トイレのリフォーム費用相場はいくら?種類による違いや安く抑えるコツを解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
「トイレのリフォームを検討しているけれど、いったいいくらかかるか」「どんな選択肢があって、どうすれば費用を抑えられるのか」そんな疑問を持つ方は多いでしょう。
この記事では、トイレリフォームの費用相場から選ぶべきトイレのタイプ、マンションと戸建ての違い、賢く費用を抑えるコツについて解説します。
トイレリフォームを検討している方は、最後までお読みください。
目次
トイレのリフォーム工事の費用相場

古くなったトイレのリフォーム工事の費用相場は、15万円以下でできるケースから、100万円以上かかるケースなど幅広くなっています。
以下では、大阪ガスのトイレリフォームで施工した人の費用相場を紹介します。15万〜30万円がボリュームゾーンです。

※データは2018~2020年度大阪ガスサービスチェーン施工完了分(弊社保有データ)
※件数は各部位単体でのリフォーム実施件数(ガス機器などをセットで施工している案件も一部含みます)
※お客さま宅の状況や設置する機器によって費用は変動いたします
トイレのリフォーム費用の基本項目

トイレのリフォームを検討する際、費用の内訳を把握しておくことは重要です。
リフォーム費用は、工事の内容やトイレ本体の価格によって変動します。
ここでは、トイレリフォームにおける基本的な項目と、それぞれの費用相場、工事期間の目安を解説します。
| 項目 | 費用目安 | 工期目安 |
|---|---|---|
| トイレ本体の交換 | 15万~75万円 | 1~5日 |
| トイレの便座のみの交換 | 5万~15万円 | 数時間 |
| 温水洗浄便座の設置 | 5万~15万円 | 数時間 |
| 内装(床)の張り替え | 2万~8万円 | 数時間 |
| 内装(壁・天井)の張り替え | 1万~6万円 | 1~2日 |
| 手洗い器の設置 | 4万~25万円 | 1~2日 |
| 紙取り器の設置 | 2000~3万円 | 数時間 |
| 手すりの設置 | 1万~18万円 | 1時間~半日 |
| トイレの移動 | 30万~60万円 | 2~5日 |
| トイレの新設 |
40万~100万円 | 3~5日 |
※費⽤はあくまで目安です。実際の価格は、施工業者へのお見積もりでご確認ください。
このようにトイレのリフォーム費用は、工事内容によって大きく異なります。
例えば、便座のみの交換であれば比較的安価にすみますが、和式トイレから洋式トイレへの交換や、トイレの移動・新設となると、大掛かりな工事が必要となるため、費用も高額になる傾向があります。
また、内装のリフォームも、床材や壁紙の種類によって費用が変わってくるでしょう。
トイレのタイプによるリフォーム費用の違い

トイレにはさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。
リフォーム費用も、トイレのタイプによって変動するため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 組み合わせトイレ | 便器と便座を組み合わせて使用するタイプ。便座が故障した場合、便座のみを交換できるため、将来的なメンテナンス費用を抑えられる |
| 一体型トイレ | 便器と便座が一体となっているタイプ。デザイン性が高く、掃除がしやすい |
| タンクレストイレ | タンクがなく、スタイリッシュなデザインが特徴。省スペースで、節水効果が高い |
| システムトイレ | 便器、手洗い器、収納などがセットになったタイプ。トイレ空間全体をコーディネートできるため、デザイン性を楽しめる |
一般的な傾向として、リフォーム費用はシステムトイレが最も高額になりやすく、組み合わせトイレが最も低額になりやすいです。
ただし、組み合わせトイレの場合、便座のグレードによって価格が大きく変動するため、予算に合わせて必要な機能を選ぶことが重要です。
また、タンクレストイレは、本体価格は高めですが、節水効果が高いため、長期的にみると水道料金を節約できる可能性があります。
マンションと戸建てのトイレリフォームの違い

マンションと戸建てのトイレリフォームには、いくつかの重要な違いがあります。
まず、排水方式が異なります。マンションでは「壁排水」が採用されていることが多く、「床排水」方式のトイレを設置することができません。
また、賃貸マンションの場合、オーナーや管理会社に許可をもらう必要があります。分譲マンションの場合、基本的に許可は要りませんが、制限されているケースもあるので、注意が必要です。
戸建てでは、こうした制約が少なく、設備や工法の自由度が高いのが大きな違いです。
トイレリフォームの費用を抑えるコツ

トイレリフォームをできる限り費用を抑えるには、以下のポイントを意識しましょう。
- 便器や設備の機能を絞る
- 補助金や助成金を活用する
- 費用対効果の高い内装材を選ぶ
便器や設備の機能を絞る
トイレリフォームで費用を効果的に抑えるには、便器や設備の機能を必要なものだけに絞ることが重要です。まず、自分や家族が本当に使う機能を見極めましょう。
例えば、自動開閉機能など、あまり使わない機能を省くだけで4万〜10万円の節約になります。手洗い器の選び方もコストに影響します。独立型(カウンタータイプや壁付タイプ)の洗面台を設置すると5〜25万円かかります。
※費⽤はあくまで目安です。実際の価格は、施工業者へのお見積もりでご確認ください。
自分や家族のライフスタイルに合わせて、本当に必要な機能だけを選ぶことで、無駄な出費を減らせます。機能を絞ることで、電気代の節約にもつながる点も覚えておきましょう。
補助金や助成金を活用する
トイレリフォームでは、さまざまな補助金や助成金制度を活用することで、費用負担を軽減できます。
まず、高齢者や障がい者がいる家庭では、介護保険による住宅改修支援を利用できます。
「手すりの設置」や「洋式便器などへの便器の取替え」などが対象で、上限20万円の9割(最大18万円)が支給されます。
申請には、ケアマネージャーへの相談と事前申請が必要です。
また、住宅ローンを使って増築やバリアフリー、省エネなどを目的にトイレのリフォーム工事をした場合は、住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)の対象になる場合があります。
条件に合致すれば、年末ローン残高の0.7%が10年間控除されます。
自治体独自の支援制度も見逃せません。
多くの市区町村では、バリアフリーや省エネを目的としたリフォームを対象に補助金を設定しています。
お住まいの地域の自治体ホームページで確認したり、窓口で問い合わせてみてください。
費用対効果の高い内装材を選ぶ
トイレリフォームでは、どの内装材を選ぶかによっても費用が左右されます。
床材はフロアタイルがおすすめです。クッションフロアより少し高価ですが、耐久性に優れ、部分交換も可能です。ただし継ぎ目からの水の侵入に注意が必要です。
壁材はクロスが最もコスパがよく、バリエーションも豊富です。特に防汚・消臭・抗菌機能つきのものを選べば実用性も高まります。
予算に余裕があれば、汚れやすい下部のみパネルを採用する「腰壁」を選ぶと掃除もしやすくなります。内装材選びは価格だけでなく、耐久性とメンテナンスのしやすさも考慮して選ぶことが、長い目で見たコスト削減につながるでしょう。
工事時期による費用の変動を考慮する
トイレリフォームの費用は、工事時期によって大きく変動します。まず、リフォーム業界には繁忙期と閑散期があり、価格差が生じます。
一般的にリフォーム業界の繁忙期は、2月〜4月と9月〜11月です。この時期は職人の確保が難しく、工事費が高くなる可能性があります。逆に5月〜8月は閑散期で、同じ工事でも安価に受けてもらえるかもしれません。
セール時期を狙うことも大切です。多くのリフォーム会社や住宅設備メーカーは、製品の新モデルを発表するタイミング(2月〜4月)に旧モデルのセールを実施します。
まとめ工事も見逃せません。トイレリフォームと同時に洗面所や浴室もリフォームすると、材料費や輸送費、養生費を一括で抑えられたり、価格交渉もしやすくなったりする場合があります。
信頼できるリフォーム業者を選ぶ
トイレリフォームの成功には、信頼できる業者選びが欠かせません。
まず、過去の施工実績を確認しましょう。特にトイレリフォームの実績がいくつもある業者は、水まわり工事のノウハウが蓄積されています。施工事例の写真や、可能であれば実際の施工物件を見せてもらうことで、仕上がりの質を判断できます。
アフターサービスの内容も重要なポイントです。工事後のトラブル対応や定期点検の有無、対応してもらえる曜日・時間帯などを確認しましょう。特に便器や水まわりが故障すると生活に大きな支障が出るので、24時間対応可能か、緊急時の連絡先が明確かなどもチェックしてください。
保証内容の確認も欠かせません。メーカー保証(製品自体の保証)や、設備保証(施工業者によるメーカー保証の延長)、工事保証(リフォーム工事の保証)などの内容や適用条件をしっかり確認しておく必要があります。
また、価格が適切かどうかをチェックするためには、最低でも3社から相見積もりを取りましょう。
見積書は項目ごとにこまかく分かれているか、あいまいな「諸経費」が多くないかをチェックします。メーカーのショールームやホームページで基本工事費の相場を確認しておくと、極端に高いお見積もりを見分けられます。
まとめ
トイレリフォームの費用相場は幅広く、15万円以下の簡易な工事から100万円超の大規模工事までありますが、大阪ガスの施工データでは15〜30万円が最も多いゾーンです。
費用を抑えるには、必要な機能だけに絞る、介護保険などの補助金活用、費用対効果の高い内装材選び、閑散期(5〜8月)の工事、複数社からのお見積りの取得がポイントです。
大阪ガスのトイレリフォームでは、お手入れが簡単で汚れにくい最新トイレを提供しています。暖房便座や脱臭機能、バリアフリー対応などの機能も充実。すっきりデザインと汚れにくい素材で、清潔で使いやすいトイレ空間を実現します。
施工実績の豊富な大阪ガスなら、マンションの特性を理解した最適なご提案が可能です。
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