電気代を安くしたい一軒家向け|効果的な節約ポイントやおすすめ設備を徹底解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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電気代を安くしたい一軒家向けのおすすめのライフスタイル見直し術7選

電気代を安くしたいとき何ができる?
一軒家におすすめの電気代の節約方法は?

一軒家に住む方でも、日々の使い方や家電・設備を工夫すれば、月々の電気代を効率的に抑えられます。無理なく節約しながら快適な生活を維持するため、工夫できることは多いです。

しかし、単純に電気の使用を減らすだけでは十分な削減は難しいです。エアコンや給湯器の設定、太陽光発電や蓄電池など、ライフスタイルと設備の両面から考える必要があります。

そこで当記事では、一軒家で実践できる節電や、設備導入による電気代削減の具体例まで幅広く解説します。世帯人数別の電気代目安も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【大阪ガス】太陽光発電について相談する

目次

電気代を安くしたい一軒家世帯におすすめのライフスタイル見直し術7選

POINT
1.省エネ家電に買い替える
2.窓の断熱対策をする
3.家電の待機電力をカットする
4.契約アンペア数を最適化する
5.エアコンや給湯器の設定温度を見直す
6.照明をLEDに交換する
7.電力会社や料金プランを切り替える

1.省エネ家電に買い替える

電気代を安くしたい場合、古い家電の買い替えが効果的です。近年の家電は、10年前の製品と比べると、技術の進歩によって省エネ性能が向上しているからです 。

主な家電の年間消費電力量を、2013年製と2023年製で比較してみました。冷蔵庫やエアコンを新しいモデルにすることで、消費電力を大きく抑えられることがわかります。

  2013年製の製品の
年間消費電力量
2023年製の製品の
年間消費電力量
削減率
冷蔵庫 約370~410kWh 約267kWh 約28~35%
エアコン 約903kWh 約769kWh 約15%
温水洗浄便座 約173kWh 約160kWh 約8%

※参考: 資源エネルギー庁(実際の消費電力量は製品の仕様や使用状況によって変動します)

仮に買い替え前の冷蔵庫が年間約400kWhを消費していた場合、最新モデルに替えると年間消費電力量を約130kWh削減可能です。電気代にすると年間約3,900円の削減が期待できます。

まずは自宅の家電がいつ頃の製品か確認の上、古ければ買い替えを検討しましょう。製造年月日10年以上前なら、電気代が高い原因になっている可能性があります。

※参考: 東京電力 従量電灯Bプランを参考に約30円/1kWhで算出

2.窓の断熱対策をする

電気代を安くするには窓の断熱対策が重要です。YKK APの試算によると、夏に外から入る熱の約68%、冬に室内から逃げる熱の約50%は窓が原因とされています。

窓付近の断熱効果を上げたことで、冷暖房費を年間約6,000円削減できた試算もあります。

断熱性の高い窓に替えれば、結露や温度差の悩みも解消され、暮らしの快適性が向上します。断熱対策のコストを抑えるなら、遮熱性の高いカーテンに交換するのも効果的です。

※参考: YKK AP公式

3.家電の待機電力をカットする

電気代を安くする方法として、待機電力のカットが挙げられます。待機電力とは、電源がオフでもリモコン操作などに待機している際、消費される電力のことです。

過去の統計では、家庭の消費電力の約5.1%※1を待機電力が占めます。待機電力※2の3分の1を節約できた場合、年に約2,100~2,500円※3の削減効果が期待できます。

待機電力の削減には、使わない家電のプラグを抜く、スイッチ付き電源タップの活用などの工夫が有効です。テレビやゲーム機は待機電力が大きいため、意識的に切るのがおすすめです。

※参考: 機器ごとの待機電力を占める割合

機器ごとの待機電力を占める割合

※1: 資源エネルギー庁 平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要

※2: 家庭の省エネハンドブック2025年度版を参考に、3~4人世帯の平均的な電気使用量を算出

※3: 東京電力 従量電灯Bプランを参考に約30円/1kWhで算出

4.契約アンペア数を最適化する

電力プランの例
料金の分類 契約アンペア数
/使用量
料金(税込)
基本料金
(30~60A)
30A 約935円
40A 約1,247円
50A 約1,559円
60A 約1,871円
電力量料金
(共通)
~120kWh 約30円/kWh
121~300kWh 約36円/kWh
301kWh~ 約40円/kWh

※参考: 東京電力 従量電灯Bプラン

毎月の電気代に基本料金が含まれる場合、契約アンペア数の見直しが節約に直結します。生活スタイルの変化で、契約アンペアが過剰になっているときに有効な手段です。

例えば、東京電力の従量電灯Bプランでは、50Aから40Aに下げると月々の基本料金が約310円安くなります。年間に換算すると約3,720円の確実な節約効果が得られます。

ただし、関西エリアの最低料金制のようにアンペア契約がないプランでは効果はありません。自宅の契約プランを確認し、アンペア制を採用している場合にのみ調整を検討しましょう。

5.エアコンや給湯器の設定温度を見直す

エアコンは家庭の消費電力で大きな割合を占めるため、設定温度の見直しは節電に効果的です。特に冬場の暖房は、設定温度を少し工夫するだけで大きな違いが生まれます。

資源エネルギー庁の試算※1では、冷房の設定温度を27度から28度に上げると約940円の節約に繋がります。暖房は21度から20度に下げると約1,650円の節約が期待できます。

環境省によると、室内温度の目安として夏は28度、冬は20度が推奨されています※2。この温度を目安に、健康を害さないよう無理のない範囲で調整するのが節約を長く続けるコツです。

※1: 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

※2: 環境省 エアコンの使い方について

6.照明をLEDに交換する

家庭の照明をLEDに交換すると電気代の節約に繋がります。LEDは、現在主流の電球形蛍光ランプや、旧式の白熱電球と比べて省エネ性能が高いためです。

一般的な電球形蛍光ランプ(12W)を5つLED電球(8W)に交換した場合、1日5時間使う家庭では、年間で約1,100円の電気代を削減可能です。

もし家庭に古い白熱電球(約60W)が残っている場合、節約効果はさらに大きくなります。LEDは寿命も長いため、使用時間の長い箇所から交換していくのがおすすめです。

※参考: 東京電力 従量電灯Bプランを参考に約30円/1kWhで算出

7.電力会社や料金プランを切り替える

電気代を安くしたいときは、電力会社や料金プランの切り替えも検討しましょう。現在の契約プランが最適とは限りません。

夜間や特定の季節の昼間など、電気を多く使う時間帯に料金が割安になるプランの例をまとめました。ライフスタイルに合わせた電力プランを選ぶことで節約に繋がります。

  プラン名 割安な時間帯
東京電力 スマートライフプラン 深夜1:00~朝6:00
関西電力 はぴeタイムR 夜23:00~朝7:00
四国電力 昼トクeプラン 春と秋の9:00〜15:00

※表はあくまで一例です:詳細は各電力会社の公式ホームページでご確認ください

夜間だけでなく、昼間に安くなるプランもあるため、日中に家事が集中する家庭もプラン変更で節約できる可能性があります。

現在契約している電力会社の公式サイトで、生活リズムに合うプランがあるか確認してみましょう。電力会社の変更も視野に情報を集めてみてください。

電力とガスのセット契約もおすすめ

電力会社の乗り換えを検討する際は、電力とガスのセット契約も視野に入れるのがおすすめです。多くの会社が、両方を契約することで月々の料金が割引になるプランを提供しています。

ただし、セット契約にはメリットだけでなく、ご家庭の状況によっては割高になるなどのデメリットも存在します。詳細は以下の記事で解説しているので参考にしてください。

電気とガスをまとめるメリット・デメリット|おすすめのセットプランは?

一軒家の電気代が高くなりやすい3つの理由

POINT
1.部屋数が多く広いため電気使用量が増える
2.断熱性能や築年数による冷暖房効率の差
3.契約アンペアや電気料金プランの影響

1.部屋数が多く広いため電気の使用料が増える

一軒家の電気代が高くなりやすい最大の理由は、部屋数の多さと面積の広さです。照明や同時に動かす家電が多く、集合住宅と比べて電気使用量が増えます。

複数のエアコンや照明、空気清浄機などを同時に使うことで、全体の消費電力量が大きくなります。特に家族で在宅時間が重なると、電気代はさらにかさみます。

また、従量制の料金プランでは、電気使用量が多いほど単価が上がります。電気代を安くするには、使用量を抑える工夫が欠かせません。

2.断熱性能や築年数による冷暖房効率の差

住宅の断熱性能は冷暖房効率に直結し、電気代を左右する重要な要素です。一軒家は四方が外気に接しており、集合住宅より熱の出入りが大きい特徴があります。

マンションのように気密性が高くないため、夏は冷気が逃げ、冬は暖気が失われやすいです。特に窓の断熱性が低いと、エアコンが高出力で稼働し続ける要因になります。

築年数が古い住宅は断熱性が不足している可能性が高く、窓付近の断熱対策が重要です。新築時は省エネ基準を確認し、断熱性能にも注目して検討しましょう。

3.契約アンペアや電気料金プランの影響

一軒家の電気代は、契約アンペアや電気料金プランの影響を受けやすいです。電気使用量が多く単価が高くなったり、必要以上に大きなアンペアで契約しているケースが見受けられます。

契約アンペアごとに、同時に使える家電の目安を以下にまとめました。自宅の契約アンペアが適切か、表と比較して確認してみましょう。

契約アンペア 同時使用の目安
30A 冷蔵庫/ 蛍光灯照明/ LED電球/ 扇風機/ 液晶テレビ
40A 冷蔵庫/ 蛍光灯照明/ LED電球/ エアコン(6畳用)/ 洗濯機/ 液晶テレビ
50A 冷蔵庫/ 蛍光灯照明/ LED電球/ エアコン(10~15畳)/ 洗濯乾燥機/ 電気ポット/ 液晶テレビ
60A 冷蔵庫/ 蛍光灯照明/ LED電球/ エアコン(10~15畳)/ IHクッキングヒーター(1口)/ 洗濯乾燥機/ 電気ポット/ 液晶テレビ

適切な契約アンペアは、同時に使用する家電の合計ワット数から計算できます。出力の合計が4,500Wなら45A必要なので、50A契約が適切と判断できます。

電気をもっとも使う時間帯の、家電の合計ワット数を確認のうえ、契約アンペアを見直してみてください。家電の出力の目安も表にまとめています。

※参考: 家電の出力目安
  消費電力の目安
スマートフォン充電器 20~30W
照明 20~100W
ノートパソコン 45W
液晶テレビ 50~100W
冷蔵庫(400L程度) 200〜300W
洗濯機 400〜500W
エアコン(6畳用) 450W
電子レンジ(加熱時) 1300〜1400W
ドライヤー(強風・温風) 1000〜1200W
電気ポット(沸騰時) 800〜1000W
炊飯器(炊飯時) 1300W
IHクッキングヒーター 2000〜3000W

※参考: 家庭の省エネハンドブック 2025年度版

一軒家で電気代を安くしたいときにおすすめの設備導入5選

  • 1.太陽光発電システム(購入)
  • 2.0円ソーラー(PPAモデル・リース)
  • 3.家庭用蓄電池
  • 4.ヒートポンプ給湯機(エコキュートなど)
  • 5.電気自動車(EV)・V2H

1.太陽光発電システム(購入)

太陽光発電システムを導入することで、電気代を根本的に削減可能です。発電した電力を自宅で使用して、電力会社から電気を買う量を大幅に減らせます。

家庭用太陽光発電システムの容量は4~6kWが目安で、初期費用の相場は約114~172万円です。電気代の節約効果と、余った電力の売電収入で回収可能です。

元を取るまで10~15年かかりますが、太陽光パネルの寿命は25~30年と長く、長期的な経済効果が期待できます。初期費用の負担を抑えるため、ソーラーローンを組むのが一般的です。

※参考: 経済産業省 令和7年度以降の調達価格等に関する意見を参考に、容量1kWあたり28.6万円で算出

2.0円ソーラー(PPAモデル・リース)

  PPA(電力販売契約) リース
初期費用 0円(足場工事費などの実費がかかることがある) 0円(足場工事費などの実費がかかることがある)
設備の所有権 PPA事業者 リース会社
月額費用 従量制(自家消費分に応じて電気代を支払う) 定額制(目安: 1~2万円)
メンテナンス費用 契約期間中は無料のケースが多い 契約期間中は無料のケースが多い
売電の可否 プランによって異なる(不可の場合が多い) プランによって異なる(可能な場合が多い)
契約満了後の扱い 設備を譲渡または撤去 設備を譲渡または撤去

※PPA(Power Purchase Agreement): 初期費用0円で業者が太陽光発電設備を設置し、利用者は発電した電気を買う契約のこと

※表の金額や取り扱いは契約内容やプランによって変動します。導入前に必ず詳細をご確認ください。

0円ソーラーは、初期費用をかけずに太陽光発電を導入できるサービスです。10~20年間は使用方法に一定の制限がありますが、購入より手軽に太陽光発電を導入できます。

PPAモデルでは、自家消費した分だけ事業者から電力を購入します。電気料金の単価は契約時に固定されるため、電気代の高騰リスクを抑えられるのが大きなメリットです。

リース契約は、太陽光発電設備をレンタルする方式です。リース代が毎月かかりますが、発電した電気は自由に活用できます。リースについては以下の記事で詳しく解説しています。

太陽光発電の導入方法に迷ったら専門業者に相談しよう

購入・PPA・リースのどれを選ぶか迷うときは専門業者のアドバイスを受けるのが近道です。最適な導入方法は、予算や家庭ごとの電気使用量、屋根の条件などで異なります

特に、リース以外の選択肢も幅広く案内できる業者であれば、公平な立場から比較・提案してもらえるので安心です。

無料相談の他、見積もりなども依頼できます。まずは気軽に問い合わせて、太陽光発電のプロの意見も参考に、自宅に最適なプランを検討しましょう。

3.家庭用蓄電池

家庭用蓄電池は、太陽光発電でつくった電気を貯めておける設備です。充電しておくことで、曇りの日や夜間にも自家消費が可能となり、節約効果を高められます。

太陽光発電のみの場合、自家消費率は20~40%程度※1です。蓄電池を併用することで、自家消費率を50~70%まで向上させ、電力会社から買う電気の大幅な削減が可能になります。

導入費用の目安は、多くの家庭で採用されている6~10kWhの容量で70~120万円※2前後です。停電時の備えにもなり、導入のメリットが大きい設備です。

※1: 資源エネルギー庁 第100回 調達価格等算定委員会 資料

※2: 三菱総合研究所 2024年度 定置用蓄電システム普及拡大検討会の結果とりまとめ(案)

4.ヒートポンプ給湯機(エコキュートなど)

ヒートポンプ給湯機を導入すれば、光熱費を一本化して節約にも繋げられます。中でもエコキュートは、空気の熱を利用してお湯を沸かす高効率な給湯システムとして知られています。

深夜電力が安い電力プランと組み合わせることで、光熱費を大幅に節約可能です。都市ガス給湯器との比較では年間約57%、約6万円※1の節約効果が期待できる試算もあります。

導入費用は、工事費込みで約50~80万円※2が目安です。自治体の補助金制度を受けられる場合、負担をさらに抑えられます。

※1 : DAIKIN公式

※2 : カインズリフォーム公式

5.電気自動車(EV)・V2H

V2H(Vehicle to Home)とは、電気自動車(EV)と自宅の電気をやりとりできる機器です。一般的な家庭用蓄電池よりも大容量で、数日分の電力を賄うことも可能です。

電気自動車の購入を検討している方は、太陽光発電やV2Hとのセット導入も検討してみてください。電力を自家発電すれば、電気代の節約だけでなくガソリン代の節約もできます。

節電効果の大きな設備は、ライフスタイルや予算によって大きく異なります。太陽光発電や電力のプロに無料で相談できる窓口も活用しましょう。

一軒家の電気代はどのくらい?集合住宅との比較と世帯別平均

一軒家の電気代平均は集合住宅より高め

  一軒家(戸建て) 集合住宅
電気代/月 平均8,546円 平均6,477円
電気使用量/月 平均350.2kWh 平均246.6kWh

※出典: 日本生活協同組合連合会 電気・ガス料金調査

日本生活協同組合連合会の統計によると、一軒家の月あたりの電気代は平均8,546円でした。集合住宅と比べると、一軒家のほうが約2,000円高かったです。

建物の広さや断熱性によっても異なりますが、年間で考えると約24,000円の違いに繋がります。電気代が家計に与える影響は決して少なくありません。

自宅の電気代が統計よりも高い場合、今からでも節約の工夫を始めましょう。ライフスタイルの見直しの他、古い家電・住宅設備の見直しも効果的です。

電気代は世帯人数によっても変わる

世帯人数 電気代/月
1人 6,756円
2人 10,878円
3人 12,651円
4人 12,805円
5人 14,413円
6人以上 16,995円

※参考: 総務省統計局「家計調査(家計収支編) 2024年」

電気代は、住居の種類だけでなく世帯人数によっても大きく変動します。総務省の家計調査では、世帯人数が増えるほど電気代が高くなる傾向が示されています。

自宅の電気代を表と見比べて、高いかチェックしてみましょう。ただ、あくまで平均額な目安のため、在宅時間などの状況によって電気代は変動します。

もし平均額を大幅に超えていたり、日中の電気使用量が多い家庭には、太陽光発電の導入が効果的です。購入電力を減らすことで、電気代を大きく削減できます。

※一軒家・集合住宅を含む全国9,000世帯を対象とした調査

電気代は季節や地域によっても異なる

  平均的な月
1人 約6,930円
(目安:231kWh/月)
約8,385円
(目安:280kWh/月)
約9,450円
(目安:315kWh/月)
2人 約9,010円
(目安:300kWh/月)
約10,545円
(目安:352kWh/月)
約13,290円
(目安:443kWh/月)
3人 約10,530円
(目安:351kWh/月)
約13,125円
(目安:438kWh/月)
約15,240円
(目安:508kWh/月)
4人以上 約11,520円
(目安:384kWh/月)
約14,445円
(目安:482kWh/月)
約16,890円
(目安:563kWh/月)

家庭の省エネハンドブック2025年度版を参考に電気使用量を試算

東京電力 従量電灯Bプランを参考に約30円/1kWhで算出

電気代は季節や地域によっても大きく変動します。一般的に、冷暖房をもっともよく使う夏と冬にピークを迎え、春や秋は比較的安くなる傾向にあります。

3~4人の世帯では、平均的な月と冬のピーク時で約5,000円もの差が生まれます。季節ごとの特性を理解し、対策を考えることが重要です。

また、太陽光発電の発電量や導入メリットも地域の日照条件で変わります。まずは太陽光発電や電力のプロに相談して、電気代の節約に最適なプランを聞いてみましょう。

一軒家で電気代を安くしたい人のための太陽光発電シミュレーション

家族のモデルケース3パターン
  • 1.共働きの3人家族(蓄電池なし)
  • 2.在宅時間が長い4人家族(蓄電池なし)
  • 3.オール電化の4人家族(蓄電池あり)

太陽光発電を導入すると電気代がどれだけ削減できるのか、ライフスタイルが異なる3つの家族をモデルにシミュレーションしました。

具体的な経済効果をイメージするうえでの参考にしてください。実際は、予算や設置条件に応じた詳細なシミュレーションは、専門業者に依頼しましょう。

1.共働きの3人家族(蓄電池なし)

  内容
年間予想発電量※1 4,000kWh(容量4kW)
自家消費による
節約(30%)※2
1,200kWh×30円=36,000円/年
売電収入(70%)※3 FIT期間:2,800kWh×15円=42,000円/年
卒FIT後:2,800kWh×8.5円=23,800円/年
年間の経済効果 1~10年目:78,000円/年
11年目~:59,800円/年
初期費用の目安※4 約114.4万円
回収期間の目安 約16.1年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年9月時点の条件を考慮したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電気使用量などで前後します。

※シミュレーションでは、電気代の基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金、および導入時の補助金などは考慮していません

日中は仕事や学校で不在がちの家庭を想定したシミュレーションです。発電した電力の多くが売電に回るため、自家消費率は30%とやや低めに設定しています。

FIT制度の期間中は、年間4.2万円と安定した売電が可能です。ただし、FIT期間が終了(卒FIT)すると売電単価が下がり、経済効果が減少してしまいます。

日中の電力消費が少ない家庭は、予約タイマー付きの家電や蓄電池を導入して自家消費を増やすことが大切です。太陽光発電の導入メリットは、使い方次第で一段と大きくなります。

※FIT制度(固定価格買取制度)とは

FIT制度(Feed in Tariff:固定価格買取制度)とは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社に一定期間・一定価格で買い取ってもらえる制度です。

買い取りの金額については国が保証しています。電力会社が電気を買い取る費用の一部は、電気の利用者から「再エネ賦課金」として集められています。

固定価格での買取期間は、容量10kW未満の太陽光発電は10年間(10kW以上は20年間)、風力・水力・バイオマス発電は20年間、地熱発電は15年間です。

※買取期間は制度開始時点の認定条件によるので、資源エネルギー庁の公式サイトなどで最新情報を確認してください

2.在宅時間が長い4人家族(蓄電池なし)

  内容
年間予想発電量※1 5,000kWh(容量5kW)
自家消費による
節約(45%)※2
2,250kWh×30円=67,500円/年
売電収入(55%)※3 FIT期間:2,750kWh×15円=41,250円/年
卒FIT後:2,750kWh×8.5円=23,375円/年
年間の経済効果 1~10年目:108,750円/年
11年目~:90,875円/年
初期費用の目安※4 約143.0万円
回収期間の目安 約13.8年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年9月時点の条件を考慮したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電気使用量などで前後します。

※シミュレーションでは、電気代の基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金、および導入時の補助金などは考慮していません

リモートワークや子育てなどで、日中の在宅時間が長い家庭のシミュレーションです。発電した電気を家庭内で多く使えるため、自家消費率は45%と高めに設定しています。

自家消費による節約効果と売電収入を合わせると、年間10万円を超える節約効果が期待できます。日射量が多く安定した立地条件なら、初期費用の回収もスムーズです。

電気代の削減効果は、自家消費率が高いほど大きくなります。購入電力単価が売電単価よりも高いため、現在は売るよりも使う方が経済的に有利です。

自家消費型の太陽光発電とは?基礎知識やメリット・デメリットを詳細解説

3.オール電化の4人家族(蓄電池あり)

  内容
年間予想発電量※1 5,000kWh(容量5kW)
自家消費による
節約(65%)※2
3,250kWh×30円=97,500円/年
売電収入(35%)※3 1,750kWh×15円=26,250円/年
卒FIT後:1,750kWh×8.5円=14,875円/年
年間の経済効果 1~10年目:123,750円/年
11年目~:112,375円/年
初期費用の目安※4 約226.3万円
(太陽光+容量7kWh蓄電池83.3万円※5)
回収期間の目安 約19.1年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年9月時点の条件を考慮したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電気使用量などで前後します。

※シミュレーションでは、電気代の基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金、および導入時の補助金などは考慮していません

太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、エネルギーの自給自足を目指すシミュレーションです。蓄電池を併用することで自家消費率を65%まで高められ、節約効果が向上しています。

夜間も太陽光の電気を使えるため、年間の経済効果は12万円以上を期待できます。ただし、初期費用が高額になる分、投資回収に時間がかかる点には注意が必要です。

長期的に考えると、太陽光発電は電気代を安くするための有効な選択肢と言えます。最適な容量や設備構成は家庭ごとに異なるため、まずは専門業者に相談してみましょう。

一軒家の電気代に関するリアルな口コミ

一軒家の電気代に関するネガティブな口コミ
一軒家の電気代に関するポジティブな口コミ
電気代と太陽光発電に関する口コミ

一軒家の電気代についてXでリアルな口コミを探してみました。電気代の高さに悩む声だけでなく、節約に成功した方の声も見られました。

一軒家の電気代に関するネガティブな口コミ

一軒家の電気代に関するネガティブな口コミには、集合住宅より電気代が高いと感じる声が目立ちました。月に3~4万円かかっているという家庭も見つかります。

消費電力が大きい家電を同時に複数動かしたり、室内でペットを飼っていてエアコンをつけっぱなしの家庭は、電気代が高くなりやすいことがわかります。

地域の気候など、個人の努力だけでは対策が難しい要因もあります。電気を使いつつ電気代を安くしたいなら、断熱リフォームや太陽光発電といった根本的な改善策を検討してみましょう。

一軒家の電気代に関するポジティブな口コミ

ポジティブな口コミには、住宅の性能を高めることで電気代を抑えられているケースが見られました。断熱性や省エネ性能が高い住宅ほど、光熱費は安くなる傾向があります。

特に、窓や玄関ドアの断熱性を高めるリフォームは、大きな節約効果に繋がります。断熱リフォームによって電気代が大幅に下がったという声もありました。

住宅性能の向上は、電気代の節約だけでなく、暮らしの快適性も大きく改善します。夏は涼しく冬は暖かい家は、家で過ごす時間をより豊かにしてくれます。

電気代と太陽光発電に関する口コミ

太陽光発電を導入した方の口コミでは、電気代が安くなったという声が複数見られます。日中に在宅時間が長い家庭は、電力を自家発電で賄えると節約効果が特に大きいです。

売電収入のおかげで電気代の収支がプラスになっている家庭もあります。発電量を確保するために容量を増やすと、初期費用も増える点には要注意です。

太陽光発電の設置費用を抑えたいなら、大阪ガスの「スマイルーフ」も選択肢として検討してみてください。大手メーカーの設備を導入できるため、性能にこだわりたい人も安心です。

一軒家の電気代に関するよくあるQ&A

電気代が3~5万円になるのは普通?

一軒家で世帯人数が多い場合、電気代が3~5万円になることも珍しくありません。冷暖房を頻繁に使う7月~9月や1月~3月は、どうしても電気代が高くなる傾向があります。

まずは電気代の請求書で電気使用量(kWh)を確認し、平均的な使用量と比較してみましょう。自宅での電力使用の状況を客観的に把握する良いきっかけになります。

また、オール電化住宅はガス代がかからない分、電気代は高くなります。光熱費が適正かどうかは、ガス代と電気代の合計額で比較するのがおすすめです。

エアコンを2~3台つけっぱなしにすると電気代はいくら上がる?

エアコンを2~3台つけっぱなしにした場合の電気代は、前提がないといくらか断定するのは難しいです。エアコン自体の性能や部屋の広さ、外気温などによって変動するためです。

エアコンは起動時にもっとも電力を消費するため、30分程度の短時間の外出であればつけっぱなしの方が節約に繋がります。

長時間家を空ける場合や外気温が穏やかな夜間は、こまめに電源を切る方がより効果的です。エアコンの電気代については、以下の記事で詳しく解説しています。

一軒家でオール電化だと電気代が高くなる?

オール電化住宅は、ガス併用住宅よりも電気代が高くなる傾向があります。給湯器や調理器具などの家電を、ガスの代わりにすべて電気で動かすためです。

特に、昼間の電力単価が高い時間帯に給湯や調理をすると、電気代が膨らみやすくなります。夜間電力が安いプランを活用しても、昼間の消費量が多いと差が縮まりません。

オール電化は、太陽光発電とセットで導入すると電気代を大きく減らせます。単価の高い日中の電力を自家発電で賄えるため、オール電化のメリットを最大化できます。

電気代をシミュレーションする方法は?

電気代のシミュレーションには、電力会社のシミュレーターを活用しましょう。現在契約している会社の公式サイトに、プランを見直した場合の比較ツールがあるかチェックしてみてください。

電力会社の乗り換えも考えているなら、複数の会社をまとめて比較できる「エネチェンジ」などの比較サイトを使うのがおすすめです。

シミュレーションの際は、手元に電力会社からの請求書を準備しておくとスムーズです。現在の契約内容や毎月の電気使用量を入力することで、より正確な節約額を把握できます。

まとめ: 電気代を安くしたい一軒家世帯は生活習慣や設備を見直してみよう

一軒家の電気代が高く感じる場合、家の広さや断熱性能といった構造的な要因も影響しています。まずは自宅の電気使用量を平均値と比較し、状況を客観的に把握しましょう。

契約アンペアの見直しやエアコンの設定温度の工夫など、手軽に始められる節電も有効です。古い家電の買い替えや窓の断熱リフォームも取り入れると、さらに節約効果を高められます。

電気代を根本的に抑えたい場合は、太陽光発電の導入が効果的です。電気代の削減に注目したい場合は、0円ソーラーや新電力の提案も可能な大阪ガスに相談するのがおすすめです。

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