太陽光発電は4人家族で何kW必要?電気代節約や発電量をシミュレーション解説

編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部

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太陽光発電は4人家族で何kW必要?

太陽光発電は4人家族だと何kW必要?
節約効果や自宅に導入するメリットは?

電気代の高騰が続く今、4人家族にとって太陽光発電は家計を守る有力な選択肢です。平均的な電力使用量から考えても相性は良く、導入すれば電気代の大きな節約が期待できます。

しかし、4人家族に最適な容量やどのくらいの節約効果があるのかなど、気になることは多いですよね。地域やライフスタイルによっても最適な容量は変わるため注意が必要です。

そこで当記事では、4人家族に必要な太陽光発電の容量を、シミュレーションを通して解説します。最適な設備を選ぶうえでのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

太陽光発電は4人家族だと何kW必要?【電気代から算出】

4人家族の平均電気代から導かれる容量の目安は5~6kW

4人家族に必要な太陽光発電の容量は、5~6kWが目安です。これは、総務省統計局の家計調査での平均的な電気代と、太陽光発電の発電量から算出しています。

2024年の統計によると、4人世帯の電気代は月あたり約12,805円です。月平均と年間電気代、必要な電力量の目安、太陽光発電で電力を賄うための容量を、以下で表にまとめました。

  月平均電気代※1 年間電気代 年間に必要な
電力量の目安※2
太陽光発電の
容量目安※3
2人世帯 10,878円 130,536円 約4,351kWh 4.3〜5.0kW
3人世帯 12,651円 151,812円 約5,060kWh 5.0〜5.5kW
4人世帯 12,805円 153,660円 約5,122kWh 5.0〜6.0kW
5人世帯 14,413円 172,956円 約5,765kWh 5.5〜6.5kW
※表の計算根拠はこちら

実際の最適な容量は、ライフスタイルや電力使用量で前後します。事前のシミュレーションは欠かせませんが、5~6kW程度を目安にすることで、容量の過不足を判断しやすくなります。

4人家族は太陽光発電に向いている

4人家族は太陽光発電との相性が良く、導入を検討する価値があります。2~3人家族と比べると日中に家族が在宅する時間が長く、発電した電力を効率的に自家消費できるからです。

自宅で電力を使わない時間帯は、余った電気を売電に回せます。しかし、近年は売電価格が低下し、電気代は高騰しているので、自家消費で購入電力を減らす方が経済的にお得です。

FIT(固定価格買取制度)により一定期間は固定価格で売電できますが、蓄電池を併用して夕方や夜間にも自家消費を増やすなど、ライフスタイルに合わせた工夫も重要です。

※一定期間、一定価格で電力会社に電力を買い取ってもらえる制度

太陽光発電を何kW導入すべきかは家庭の電力使用量で変わる

太陽光発電の最適な容量は実際の電力使用量によって大きく異なります。例えば、オール電化で電力消費が多い家庭は、容量を7~9kWに増やすことで経済効果を最大化できる場合があります。

反対に、共働きで日中の電力使用量が少ない家庭は容量を抑えられます。ライフスタイルを考慮せずに導入を決めると、初期費用がかさんで費用対効果が低下しやすいです。

家族構成の変化や電気自動車(EV)の導入など、将来的に電力需要が増える可能性もあります。後悔を防ぐため、10~20年後を見据えて容量を検討しましょう。

太陽光発電の容量は専門家に相談して決めるのが確実

自宅に最適な太陽光発電の容量は、専門家に聞くのがもっとも確実です。電力使用量や屋根の設置条件を入念に分析し、予算に応じた最適な容量を提案してくれます。

シミュレーションの結果をもとに、導入後の節約効果や売電収入も確認できます。複数の業者で提案内容やシミュレーションを比較すると、より自宅に合ったプランを選べます。

大阪ガスの「スマイルーフ」のように、太陽光発電を無料で導入できるサービスもあります。通常の購入する場合とも比較できるので、ぜひ気軽に相談してみてください。

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【4人家族向け】容量別に見る太陽光発電の費用と節約効果シミュレーション

4人家族が太陽光発電を導入した場合を想定し、ライフスタイルに応じた3つのモデルケースをもとに節約効果をシミュレーションしました。

まずは、自分の家庭に近いモデルケースから導入後のメリットをイメージしてみましょう。昼間の在宅状況や働き方で自家消費率が大きく変わり、最適な容量選びにも直結します。

世帯のライフスタイル 容量 自家消費率の目安
共働きで昼間は全員家を空けがちな4人家族 4kW 低め(約30%)
片働きで昼間も家族の誰かが在宅している4人家族 6kW 普通(約40%)
リモートワークや在宅時間が長い4人家族 8kW 高め(約50%)

太陽光発電の容量4kWのシミュレーション(共働き世帯)

  シミュレーションの内容
ライフスタイル 共働き
太陽光発電の容量 4.0kW(蓄電池なし)
初期費用※1 約114.4万円
年間発電量※2 約4,000kWh
自家消費率 30%
電気代の削減※3 約3.3万円/年
売電収入※4 1~10年目:15円/kWh → 約4.2万円/年
11年目以降:8円/kWh → 約2.2万円/年
年間の経済効果 1~10年目:約7.5万円(削減+売電)
11年目以降:約5.5万円(削減+売電)
費用回収の目安 約17.2年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年8月時点の、関西電力エリア・4人家族を想定したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電力使用量などで前後します。

日中に不在が多い家庭では、発電した電力を十分に使えず、多くが売電に回ります。電気代の削減効果は年間3.3万円ほどで、初期費用の回収はFITによる売電収入がメインです。

初期費用の回収を早めるには、補助金で初期費用の負担を抑えたり、家電の稼働時間を工夫して自家消費率を高めることが効果的です。

ただし、将来的に電力需要が増えると4kWでは発電量が不足する可能性があります。自宅に合わせたシミュレーションの結果次第で、容量を増やすことも検討しましょう。

太陽光発電の容量6kWのシミュレーション(片働き世帯)

  シミュレーションの内容
ライフスタイル 片働き
太陽光発電の容量 6.0kW(蓄電池なし)
初期費用※1 約171.6万円
年間発電量※2 約6,000kWh
自家消費率 40%
電気代の削減※3 約6.5万円/年
売電収入※4 1~10年目:15円/kWh → 5.4万円/年
11年目以降:8円/kWh → 約2.9万円/年
年間の経済効果 1~10年目:約11.9万円(削減+売電)
11年目以降:約9.4万円(削減+売電)
費用回収の目安 約15.6年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年8月時点の、関西電力エリア・4人家族を想定したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電力使用量などで前後します。

日中に在宅する家族がいる場合、自家消費率が高まり、電気代の削減額は年間約6.5万円が見込めます。容量が6kWあれば、購入する電力を大きく減らせて節約効果を実感しやすいです。

売電収入を含めると年間の経済効果は約11.9万円となり、初期費用の回収まで15年ほどが目安です。費用と効果のバランスが良く、安心して導入できる容量です。

4人家族の平均的なライフスタイルに合いやすく、標準的な容量を選びたい家庭におすすめのプランです。蓄電池とセットで導入すればさらに自家消費率を高められ、停電にも備えられます。

太陽光発電の容量8kWのシミュレーション(リモートワーク世帯)

  シミュレーションの内容
ライフスタイル リモートワーク
太陽光発電の容量 8.0kW(蓄電池なし)
初期費用※1 約228.8万円
年間発電量※2 約8,000kWh
自家消費率 50%
電気代の削減※3 約10.8万円/年
売電収入※4 1~10年目:15円/kWh → 6.0万円/年
11年目以降:8円/kWh → 約3.2万円/年
年間の経済効果 1~10年目:約16.8万円(削減+売電)
11年目以降:約14.0万円(削減+売電)
費用回収の目安 約14.3年
※シミュレーションの参考情報はこちら
シミュレーションの参考情報

※2025年8月時点の、関西電力エリア・4人家族を想定したモデルケースです。実際の数値は補助金の有無や日照条件、電力使用量などで前後します。

8kWの大容量でも、リモートワークなどで在宅時間が長ければ自家消費率を50%程度まで高められます。発電した電気の約半分を家庭で使えて、電気代の削減効果が非常に大きいです。

売電収入も含めると年間の経済効果は約16.8万円となり、初期費用の回収は14.3年ほどが目安です。設置条件が良ければ、容量を増やしても現実的な回収計画が立てられます。

オール電化住宅や、電気自動車(EV)、V2Hを導入する家庭など、電力消費が多い場合に最適です。高額な設備は、ソーラーローンを組めば負担感を抑えて導入できます。

※ V2H:電気自動車を家庭の電力供給源としても利用するシステム

4人家族に最適な太陽光発電の選び方【5つの比較ポイント】

POINT
1.太陽光発電の費用と経済効果を把握する
2.太陽光パネルの性能と必要枚数を確認する
3.屋根・設置条件をチェックする
4.保証やサポート体制を確認する
5.将来の家族構成や電力の需要を見据えて計画する

1.太陽光発電の費用と経済効果を把握する

まず自宅に太陽光発電を導入した場合の費用と経済効果を確認しましょう。4人家族向けの標準的な5~6kWの容量で、初期費用の相場は140~180万円ほどです。

費用と経済効果は、保証の手厚さも含めて判断することが大切です。保証が不十分だと、元を取るまでにメンテナンスや修理・交換に実費がかかる可能性があります。

また、自治体の補助金を活用すれば初期費用の負担を軽減できます。制度の有無や内容は地域ごとに異なるため、必ず最新情報を自治体の公式ホームページなどで確認しましょう。

※参考: 経済産業省 令和7年度以降の調達価格等に関する意見

2.太陽光パネルの性能と必要枚数を確認する

家庭で必要な電力を賄うために、パネルの性能と枚数を確認します。例えば5~6kWの容量を導入する場合、300Wのパネルなら16~20枚、400W前後のパネルなら13~15枚が目安です。

太陽光パネルの枚数が増えると、導入費用は大きく変わります。限られた予算・屋根面積でも発電量を確保するため、できるだけ発電効率の高い製品を選びましょう。

日照が少ない日でも発電量を確保できるよう、少し余裕を持たせた枚数を搭載できると理想的です。天候や季節による変動にも強くなり、安定した運用が期待できます。

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3.屋根・設置条件をチェックする

太陽光パネルを効率よく設置するには、屋根の状態や向き、傾斜の確認が重要です。屋根の方角や角度によって発電量や必要枚数が変わってくるためです。

切妻屋根や片流れ屋根など長方形の屋根は、パネルを効率よく並べられ、発電量を最大化しやすいです。複雑な形状の寄棟屋根などでは、小型パネルを組み合わせる方法が取られます。

屋根の種類のイメージ

※画像はDaigasコラムが作成

平坦な陸屋根や、1981年以前の旧耐震基準の住宅は、パネルを設置できない場合もあります。理想の設置角度は真南向き・傾斜30度とされ、施工業者が架台や設置工法を工夫します。

屋根の条件を正しく把握することで、導入後の発電量や費用対効果の見込みを立てやすくなります。最適な設置プランの検討に役立つ重要なステップです。

※参考:太陽光発電協会

4.保証やサポート体制を確認する

太陽光発電システムは、10~20年運用する前提で保証内容を事前に確認しましょう。万が一、不具合があった場合でも、保証の対象なら無償で修理・交換が受けられます。

4人家族向けの太陽光発電の導入を検討する際に押さえたい、主な保証内容と目安の期間をまとめました。目安期間より長い保証が付帯する場合は、費用が多少高くても安心感があります。

  目安の年数 保証の内容
出力保証 20~30年 発電性能が一定の水準を下回らないことを保証(例:1年目98%、25年目92%まで保証)
製品保証/機器保証 10~15年 パネルや周辺機器の不具合に対応(対応範囲はメーカーにより異なる)
自然災害補償 10年が多い 台風・落雷・雪などの災害による故障を補償(有償のケースが多い)
その他の独自保証 雨漏り補償/修理無制限/365日サポート 他

メーカー保証は、主に機器の故障に対応する「製品保証」と、発電性能を保証する「出力保証」に分かれます。施工業者によっては、雨漏りなど独自の工事保証を受けられます。

太陽光発電システムの寿命を把握しておこう

太陽光パネルと関連設備の寿命

※画像はDaigasコラムが作成

太陽光パネルの寿命は25~30年が目安です。パワーコンディショナなどの周辺機器は10~15年が寿命で保証も短いため、交換費用もふまえて長期的な資金計画を立てましょう。

保証の内容は、製品のメーカーや施工業者で差があります。契約前に複数の業者のサービスを比較しましょう。施工後のサポート体制や、問い合わせ先も事前に確認しておくと安心です。

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※パネルで発電した直流電力を家庭で使える交流電力に変換する機器

5.将来の家族構成や電力の需要を見据えて計画する

太陽光発電は10~20年と長期運用が前提です。子どもの成長や独立などで家庭の電力需要は変化するため、家族構成の移り変わりを考慮して計画を立てましょう。

特に、将来的に電気自動車やV2Hを導入する場合、必要な容量は大きくなります。設備の入れ替えやライフスタイルの変化を見越し、余裕を持たせた容量を選んでおくと安心です。

4人家族に最適な容量を検討する際は、ぜひ太陽光発電の専門家に相談してみてください。大阪ガスなら太陽光発電の相談はもちろん、太陽光発電無料サービス「スマイルーフ」が利用できます。

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4人家族は太陽光発電で自家消費率を高めやすいのがメリット

4人家族の太陽光発電導入メリット5選
1.電気代の大きな節約が期待できる
2.売電による副収入が得られる
3.災害時の停電に備えられる
4.家庭のエネルギーを最適化できる
5.省エネでCO2の削減に繋がる

1.電気代の大きな節約が期待できる

4人家族で太陽光発電を導入すれば、電気代を大きく節約できます。洗濯や冷暖房など、日中の使用が多い分、発電した電力を効率的に自家消費できるからです。

さらに蓄電池を併用すれば、夜間や雨天時にも発電した電気を活用可能です。2~3人世帯より自家消費率が上がりやすく、初期費用を投じても節約効果が得やすくなります。

電気料金は年々上昇しており、自家消費の価値はますます高まっています。太陽光発電を導入すれば、家計の安定につながり、教育費や将来の備えに資金を振り向けやすくなります。

電気代は年々高騰している

平均電気代単価の推移

※参考:資源エネルギー庁 電気料金の変化

電気代が高騰している今、4人家族の光熱費負担は年々重くなっています。2010年と比べて、家庭用電力の平均単価は約60%も上昇しました。

背景には燃料費調整額※1や再生可能エネルギー賦課金※2の増加があります。元を取るまで10~15年かかっても、太陽光発電で電気代の高騰リスクに備えられる効果は大きいです。

※1. 石炭や原油などの燃料の値上がりが電気代に加算される仕組み

※2. 太陽光・風力などの再生可能エネルギーを広めるため、電気代に上乗せされている費用

2.売電による副収入が得られる

発電した電力を家庭で使いきれなかった場合、余剰分は電力会社に売却して収入を得られます。電気代の削減に加え、安定した副収入が期待できる点も大きな魅力です。

FITにより一定期間は固定価格で売電ができて、ローンの計画が立てやすいです。さらに、2025年10月以降のFIT認定分から、初期費用の早期回収を重視した新たな内容になります。

売電に回るのは、日中の電力を自家消費して余った分のみです。とはいえ、売電価格は年々下落傾向にあるため、早めに導入したほうがメリットは大きいです。

※参考: 資源エネルギー庁 屋根設置太陽光発電の初期投資支援スキームリーフレット

3.災害時の停電に備えられる

太陽光発電は、災害などで停電が発生した際に最低限の電力を確保できます。自立運転機能を使えば、スマートフォン充電やラジオの情報収集に必要な電力は十分に賄えます

特に子どもがまだ幼い4人家族では、停電中でも電力を確保できる安心感が大きいです。近年の自然災害増加に伴って、非常用電力の重要性は増しています。

蓄電池を併用すれば、より多くの家電を長時間・安定的に使用できます。災害時だけでなく、突発的な停電への対応力も高められ、導入のメリットは大きいです。

蓄電池はやめたほうがいい?後悔する理由と導入すべき人の特徴を徹底解説

4.家庭のエネルギーを最適化できる

太陽光発電を導入すると、発電量が多い昼間に洗濯機や食洗機を動かすなど効率的に使えます。発電した電気を工夫次第で無駄なく活用できるのが大きな強みです。

発電量や消費電力量をモニターで確認できて、家族全員の節電意識が自然と高まります。電力の増減を意識することで、無駄な消費を減らす効果が期待できます。

オール電化なら給湯や調理も電気で賄うため、自家消費率をさらに高められます。将来、EVを導入するなど暮らしが変化しても、太陽光発電で生み出す電気で柔軟に対応可能です。

5.省エネでCO2の削減に繋がる

太陽光発電は発電時にCO2をほとんど排出しません。ガスや石油といった化石燃料を使用しないため、環境への負荷を抑えられます

4人家族は電力消費量が大きい分、太陽光発電によってCO2排出を抑える効果が大きいです。電気代の節約だけでなく、エネルギー利用による環境負荷を減らす現実的な手段と言えます。

電気代やCO2削減の効果は、屋根の条件や電気の使い方で変わります。自宅の設置環境でメリットを最大限に活かせるのかは、太陽光発電のプロに気軽に相談してみましょう。

太陽光発電の導入前に知るべき3つのデメリットと注意点

太陽光発電の導入前に知るべきデメリット・注意点3選
1.天候や季節による発電量の変動
2.屋根の形状や周辺環境で発電量に差が出る
3.定期的なメンテナンス費用と機器の寿命

1.天候や季節による発電量の変動

太陽光発電は日射量に左右されるため、曇りや雨天、日照時間が短い冬場は出力が低下します。消費電力を発電だけでは十分に賄えない場合がある点に要注意です。

特に4人家族は昼間の使用電力が大きく、発電量が少ない日は購入電力が増えやすいです。想定どおりの節約効果が得られない可能性も考慮して、長期的な計画を立てる必要があります。

対策として、パネルを多めに載せる「過積載」や蓄電池のセット導入が効果的です。初期費用は増えるため、シミュレーションを見て経済効果とのバランスを慎重に検討しましょう。

過積載を提案されるケースは多い

パネルとパワーコンディショナの比率イメージ

※画像はDaigasコラムが作成

過積載とは、パワーコンディショナの容量を上回る太陽光パネルを搭載する方法です。天候や時間帯で出力が変動しても、1日の総発電量を底上げできます。

ピークを超えた出力はカットされますが、年間で見ると発電量が増やせます。太陽光パネルを追加した分の費用は発生するので、予算の範囲内で検討しましょう。

太陽光パネルの価格は1枚いくら?費用の相場や安く設置するコツを解説

2.屋根の形状や周辺環境で発電量に差が出る

太陽光発電は住宅によって発電量に大きく差が出ます。屋根が狭かったり、形状が複雑だと十分なパネルを設置できません。太陽光で発電するため、方角や傾斜も重要です。

屋根の強度や劣化状況によっては、補修や補強工事が必要になります。築年数が経過している場合、工事費が追加でかかることも考えておきましょう。

周辺に高い建物や樹木があると、日中でも影ができて発電効率が下がる場合があります。早めに現地調査を頼み、より正確なシミュレーションをもとに検討することが大切です。

3.定期的なメンテナンス費用と機器の寿命

  目安 備考
定期点検 4.1万円※1 設置業者や保証内容によっては無償
パワーコンディショナ※2の交換 42.3万円※1 10~15年ごとに必要
製品保証の期間 10~15年 機器やメーカーによって異なる

※1 参考: 経済産業省 令和7年度以降の調達価格等に関する意見

※2 パワーコンディショナ: 太陽光パネルで発電した直流の電力を、家庭で使える交流の電力に変換する機器

太陽光発電は、発電量や安全性を維持するため定期的なメンテナンスが必要です。パネルの清掃や専門業者による点検は3~5年ごとに、4万円ほどかかると考えておきましょう。

パワーコンディショナは10~15年で寿命を迎え、交換には30〜40万円程度の費用がかかります。保証が受けられない場合は、メンテナンス費用も含めて予算計画を立てると安心です。

導入を検討する際の心配ごとは、太陽光発電の専門家に相談してみましょう。客観的な視点から、予算や設置条件に応じた適切なアドバイスがもらえます。

太陽光発電の効果を最大化する3つの方法

POINT
1.蓄電池の併用で電気の自給自足を目指す
2.家庭での電力の使い方を工夫する
3.電力会社の契約プランを見直す

1.蓄電池の併用で電気の自給自足を目指す

1日の発電と売電のイメージ図(蓄電池あり)

※画像はDaigasコラムが作成

太陽光発電の効果を最大化するには、蓄電池との併用がおすすめです。日中に余った電力を蓄電池に貯めておくことで、夜間や早朝も自家消費できます。

電力会社からの購入量を大幅に減らせるため、電気代の節約効果が高まります。停電時の電源としてもしっかり備えられ、暮らしの安心に繋がります。

蓄電池は後付けも可能ですが、太陽光発電とセットで導入すると割引が受けられる場合があります。費用と効果のバランスを考えながら検討しましょう。

2.家庭での電力の使い方を工夫する

太陽光発電の効果を高めるには、電力の使い方の工夫が重要です。タイマー機能を活用して昼間に家電を動かすなど、タイミングを意識すれば自家消費率を向上できます

発電量や消費電力をモニターで確認できると、無駄な消費を減らしやすくなります。家族全員が状況を把握することで、自然と節電の習慣が身につきます。

小さな工夫の積み重ねが、大きな電気代削減に直結します。日々の生活で太陽光を最大限活用できるよう、使用パターンを見直しながら運用しましょう。

3.電力会社の契約プランを見直す

太陽光発電を導入したら、契約プランを見直すことで電気代をさらに節約できます。時間帯で料金が変わるプランが特に効果的です。

オール電化住宅では、夜間の電気料金が安いプランを活用して、夜間にエコキュートや食洗機を稼働させる方法が効果的です。日中は太陽光の電力、夜は割安電力と使い分けられます。

多くの電力会社で多様なプランが用意されています。太陽光発電の導入状況とライフスタイルに合ったプランを選ぶことで、家庭の電力利用を最適化できます。

太陽光発電に最適なプランは大阪ガスに相談しよう

大阪ガスには、太陽光発電を初期費用無料で導入できる「スマイルーフ」や、卒FIT後の「太陽光発電余剰電力買取サービス」など、太陽光発電を活用できるサービスが揃っています。

自宅に合う導入方法や電力プランに迷ったら、まずは気軽に無料相談を活用して、家庭に合わせた提案を受けてみてください。

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4人家族の太陽光発電に関するよくある質問

結局うちには何kWの太陽光発電が最適?

太陽光発電の最適な容量は、4人家族の平均的な電気代から考えると5~6kW程度が目安です。ただし、家庭ごとの月々の電気使用量に応じて判断するのがもっとも確実です。

年間の消費電力量や日射量、屋根の条件によっても最適な容量は変わります。例えば、在宅時間が短い4人家族では、電力使用量が少なく4kWでも十分なケースがあります。

より正確な容量を知るには、専門業者に依頼してシミュレーションを作成してもらうのがおすすめです。設置環境に合った容量を選ぶことで節電効果を最大化できます。

太陽光発電は何年で元が取れる?

太陽光発電を導入してから元を取るまでの期間は、一般的に10~15年です。初期費用や発電量、電気料金、売電価格によって変わります。

シミュレーションで16年以上かかる場合は、初期費用の高さを再確認しましょう。ただし、保証の手厚さや停電への備えなど、費用をかける理由を優先する選択も考えられます。

太陽光パネルの寿命は25~30年と長いため、元が取れた後も経済的な恩恵が続きます。メンテナンス費用もふまえ、長期的な収支計画を立てることが大切です。

2025年現在でも使える補助金はある?

2025年現在に活用できる補助金は、お住まいの自治体のホームページでチェックしてみましょう。都道府県や市区町村ごとによって制度が異なり、独自の補助金を受けられる場合があります。

補助額や条件は自治体ごとに異なるので、予算や申請期限もあわせて早めに確認すると安心です。また、一定の基準を満たす「ZEH住宅」なら国の補助金を利用できる場合があります。

オール電化住宅だと何kWくらい必要になる?

オール電化住宅で4人家族の場合、6~8kW程度の容量がおすすめです。蓄電池を組み合わせれば、夜間の電力購入も減らせてさらに効果的です。

エコキュートやIHクッキングヒーターを使用するため、ガス併用の住宅よりも太陽光発電システムの容量を大きめに設定することが推奨されます。

専門業者に現地調査を依頼し、シミュレーションに納得したうえで導入を進めましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、比較することで提案が妥当か確かめられます。

まとめ: 4人家族の太陽光発電は5~6kWを目安に検討しよう

4人家族に最適な太陽光発電の容量は、一般的に5~6kWが目安です。日中の電気を賄う自家消費と、余剰分を売る売電収入のバランスに優れた容量です。

ただし、最適な容量はライフスタイルや設置環境によって変わってきます。まずは電力会社の請求書などで自宅の電気使用量を把握し、必要な容量の目安を知ることから始めましょう。

最適な容量の設備を選ぶためには、太陽光発電の専門家に気軽に相談してみてください。家庭にぴったりの容量や価格、保証内容を備えた太陽光発電システムを提案してもらえます。

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