太陽光発電は何キロのせるべき?導入目的別の容量目安について解説

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太陽光発電は何キロのせるべき?
太陽光発電は何キロ必要なのか知りたい

太陽光発電の導入を検討している人の中には、設置する発電設備の容量について悩んでいる人も多いでしょう。適切な容量が分からず、導入をためらってしまう人もいますよね。

実際、太陽光発電を何キロのせるかは、導入目的によって異なります。電気代節約や停電対策、売電収入といった目的によって、発電設備の最適な容量は違うからです。

そこで本記事では、太陽光発電を何キロのせるべきか、目的別の容量目安について紹介します。また、容量を決める際の基本情報や注意点も紹介しているので参考にしてください。

【大阪ガス】太陽光発電について相談する

太陽光発電は何キロのせるべき?目的別の容量目安

導入目的 導入する
容量の目安
電気代の節約 4~5kW
停電対策 5~7kW+蓄電池
売電収入目的 10kW

太陽光発電で設置すべき容量は、導入目的によって大きく変わります。何キロのせるべきか悩んだ際は、電気代節約や停電対策、売電といった導入目的に合わせて選ぶのがおすすめです

本項では、太陽光発電を導入する際の目的別容量目安について解説します。これから太陽光発電を導入する人は、容量選定の参考にしてください。

電気代節約が目的なら容量4~5kWがおすすめ

電気代節約が目的なら、容量4~5kWの太陽光発電の導入がおすすめです。家庭の消費電力を十分カバーできる発電量が見込めます。

家庭の平均年間電力消費量は、3,911kWh※1とされています。一方、容量4~5kWの太陽光発電は、年間4,000~5,000kWh※2の発電量が見込めるため、家庭の消費電力をカバー可能です。

発電した電力を全量自家消費すれば、電気代の大幅な削減が見込めます。また、余った電力を売却すれば、売電収入を得られるのがポイントです。

※1 参考:環境省「家庭部門のCO2排出実態統計調査」
※2 参考:太陽光発電協会「よくある質問」

容量4~5kWの太陽光発電の電気代節約効果

太陽光発電4~5kWを導入した場合のひと月に節約できる電気代※参考:太陽光発電協会
※参考:全国家庭電化製品公正取引協議会

発電容量4~5kWの太陽光発電設備は、月間333~416kWh※1の発電量が見込めます。発電した電力を全量自家消費に回した場合、ひと月あたり1.0~1.3万円の電気代が節約できる計算です

1kWhあたりの購入電力単価を31円※2とすると、年間で12~15.6万円の電気代を節約できるのは大きなメリットです。

また、太陽光発電を導入すれば、今後の電力価格の上昇リスクにも備えられます。長期的な光熱費の削減を目指すなら、太陽光発電の導入がおすすめです。

※1 参考:太陽光発電協会
※2 参考:全国家庭電化製品公正取引協議会

停電対策目的なら容量5~7kWと蓄電池の併用がおすすめ

災害時の停電に備えるなら、容量5~7kWの発電設備と蓄電池を導入すると安心です。停電時の消費電力をカバーしながら、夜間や悪天候時に使う電力を蓄電池に貯められます。

停電時には、太陽光発電は「自立運転モード」に切り替わり、最大1,500Wまでの電力を供給することになります。言い換えると、1,500W以上の電力は供給しないため「たくさん太陽光パネルをのせていたほうが良い」というわけではありません

平常時の4~5kWよりも少し多い5~7kWを導入容量の目安にしておけば、夜間に備えて蓄電できるでしょう。

▼停電対策に必要な蓄電池の容量はこちら

売電収入目的なら容量10kWがおすすめ

太陽光発電10kWの1ヶ月あたりの売電収入※参考:太陽光発電協会

売電収入を目的として太陽光発電を始めるなら、容量10kWの太陽光発電を導入するのがおすすめです。

2025年現在、FIT制度※1の認定を受けた太陽光発電は、1kWhあたり15円※2で余剰電力を売電できます。家庭用の発電設備の場合、FITの適用期間は10年間です。

容量10kWの太陽光発電を自宅に導入すると、ひと月あたりおよそ833kWhの発電量が見込めます。FIT制度に基づいて総発電量の70%を売電※3した場合、ひと月に約8,750円の売電収入が得られる計算です。

※1 FIT制度:再生可能エネルギーで発電した際の余剰電力を、国が一定期間固定価格で買い取ることを保証する制度
※2 参考:資源エネルギー庁
※3 発電容量50kW未満の発電設備は、FIT制度において総発電量の30%を自家消費することが義務付けられている

容量10kW以上の設備を売電目的で導入するのはおすすめしない

売電目的で太陽光発電を始める場合、容量10kW以上の発電設備導入はおすすめできません。小規模事業用電気工作物としての届出が義務付けられている※1ほか、定期点検の実施・報告が必須のため、運用負担が非常に大きいからです。

また、発電容量10~50kWの設備を導入すると、売電価格が大幅に下がります。10~50kWの太陽光発電における売電価格は10円/1kWh※2のため、10kW未満の売電価格と比較して5円も安く設定されています。

太陽光発電を何キロのせるか迷ったら、専門業者に相談するのがおすすめです。設置環境や導入目的に合わせた、適切な容量を選定してもらえます。

※参考:経済産業省
※参考:資源エネルギー庁

太陽光発電を何キロのせるか決める際の基本情報

  • 太陽光発電の容量1kWあたりの年間発電量
  • 太陽光発電の容量1kWあたりの大きさと重さ
  • 太陽光発電の容量1kWあたりの導入費用

太陽光発電の容量1kWあたりの年間発電量

太陽光発電の容量1kWあたりの年間発電量は、およそ1,000kWhです。太陽光発電は、設置容量に比例して発電量が増加します。

例えば、4kWの発電設備を導入すると、年間約4,000kWhを発電できる計算です。太陽光発電導入の際は、家庭の消費電力量を考慮したうえで、適切な発電容量を選択しましょう。

ただし、太陽光発電の発電量は地域や日照条件によって変動します。業者に年間発電量の算出を依頼しておくと、運用プランを立てやすくなるのでおすすめです。

※参考:太陽光発電協会

太陽光発電の容量1kWあたりの大きさと重さ

太陽光発電協会によると、4kWの発電設備を屋根に設置するのに必要な面積は25~40㎡とされています。1kWあたりの面積に換算すると、6~10㎡が必要です

また、発電容量4kWの設備の重さは、架台等の設置部材を含めて400~550kgと言われています。1kWあたりの重量に換算すると、100~125kgになると考えられます。

屋根の材質や築年数によっては、架台の設置や設置スペースの補強が必要となるケースがあります。業者に事前調査を依頼して、適切な設置方法の提案を受けるのがおすすめです。

※参考:太陽光発電協会

太陽光発電の容量1kWあたりの導入費用

発電容量 導入費用相場
4kW 114.4万円
5kW 143.0万円
6kW 171.6万円
7kW 200.2万円
8kW 228.8万円
9kW 257.4万円
10kW 286.0万円

※参考:経済産業省

経済産業省の発表によると、太陽光発電の導入費用相場は1kWあたり28.6万円とされています。例えば、発電容量4kWの設備を導入した場合、およそ114.4万円の費用がかかる計算です

発電設備導入の際に、各自治体の補助金を活用することで、導入費用を抑えられる可能性があります。補助金制度は自治体により異なるため、事前に業者へ確認しておくと安心です。

また、太陽光発電の設置費用を抑えたい人は「0円ソーラー」を利用するのもおすすめです。中でも「スマイルーフ」なら、契約期間中のメンテナンスを無償で対応してもらえます。

※参考:経済産業省

太陽光発電を何キロのせるか決める際の注意点

  • 屋根の設置スペースを確保する
  • 補助金を活用して初期費用負担を軽減する
  • 保証やサポートが充実した業者を選ぶ

屋根の設置スペースを確保する

太陽光発電を導入する際は、屋根上に十分な設置スペースが必要です。スペースが狭いと十分な枚数のパネルが設置できず、希望する発電容量を確保できない可能性があります。

また、設置可能なパネル枚数は、屋根の形状や勾配によっても変わります。屋根の方角や角度も発電効率に大きく影響するため、日射条件まで含めた検討が必要です。

太陽光発電で十分な発電量を得るためには、事前の入念な現地調査が欠かせません。専門業者に相談し、設置環境を踏まえた設備導入の提案を受けましょう。

補助金を活用して初期費用負担を軽減する

太陽光発電は、自治体の補助金制度を活用することで導入コストを大幅に抑えられます。導入する発電設備の容量によって、交付される補助金の額が変わるため、導入前に各自治体のホームページを確認しましょう。

例えば、東京都で新築住宅に補助金を適用する場合、容量3.6kW以下の発電設備は1kWあたり12万円の補助金が交付されます。一方、容量3.6kW以上の場合、1kWあたりの補助金額は10万円に設定されているのが特徴です。

また、太陽光発電の補助金は、自治体ごとに予算や申請期限が設定されています。申請の不備を防ぐなら、申請代行サービスを提供している業者に対応を依頼するのもおすすめです。

※参考:東京都環境局

保証やサポートが充実した業者を選ぶ

太陽光発電を導入する際は、保証やサポートが充実した業者に設置を依頼しましょう。太陽光発電は長期運用を前提とした設備のため、故障が発生した際は迅速な修理対応が必須です。

発電設備のメーカー保証や設置業者の施工保証は、10~20年程度に設定される傾向があります。運用中のトラブルを防ぐなら、費用負担の有無やサポートの対応範囲を確認しておくと安心です

また、太陽光発電の業者選定に不安がある人は、実績豊富な大手業者に依頼するのがおすすめです。専門家のアドバイスのもと、長期運用に関するサポートを受けられます。

太陽光発電を何キロのせるか迷う人によくある質問

  • 太陽光発電を何キロのせるかは世帯人数で変わる?
  • 太陽光発電を何キロのせるかは地域ごとに変わる?
  • 太陽光発電を何キロのせるか迷ったら?

太陽光発電を何キロのせるかは世帯人数で変わる?

世帯人数 月間消費電力平均
(季節差)
おすすめの
発電容量
1人暮らし
(単身世帯)
261kWh
(195~315kWh)
3~4kW
2人世帯 341kWh
(237~443kWh)
4~6kW
3人世帯 406kWh
(290~513kWh)
5~7kW
4人世帯以上 446kWh
(316~563kWh)
7~8kW

※参考:東京都環境局「家庭の省エネハンドブック」

太陽光発電の適切な容量は、世帯人数に応じて異なります。家庭の消費電力量は、世帯人数に比例して増加するからです。

発電設備の容量は、各家庭の月間消費電力量を基準に選びましょう。冷暖房の多用を見越して、容量の大きい発電設備を選ぶと安心です。

例えば、3人世帯における月間消費電力量は、290~513kWhとされています。3人世帯の消費電力をまかなうなら、5~7kWの設備を導入しましょう。

太陽光発電を何キロのせるかは地域ごとに変わる?

地域 1世帯あたりの
年間消費電力量
おすすめの
発電容量
北海道 3,697kWh 3~4kW
東北 4,586kWh 4~5kW
関東・甲信 3,531kWh 3~4kW
北陸 5,536kWh 5~6kW
東海 4,153kWh 4~5kW
近畿 3,814kWh 3~4kW
中国 4,606kWh 4~5kW
四国 4,500kWh 4~5kW
九州 4,178kWh 4~5kW
沖縄 3,742kWh 3~4kW

※参考:環境省「家庭でのエネルギー消費量について」

太陽光発電の適切な容量は、住んでいる地域によって異なります。気候条件によって、年間の消費電力量に差が出るためです。

例えば、消費電力量が少ない関東・甲信地方と、最も多い北陸地方では、年間で2,000kWh以上の差があります。

太陽光発電4~5kWを導入した場合のひと月に節約できる電気代※参考:環境省「家庭でのエネルギー消費量について」

また、地域によって、エネルギーの使い方にも違いがあります。北海道では電気利用の割合が約3割ですが、沖縄では7割近く使われる傾向があります。

電力消費量の多い地域で太陽光発電を始める人は、必要な容量を多めに見積もると安心です。設置環境に最適な容量を見極めるなら、専門業者に相談しましょう。

太陽光発電を何キロのせるか迷ったら?

太陽光発電を何キロのせるか迷った人は、専門の業者に相談しましょう。太陽光発電の専門家に相談すれば、導入目的に沿った最適な発電設備を提案してもらえます。

中でも、施工経験豊富な大手業者なら、導入検討から設置後のアフターフォローまで手厚いサポートを受けられます。太陽光発電を導入検討中の人は、まずは気軽にご相談ください。

停電対策を目的に太陽光発電を導入するなら蓄電池の併用が必要

停電時に使用可能な家電のシミュレーション※参考:京セラ「停電時使用可能家電シミュレーション」

停電対策を目的に太陽光発電を導入するなら、蓄電池の併用が必要です。太陽光発電は悪天候時や夜間に発電できないため、停電時に必要な電力を確保できないからです。

停電対策として蓄電池を導入するなら、容量10~15kWhの設備がおすすめです。停電が数日間続いた場合も、最低限の電力を確保できます。

※参考:京セラ「停電時使用可能家電シミュレーション」

蓄電池の容量 導入費用
5kWh 60.5万円
10kWh 121.0万円
15kWh 181.5万円

※参考:三菱総合研究所

蓄電池の容量1kWhあたりの導入費用は、およそ12.1万円です。容量10~15kWhの設備を導入すると、121~181.5万円ほどの費用がかかります

蓄電池を併用すれば、日中の消費電力を自家発電でまかないつつ、夜間は貯めた電力を使えます。災害時に限らず、安定した電力供給を実現できる点は大きなメリットです。

関連記事:蓄電池10kWhの価格相場はいくら?容量の選び方のコツも紹介

※参考:三菱総合研究所

まとめ:太陽光発電を何キロのせるかは目的に合わせて選ぼう

太陽光発電を何キロのせるかは、導入目的に応じて選ぶことが大切です。電気代節約なら4~5kW、停電対策なら5~7kW、売電収入目的の人は10kWが導入目安になります。

また、設備選定の際は、設置スペースや導入費用のバランスも重要です。年間の電力消費量や世帯人数を考慮して、適切な容量の太陽光発電を導入しましょう。

太陽光発電を何キロのせるか悩んでいる人は、施工経験が豊富な大手業者に相談するのがおすすめです。設置環境を踏まえた、適切な容量の発電設備導入をサポートしてもらえます。

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