電気プランを見なおすポイントは?比較方法・選び方や知っておきたいこと・注意点まで解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
電気の自由化により、電力会社を乗り換える人も増えています。できるだけお得な電力会社や電気料金プランを見つけたい人は、注意点を踏まえた上で慎重に比較していきましょう。ここでは、電気プランを見直すポイントについて、具体的にご紹介します。
目次
電気代の見直しで知っておきたい「新電力」と「電力自由化」とは?
電力自由化とは、電気事業にさまざまな企業が参入でき、私たちが自由に電力会社を選び契約できる施策のことを指します。
従来は、地域ごとに決められた電力会社としか契約することができませんでしたが、電力自由化に伴って電力の小売が自由になり、ガス会社や大手の通信会社など、さまざまな企業が参入するようになりました。
電力自由化後に新しく電気事業に参入した企業のことを新電力会社と呼び、現在私たちはこれらの新電力会社も含めて多様な選択肢のなかから電力会社を選ぶことができます。
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今までの一般的な料金プランと新電力で出てきたプランの違い

今までの地域で限定されていた電力会社によるプランは、一般的に基本料金と従量料金の合計で電気代が計算される仕組みでした。普段から電気をよく使う人は、あまり使わない人に比べて単価そのものが高く設定され、割高になる傾向にありました。
しかし、新電力の参入によって、電気料金プランの選択肢は広がり、これまでと同様の料金体系であっても従量料金の金額が安く設定されるなど、電気を多く使う人にとって魅力的な仕組みを採用するところが増えました。
従来では、電気をよく使う人は電気代の単価そのものが高くなるのが通例でしたが、現在は電気代の単価低減により、使用量が多い人の負担が少なくなったケースも珍しくありません。
そのほかにも、基本料金はかからず使った分だけ料金が発生するプランや、時間帯によって電気代が異なるプラン、ガスなどほかのサービスと一緒になったプランなど、使う人の状況に適した料金プランを選びやすくなっています。
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電力会社独自で提供しているサービスについて
さまざまな企業が電気事業に参入し、それぞれが独自のサービスを設けてアピールしています。特に、魅力的な特典が得られやすいキャンペーンは多くの企業が実施しており、電気代の割引やキャッシュバックなどが代表的です。
そのほかに、電気の使用状況をWeb上でこまかく確認できるサービスもよく見られます。最近は、高齢の親の見守りのために、こうしたサービスを活用し安否確認をする人も増えました。
さらに付加価値を高めて、水まわりや玄関の鍵、窓ガラスなどに関するトラブルに対応するような、暮らしをサポートしてくれるサービスを展開している企業もあります。
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ご家庭にぴったりの電力会社を見つけるための比較方法・選び方

電力会社を比較して、より家庭にぴったりなところを見つけたい場合は、以下のポイントを意識してみましょう。
気になる電力会社の供給エリアを確認する
電力会社は、全国的に展開する会社がある一方で、ある程度エリアを限定して供給しているところもあります。供給エリアは都道府県別に分かれているわけではなく、北海道エリア・東北エリア・中部エリアなどに大まかに分けられています。
まずは、気になる電力会社の供給エリアを確認し、住まいのある地域が含まれているかチェックしましょう。
現在の契約内容を確認する
現在契約中の電力会社との契約内容を確認しましょう。
より家庭に合った電力会社を見つけるには、電気の使用状況や契約アンペア数などの情報も必要です。
検診票などを参考にして、気になる電力会社のホームページでシミュレーションしてみましょう。
電気の使用状況に合ったプランを比較検討する
できるだけお得なプランを選ぶために、複数の電力会社の電力プランを比較検討しましょう。
それぞれの電力会社のホームページでシミュレーションをすると、その違いが分かりやすいです。
特典や割引などのキャンペーン情報も見逃さず、時間をかけて検討されることをおすすめします。
契約アンペア数の調べ方と変更方法

電力会社の見直しに伴って、料金プランをシミュレーションするときは、契約するアンペア数の設定も重要なポイントになります。
契約アンペア数の確認方法や変更方法について見ておきましょう。
契約アンペア数の調べ方
契約アンペア数は、検針票や分電盤、契約中の電力会社のホームページから確認できます。
毎月発行される検針票が手元にある場合は、それを確認するのがおすすめです。
検針票がない場合は、分電盤のアンペアブレーカーに書かれている数字や色で把握することも可能ですが、電力会社によってアンペア数を示す色の設定が異なる点に注意が必要です。
契約アンペア数の変更方法
契約アンペア数の変更は、契約中の電力会社に連絡をしておこないます。
電話、ホームページからの問い合わせ、ファックスなど、手段は電力会社ごとに異なります。
申し込みが完了すると、アンペア数を変えるための工事が必要になりますが多くの場合無料です。
電力会社を変えると電気代はどれくらい安くなる?
電気の自由化以前から同じ電力会社と契約している人や、家庭の状況に合っていない電力プランを契約している人は、電力会社の変更で電気代が安くなる可能性があります。
具体的にどのくらい安くなるのかは、契約する電力会社や料金プラン、電気の使用状況によって変わるためはっきりとはいえませんが、年間で1万円以上の節約になるケースも少なくありません。
電力会社の切り替えは面倒くさい?契約手続きの流れ

電力会社の切り替えは、さほど面倒な作業や手間はありません。
新しく契約したい電力会社への申し込みはインターネットからおこなうことができます。
そして、これまで契約していた電力会社の契約手続きは、これから契約する電力会社がおこなうため安心です。
手続きが完了すると、新しい電力会社から連絡があるため、そこで使用開始日などを把握します。
新電力から新電力に切り替える方法はある?
新電力から新電力へ乗り換えるときも、上記とほぼ同じ方法で手続きできます。
新しく契約したい電力会社のホームページから、必要な情報を入力して申し込みましょう。
申し込み内容に問題がなければ、次の検針日に切り替えが完了します。
ただし、解約金が発生する可能性もあるため、よく確認して検討しましょう。
電気を見直さないメリットとは?
電気代が少しでも安くなるなら電力会社を変えたほうがよい」と考える人は多いでしょう。しかし、あえて電気を見直さないで継続するメリットもあります。
- 電力会社を選ぶ手間がかからない
- 場合によっては価格が高騰するリスクを避けられる
- 倒産のリスクの不安が少ない
まず、新電力で供給している企業の数は、今や数えきれないほど存在します。そのなかで、自分に合った電力会社を見つけるのは、それなりに手間もかかります。
また、新電力の多くは自社で発電所を保有しておらず、仕入れた電力を供給しています。そのため、市場と連動して電気代が決まるプランを契約した場合、仕入価格の高騰に伴って電気代が高くなる可能性もあります。
また、新電力は従来から電力を供給している会社よりも倒産のリスクに対する不安があるという人もいます。実際に2021年には、14件の新電力の会社が倒産しました。
ただし、契約した電力会社が倒産しても、すぐに電気が止まるわけではなく、ほかの電力会社が供給してくれるため困ることはありません。
電気の見直しで知っておきたいこと・注意点

電気の見なおしのときは、以下のポイントに注意して後悔のない選択ができるよう心がけましょう。また、電気の見なおしのときのよくある疑問にも解説します。
契約解除料の有無を確認する
電気料金プランの多くは、契約解除料がかからないものが多いですが、なかには解除料金が発生するものもあります。電気の見直しのときは、今後また乗り換えを検討するかもしれない、という可能性を考慮して、できるだけ契約解除料金のかからないプランを選ぶと安心です。
電力会社の変更で電気の質が変わることはない
電力会社を変えたとしても、電気そのものを届けるのはこれまでと同じ事業者になります。したがって、電気の質が変わることはありません。
電力会社の乗り換えには時間がかかる
電力会社の乗り換えは、契約後すぐに完了するわけではありません。多くの場合、2週間~2ヶ月程度かかります。乗り換えまでの期間は電力会社や時期で変わるため、ホームページなどで確認しましょう。
集合住宅では乗り換えできない場合もある
集合住宅の場合、その物件が「高圧一括受電契約」をしていると、希望しても電力会社を乗り換えることはできません。乗り換えの可否については、管理会社に確認してみましょう。
選択するプランによっては安くならない可能性もある
電気の見直しは、家庭の電気の使用状況に応じたプランを選ぶことが肝心です。シミュレーションをせず、安易に変更してしまうと、もともとの電気代よりも高くなってしまう可能性があります。
まとめ
電気の自由化により、私たちは電力会社の乗り換えの選択肢が増えました。電気代の節約を心がけている人は、今現在のプランを見直すチャンスかもしれません。
電力会社やプランの変更は、キャンペーンの内容も踏まえて、家庭の状況に応じたものを選ぶ必要があります。できるだけ焦らずに、シミュレーションをしながらお得な方法を見つけていきましょう。
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