2023/08/25(更新日:2024/05/31)
今日、突然インターネットの速度が遅いと感じた場合、考えられる原因はいくつかあります。
動画の視聴やオンラインゲームなどを快適に楽しむためには、まずインターネットの速度が遅い原因を確かめてから、対処法を実行するといいでしょう。
本記事では、今日、突然インターネットの速度が遅いと感じた場合の原因と対処法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
また、ネットが遅いと感じる人はインターネット回線を見なおしてもいいでしょう。
通信速度にこだわってインターネット回線を選ぶなら、大阪ガスのインターネット「さすガねっと」がおすすめです。
- 目次 -
インターネットの速度が突然遅くなった場合、パソコンやスマートフォンなどの端末かインターネット回線のどちらかに原因があると考えられます。
まずは、次の手順でインターネット回線の速度テストをおこない、端末と回線のどちらに原因があるか調べてみましょう。
スピードテストでは、インターネットサーバーからデータを送受信する速度を計測しており、単位はMbpsで表示されます。次の表では、スピードテストでのダウンロード速度の評価をまとめています。
ダウンロード速度 | 評価 |
---|---|
100Mbps以上 | 非常に高速 |
50Mbps以上 | 高速 |
25Mbps以上 | 快適な速度 |
13Mbps以上 | 良好な速度 |
7Mbps以上 | 普通の速度 |
3Mbps以上 | やや低速 |
3Mbps未満 | 低速 |
出典:Google Nest ヘルプ「インターネットの速度をテストする」
基本的には、ダウンロード速度が25Mbps以上あればインターネットを快適に楽しむことが可能です。
大阪ガスの「スピードチェック」では、お使いのインターネットの通信速度を測ることができます。ぜひご利用ください。
ダウンロード速度が25Mbps未満の場合は、インターネット回線で次のような問題が起きている可能性が考えられます。
また、ダウンロード速度が25Mbps以上あるのに、インターネットが遅いと感じられる場合は、端末に関して以下のようなことが考えられます。
以下では、急にインターネットの速度が遅くなった原因を順番に解説します。
インターネット回線は多くのユーザーが共同で利用していますが、同時に伝送できるデータ容量に上限があります。
そのため、全体の利用率が低いときは通信速度が速くなりますが、同じ時間帯にインターネットを利用するユーザー数が多いと、渋滞が起きてしまい、通信速度が遅くなる場合があります。
この通信の渋滞現象を「輻輳(ふくそう)」と呼び、発生すると通信速度が低下するだけでなく、通信ができなくなったり、ネットワーク障害に発展したりします。
パソコンやスマートフォンでインターネットを利用するためには、インターネット回線に接続するためのプロバイダー(接続業者)と契約する必要があります。
プロバイダーには「IPバックボーン」と呼ばれる通信回線があり、独立したネットワーク同士や上位プロバイダーとの間を接続します。IPバックボーンの容量はプロバイダーによって異なり、容量が小さいと通信が渋滞しやすく、通信速度の低下を招くおそれがあります。
スピードテストでダウンロード速度に問題がない場合は、パソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターなどの端末で次のような問題が起きている可能性があります。
パソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターなどの端末が古くて性能が低いと、高速通信ができない、あるいは最新の通信環境に合っていない場合があります。
また、端末のアップデートを定期的におこなっていないと、更新プログラムのダウンロードに時間がかかる可能性もあります。
ほかにも、パソコンやスマートフォンでセキュリティソフトが2つ以上インストールされ二重に働いていると、重くなる場合があります。セキュリティソフトが重複していないかどうか、ご自身のパソコンを一度確認するといいでしょう。
パソコンやスマートフォンに問題がなければ、Wi-Fiルーターをチェックしてみましょう。Wi-Fiルーターは24時間稼働しているため、熱やエラーが蓄積しやすいです。インターネットが遅いと感じられたら、Wi-Fiルーターの蓄熱やエラーの可能性もあります。
ほかのウェブサイトやオンラインゲームなどでは問題ないのに、特定のサイトを開こうとするとインターネットが遅くなる場合は、サイトにアクセスが集中している可能性があります。
サーバーとは、データや情報などのコンテンツを提供するコンピューターのことで、サーバーに同時に多数のアクセスがあると、混雑して表示スピードが遅くなることがあります。
インターネットで動画を視聴したり、オンラインゲームをプレイしたりすると、データの送受信がおこなわれ、通信データ容量を消費します。
契約している通信事業者によっては、1ヶ月間の通信データ容量に上限が設定されており、上限に達するとインターネットの速度が遅くなります。
通信制限時のインターネットの速度は通信事業者によって異なりますが、一般的にはダウンロード速度が最大128kbpsまで低下します。
通信速度が128kbpsまで低下するとアプリの読み込みが遅くなったり、動画の視聴ができなくなったりするため、インターネットを快適に楽しむことは難しいです。
ウイルスとは、パソコンやスマートフォンに侵入する特殊なプログラムで、最近ではマルウェア(“Malicious Software”「悪意のあるソフトウェア」の略称)とも呼びます。ウイルスに感染するとウイルス自体が勝手に通信をはじめるため、インターネットが遅くなる場合があります。
突然インターネットの速度が遅くなった場合は、スピードテストをおこなって、端末と回線のどちらに問題が発生するか確かめてから、次の対処法を試してみましょう。
上記の対処法を順番に解説します。
特定の時間帯にスピードテストをおこなってインターネットの速度が遅い場合は、同じ時間帯にインターネットを利用している方が多いことが原因と予想できます。
特定の時間帯にインターネットの速度が遅くなる場合は、混雑しやすい時間帯を避けてインターネットを利用してみましょう。
一般的にインターネットの利用は18時から24時にかけて集中していることが多いため、朝から日中の時間帯にインターネットを利用すれば、動画の視聴や検索などを快適に楽しめる可能性が高くなるでしょう。
パソコンやスマートフォンのインターネットの速度が、有線接続やモバイル回線の場合は速いのに、無線接続では遅い、あるいは安定しない場合、Wi-Fiルーターが不調の可能性が高いです。
Wi-Fiルーターは24時間稼働しているため、長時間使用していると熱やエラーが蓄積され、インターネットが遅くなる原因になることがあります。
再起動することによって熱を放出しエラーが消えることもあるので、無線接続が安定しない場合は、Wi-Fiルーターを再起動してみましょう。
機器によって再起動の手順は異なるので、実行する前に取り扱い説明書を確認するといいです。
次のような原因でインターネットの速度が遅い場合は、パソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターで起きている原因の解決や見なおしを検討しましょう。
原因 | 対処法 |
---|---|
パソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターの性能が低い | パソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターを買い替える |
端末のアップデートをおこなっていない | 端末のアップデートをおこなう |
セキュリティソフトが二重に働いている | 不要なセキュリティソフトを削除する |
Wi-Fiルーターがエラーを起こしている | Wi-Fiルーターを再起動し、改善されない場合は修理や買い替えをする |
LANケーブルの断線や劣化 | LANケーブルの交換 |
また、パソコンやスマートフォンを再起動すると改善される場合もあるので、試してみるといいです。
パソコンやゲーム機などを利用していて、Wi-Fiルーターまで距離が離れている場合は、有線LANの使用もおすすめです。無線通信に比べて有線LANのほうが通信速度や安定度は高い傾向があります。
LANケーブルは、通信速度や周波数などの違いにより次のカテゴリに分類されます。
最大通信速度 | 伝送帯域 | |
---|---|---|
カテゴリ5 | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリ5e | 1Gbps | |
カテゴリ6 | 250MHz | |
カテゴリ6A | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ7 | 600MHz | |
カテゴリ7A | 1000MHz | |
カテゴリ8 | 40Gbps | 2000MHz |
基本的に、カテゴリの数字が大きいほど、通信速度が速くなるので、インターネットの通信速度にこだわりたい方は購入するときに注意しましょう。
インターネットに接続するためには、回線を提供している回線事業者と、インターネット回線に接続するためのプロバイダーと契約する必要があります。
回線事業者とプロバイダーが提供するサービスは事業者によって容量が異なり、利用者が多くて混雑すると、インターネットの通信速度が低下する場合があります。
回線事業者やプロバイダーを変更することで通信速度が改善される可能性もあるので、ほかの対処法で改善されない場合は、事業者の変更も検討してみましょう。
たとえば、大阪ガスが提供している光回線サービス「さすガねっと」には、大容量通信もスムーズな「めちゃはやプラン」や通信速度と月額料金のバランスが取れた「とくとくプラン1G」など、選べる光回線サービスがあります。事業者を変更する際の参考にしてみてください。
「さすガねっと」は大阪ガスが提供しているインターネットサービスで、大容量通信を楽しみたい方向けの「めちゃはやプラン」、インターネットを使う頻度が増えた方向けの「とくとくプラン1G」、インターネットを安く利用したい方向けの「とくとくプラン320M」などの選べる5種類のプランがあります。
インターネットの通信速度にこだわりたい方は、「めちゃはやプラン」がおすすめです。以下の表で、「めちゃはやプラン」の内容をまとめました。
概要 | |
---|---|
月額料金(※1) | 3,080円(税込)〜 |
通信速度(※2) | 上り最大:1Gbps 下り最大:2Gbps |
契約期間 | 3年(※3) |
標準工事費 | 実質0円(※4) |
契約事務手数料 | 3,300円(税込) |
「めちゃはやプラン」はダウンロード速度が最大2Gbps(※2)で、一度に接続するパソコンやスマートフォンなどが多くても、高画質な動画の視聴やオンラインゲームなどが快適に楽しめるプランです。
データ容量の上限が設定されていないので、速度制限を心配する必要はありません。また、「めちゃはやプラン」では、無線LAN機能を搭載したWi-Fiルーターの貸し出しが料金に含まれており、Wi-Fiルーターを自分で用意する必要もありません。
スタート割とガスセット割を適用すれば、初年度月額料金が3,080円(税込)に抑えられることも魅力です(※1)。
通信速度は、インターネットを利用する時間帯や環境によって変動するため、いつでも最大速度になるとは限りませんが、高速通信のインターネット回線を提供する事業者と契約することで、改善をはかることができます。
現在のインターネットの速度が遅いと感じている方は、大阪ガスの「さすガねっと」への切り替えも検討してみましょう。
「さすガねっと」めちゃはやプランの詳細はこちら 「さすガねっと」めちゃはやプランの詳細はこちら
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今日、急にインターネットの速度が遅くなった場合は、次のような原因が考えられます。
インターネットの通信速度が遅いと感じたときは、まず原因を確かめて、本記事で紹介した対処法を実践してみましょう。なお、パソコンやWi-Fiルーターなどを見なおしても改善されない場合は、ネット回線の切り替えも検討してみるといいです。
通信速度を改善するためにインターネット回線を契約するなら、ネット使用用途に合わせて5種類のプランから選べる大阪ガスの「さすガねっと」がおすすめです。
気になる方はチェックしてみましょう。
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