿能力の高い機種を選ぶか、複数台の設置を検討するのがよいでしょう。長時間の使用でも電気代の負担が少ないため、寝室や子ども部屋での使用に適しています。
参照:超音波式加湿器 しずく型|超音波式|加湿器|季節家電|電化製品|商品情報|アイリスオーヤマ
参照:超音波式加湿器 KMWV-301C|株式会社ドウシシャ
スチーム式の電気代
スチーム式加湿器の電気代は、1ヶ月あたり約3,000円と4つのタイプのなかで最も高額です。1時間の消費電力は300〜400W程度が目安で、1日8時間使用した場合の電気代は約100円になります。
代表的な機種では、日本ゼネラル・アプラィアンスの製品が250W、テクノスの製品が270Wです。
ただし、高い電気代に見合う性能も十分にあります。1分間に300mlもの水蒸気を放出でき、13〜14畳の広い空間でも十分な加湿が可能です。
水を沸騰させるため雑菌の心配も少なく、寒い季節は室温も上がります。乾燥が気になる冬場の広い空間にはおすすめです。
参照:VWM845J | VICKS/ヴィックス | 日本ゼネラル・アプラィアンス株式会社(JGA)のオフィシャルサイト | 世界の優れた家電製品の輸入元およびその販売
参照:スチーム加湿器3.7L HUMIDIFIER|TEKNOS(テクノス)
気化式の電気代
気化式加湿器の電気代は、1ヶ月あたり約75円と非常に経済的です。1時間の消費電力はわずか3〜20W程度で、1日8時間使用した場合の電気代の目安は約2.5円です。
代表的な機種では、シャープの製品が9W、東芝の製品が20Wと、消費電力がきわめて低く抑えられているのが特徴です。
ただし、電気代の安さとは裏腹に、フィルターの交換費用が年間で2,000円程度必要になります。また、ファンの音が気になる場合があり、とくに就寝時は音の小さい運転モードを選ぶ必要があるかもしれません。
部屋全体を加湿できる反面、気化熱で室温が下がりやすいため、冬場は暖房と併用するのがおすすめです。
参照:気化式加湿器HV-L30|SHARP
参照:東芝加湿器 気化式(家庭用)KA-P30X|TOSHIBA
ハイブリッド式の電気代
ハイブリッド式加湿器の電気代の目安は、1ヶ月あたり約1,200円と中間的な価格帯に位置します。1時間の消費電力は30〜300W程度で、1日8時間使用した場合の電気代は約40円です。
代表的な機種では、モダンデコの製品が13W、ダイニチの製品が98Wと、タイプによって消費電力に差が見られます。
設定湿度に達すると自動で消費電力の少ない運転に切り替わるため、実際の電気代は想定より抑えられる仕組みです。
気化式とヒーターを組み合わせたタイプは広範囲を加湿でき、超音波式とヒーターを組み合わせたタイプは安定した加湿力を発揮します。気化式の経済性とスチーム式の加湿力の両方をバランス良く備えた加湿器といえるでしょう。
参照:4.5L UV除菌 ハイブリッド式 上部給水型 加湿器 | AND・DECO(アンドデコ)公式サイト
参照:ハイブリット式加湿器HD-3019|ダイニチ
加湿器の電気代を節約するコツ

加湿器の電気代を抑えるには工夫が必要です。加湿器の運転設定は適切な湿度を保ちながら低めに抑え、エアコンとの併用時は加湿による体感温度の上昇を活用できます。電力会社の見なおしも検討してみましょう。
運転設定を効率的に使う
加湿器の運転設定は、湿度40〜60%を目安に調整しましょう。必要以上の加湿は電気代の無駄になるだけでなく、結露やカビの原因にもなります。
湿度計を設置して適切な運転を心がけ、就寝時はタイマー機能の利用がおすすめです。日中の外出時は運転を控えめにし、在宅時間に合わせた効率的な運転で、電気代を節約できます。
エアコンの設定温度を見なおす
湿度が高い空間は、体感温度も上がる傾向にあります。加湿器を活用することで、エアコンの設定温度を1〜2度下げても快適に過ごせるでしょう。
人は乾燥している状態よりも、適度に湿った空気のほうが暖かさを感じやすいのです。エアコンの設定温度を下げることで、加湿器とエアコンを併用しても、トータルの電気代を抑えることができます。
電力会社やプランの見なおし
電力自由化により、各社が特色のある料金プランを提供しています。自分の生活パターンに合った電力会社やプランを選ぶことで、加湿器だけでなく家全体の電気代を削減できるでしょう。
夜間の電気料金が安いプランなら、加湿器の使用が多い就寝時の電気代を抑えられます。複数の会社を比較して、自分にあったプランを見つけましょう。
加湿器を選ぶときのポイント
加湿器選びでは、4つの加湿方式の特徴を理解し、部屋の広さに合った加湿能力があるか確認することが大切です。また、継続的な使用のため、お手入れのしやすさも重要なポイントとなります。ニーズに合った機種を選びましょう。
加湿方式と特徴を理解する
加湿器は4つの方式があり、それぞれに特徴があります。超音波式は電気代が安く静かですが、こまめなお手入れが必要です。スチーム式は加湿力が高く衛生的ですが、電気代は高めです。
気化式は電気代が安く、ハイブリッド式は機能面でバランスが取れています。生活環境や予算に合わせて、適切な方式を選びましょう。
部屋の広さに合った加湿能力があるか
加湿器は部屋の広さに合った適用畳数を選びましょう。能力が小さすぎると常にフル稼働となり、電気代が余計にかかってしまいます。
一方、部屋の広さより1ランク上の加湿能力を選ぶと、余裕を持って運転でき、かえって省エネ効果が期待できるでしょう。リビングなら15畳用、寝室なら8畳用を目安に選ぶのがおすすめです。
お手入れのしやすさ
加湿器は定期的なお手入れが欠かせません。タンクの口が広く手が入りやすい設計や、パーツの取り外しが簡単な機種がおすすめです。スチーム式は専用モードでクエン酸洗浄ができます。
超音波式は毎日の手入れが必要ですが、気化式はフィルター交換のみで比較的楽です。継続して使用するためにも、お手入れの手間を考慮して選びましょう。
加湿器の電気代に関するよくある質問
24時間使用の電気代は?
加湿器を24時間連続で使用した場合の電気代は、タイプによって大きく異なります。電気代の目安は、気化式で1日約8円、超音波式で1日約18円と比較的経済的な選択肢です。
一方、スチーム式は1日約300円、ハイブリッド式は1日約120円程度かかります。
ただし、一般的な使用では24時間連続運転は必要ありません。湿度計を活用して適切な運転時間を設定し、タイマー機能も活用することで電気代を効果的に抑えることができます。
適度な運転で、快適な湿度を保ちましょう。
|
加湿器の種類 |
1日の電気代の目安 |
|---|---|
|
超音波式 |
約18円 |
|
スチーム式 |
約300円 |
|
気化式 |
約8円 |
|
ハイブリッド式 |
約120円 |
最も電気代が安い機種は?
電気代が安いのは気化式加湿器です。代表的な機種の消費電力は3〜20W程度で、1ヶ月の電気代の目安は約75円と、ほかのタイプと比べても圧倒的に経済的です。
ただし、加湿能力は控えめで、フィルターの定期交換が必要です。電気代以外のランニングコストも含めて検討し、部屋の広さや使用環境に合わせて選びましょう。快適な湿度管理を実現できます。
まとめ
加湿器には4つのタイプがあり、それぞれ特徴があります。気化式は月約75円、超音波式は月約200円と経済的です。スチーム式は月約3,000円と高めですが、加湿力が優れています。
ハイブリッド式は月約1,200円で中間的な価格帯です。部屋の広さに合った加湿能力の機種を選び、湿度管理を心がけることで快適に過ごせます。電気代が気になる人は、電力プランの見なおしとして大阪ガスの電気を検討するのもおすすめです。

| 単位 | 料金単価(税込) | |||
|---|---|---|---|---|
| 基本料金(新生活セット割の適用時) | 1契約 | 0円 | ||
| 電力量料金 | 最初の20kWhまで | 1kWh | 0.00円 | |
| 20kWhをこえ350kWhまで | 26.75円 | |||
| 350kWhをこえる分 | 27.72円 | |||
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※その他のご注意事項は公式HPよりご確認ください。
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