防災性
運転イメージ
エネファームtype Sの発電中に停電が発生すると、自動で自立運転に切替。停電復旧時には、自動で通常運転に戻ります。
※自立運転時の発電出力は、お客さまがお使いの機器の電力量により変化します。 ※バックアップ熱源機が動作するのに必要な電力も含みます。 ※エネファームtype Sが発電していない時に停電になった場合は、自立運転に切り替わりません。
自立運転時のシステム
停電が発生しても自立運転で発電を継続します。
(系統電力=電力会社から電力消費者に届けられる電力) ※自立運転専用コンセントを商用電力線につなぐことはできません。 ※エネファームtype Sが発電していないときに停電になった場合は、自立運転に切り替わりません。 ※ガスの供給が停止している場合は、エネファームtype Sも停止します。
停電時の使用電力の目安
停電中でも、たとえばこんな暮らしが可能に。安心と快適をしっかり確保します。
※瞬間的に700Wを上回る電力負荷がかかるため、冷蔵庫、洗濯機、エアコン等はご使用いただけません。 ※数値は定格消費電力の一例です。実際の消費電力は、製品の種類、使用方法により異なります。 ※バックアップ熱源機の消費電力を含むため、実際に自立運転専用コンセントでご使用いただける発電出力が700W以下になる場合があります。(燃料電池発電ユニットとバックアップ熱源機をセットで設置した場合) ※断水時は給湯をお使いいただけません。 ※既設の給湯器へ後付けの場合は、停電時に給湯器をお使いいただけません。
ダブル発電でさらに安心
晴れた日の昼間は、太陽光発電とエネファームtype Sの自立運転で電力をまかない、曇りや雨の日や夜間は、エネファームtype Sの自立運転による電力を使用。ダブル発電なら、停電時にも電力をより安定して使用することができます。
※太陽光発電(自立運転)とエネファームtype S(自立運転)は、それぞれの独立した専用回路が必要です。
リモコン表示
電気使用量を確認できるので、発電量以下で使用機器を選択してください。
※500W発電時の表示例です。 (高出力モードでは最大約700W発電します。)
停電時にエネファームtype Sの電力をご利用いただくための注意事項
エネファームtype Sが発電していない時に停電になった場合は、自立運転に切り替わりません。
エネファームtype Sが発電していない場合
- マイコンメーターの安全機能確認により運転を停止させている場合(26日間連続運転した場合1日停止)。
- お客さまのリモコン操作(不在停止・手動停止)により運転を停止させ ている場合。
- 故障診断をしている場合。
- 夏期に外気温度が異常に高く、電気使用、お湯使用が少なく機器保護のために停止する場合。
- 電気使用量が少ない状態が長期間続いたため停止する場合。
- ガスの供給が停止している場合など。
自立運転に切り替わった後、エネファームtype Sの電力を
継続的に有効にご利用いただくために以下の点に注意してください。
- 電力使用が700Wを上回らないよう、リモコンで電力消費量を確認しながら電気製品を一つずつおつなぎください。消費電力が大きい(但し消費電力が700Wを超えない)負荷をご使用される場合は高出力モードに切り替えください。またお使いの機器の状態によっては自立運転時の最大出力が抑制される場合があります。
- 電子レンジ、ヘアドライヤーなど自立運転専用コンセントにつないだ際に消費電力が700Wを超えるものや、冷蔵庫、掃除機、洗濯機、エアコンなどの一時的に大電流が流れるような電気製品には対応できません。
- 消費電力が700Wを上回る場合(過負荷)は、自立運転専用コンセントからの電気の供給が一時停止(約90秒〜10分間)します。一時停止後に1回目は自動的に、2回目からはリモコン操作にて供給が再開します。
- 冬期にはエネファームtype Sが凍結予防運転に入る場合があります(リモコンにアイコンが表示されます)。その場合、自立運転専用コンセントから使用できる電力が少なくなります。
- 断水時は、給水・給湯栓を使用しないでください。使用された場合、発電出力が不安定になり、電気を供給できなくなる場合があり、機器が停止する場合があります。
- 電源が切れると生命、財産に損害を受ける恐れがある機器には接続しないでください。
- 自立運転中は貯湯タンクに発電時の排熱を貯めますが、熱を貯めきれなくなると浴槽へ40℃のお湯を20L(1回あたり)排出します。
- 停電してから約90秒後に自立運転の電力が使用できます。お客さまの電気使用状況や、機器の経年劣化により電気出力開始までの時間は変化します。(最長で約10分間)
計画停電が実施されることになった場合にご注意いただきたいこと
計画停電予定期間の2〜3日前に、エネファームtype Sのリモコンでマイコンメーターの安全機能確認による停止日を確認してください。計画停電予定期間中に停止日がある場合は、あらかじめ連続24時間以上、エネファームtype Sの発電を停止させてください。