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引越し時に冷蔵庫の電源を切るタイミングは?当日でもOK?運搬時の注意点も解説

2023/11/10(更新日:2024/2/29)

引越し時に冷蔵庫の電源を切るタイミングは?当日でもOK?運搬時の注意点も解説

「引越しの時に冷蔵庫の電源はいつ切ればいいのだろう?」

「冷蔵庫の電源は当日に切ってもいいのかな?」

引越しの時に冷蔵庫の電源を切るのは必須ですが、いつ切ればいいのか悩む人も多いですよね。

結論から言うと、冷蔵庫の電源は前日までには切っておくようにしましょう。
なぜなら、引越し前には冷蔵庫の「霜取り」と「水抜き」という作業をおこなう必要があるからです。

霜取りには時間がかかり、運び出す直前に冷蔵庫の電源を切っても間に合わない可能性があるため、前日に電源を切って時間に余裕を持っておくようにしましょう。

この記事では、引越し前に冷蔵庫の電源を切るタイミングや引越し後に電源を入れるタイミングなどを解説します。引越し前後の作業や運搬時の注意点も紹介するので、引越しを控えている方は、ぜひ参考にしてください。

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- 目次 -

引越し前に冷蔵庫の電源を切るのは何時間前?

引越し前に冷蔵庫の電源を切るのは何時間前?

引越し前には、冷蔵庫の電源を切って霜取りと水抜きをおこなう必要があります。

冷蔵庫の電源の切り方はコンセントを抜くだけです。
引越しで冷蔵庫を運び出す時間の24時間前まで、遅くても15時間〜16時間前までに切っておくようにしましょう。

古い冷蔵庫は霜が厚く、霜取りにより時間がかかる場合があるので、24時間前に電源を切っても霜が残っている場合があります。

使っている冷蔵庫が古い場合は、35時間以上前など、早めに切るようにしましょう。

霜取りが終わったら、蒸発皿にたまった水を捨ててから運搬をはじめます。

なお、冷蔵庫の電源を切るタイミングや、霜取り、水抜きの方法は、メーカーや機種によって異なります。詳しくはメーカーのホームページや取り扱い説明書をご確認ください。

引越し前に冷蔵庫の電源を切る前後の手順

引越し前に冷蔵庫の電源を切る前後の手順は、以下のとおりです。

  • ●電源を切るまでに冷蔵庫内の食品を消費する
  • ●引越し当日までに冷蔵庫内の「霜取り」と「水抜き」を終わらせる
  • ●引越し当日は冷蔵庫を掃除する

上記を順番に解説します。

電源を切るまでに冷蔵庫内の食品を消費する

電源を切った冷蔵庫内に長期間食品を放置すると、当然食品が傷んでしまいます。食品を無駄にしないためにも、電源を切るまでに計画を立てて、可能な限り食品を消費しておきましょう。

どうしても消費しきれなかった食品は、引越し前に処分するか、一時的に保冷剤を入れたクーラーボックスに保存する方法もあります。

ただし、一般的にクーラーボックスは食品の長期保存に向いていないため、傷みやすい食品から順に消費しておく、などの工夫をするのが望ましいです。

引越し当日までに冷蔵庫内の「霜取り」と「水抜き」を終わらせる

冷蔵庫や冷凍庫の内部には霜がついている場合があります。
搬出の際に霜がついたままだと、溶けて水が漏れてしまい故障に繋がってしまうかもしれません。
そのため、「霜取り」と「水抜き」をおこなう必要があります。

霜取りとは、冷蔵庫の電源を抜いて霜が溶けきるまで待つ作業のことです。冷蔵庫の機種や設置場所、季節によっては、15時間〜24時間以上かかる場合があるため、運び出す時間の24時間前を目安に電源を切りましょう。

水抜きとは、霜取りが終わって排水が排水皿にたまった水を捨てることです。

冷蔵庫によって霜取りや水抜きの方法は異なる場合があるので、詳しい手順は、事前にメーカーのホームページや取り扱い説明書などを確認しましょう。

最新機種は霜取りが不要な場合もある

最新の冷蔵庫の中には、霜取り機能がついているものもあります。
その場合は霜取りが不要なるため、電源を切るのは引越しの当日でも構いません。
自分が使っている冷蔵庫に霜取りが必要かどうかは、取り扱い説明書を確認しておきましょう。

引越し当日は冷蔵庫を掃除する

水抜きが終わったら、最後に冷蔵庫内に食品などが残っていないか確認し、次の手順で掃除をおこないましょう。

  • 1. 薄めた中性洗剤を浸した布巾やスポンジで冷蔵庫内を拭く
  • 2. 乾いた布で冷蔵庫内を拭く
  • 3. やわらかい布にぬるま湯を含ませてドア表面や側面などを拭く
  • 4. 乾いた布でドア表面や側面などを拭く
  • 5. はたきやウエットシートで背面や電源プラグのホコリを取る

なお、使う洗剤や掃除用品によっては、冷蔵庫のドアや塗装面、プラスチックなどを傷つけてしまうおそれがあります。以下にあげるようなものは、できるだけ使わないようにしましょう。

  • ●アルカリ性、弱アルカリ性の台所用洗剤(中性以外)
  • ●ガラス用洗剤
  • ●塩素系漂白剤
  • ●みがき粉、クレンザー、研磨剤
  • ●粉石けん
  • ●ベンジン、シンナー、アルコール
  • ●重曹
  • ●クエン酸、お酢
  • ●熱湯
  • ●たわし、研磨スポンジ
  • ●化学ぞうきん

引越し後に冷蔵庫の電源を入れるタイミングとポイント

引越し後に冷蔵庫の電源を入れるタイミングは、冷蔵庫のメーカーや機種によって異なります。

状況によっては、運搬中の振動により冷蔵庫が揺れ、内部のコンプレッサーが不安定な状態で作動させると、故障の原因になる可能性があります。

そのため、冷蔵庫を設置した後は5〜10分ほど経ってから電源を入れるのが望ましいです。

すぐに電源を入れて問題ない場合もありますが、念のため、メーカーのホームページや取り扱い説明書などを確認したうえで、適切なタイミングで電源を入れるようにしましょう。

また、冷蔵庫の電源を入れたあとは、以下のことを意識してください。

  • ●冷蔵庫から水漏れしていないかを確認する
  • ●電源を入れて冷蔵庫が冷えてから食品を入れる

上記を順番に解説します。

冷蔵庫から水漏れしていないかを確認する

運搬中の事故や振動で冷蔵庫が故障している可能性があるので、電源を入れた後は、水漏れが起きていないか確認しましょう。

水漏れが発生していないか、確認すべき箇所は以下のとおりです。

  • 設置場所の床や冷蔵庫の背中
  • 給水タンク
  • 製氷室(自動製氷機)
  • 野菜室

場所によっては結露が発生しやすい場合があるので、濡れているから水漏れしているとは限りません。冷蔵庫内外に、布で拭き取ると絞れるほどの水があるときは、メーカーに相談しましょう。

電源を入れて冷蔵庫が冷えてから食品を入れる

冷蔵庫を設置して電源を入れても、すぐに冷えるわけではありません。冷蔵庫内が十分に冷えるまでには、約4時間〜半日以上かかることもあります。

冷蔵庫の機種や設置状況、季節にもよりますが、特に夏場などは運搬中に冷蔵庫内が高温に達しており、完全に冷えるまでに1日以上かかる場合もあるため、注意しましょう。クーラーボックスで食品を保存する方は、保冷剤を多めに入れておくといいでしょう。

引越し時の冷蔵庫の運搬に関する注意点

引越し時の冷蔵庫の運搬に関する注意点

引越し時の冷蔵庫の運搬で注意すべき点は、以下のとおりです

  • ●搬入経路を計測する
  • ●冷蔵庫の設置場所を確保できるか確認する
  • ●ドアや庫内の棚などをテープで固定する
  • ●冷蔵庫を横向きにしない

順番に解説します。

搬入経路を計測する

引越しする際は、冷蔵庫のサイズを計測し、事前に引越し先の搬入経路などのシミュレーションをしておくといいでしょう。特に、次のポイントの確認は重要です。

  • ●建物や部屋のコーナーを曲がり切れるか
  • ●階段の踊り場で向きを変えられるか
  • ●エレベーターは使用できるか

手すりや突起物の位置もチェックしておきましょう。
引越し当日に冷蔵庫が入らないことがわかった場合、想定外の出費となってしまうかもしれません。

冷蔵庫の設置場所を確保できるか確認する

引越し前には、引越し先に冷蔵庫を設置する十分なスペースとコンセントがあるか確認し、設置場所を考えましょう。

丈夫で水平な床面の上に設置するのはもちろんのこと、冷蔵庫の左右や上部には放熱スペースを確保する必要があります。

冷蔵庫は、庫内を冷やすために庫外に熱を逃がしますが、壁や障害物が近すぎると十分に放熱できず、庫内が冷えるまでに時間がかかってしまう可能性があります。

一般的には、冷蔵庫の左右に0.5cm〜10cm、上部に5cm〜10cmの放熱スペースが必要といわれています。ただし、冷蔵庫のサイズや設置場所の環境などによっては、さらに放熱スペースが必要になるので、詳しくはメーカーのホームページや取り扱い説明書などを確認しましょう。

あらかじめコンセントの位置を確認し、設置場所を決めておけば、引越し当日もスムーズに運搬できます。

ドアや庫内の棚などをテープで固定する

冷蔵庫を運び出す際は、ドアや冷蔵庫内の棚などをテープで固定しましょう。テープで固定しないと、運搬中にドアが突然開いたり、棚板が外れて割れたりする危険性があります。

引越し当日に困らないよう、固定する際に使う養生テープなどは、事前に用意しておくといいでしょう。引越し業者に依頼する場合は、業者が用意してくれる場合もあります。

冷蔵庫を横向きにしない

冷蔵庫を車に積み込む際は、横向きにして運ばないように注意しましょう。
冷蔵庫の背中ではなく底面を下に向け、立てた状態でロープやベルトなどを使って、しっかりと固定します。

冷蔵庫を横向きにすると、車の振動で圧縮機内のオイルが冷却システムに流れ込み、故障する可能性があります。

引越し業者に依頼せずご自身で運搬作業をおこなう場合は、特に注意しましょう。

ただし、搬出時や搬入時など、一時的に横向きにして運ぶ程度なら問題ありません。

引越しを機に古い冷蔵庫を処分する方法

冷蔵庫は、家電リサイクル法により、粗大ごみとして処分できません。

そのため、古い冷蔵庫は以下の方法で処分しましょう。

冷蔵庫の処分方法 概要
家電量販店に引き取ってもらう
  • ・新しい冷蔵庫を購入する際に、家電量販店に処分を依頼する
  • ・リサイクル料金や収集運搬料金が必要
指定取引場所に持ち込む
  • ・市内や近郊の指定引き取り場所へ、自身で運搬する
  • ・リサイクル料金が必要
回収業者に依頼する
  • ・家電の回収サービスを提供している業者に依頼する
  • ・リサイクル料金や収集運搬料金、手数料などが必要
リサイクルショップに引き取ってもらう
  • ・家電製品の買い取りをおこなっている業者に売る
  • ・冷蔵庫によっては買取金が発生し、収入となる可能性がある
下取りに出す
  • ・新しい冷蔵庫を購入する際に、小売店に古い冷蔵庫を売却する
  • ・新しい冷蔵庫の販売価格が割引になる可能性がある

なお、冷蔵庫を処分する際も、霜取りと水抜きは事前におこなっておきましょう。

まとめ

冷蔵庫の運搬時には、事前に霜取りや水抜きをおこなう必要があるので、運び出す24時間前には電源を切っておきましょう。冷蔵庫を引越し先で使用するまでの手順を確認したうえで引越しすると、スムーズです。

引越しの際は、霜取りや冷蔵庫内が冷えるまでにかかる時間を合わせて、冷蔵庫の電源を切ってから再び使用できるまでに30時間〜40時間以上かかる可能性があります。直前にあせることのないよう、引越し日が決まった段階で計画を立てておくといいでしょう。

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