太陽光発電のメリット・デメリットは?やめた方がいいと言われる理由についても解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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太陽光発電の向き

太陽光発電は、電気代削減や環境への配慮、災害時の備えとして注目される一方、初期費用や天候による影響などの課題も挙げられています。この記事では太陽光発電が向いている人・向いていない人の特徴や、補助金・0円ソーラーなど、お得な導入方法についても詳しく解説します。

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太陽光発電を設置する8つのメリット

太陽光発電は、エコロジーなイメージや電気代の節約につながる設備として注目されています。ここでは、太陽光発電を設置することで得られる8つの主なメリットについて解説します。

電気代を節約できる

太陽光発電を導入する最大のメリットの1つは、電気代を大幅に節約できる点です。太陽光パネルが日中に発電した電力を家庭で利用することで、電力会社から購入する電気量を減らせます。特に電気料金が高騰している昨今、発電した分だけ電気代を削減できる仕組みは非常に魅力的です。

また家庭での電気の使い方を少し工夫するだけで、全体的な電気代を抑えることができます。たとえば、日中に電気をよく使う家庭なら、太陽光発電の節約効果をより実感できるでしょう。節約できる金額は家庭によって異なりますが、長い目で見ると太陽光発電を設置することでかなりの電気代を節約できる可能性があります。

売電収入が得られる

太陽光発電によって余った電力を電力会社に売ることができる「売電制度」も、見逃せないメリットです。自宅で使いきれなかった電力を売ることで、定期的な収入を得られます。売電価格は年々変動しますが、発電設備が長期間稼働する点を考えると、家庭の家計に安定的なプラスをもたらしてくれるでしょう。

さらに売電収入を活用すれば、初期費用の一部を取り戻すこともできます。特に10年以上の長期間で考えると、その経済的なメリットは大きくなっていきます。最近では売電価格が下がってきているものの、蓄電池を使、自家消費をメインにするといった新しいスタイルも増えてきており、より効率的に使う方法が広がりつつあります。

再エネ賦課金を削減できる

日本では、再生可能エネルギーを広めるために「再エネ賦課金」が電気料金に含まれています。この費用は使った電気の量に応じて加算されますが、太陽光発電を導入すれば電力会社から買う電気が減るため、この賦課金の負担も軽くなります。

また日々の電力使用量を減らすことで、家計全体の電気代を抑える効果が期待できます。さらに、再エネ賦課金は年々少しずつ上がる傾向があるため、太陽光発電を導入することで将来的なコスト削減にもつながります。環境にもお財布にも優しいという点が、この仕組みの魅力の1つです。

停電時でも電気が使える

災害時や停電時に電力が確保できるのも、太陽光発電の大きな利点です。蓄電池を併用すれば、日中に発電した電力を夜間や停電時に使用できます。特に非常時における安心感は大きく、日常生活が一部でも維持できる点で家庭の防災対策としても優秀です。

たとえば、冷蔵庫の稼働やスマートフォンの充電、最低限の照明確保など、日常生活に必要な電力を自宅で確保できることは、他の電力供給手段にはない強みといえるでしょう。停電の多い地域や自然災害が頻発する地域では、特に備えておきたい設備です。

環境に優しい

太陽光発電は、地球環境に配慮したクリーンエネルギーの1つです。発電時に二酸化炭素(CO₂)やその他の有害な温室効果ガスを排出しないため、地球温暖化対策に貢献します。特に石油や石炭などの化石燃料を主なエネルギー源とする発電方法と比べて、圧倒的に環境への負担が少ない点が特徴です。

また再生可能エネルギーとして太陽光は枯渇の心配がないため、長期的なエネルギー供給源としても注目されています。個人の家庭レベルで導入することで、持続可能な社会づくりに参加できるという点も魅力的です。環境意識が高まる中、個人としての貢献を実感できるのも大きなメリットといえるでしょう。

自治体によっては補助金が使える場合がある

太陽光発電の導入を検討する際、自治体が提供する補助金や助成金を利用できる可能性があります。自治体によっては設置費用の一部を補助してくれる制度があり、初期費用の負担を軽減できます。たとえば、地方自治体が推進する環境政策の一環として、太陽光発電の導入に対する補助金が設けられているケースがあります。

補助金の適用条件や金額は自治体ごとに異なるため、事前に地域の情報を調べることが重要です。大阪ガスのスマイルーフなども、自治体の補助金制度を併用することでさらに経済的なメリットが得られる可能性があります。初期費用が課題となる場合、こうした制度の有効活用がカギとなります。

断熱効果が高まり快適に生活できる

太陽光パネルを屋根に設置することで、家全体の断熱効果が向上するというメリットもあります。パネルが屋根への直射日光を防いでくれるため、夏の暑い日でも室温が上がりにくくなります。そのおかげで、エアコンの出番が減って電気代も節約できるのです。

さらに冬場には、屋根の保温効果がアップして暖房効率もよくなります。太陽光パネルは、エネルギーの有効活用だけでなく、年間を通じて快適な生活環境をサポートしてくれる設備でもあります。加えて断熱性の向上は建物の寿命にもいい影響を与えるため、長い目で見れば生活だけでなく家そのものにも優しい選択といえます。

蓄電池との連携でさらにメリットを享受できる

太陽光発電は、蓄電池と連携することでさらなる効果を発揮します。蓄電池は、昼間に発電した余剰電力を蓄えて夜間や停電時に使用できる装置です。この組み合わせにより、電力の自給自足が可能となり、電力会社への依存度をさらに低減できます。

たとえば夜間に家族が集まり電力消費が増える時間帯でも、昼間に発電した電力を効率的に活用できます。また、電力需要が高まる時間帯の電気料金が割高になる「時間帯別料金プラン」を利用している場合には、蓄電池を活用することで電力コストのさらなる削減が可能です。

さらに非常時に備える防災対策としても、太陽光発電と蓄電池の組み合わせは非常に有効です。停電が長引く場合でも自宅で蓄えた電力を活用できるため、安心感を得られるでしょう。これにより、家族全員の生活がより快適で安全になります。

太陽光発電を設置する8つのデメリット

太陽光発電にはたくさんのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。導入を考えるときには、こうしたデメリットもしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、よく挙げられるデメリットをわかりやすく紹介します。

導入・設置費用が高い

太陽光発電の設置には、初期費用がかなりかかります。家庭用のシステムであれば、一般的に数十万円から数百万円の費用が必要になることが多く、蓄電池を併設する場合はさらにコストが増えることがあります。この高額な初期投資が、導入を躊躇する大きな理由の1つです。特に住宅ローンの返済がある家庭や、短期間で引っ越しの可能性がある場合には、費用対効果を十分に考える必要があります。

しかし、このデメリットに対してはいくつかの対策が存在します。

対策①:0円ソーラーを利用する

0円ソーラーとは、初期費用をかけずに太陽光発電システムを設置できるサービスのことです。たとえば大阪ガスが提供する「スマイルーフ」は、設置費用を負担する代わりに、一定期間の売電収入を譲渡する仕組みになっています。このようなサービスを利用することで、初期投資を抑えながら太陽光発電の恩恵を受けることができます。初期費用が課題になりやすい若い世帯や、初めて太陽光発電を導入する人にとっては有効な選択肢となるでしょう。

対策②:補助金を利用する

自治体や国が提供する補助金制度を活用することで、設置費用の負担を軽減できます。補助金の適用条件や金額は地域によって異なるため、事前に調査しておくことが重要です。たとえば大阪府では直接的な補助金はありませんが、低利ソーラークレジット制度などの支援策を利用することで、資金調達のハードルを下げることが可能です。さらに設置業者が補助金申請のサポートを提供している場合も多いため、専門スタッフに相談するのも1つの手段です。

発電量は天候に左右される

太陽光発電の大きな特徴の1つは、天候に強く影響を受ける点です。晴れた日にはしっかりと発電できる反面、曇りや雨の日には発電量が大きく減少してしまいます。そのため、地域や季節によっては、思っていたほどの発電効果を得られないかもしれません。

特に冬場や日照時間が短い季節には、発電量がさらに低下する傾向があります。このため、年間を通じて安定した電力供給を確保するのは難しい場合もあるでしょう。

対策①:蓄電池を活用する

このデメリットに対しては、蓄電池を併設することで対応できます。昼間に発電した電力を蓄えておくことで、天候が悪い日でも夜間でも安定して電力を利用できるようになります。特に季節ごとの天候変動が激しい地域では、蓄電池の導入が有効な対策となります。また災害時や停電時にも蓄電池が役立つため、防災対策としても優れた選択肢です。

定期的なメンテナンスが必要になる

太陽光発電システムは、長期的に安定した発電能力を維持するために、定期的なメンテナンスが必要です。たとえばパネル表面の汚れやパワーコンディショナ(変換装置)の故障など、放置すると発電効率が低下する恐れがあります。鳥の糞や落ち葉がパネルに積もることで、発電量が減少することも少なくありません。これらの問題に対応するためには、適切な清掃や点検が欠かせません。

メンテナンス費用も発生するため、これをデメリットと感じる人も少なくありませんが、適切に管理することでシステムの寿命を延ばすことが可能です。メーカー保証が切れるタイミングを見越して計画的にメンテナンスを行うことで、予期せぬトラブルを未然に防ぐことができます。

反射光が発生してトラブルになる可能性がある

太陽光パネルは日光を効率よく吸収するよう設計されていますが、一部の光が反射してしまう場合があります。この反射光が隣家の窓や道路に直接届くと、眩しさや視界の妨げとなり、周囲の住民とのトラブルに発展する可能性があります。特に住宅が密集している地域では、この問題に注意が必要です。

対策としては、設置時にパネルの角度や向きを調整することが挙げられます。また、最新の太陽光パネルには反射光を抑えるための特殊コーティングが施された製品もありますから、選定時に確認するといいでしょう。設置業者に事前に相談し、近隣への影響を最小限に抑えるための提案を受けることが大切です。

パワーコンディショナの設置スペースが必要

太陽光発電システムには、パネルで発電した直流電力を家庭で使用できる交流電力に変換するためのパワーコンディショナ(PCS)が必要です。この装置は屋内や屋外に設置するスペースを確保しなければならず、特にスペースが限られている住宅では課題になることがあります。

またパワーコンディショナは発熱するため、設置場所の温度管理も重要です。適切な換気ができる場所を選ぶことで、システム全体の性能を維持できます。さらにパワーコンディショナの寿命は約10~15年といわれており、交換時には再び費用が発生する点も覚えておきましょう。

太陽光発電が向いている人・向いていない人

太陽光発電は多くの家庭で利用されていますが、すべての家庭にとってベストな選択肢とは限りません。ここでは、どのような条件の人が太陽光発電に向いているのか、どのようなケースでは不向きなのかを詳しく解説します。

太陽光発電が向いている人

以下のような条件に当てはまる人は、太陽光発電の恩恵を受けることができます。

停電や災害に備えたい人

太陽光発電は、停電や災害時に電力を確保する手段として非常に頼りになります。特に蓄電池を併設することで、停電時でも安心して電力を使える環境を整えることが可能です。

日照時間が長い地域に住んでいる人

太陽光発電は日照量に比例して発電量が増加します。そのため、晴天日が多い地域に住んでいる人は高いコストパフォーマンスを期待できます。

電気代を安くしたい人

日中に発電した電力を自家消費することで、電力会社から購入する電気の量を減らせます。電気代の節約を重視する家庭に適しています。

屋根面積が広い人

屋根が広ければ設置できるパネルの数が増えるため、より多くの電力を発電できます。広い屋根を持つ家庭は効率的にシステムを活用できるでしょう。

太陽光発電が向いていない人

一方で、以下の条件に当てはまる方は、太陽光発電の導入が難しい、または期待した効果を得られない場合があります。

日照時間が短い地域に住んでいる人

雨や曇りが多い地域では発電量が安定せず、期待していた成果を得にくい場合があります。

屋根が小さい・複雑な形をしている人

設置可能なスペースが限られている場合、十分な発電量を確保できない可能性があります。また、屋根の形状によっては設置工事のコストが増えることもあります。

家の周りに障害物がある人

周囲に高い建物や木々が多いと、影の影響でパネルが十分に日光を受けられなくなり、発電効率が低下してしまいます。家の周囲に影を作る障害物が多い環境では、太陽光発電の効果が大きく減少する可能性があります。

投資目的で利益を出したい人

太陽光発電は長期的に利用することで費用対効果が発揮されます。短期的に大きな利益を期待している人には向いていないでしょう。

まとめ

太陽光発電は、環境への優しさや電気代の節約、災害時の備えなど、魅力がたくさん詰まったエネルギーシステムです。特に最近は、再生可能エネルギーの重要性が注目されているため、自宅で電気を作れる仕組みは家計にも環境にも優しい選択肢といえるでしょう。一方で、導入にはいくつかの注意点も存在します。たとえば、初期費用が高めなこと、設置環境によって発電効率が変わること、さらに定期的なメンテナンスが必要になることなどです。

最終的に重要なのは、メリットとデメリットをしっかりと把握し、自分の住環境やライフスタイルに合った選択をすることです。また補助金制度や蓄電池の活用、0円ソーラーのような初期費用を抑える手段を上手に取り入れることで、太陽光発電の魅力を最大限に引き出すことができます。適切な情報を基に計画を立てることで、長期的に見て大きなメリットを享受できるでしょう。

太陽光発電についてよくある質問

太陽光発電について、よくある疑問や気になるポイントにお答えします。

大阪府で太陽光発電の補助金はあるの?

大阪府では現在、太陽光発電システム自体に対する直接的な補助金制度はありません。ただし「低利ソーラークレジット制度」というサポートがあります。この制度は、太陽光発電を設置する際の費用を低金利で融資するもので、初期費用を抑える助けとなります。

詳しくは大阪府のエネルギー政策課の公式サイトで情報を確認できます。

太陽光発電はやめたほうがいいの?

「太陽光発電はやめたほうがいい」という意見を目にすることもありますが、実際のところ、それが正しいかどうかは家庭ごとの状況によります。太陽光発電には、多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや課題も存在するため、事前に自分の環境やニーズに照らし合わせて判断することが重要です。

太陽光発電は、その家庭や地域の条件に合えば、非常に効果的で魅力的な選択肢と言えます。ただし設置を検討する際には、専門業者に依頼して詳細なシミュレーションを行い、実際の発電量や費用対効果をしっかり確認することが重要です。

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