ロボット掃除機の電気代はいくら?一般的な掃除機との比較や節約方法を解説

編集者:Daigasコラム編集部:電気・ガス担当

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ロボット掃除機を検討している方のなかには、実際の電気代はどれくらいかかるのか気になる方が多いでしょう。

本記事では、ロボット掃除機の電気代や一般的な掃除機とのランニングコストの比較、電気代の節約方法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ロボット掃除機1回あたりの電気代は1.6円~3.1円が目安

フローリングに置かれた充電ステーションに戻り、コンセントに繋がれて充電中の黒いロボット掃除機。

機種ごとの消費電力や稼働時間によって差はありますが、ロボット掃除機にかかる電気代は、1回あたり約1.6円から3.1円が目安です。

使用頻度 電気代の目安
1日(1回)あたり 約1.6~3.1円
1ヶ月あたり 約48~93円

電気代の計算は、以下のとおりです。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
※電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が定める「31円/kWh」で計算

たとえば、最大消費電力が33Wのロボット掃除機を3時間充電した場合、1回あたりの電気代は約3.1円かかります。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用(充電)時間(h)×電気料金単価(円/kWh) 0.033kW×3時間×31円=約3.1円

充電時の待機電力の電気代

ロボット掃除機がコンセントにつながっている状態では、作動していなくても約1〜4Wの待機電力が発生します。

たとえば、待機電力が1W、21時間を待機状態(充電時間3時間のモデル)とした場合、1日あたりの電気代が約0.65円かかります。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
0.001kW×21時間×31円=約0.65円

なお、待機電力の電気代については、以下の記事でも解説しています。

ロボット掃除機と一般的な掃除機のランニングコストの比較

電気・水道・ガスのアイコンが描かれた3つの黄色いブロック、日本円の紙幣、そして電卓が並ぶ光熱費管理のイメージ。

購入後にかかるランニングコストも、掃除機を選ぶときの重要な判断材料です。

消耗品やバッテリーの交換費用、修理費を含めると、以下のコスト差がでます。

種類 年間電気代 消耗品交換費 バッテリー費 修理費
ロボット掃除機 約576~1,116円

(※1)

約13,000円 約8,900円 約10,000~30,000円以上
サイクロン式 約1,390円

(※2)

約2,000~3,000円 0~約8,800円 約2,200~11,900円
紙パック式 約1,640円

(※3)

約660~2,640円 0~約16,500円 約4,000~30,000円

※1:充電時間を3時間とした場合

※2:消費電力720Wの掃除機を10分使用した場合

※3:消費電力850Wの掃除機を10分使用した場合

ロボット掃除機とサイクロン式掃除機の比較

種類 年間電気代 消耗品交換費 バッテリー交換費 修理費
ロボット掃除機 約576~1,116円

(※1)

約10,000円 約8,900円 約10,000~30,000円以上
サイクロン式 約1,390円

(※2)

約2,000~3,000円 0~約8,800円 約2,200~11,900円

※1:充電時間を3時間とした場合

※2:消費電力720Wの掃除機を10分使用した場合

電気代だけで比較すると、ロボット掃除機のほうが安くなります。ただし、消耗品の交換費用や修理費は、サイクロン式掃除機のほうが安価です。

サイクロン掃除機は、有線タイプであればバッテリー交換費用は不要ですが、コードレスモデルの場合は、バッテリー交換費用がかかるので注意が必要です。

ロボット掃除機と紙パック式掃除機の比較

種類 年間電気代 消耗品交換費 バッテリー交換費 修理費
ロボット掃除機 約576~1,116円

(※1)

約10,000円 約8,900円 約10,000~30,000円以上
紙パック式 約1,640円

(※2)

約660~2,640円 0~約16,500円 約4,000~30,000円

※:充電時間を3時間とした場合

※2:消費電力850Wの掃除機を10分使用した場合

紙パック式掃除機と比較しても、ロボット掃除機のほうが電気代は安いです。ただし、こちらも消耗品の交換費用や修理費は、ロボット掃除機のほうが高くなります。

また、紙パック式も有線タイプであればバッテリー費はかかりませんが、コードレスの場合は別途バッテリー交換費用が必要です。

メーカーごとのロボット掃除機の充電1回あたりの電気代

明るいフローリングの上に置かれた、黒とシルバーのロボット掃除機の斜め前からのアップ。

ここでは、主要メーカーの代表的な機種を例に、充電1回あたりの電気代を見ていきます。

  • Roomba(ルンバ)|iRobot
  • Rulo(ルーロ)|Panasonic
  • DEEBOT(ディーボット)|Ecovacs

Roomba(ルンバ)|iRobot

iRobot「ルンバ」の充電1回あたりの電気代は、約6.2円と想定されます。

ルンバは公式に消費電力の数値が明記されていませんが、「1000Wの掃除機と比べて約20分の1の消費電力(※)」と説明されているため、消費電力を50Wと仮定します。

※引用元:自動掃除機ルンバ よくあるご質問

計算式は、以下のとおりです。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
=0.05kW×4時間×31円
=約6.2円

・Roomba 105 Combo(充電時間4時間)の場合
・消費電力を約50Wと仮定して計算
・電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が定める「31円/kWh」で計算(※)

※:よくある質問|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

Rulo(ルーロ)|Panasonic

Panasonic「ルーロ」の充電1回あたりの電気代は約2.9円です。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
=0.031kW×3時間×31円
=約2.9円

・MC-RS520(充電時間は3時間)の場合(※1)
・消費電力は約31W
・電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が定める「31円/kWh」で計算(※2)

※1:ロボット掃除機 ルーロの充電にかかる電気代は|Panasonic

※2:よくある質問|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

DEEBOT(ディーボット)|Ecovacs

Ecovacs(エコバックス)「ディーボット」の充電1回あたりの電気代は、約9.1円です。

電気代(円)=消費電力(kW)×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)
=0.045kW×6.5時間×31円
=約9.1円

・DEEBOT T20 OMNI DLX23(充電時間は約6.5時間)の場合(※1)
・消費電力は45W(※2)
・電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品 公正取引協議会が定める「31円/kWh」で計算(※3)

※1:DEEBOT T20 OMNI | ECOVACS Japan公式サイト

※2:消費電力はビックカメラを参照

※3:よくある質問|公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会

他の機種と比べるとやや高く見えますが、それでも1回の充電で10円未満です。

自動ごみ収集やモップ洗浄など多機能なモデルであることを考えると、電気代は低い水準といえるでしょう。

ロボット掃除機の電気代を節約する方法

「電気代」の文字とコンセントのアイコンが描かれた4つの白いブロック。周囲にはおもちゃの紙幣や硬貨が散りばめられている。

ロボット掃除機はもともと電気代が安い家電ですが、使い方を工夫することで、さらに無駄な電力消費を抑えられます。

ロボット掃除機の電気代を節約する方法は、以下のとおりです。

  • 使用頻度を見なおす
  • フィルターやブラシを定期的に清掃する
  • 掃除前に床の障害物を片づける
  • 強モードを常用しない
  • 使わない時間はスケジュール運転をオフにする
  • 長期間使わないときはプラグを抜く
  • 掃除エリアを必要な部屋だけに限定する

なお、電気代の節約方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてみてください。

使用頻度を見なおす

ロボット掃除機を必要以上に稼働させないようにしましょう。汚れ具合に応じて使用頻度を下げることで、電気代が抑えられます。

ロボット掃除機の電気代は、稼働回数が多くなるほど充電回数も増え、その分だけ電力を消費します。

たとえば、平日は通常モードで運転し、休日は通常の掃除機を使うなど、使い分けましょう。

フィルターやブラシを定期的に清掃する

フィルターやブラシを清潔に保つだけでも、無駄な電力消費が防げます。

フィルターやブラシにごみが詰まった状態では吸引効率が落ち、同じ量のごみを吸い取るために必要な消費電力が増えてしまいます。

たとえば、フィルターやブラシを週1回程度お手入れするのがおすすめです。

掃除前に床の障害物を片づける

床にある物を片づけてから運転すると、ロボット掃除機の運転時間が短縮され、電気代の節約につながります。

床に障害物が多いと、回避動作が増えたり、同じ場所を何度も往復したりし、稼働時間が長くなるためです。椅子は座面を机につけて床から浮かせておきましょう。

強モードを常用しない

ロボット掃除機の強モード設定は、必要なときだけ使用しましょう。

強モードは通常モードよりも消費電力が大きく、同じ時間使うだけでも電気代に差がでます。とくに汚れが少ない場所では、そこまでの出力は必要ありません。

普段は通常モードで運転し、しっかりと掃除したい日のみ強モードにするなど、使い分けましょう。

使わない時間はスケジュール運転をオフにする

不要なスケジュール運転はオフにするだけで、無駄な電力消費を防げます。在宅状況に応じて設定を見なおして、無駄な運転をなくしましょう。

ロボット掃除機によっては、アプリ経由で「月曜日は13時からスタート」というように、掃除のスケジュールを設定可能です。

長期間使わないときはプラグを抜く

長期間使わない場合は、充電ドックごとコンセントを抜いておくことで、待機電力を削減できます。

数日程度であれば電気代への影響は小さいものの、1週間以上使わない場合はコンセントを抜いておきましょう。

掃除エリアを必要な部屋だけに限定する

使う部屋だけを掃除エリアに設定すれば、無駄な電力消費を大きく減らせます。たとえば、リビングやキッチン、廊下など、汚れやすい場所だけに限定するのがおすすめです。

マッピング機能つきのモデルであれば、曜日ごとに掃除する部屋を指定することで、効率よく節電できます。

電気代をさらに安くしたいなら電力会社の見なおしも検討しよう

透明なカバーに覆われたアナログ式の電気メーター。横には交換用の電球が置かれている。

さらに電気代を抑えたい場合は、電力会社や料金プランの見なおしもおすすめです。

契約している電力会社や料金プランを変更し、電力量単価を下げることで、使用量が同じでも電気代が安くなります。

大阪ガスでは、ライフスタイルに応じて最適なプランが選べるので、ぜひチェックしてみてください。

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ロボット掃除機に関するよくある質問

白い家の模型の後ろに大きなLED電球があり、手前には「100」や「1」と書かれた木製のおもちゃの硬貨が並んでいる様子。

ここでは、ロボット掃除機の導入を検討している方に向けて、ロボット掃除機に関するよくある質問をまとめました。

  • ロボット掃除機が向いているのはどのような家庭ですか?
  • ロボット掃除機のメリット・デメリットは何ですか? 
  • ロボット掃除機はどのように選べばいいですか?
  • ロボット掃除機にはどのような種類がありますか?

ロボット掃除機が向いているのはどのような家庭ですか?

ロボット掃除機は、掃除にかける時間をできるだけ減らしたい家庭や、床の段差が少ない家庭におすすめです。

ロボット掃除機が向いているケース ロボット掃除機が向かないケース
  • 共働き世帯・子育て中の家庭
  • 掃除があと回しになりがちな人
  • ペットを飼っている家庭
  • フローリング中心
  • 段差が少ない間取り など
  • 床に物が常に多い場合
  • 段差、カーペット、コード類が多い環境
  • 完璧に自分で掃除したい人

ロボット掃除機のメリット・デメリットは何ですか?

ロボット掃除機のメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット デメリット
  • 外出中でも自動で掃除してくれる
  • 常に床がきれいになる
  • 掃除の負担が大きく減る
  • アレルギー対策・ほこり対策になる
  • 階段・高い場所・狭い隙間は掃除できない
  • 床の片づけが事前に必要
  • 初期費用+消耗品+バッテリーなどのランニングコストがかかる
  • 頑固な汚れは落としきれない

ロボット掃除機はどのように選べばいいですか?

ロボット掃除機は、以下の基準で選ぶのがおすすめです。

  • 形状や大きさ
  • お手入れのしやすさ
  • ブラシの種類(ゴム製か毛製か)
  • マッピング機能の有無
  • スマホとの連携の有無
  • 静音性 など

また、部屋の広さや環境に合った機能を選ぶことも重要です。たとえば、以下のようなケースがあげられます。

ケース 適応モデル
ペットがいる/カーペットが多い 吸引力の高いモデル
広い家を掃除したい 長時間運転や自動充電再開機能があるモデル
フローリング中心で水拭きもしたい 吸引と拭き掃除の両方に対応したモデル

ロボット掃除機にはどのような種類がありますか?

ロボット掃除機の種類とそれぞれの特徴は、以下のとおりです。

掃除機タイプ

(基本的なタイプ)

・ごみやほこりを吸い取る

・日常的な床掃除を自動でできる

・掃除機能を重視したい方に向いている

モップタイプ

(拭き掃除に対応)

・床の水拭きや汚れを除去をする

・フローリングの手入れを重視したい方に適している

吸引+モップタイプ ・掃除機能と水拭き機能を兼ね備えている

・日常の床掃除をできるだけ自動化したい方向き

ロボット掃除機は一般的な掃除機よりも電気代が安い

フローリングの壁際にあるホームベースで充電中の、白いロボット掃除機。

ロボット掃除機は、一般的な掃除機と比べて消費電力が小さく、日常的に使っても電気代は比較的安く抑えられますが、消耗品やバッテリーなどの費用を含めると高くなるケースもあります。

導入の際は、使用頻度や必要な機能のほか、総合的なコストと使い勝手のバランスを見ながら検討することが重要です。

さらに、節約を意識する場合は、長期間使用しないときは電源をオフにする、掃除の頻度を必要最小限に見なおすなどの工夫を取り入れながら、ロボット掃除機を活用しましょう。

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