和室リフォームの費用相場は?予算別にできることを事例を用いて解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
和室リフォームとして挙げられるのは、畳やクロスの張り替え、収納スペースのリフォーム、和室から洋室へのリフォームなどです。クロス張り替えだけなら数万円程度、大型のリフォームなら100万円近くになることもあります。この記事では、和室リフォームの費用相場について事例や費用とともに紹介します。
目次
和室リフォームの費用相場は10~60万円
和室リフォームで最も費用が少なくてすむのは、クロス張り替えのみの場合です。クロス張り替えの費用相場は、1,000~1,400円/㎡で、6畳(10㎡前後)なら1~1.4万円、8畳(13㎡前後)なら1.3~1.8万円ほどです。
収納のリフォームは10~35万円、掘りごたつの新設なら20~60万円が目安です。
一方、和室を洋室に換えるリフォームはやや高額となり、40〜100万円を見ておくといいでしょう。
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クロス張り替え |
1,000~1,400円/㎡ |
|---|---|
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収納のリフォーム |
10~35万円 |
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掘りごたつの設置 |
20~60万円 |
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和室から洋室へのリフォーム |
40~100万円 |
【予算別】和室リフォームでできることと事例
ここからは具体的なリフォームの事例をみながら、和室リフォームでどんなことが可能なのか、それにともなう費用はどのくらいなのかを見てみましょう。
300万円台でできる和室リフォームの事例
築年数約45年のマンションを、賃貸物件として貸し出しているオーナーからの依頼でリフォームを行った例です。賃貸マンションとして現代のニーズにあうように、和室2室が並んでいる2LDKの間取りを、洋室の1LDKにレイアウト変更しました。和室リフォームに加えて、キッチン、浴室、洗面所、トイレまで水回りも全面改装しましたが、費用は約330万円と抑えて完成した例です。集客につながる魅力あるリフォームが成功したため、オーナーは他の物件も同様のリフォームを考えているのだそうです。
【Before】

【After】



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建物種別 |
マンション |
|---|---|
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費用 |
約330万円 |
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施工期間 |
約4週間 |
2,000万円台でできる和室リフォームの事例
和室リフォームに加えて、キッチン、リビング、玄関、トイレまでリフォームした例です。料理教室とトールペイント教室を開いている奥様がいることから、教室を行いやすいようにリフォームを行いました。
手狭だったキッチンを広げ、ゆったり調理できるようにして、中央には漆黒のシステムキッチンとパンをこねる用の作業台を設置しました。複数名の生徒さんが同時に作業できるようなゆとりある空間になっています。また、LDKの横にあった和室もリフォームして、トールペイント作品を飾れる棚を作りました。壁一面に奥様が作ったトールペイントの作品を飾れるように、棚とピクチャーレールをつくりました。



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建物種別 |
戸建て |
|---|---|
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費用 |
約2,000万円 |
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施工期間 |
約2ヶ月間(検討期間/約1年間) |
2,400万円台でできる和室リフォームの事例
1階にはDKのほかに洋室と和室がありましたが、建具や間仕切り壁を取りはらい、レイアウト変更を行いました。LDKの一画には新たな和室スペースを設けて床暖房も設置、寒い季節でも快適に過ごせるようになりました。また2階にあった和室1室を洋室へリフォーム。家全体をバリアフリーにして、高齢になっても住みやすい家に変わりました。
【Before】

【After】



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建物種別 |
戸建て |
|---|---|
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費用 |
約2,000万円 |
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施工期間 |
約4ヶ月 |
4,600万円台でできる和室リフォームの事例
4LDK2階建ての戸建て全体でリフォームを行ったケースです。DKとリビングの間に間仕切り壁があったため、この壁を取り払ってDKとリビングを一体化した広いスペースを作りました。1階にあった和室を洋室の寝室へリフォームし、LDKにバリアフリーで続く居室には新しく和室を作りました。和室の引戸はすぐ近くにある玄関ドアに合わせて、和モダンな格子デザインを採用。さらに、和室とリビングに床暖房も導入しました。





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建物種別 |
戸建て |
|---|---|
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費用 |
約4,600万円 |
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施工期間 |
約5ヶ月間(検討期間:約6ヶ月間) |
和室リフォームの費用を抑えるコツ

和室リフォームの費用を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。
畳は「裏返し」「表替え」を行う
既存の和室の畳が古くなってきた場合、畳を新調するのではなく「裏返し」や「表替え」を行いましょう。
「裏返し」とは、新しい畳を裏返して使用することです。畳は表と裏の両方を使えるため、新しい畳を使い始めてから2~3年経ったら、畳を裏返して使用しましょう。色あせや傷みが見えてきたら、裏返しを行うタイミングです。
「表替え」は、畳の表面と縁部分だけ新しく交換することです。畳の中心部分である畳床(たたみどこ)はそのまま利用するため、畳を新調するより費用を抑えられます。
畳を新調するなら、使い始めてから10年後が目安です。新しいイグサの香りがして気持ちよく使えるものですが、使用度合いや傷み具合によっては「裏返し」や「表替え」を活用しましょう。
障子の張替えは自分でDIY
和室には欠かせないのが障子です。障子紙が黄色く変色してきたり破れていたりして、障子の張替えを行わなければならない場合もあるでしょう。しかし和室リフォームの費用を抑えるコツは、自分でできることは自分で行うことです。障子の張替えは、DIYしやすいことのひとつです。新しい障子紙と簡単な用具だけでできますから、プロに依頼する費用を抑えられます。
自分で行う場合は、プロのようなきれいな仕上がりにはならない可能性があります。「やっぱりきれいにしてほしい」と思う場合は、プロに依頼する選択肢を考えてみてもいいでしょう。
材料・建材のグレードを見直す
和室リフォームに限ったことではありませんが、リフォームで使用する材料や建材は、材料費として依頼主に請求されます。そのため材料費を抑えることができれば、リフォーム全体の費用も抑えられます。まずは、材料・建材のグレードを見直してみましょう。
複数のリフォーム会社に見積もりを取る
リフォーム会社にリフォームの見積もりをもらうだけなら、一般的には費用はかかりません。気になるリフォーム会社複数社から見積もりを取り、費用を比べてもいいでしょう。ただし、依頼するリフォーム会社を費用だけで決めるのは危険です。他社に比べて著しく低価格の見積もりを提出された場合、なぜそれほど安くなるのかを聞いてみましょう。一方、他社より高額の見積もりが出されたとしても、設計士による新たな提案が盛り込まれているなど明確な理由がある場合は納得できます。見積もりの根拠を聞いたときに、真摯に対応をしてくれる会社の中から依頼先を決めるといいでしょう。
火災保険の利用を確認する
和室リフォームの理由によっては、火災保険が適用される場合もあります。例えば大雨による雨漏りで天井や畳にシミができてリフォームが必要な場合、火災保険によって費用がまかなえる可能性もあります。加入している保険内容について問い合わせてみてもいいでしょう。
まとめ
和室の存在は日本家屋ならではの特徴です。現代では洋室が好まれる傾向にあるようですが、和室も大変魅力的です。「自宅に和室を残したい」「モダンな和室にしたい」など、和室を快適な空間にするためのさまざまなリフォームの方法があります。家族のライフスタイルや自身の好みによって、和室の可能性を探ってみるのもおすすめです。
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