光回線とは?仕組みやメリット・デメリット、選び方を徹底解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
目次
光回線とは?

光回線とは光ファイバーを使用して、光によってデータを伝達している回線です。光ファイバーとは光を伝送するための繊維で、光の透過率が高い石英ガラスやプラスチックが使用されています。光回線は従来の通信回線に比べて通信速度が速いことが特徴です。高透過率の光ファイバーを使用すれば長距離の通信にも活用できます。
Wi-Fiとの違い
Wi-Fiは無線でのインターネット通信の手段としてよく用いられています。
無線LANルーターを使用すれば光回線をWi-Fiにして使用することもできます。
光回線を契約せずWi-Fiを使用する場合は、モバイルルーター・ホームルーターといった機器を使用します。
光回線との違いは以下のとおりです。
| 光回線 |
モバイルルーター・ホームルーター |
|
|---|---|---|
| 伝送方法 | 光ファイバー | 電波 |
| ケーブルの接続 | 必要 | 不要 |
| 無線LANの受信機 | 不要 | 必要 |
| 通信の安定性 | 高い | 中程度 |
| 通信速度 | 速い | 環境によって異なる |
| 料金 | 有料 | 有料 |
光回線と一緒に契約するプロバイダー
光回線でインターネットに接続するには、光回線を通じてインターネットサービスを提供するプロバイダーとの契約が必要です。正式にはインターネットサービスプロバイダー(ISP)といいます。通信回線を提供する光通信事業者とプロバイダーとを両方契約することで、光回線によるインターネット通信ができます。
光回線の種類とは?
光回線にはフレッツ光・光コラボが主な種類です。ほかにもさまざまな光回線サービスが登場しているので、それぞれの概要を紹介します。
フレッツ光
フレッツ光はNTT東日本またはNTT西日本によって提供されている光回線です。提供エリアに応じてNTT東日本かNTT西日本と契約すると光回線を開通して、インターネットを利用することができます。
光コラボ
光コラボは光コラボレーションモデルで提供されている光回線サービスです。NTT東日本またはNTT西日本の光回線を使用して、ほかの事業者がサービスを運営しています。各事業者が独自のサービスを合わせて提供しているのが特徴です。
そのほか
フレッツ光・光コラボ以外にも、NTT東日本またはNTT西日本の光回線を使用せずに光回線サービスをしている事業者があります。通信会社や電力会社などが代表的です。各社が対応できるエリアは限定されていますが、料金やサービスのメリットがある場合が多いのが特徴です。
光回線と混同しやすいそのほかの回線について
光回線と同様にインターネット通信に利用できる回線はほかにもあります。ここでは光回線と混同しやすい回線についてまとめました。モバイルルーター、ケーブル回線、ADSL、ISDNについてそれぞれの特徴を紹介します。
モバイルルーター
モバイルルーターとは、持ち歩きが可能なサイズの無線LANによるインターネット回線です。対応エリア内であればWi-Fiで接続してインターネット通信をおこなえます。パソコンやスマホなどの複数の端末から同時にアクセスして利用することも可能です。工事不要ですぐに利用できるのもモバイルルーターの特徴です。
ケーブル回線(CATV)
ケーブル回線とは、ケーブルテレビ局からインターネット回線による通信で番組を配信するサービスです。テレビでさまざまな番組を視聴できます。インターネット回線にはケーブル回線が使用されていましたが、現在では光ファイバーも用いられるようになりました。通信速度や安定性は事業者によって異なるので注意が必要です。
ADSL
ADSLとは、電話回線を通じてインターネット通信をするサービスです。非対称デジタル加入者線(Asymmetric Digital Subscriber Line)の略称です。電話回線が導入されていれば工事不要でADSLを利用できます。光回線に比べると通信速度が遅く、ほかの利用者による干渉も受けますが、比較的安定した通信ができる通信回線です。
ISDN
ISDN(Integrated Services Digital Network)とは、インターネット、電話、FAXなどの通信を電話回線によっておこなうネットワークです。ISDNではダイヤルアップ式で利用するため、通信中は電話代がかかります。NTTが提供するINDN回線サービスINSネットが2024年1月に終了しているので、今後、新規利用することはできません。
参照:INSネットのサービス終了について|固定電話・加入電話|NTT西日本
光回線を利用するメリット
光回線には以下のメリットがあるので利用することをおすすめします。
- 通信速度が早くネット環境が安定する
- 通信容量の制限がない
- 光電話の利用ができる
- 付帯サービスを受けられる
光回線にはほかの既存の通信回線とは異なる魅力があります。ここでは光回線のメリットを解説します。
①通信速度が早くネット環境が安定する
光回線は安定して高速通信ができるのがメリットです。ADSLやケーブル回線などに比べて通信速度が速く、複数の端末で利用しても安定した速度を保つことができます。
オンラインで動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりしてデータ通信量が多くなると、映像が途切れたり、画質が低下するといった問題がしばしば発生します。しかし、光回線なら通信量による速度制限がなく、また有線で接続できるため、このような問題が発生しにくいです。
関連リンク:家のネットが遅い原因とは?戸建と集合住宅で考えられる対処法を解説
②通信容量の制限がない
光回線は通信容量の制限なく利用することができます。モバイルルーターの契約では1日または1か月などの期間ごとに使用できるデータ通信量が定められているのが一般的です。データ通信量の上限に到達すると、通信速度の制限を受けて低速通信になります。光回線には通信容量の制限がないため、多量のデータ通信をする場合でも快適に使えます。通信量に応じた従量制ではなく、固定料金になっているので気兼ねなくインターネットを利用できるのもメリットです。
③光電話の利用ができる
光回線を導入すると光電話を導入可能です。光回線事業者のオプションサービスとして光電話がよく提供されています。光回線を使用して通話できるIP電話のサービスです。光電話を利用するときには別途料金がかかる場合もありますが、光回線の契約と一緒になっている場合もあります。固定電話を個別に契約するよりも料金の負担が少なくてすむのが光回線によるIP電話のメリットです。光回線の導入時には固定電話からの切り替えも検討しましょう。
④付帯サービスを受けられる
光回線の契約をするとお得なサービスを受けられます。各社で独自のサービスを取り入れていることが多く、付帯サービスによって快適に使えたり、料金が実質的に安くなったりする可能性があります。たとえば、光回線を利用して、動画配信サービスを利用できたり、ガスと電気を同時に契約することで、割引や特典を受けることができる場合があります。
光回線を利用するデメリット
光回線の導入を検討するときにはデメリットも考慮する必要があります。光回線には以下のデメリットがあるので詳細を確認しておきましょう。
- 持ち運びができない
- 乗り換え時に費用がかかる
- 回線工事が必要になる
①持ち運びができない
光回線はモバイルルーターとは違って持ち運びはできません。CATVやADSLなどでも同様ですが、固定回線なので契約して光回線を引き込んだ建物の中でしか利用できません。外出時にインターネット通信をしたい場合には、光回線とは別にモバイルルーターをレンタルするなどの対応が必要になります。
②乗り換え時に費用がかかる
乗り換えのときに違約金や契約解除金などの費用がかかる場合があります。事業者との契約内容によって違いはありますが、2年や3年といった契約期間を設けられていることがあるので注意しましょう。最低利用期間に満たないときには解約すると費用を請求されることがあります。今のインターネット回線から乗り換えるときにも、光回線への変更後にまた乗り換えるときにも問題になる可能性があるので注意が必要です。
③回線工事が必要になる
光回線は工事をしなければ導入できません。あらかじめ光回線の設置が済んでいるなら工事不要で光回線の契約ができます。しかし、はじめて光回線にするときには光ケーブルを通すための回線工事をしなければなりません。年度末などの工事が多い時期には何週間も待たされる場合があります。また、業者によっては工事費用を支払わなければならないこともあります。
光回線を選ぶ際に確認すべき項目

光回線を導入するときには光回線事業者を選んで契約します。ここでは、光回線事業者を選ぶときに重要なチェックポイントをまとめました。以下の4つの項目を確認して比較検討しましょう。
- 月額費用
- スマートフォンのキャリア
- 速度と安定性
- 使用用途
月額費用
月額費用は今後、光回線を利用していく上でコストパフォーマンスにかかわる重要な項目です。工事費用やキャッシュバック特典、ほかのサービスとの連携も含めてトータルで比較して決めましょう。
光コラボの事業者にはほかのサービスとの同時契約でお得になるサービスがよく導入されています。
たとえば、大阪ガスのインターネット「さすガねっと」では、ガスまたは電気と合わせて契約することでセット割を受けることができます。
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※さすガねっと「Jプラン」は株式会社ジェイコムウエストが提供し、大阪ガス株式会社が取次事業者として販売しているインターネットサービスです。
スマートフォンのキャリア
docomo、au、Softbankといったスマートフォンのキャリアでは光回線の提供をはじめています。スマートフォンのキャリアで光回線を契約すればセット割引を受けられるのでお得になるでしょう。格安スマホの場合には光回線の提供がない場合がありますが、大手キャリアであれば特典のあるサービスを受けられます。スマートフォンと光回線の料金をトータルで抑えられる可能性があるので、提供されているプランを確認してみるのがおすすめです。
速度と安定性
光回線は安定した通信速度を保てることが重要です。最大1Gbpsの光回線では200Mbps~300Mbpsが実測値の目安です。環境によって光回線の速度は異なるので、十分な通信速度が出ているかどうかを測定して確認しましょう。大阪ガスのSPEED CHECKは簡単に通信速度をチェックできるWebサービスです。用途別にスピード評価を総合表示できるので、光回線の速度が十分に出ているかを確認したいときに活用しましょう。
関連リンク:スピードチェック|インターネット回線のスピードテスト(通信速度測定)
使用用途
光回線は使用用途によって要求されるスペックが異なります。光回線事業者によってサービスの内容や対応状況には違いがあります。通信速度が安定している、特定の時間に高い通信速度を実現できる、工事までにかかる時間が短いといった特徴を持っている業者もあるので、用途に合わせた選択をしましょう。短期間だけ光回線を利用したいときには違約金の有無も重要な項目です。
家庭用と法人向けの違い
光回線に家庭用プランと法人向けプランがあります。個人向けの場合には家庭で利用する上で十分な通信環境が提供されます。法人向けの光回線では通信の速度や安定性、セキュリティ対策やWi-Fi対応なども含めた対応を受けることが可能です。
よくある質問
Wi-Fiと光回線の違いは何
Wi-Fiと光回線は通信方法が異なります。Wi-Fiでは電波を使用して無線で通信する技術です。通信するためには別途回線が必要になります。光回線は光ファイバーによる伝送をする通信回線です。光回線でインターネット通信をするにはプロバイダーとの契約が必要です。光回線は有線で接続できますが、ルーターがあればWi-Fi環境も構築できます。
光回線の料金はいくら?
光回線の料金は月額3,000円〜6,000円程度が相場です。家庭用の光回線には戸建てタイプとマンションタイプがあります。戸建てタイプでは4,000円〜6,000円、マンションタイプでは3,000円〜5,000円が月額料金の相場です。法人向けの光回線ではスペックによる違いがありますが、月額4,000円〜6,000円のプランで利用するのが一般的です。
光回線とは何?
光回線とは光ファイバーをケーブルとして使用するインターネット回線です。光による情報の伝送をするため、従来のケーブル回線やADSLなどに比べて高速通信ができます。長距離の通信でも安定した通信ができるメリットもあります。家庭だけでなくビジネスでも活用されている近年主流のインターネット回線です。
まとめ
光回線は光によるデータの伝送によって、高速で安定した通信環境を構築できる通信回線です。光回線はNTTの提供するフレッツ光だけでなく、光コラボによるさまざまなサービスが登場しています。快適なインターネット通信環境を作りつつ、各社独自の特典を生かしてお得に利用することが可能です。通信データ量が大きくなっている現代では大容量で安定性がある光回線が役に立ちます。インターネット回線の見直しのときには光回線を検討しましょう。
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