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電気代を節約するポイントは?家電別・季節別に節電方法を紹介

2023/10/13

電気代を節約するポイントは?家電別・季節別に節電方法を紹介

電気代が高くなる場合は、家電の使い方などを見なおして節電を意識しましょう。使用電力量を減らすことで、支払う電気代を抑えることができます。

節電に取り組む際、全部の方法を実践するのは難しいため、電気代が高くなる原因を把握し、原因にあわせて節電効果を期待できる方法から試すのがおすすめです。

本記事では、電気代の節約ポイントを解説するため、ぜひ参考にしてください。

- 目次 -

電気代が高くなる原因は?

電気代が高くなる原因は?

電気代が高くなる主な原因は、以下2つです。

  • ●使用電力量の増加
  • ●電気料金単価の値上げ

電気代は次の計算式に基づいて算出されます。

  • ●電気代=基本料金または最低料金(円)+電力量料金(円)+燃料費調整額(円)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

電力量料金、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は、それぞれ「単価(円/kWh)×電気使用量(kWh)」で計算します。

電力量料金は、使用電力量に応じて電気料金単価が割高になる傾向があるため、電化製品の使い方を意識しない、あるいは使いすぎて使用電力量が増えてしまうと、電気代が高くなる可能性があります。

たとえば、夏や冬は冷暖房器具を使用する頻度が増えて、使用電力量が増加しやすいです。

また、ライフスタイルの変化も電気代に影響を与えます。仕事の関係でテレワークが多くなれば日中の使用電力量が増え、結婚や出産などでご家族が増えると使用する電化製品の数も多くなり、結果として1日の使用電力量は増えるでしょう。

契約している電力会社や電気料金メニューによっては、燃料費調整額や再エネ賦課金、電気料金単価の値上げなどによって、電気代が高騰する場合もあります。

燃料費調整額や電気料金単価の値上げを防ぐことはできませんが、使用電力量はポイントを見なおせば減らすことができるので、試してみましょう。

最も電気代が高い家電は?

家庭で使用される電化製品のなかで、最も電気代が高くなりやすいのはエアコンです。 次の表は、家庭における電気の使用割合の平均をまとめたものです。

家電製品電気の使用割合 の平均
エアコン38.3%
照明14.9%
冷蔵庫12.0%
テレビ・DVD8.2%
炊事7.8%
給湯3.1%
洗濯機・乾燥機 1.8%
パソコン・ルーター 0.7%
温水便座0.3%
待機電力4.0%
そのほか8.8%

季節や時間帯で使用割合が変化する場合もありますが、エアコン・照明・冷蔵庫の3つが電気の使用割合の60%以上を占めています。電気代を節約するポイントは使用電力量を減らすことなので、まずは電力の使用割合が高い電化製品の使い方から見なおしてみましょう。

【家電別】電気代の節約ポイント

前述した電気の使用割合をふまえて、電気代を節約するための家電の使い方のポイントを順番に解説します(※1)。

  • (※1)以下では節約できる電気代の目安を紹介していますが、実際の電気代は契約している電力会社や電気料金メニュー、電化製品の性能などによって異なるためご注意ください。

エアコンの電気代を節約するポイント

エアコンの電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●設定温度を下げすぎない、上げすぎない
  • ●カーテンを活用する
  • ●エアコンのフィルターを掃除する
  • ●室外機の環境を見なおす など

エアコンの電気代を節約するためには、冷房の設定温度を下げすぎない、あるいは暖房の設定温度を上げすぎないことが重要です。

たとえば、外気温度が31℃のときに冷房設定温度を27℃から1℃上げると、1年間で電気30.24kWhの省エネにつながり、電気代は約940円節約できる可能性があります。反対に、外気温度が6℃のときに暖房設定温度を21℃から1℃下げると、1年間で53.08kWhの省エネにつながり、電気代は約1,650円節約できる可能性があります(※2)。

エアコンの設定温度以外にも、室温を一定に保つ工夫が必要です。夏はレースのカーテンやすだれを用いて日差しをカットし、冬は床まで届く長い厚手のカーテンを使用して冷気を遮断してみましょう。暑さや寒さなどは窓や扉などの開口部から入り込むので、開閉の数を少なくしてカーテンを活用すれば、室内の温度を一定に保ちやすくなります。

また、エアコンのフィルターは月に1回か2回のペースで掃除するといいです。フィルターが目詰まりしていると冷房や暖房の効果が下がり、余分な電気代を使います。

たとえば、フィルターが目詰まりしているエアコンとフィルターを清掃したエアコンの電気代を比較すると、後者のほうが1年間で31.95kWhの省エネにつながり、電気代は約990円節約できる可能性があります(※3)。

そのほか、エアコンの室外機の環境を見なおすことも重要です。エアコンは室外機のまわりに物やごみがあると運転効率が下がってしまう可能性があるので、定期的に確認しましょう。

  • (※2)1kWhあたりの電気料金を27円とし、消費電力2.2kWのエアコンを1日9時間使用している場合です。
  • (※3)1kWhあたりの電気料金を27円とし、消費電力2.2kWのエアコンの場合です。

照明の電気代を節約するポイント

照明の電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●照明器具を掃除する
  • ●点灯時間を短くする
  • ●LED照明に切り替える など

照明器具が汚れると明るさが本来よりも減少するため、余分に照明の明るさをあげたり別の照明を点けたりしてしまう可能性があります。最低限の照明で過ごすためにも、照明器具の掃除はこまめにおこないましょう。また、点灯時間を短くすれば使用電力量が減り、電気代の節約につながります。

予算がある場合は、LED照明に切り替えることを検討してみましょう。LED照明とは発光ダイオードを用いた照明器具のことで、白熱電球や蛍光ランプに比べて消費電力が少ないです。たとえば、54Wの白熱電球から9WのLEDランプに交換した場合、1年間で90.00kWhの省エネにつながり、電気代は約2,790円節約できる可能性があります(※4)。

  • (※4)1kWhあたりの電気料金を27円とし、年間2,000時間使用した場合です。

冷蔵庫の電気代を節約するポイント

冷蔵庫の電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●無駄な開閉をしない
  • ●設定温度を控えめにする
  • ●食材を詰め込みすぎない など

冷蔵庫は、設定温度を維持するために電力を消費します。庫内の温度を安定させることで消費電力を減らすためには、短い時間で冷蔵庫を開け閉めし、何度も開けないように心がけましょう。

また、庫内の設定温度を控えめにすると消費電力を抑えられます。たとえば、周囲の温度が22℃のときに設定温度を中にすると、1年間で61.72kWhの省エネにつながり、電気代は約1,670円節約できる可能性があります(※5)。

ただし、設定温度を控えめにする場合は食材を詰め込みすぎないように注意してください。冷蔵庫に食材を詰め込みすぎると冷気の流れが悪くなり、庫内の温度を均一に保てないため、日ごろから庫内を整理する癖をつけるといいでしょう。

  • (※5)1kWhあたりの電気料金を27円とし、冷蔵庫の大きさは400L程度で、消費電力は年間200kWh程度の場合です。

テレビの電気代を節約するポイント

テレビの電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●省エネモードに設定する
  • ●主電源を切る
  • ●長期間使わないときはコンセントから抜く など

テレビを日常的に使用している方は、省エネモードを活用してみましょう。

たとえば、輝度を下げることで無駄な消費電力を減らすことができます。テレビの画面の輝度を下げると、1年間で27.10kWhの省エネにつながり、電気代を約840円節約できる可能性があります(※6)。

ほかにも、テレビの電源を切るときは主電源を切るようにし、長期間使わないときはコンセントから抜いて待機電力を減らすなどのポイントを実行してみましょう。

  • (※6)1kWhあたりの電気料金を27円 とし、32V型のテレビの輝度を最大から中間にした場合です。

炊飯器や電気ポットの電気代を節約するポイント

炊飯器や電気ポットの電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●長時間保温しない
  • ●使わないときはコンセントを抜く など

炊飯器で炊いたご飯は、そのまま長時間保温するよりも、一度冷凍してから電子レンジで温めなおしたほうが消費電力を抑えられる場合があります。炊飯器の機種によって異なりますが、保温するのは4時間を目安にしましょう。

電気ポットの場合も同じく、長時間保温するよりは再沸騰させた方が節約効果を期待できます。満タンの水を沸騰させて半分の量を使用後、6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温せず再沸騰させて使用した場合では、後者の方が1年間で107.45kWhの省エネにつながり、電気代は約3,330円節約できる可能性があります(※7)。

電気の使用割合で4.4%を占めていた待機電力を減らすためには、長時間使用しない家電のコンセントを抜くことが効果的です。これはほかの家電にも共通することなので、意識してみるといいでしょう。

  • (※7)1kWhあたりの電気料金を27円とし、容量2.2Lの電気ポットの場合です。

洗濯機・乾燥機の電気代を節約するポイント

洗濯機・乾燥機の電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●洗濯機・乾燥機の容量の80%程度を目安にする
  • ●部屋干しを活用する など

洗濯機や乾燥機は、少量を毎日洗ったり乾燥したりするよりも、洗濯物をまとめて回数を少なくしたほうが省エネにつながります。ただし、一度に入れる洗濯物の量が多すぎると効率が悪くなり、機械に負担をかけるので、洗濯物の量は洗濯機や乾燥機の容量の80%程度を目安にしましょう。

また、乾燥機だけで洗濯物をすべて乾燥させようとすると電気代が余分にかかってしまいます。

たとえば、乾燥機だけで洗濯物をすべて乾燥させた場合に比べて、自然乾燥を8時間おこなったあとに乾いていない洗濯物だけ乾燥機にかけた場合では、後者の方が1年間で394.57kWhの省エネにつながり、電気代は約12,230円節約できる可能性があります(※8)。

衣類やシーツなどを乾かす際は、自然乾燥や部屋干しも活用してみましょう。

  • (※8)1kWhあたりの電気料金を27円とし、2日1回使用した場合です。

温水洗浄便座の電気代を節約するポイント

トイレの温水洗浄便座の電気代を節約する際のポイントは以下のとおりです。

  • ●温水機能をオフにする
  • ●フタを閉める など

1日にトイレを利用する時間は短いですが、温水機能がオンになっていると、いつでも使えるように便座や洗浄水を温め続けます。そのため、夏はなるべく温水機能を切り、冬はタイマーや節約機能を活用しましょう。

【季節別】電気代の節約ポイント

【季節別】電気代の節約ポイント

以下では、電化製品の中でも電力割合が最も高いエアコンの電気代を節約する方法を、夏と冬に分けて順番に解説します。

夏の節電術

夏の節電術は以下のとおりです。

  • ●エアコンの設定温度を上げる
  • ●カーテンやすだれを設置する
  • ●冷蔵庫の温度設定を下げる など

先述したように、家庭で使用している電化製品のなかで電力割合が最も高いのはエアコンです。そのため、夏の電気代を節約するなら、まずエアコンで室内を冷やしすぎないように工夫するといいでしょう。

たとえば、エアコンの設定温度を普段より1℃上げて、外の熱で室温が高くならないようにレースのカーテンを引き、すだれなどを設置してみましょう。また、冷蔵庫の温度設定を下げると無駄な消費電力を減らせます。

冬の節電術

冬の節電術は以下のとおりです。

  • ●エアコンの設定温度を下げる
  • ●温風は下に向ける
  • ●カーテンを厚手の物に変える
  • ●断熱シートやフィルムをはる など

冬は、エアコンで室内を暖めすぎないように設定温度を普段より1℃下げてみましょう。また、エアコンを使用する際は噴き出し角度を下に向けることで、温風が足もとまでしっかりと届き、効率よく部屋が暖まります。

外の寒さが入ってこないように厚手のカーテンに変えたり、断熱シートや遮熱フィルムなどを窓にはったりするのもおすすめです。

電気代の節約を目指すなら「大阪ガスの電気」節電オプションがおすすめ!

電力会社や料金メニューを見なおすことで、根本から電気代を安くすることができる場合もあります。

たとえば大阪ガスの場合、「大阪ガスの電気」ご契約者さま限定の節電オプションサービスがあります(※9)。エントリーして、毎年夏季・冬季の指定時間帯での節電に成功すると、「スマイLINKボーナス」または「マイ大阪ガスポイント」を1kWhの節電につき10ポイント進呈します。「スマイLINKボーナス」はスマイLINK内でのお買い物などに使え、「マイ大阪ガスポイント」は別のポイントサービスと交換可能です(※10)。

「大阪ガスの電気」節電オプションを活用し、無理のない範囲で節電をはじめてみましょう。

各種適用条件やご注意事項などの詳細は、下記をご確認ください。

  • (※9)特典の受け取りには電気申込みに加えて、マイ大阪ガス本会員登録が必要です。
  • (※10)マイ大阪ガスポイントは、大阪ガスのガスまたは電気をお使いの本会員の方(取次事業者とご契約の場合は対象外)かつ口座振替またはクレジットカード払いの方が対象となります。

まとめ

電気代を節約するなら、まずは電気の使用割合が高いエアコンや照明など、家電の使い方を見なおすのがおすすめです。

節電だけで電気代の節約が難しい場合は、電力会社や電気料金メニューの切り替えも検討しましょう。

たとえば大阪ガスの場合は、「大阪ガスの電気」節電オプションにエントリーして節電することで、電気代を節約しながら「マイ大阪ガスポイント」などのポイントをためることができます。

毎月の電気代を抑えたいとお考えの方は、オプションサービスやポイント制度などを活用し、無理のない範囲で電気代の節約をはじめてみましょう。

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