引越し見積もり後の断り方のマナーとは?トラブルを回避する方法を解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
引越し見積もりをもらった後の断り方は悩ましいものです。
見積もりを断るタイミングや、電話・メールでの適切な伝え方がわからず、気まずい思いをした経験がある方も多いでしょう。
本記事では、業者との良好な関係を保ちながら、スムーズに見積もりを断る方法について解説しています。
また、万が一のトラブルにも適切に対応する方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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基本情報
| 提携業者 | アート引越しセンター、アリさんマークの引越し社など |
|---|---|
| 対象エリア | 全国 |
| 運営企業 | 大阪ガスマーケティング株式会社 |
使い方
| STEP① | 一括見積りを依頼 |
|---|---|
| STEP② | 引越し会社からの連絡 |
| STEP③ | 引越し業者を決定 |
目次
引越し見積もり後の断り方

引越し業者に見積もりを依頼した後、他の業者に決定したり急な事情で引越しを取りやめたりする場合があります。
しかし、正しい断り方を知らないと業者とのトラブルや営業電話が続く原因にもなりかねません。
状況に応じて、適切な断り方をする必要があります。
具体的な状況別の断り方は以下のとおりです。
- 一括見積もり後の断り方
- 訪問見積もり後に他社に決めた場合の断り方
- 契約後の断り方
- 緊急時の断り方(入居契約白紙・急な入院等)
それぞれ解説していきますので、参考にしてください。
一括見積もり後の断り方
引越し一括見積もりを利用すると、短期間で複数の業者から連絡が来ますが、利用しない業者には、必ず断りの連絡を入れるようにしましょう。
連絡しないまま放置すると、業者側から何度も電話やメールで意思確認や営業の連絡が来る可能性があり、余計なストレスにつながります。
連絡の方法としては、個別に電話やメールを入れるのが一般的ですが、忙しい方はメールで一斉送信することも可能です。
その際には「他の業者に決めました」「予算が合わず今回は見送ります」といった明確で簡潔な理由を伝えると、業者からの再交渉を防げます。
誠実で丁寧な言葉で連絡を入れると、相手方の気分を害せず、余計なトラブルを未然に防げるのでぜひ実践してください。
訪問見積もり後に他社に決めた場合の断り方
訪問見積もり後、別の引越し業者のほうが条件がよいため他社で契約を決めた場合、断りの連絡は早めにしましょう。
引越し業者も見積もりを行った以上、その日程や人員・トラックなどの準備をしている可能性があるため、早めの連絡が親切です。
また、断りの際は、「別の業者の料金が安かった」など価格面での理由を伝えると、値下げ交渉されてしまう可能性があるので避けるほうがよいでしょう。
具体的ではなくても、「家族と相談して他社に決定しました」「条件面で今回はご縁がありませんでした」といった、納得できる理由を伝えるのがおすすめです。
断りの連絡は訪問後1週間以内を目安に早めに伝え、引越し業者が次の仕事を調整しやすくなるよう心がけるとよいでしょう。
さらに詳しく訪問見積もりの注意について知りたい方は、あわせて以下の記事もご覧ください。
契約後の断り方
引越し業者と契約を結んだ後に、何らかの事情でキャンセルが必要になることもあります。
その場合、見積もり時とは異なり、キャンセル料が発生する可能性があるため注意が必要です。
標準引越運送約款によると、引越し日の前日や当日など引越し日が近づくにつれてキャンセル料の割合が高くなり、最大で引越し料金の50%を請求されます。
キャンセルが決まったら可能な限り早めに電話かメールで業者へ連絡し、丁寧にキャンセル理由を伝えましょう。
また、段ボールをすでに受け取っている場合は返却時に費用がかかるケースもあるので、段ボールについても業者に確認しておくことが重要です。
緊急時の断り方(入居契約白紙・急な入院等)
急な入院や転勤の取りやめなど、予測できない緊急事態が発生した場合には、落ち着いて引越し業者に事情を説明しましょう。
緊急時の断りでは、一刻も早く引越し業者に事情を知らせると、キャンセル料が発生しないケースや低額で済むケースも多くあります。
引越し業者は予約を基にトラックや人員を手配しているため、突然のキャンセルでも、正直に事情を話すことで理解を得られやすくなります。
電話で直接伝えた後、後日のトラブルを防ぐために、必ずメールでも記録を残すようにしましょう。
万が一、引越し業者側からキャンセル料を請求される場合でも、速やかな連絡と誠意ある説明を心がければ金額交渉がスムーズになる可能性が高いです。
引越し見積もり後の電話・メールでの断り方

引越し業者に見積もり後、契約しない引越し業者には電話やメールで丁寧に断りを伝える必要があります。
しかし、伝え方によっては相手を不快にさせたり、営業の再連絡がくる恐れもあります。
電話・メールそれぞれの適した状況や失礼にならない方法、注意点は以下のとおりです。
- 電話での断り方
- メールでの断り方
それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
見積もりの電話の仕方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
電話での断り方
電話で引越し業者に断りを入れる場合は、引越し業者の営業時間内を選んで電話することが基本です。
電話に出た担当者に、丁寧な挨拶と見積もりを出してもらったお礼を伝えましょう。
その後「検討の結果、他社にお願いすることになりました」と簡潔に伝え、詳細な理由は避けることをおすすめします。
詳しい理由を伝えると営業担当者が値引きなど再交渉を始める可能性があるためです。
最後は相手に理解してもらったことを確認した上で、「機会があればまたお願いします」といった言葉を付け加えると丁寧な印象になります。
また、念のため電話日時と担当者名も記録しておくと万が一のトラブル予防になり、安心です。
メールでの断り方
メールでの断りは、直接電話で話すことに抵抗を感じる人や、日中仕事で電話に出る時間がない人におすすめです。
メールでは最初に件名を「引越し見積もりについてのお返事」などと簡潔でわかりやすい表現にするとよいでしょう。
本文ではまず、見積もりを作成してくれたことへの感謝を述べ、次に「他社にお願いすることにしました」と簡潔に断りの意思を伝えます。
金額や条件の詳細に触れると営業担当者が再交渉しようとするため、詳細は伝えないように注意しましょう。
具体例は以下のとおりです。
このたびは迅速に見積もりをご提出いただき、誠にありがとうございました。 慎重に検討させていただいた結果、大変恐縮ですが今回は他社へお願いすることにいたしました。
最後には「またの機会にお願いしたいです」と前向きな表現で締め、相手に対してよい印象を残すように心がけるとトラブルを防げます。
引越し見積もり後に断る際のマナー

引越しの見積もりを依頼した後に断る場合は、基本的なマナーを守ると親切な対応になります。
引越し業者も予定を調整するため、可能な限り早めに断りの連絡をするようにしましょう。
また、見積もり作成には引越し業者の手間がかかっているため、見積もりを出してくれたことに対する感謝の気持ちを伝えることも欠かせません。
断りの理由については細かく伝える必要はありませんが、「他社に決定した」「予算と合わなかった」など簡単かつ明確に伝えることで、再交渉やトラブルになることを避けられます。
引越し見積もり後の確認しておきたいこと

引越しの見積もりをもらった後は、契約する前に必ず確認しておくべきポイントがいくつかあります。
とくにキャンセル料がかかるかどうか、段ボールの返却条件や追加料金の有無などを知らないと、後から余計なトラブルに巻き込まれかねません。
引越し見積もり後に確認すべき内容とトラブルを避けるための注意点は以下のとおりです。
- キャンセル料が発生するかどうか
- 段ボールを回収してくれるかどうか
- 追加料金が発生するかどうか
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
キャンセル料が発生するかどうか
引越しをキャンセルする場合、見積もりをもらっただけではキャンセル料は通常かかりません。
ただし、正式に契約を結んだ後はキャンセル料が発生する場合があります。
国土交通省の標準引越運送約款によると、引越し当日にキャンセルすると最大で見積料金の50%の料金がかかります。
たとえば、実際に「引越し日を勘違いしていた」という理由で当日にキャンセルしたケースでは、多額のキャンセル料を支払うことになりました。
トラブルを避けるためには、契約前にキャンセル規定を引越し業者にしっかり確認しておき、キャンセルするなら早めに連絡を入れましょう。
標準引越運送約款に基づいたキャンセル料について以下の表をご覧ください。
| 解約・延期のタイミング | 請求手数料(見積書に記載の運賃の割合) |
|---|---|
| 受取日前々日 | 20%以内 |
| 受取日前日 | 30%以内 |
| 受取日当日 | 50%以内 |
解約や延期の連絡は、電話だけでなくメールなど記録に残る方法で行い、やり取りを保存しておくことも重要です。
キャンセル時にすでに梱包資材を受け取っている場合は、資材の費用を請求される可能性があるので、追加費用の有無も事前に引越し業者へ確認しておきましょう。
段ボールを回収してくれるかどうか
引越し業者の多くは、契約後に無料で段ボールを提供していますが、その回収には条件があります。
一般的に「引越し後1ヶ月以内なら無料で回収する」といったルールが設けられていますが、期限を過ぎると有料になるケースが多いため注意が必要です。
実際に「無料期間を過ぎてしまい有料になった」「荷物が増えて追加の段ボールを頼んだら別途料金がかかった」といったトラブルも報告されているので、引越し業者別にまとめた以下の表を参考にしてください。
| 引越し業者 | サービス有無(無料/有料) | 回収条件(回数・予約・期限など) | 回収費用 |
|---|---|---|---|
| アート引越センター | 有料サービスあり |
引越し後、不要になった自社提供の段ボール等梱包資材を回収可能 引越し後3か月以内を目安に要申し込み 何度でも依頼可能(※2回目以降も料金発生) 申し込みは引越マイページまたは担当支店への電話連絡で予約 |
3,000円(税込)/回 |
| サカイ引越センター | 有料サービスあり | 引越し後に電話予約すれば資材回収対応
回数制限の記載はなく、複数回依頼も可能(料金必要) 依頼は担当支社またはフリーダイヤルへ電話 |
3,300円(税込)/回 |
| アーク引越センター | 無料サービスあり | 引越し後の使用済み段ボールを無料回収するサービスあり
事前に営業担当へ回収希望を伝えておく必要あり(一部地域は対象外のため要確認) 原則1回の回収サービス |
無料(回収費用なし) |
| 日本通運(NX) | 無料サービスあり(条件付き) | 見積もり時に予約必須
基本的に1回限り使用済み資材を回収 ※「単身パック当日便」は1回の資材回収が無料サービスに含まれる 複数回希望の場合は追加料金で対応可 回収期限は、単身パック当日便で引越後1か月以内、その他のサービスでは3か月以内 |
無料(1回目)※2回目以降は有料(追加料金) |
| アリさんマークの引越社 | 有料サービスあり | 引越し後に連絡すれば自社エリア内にて使用済み段ボールを回収対応。
回収の依頼回数に制限はとくに記載なし(依頼ごとに都度料金発生)。 荷解きが終わった段階で電話連絡し予約。 |
3,300円(税込)/回 |
| ハート引越センター | 無料サービスあり | 引越し後の使用済み段ボールを無料回収してもらえる(全プラン対象)。
ただし原則1回まで無料。 引越当日に回収を依頼し、後日追加で回収を頼むと2回目以降は有料対応。 荷解き完了後、早めに電話連絡し回収予約するのがおすすめ。 |
無料(1回目)※2回目以降は有料(要問い合わせ) |
詳しく詳細を知りたい方は見積もりの際に、回収の可否や条件について担当者に尋ね、余計な費用を発生させないようにしましょう。
追加料金が発生するかどうか
引越し当日に見積もりに含まれていない作業が発生した場合、追加料金がかかることがあります。
具体的には以下のとおりです。
- エレベーターがない建物での階段作業
- トラックから家までの距離が遠い場合
- 早朝や夜間作業など
事前の見積もりで上記の内容をしっかり伝えていなかったことで、追加料金が当日に数万円発生した例もあります。
追加料金を避けるためには、見積もり時に荷物量や搬入・搬出経路を細かく説明して、最初から正確な見積もりをもらうことが重要です。
万が一のトラブルを防ぐためにも、事前確認は丁寧に行いましょう。
引越し見積もり後のしつこい営業への断り方

引越しの見積もりを取った後、業者から何度も連絡がきて困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
とくに相手とのトラブルを避けたい方にとっては、断ることがとてもストレスになってしまいます。
以下の具体的な対処法について解説し、安心して断れるようサポートします。
- 着信拒否や迷惑電話への登録をする
- はっきりと引越しが不要になったと伝える
- 本社や消費生活センターに相談する
それぞれ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
着信拒否や迷惑電話への登録をする
引越し業者からの営業電話があまりにもしつこい場合には、電話の設定を使って着信拒否することも検討しましょう。
iPhoneやAndroid、または固定電話でも着信拒否や迷惑電話登録といった機能を利用して、ストレスを減らせます。
たとえば、iPhoneなら電話履歴から着信拒否設定を簡単に行え、Androidでも通話履歴からワンタッチで登録が可能です。
また、迷惑電話防止アプリを入れると、引越し業者の番号を自動で迷惑電話リストに追加できるので営業電話を防げます。
固定電話の場合でもNTTなど電話会社に依頼すれば特定の番号からの着信を拒否できるため、安心して断れます。
はっきりと引越しが不要になったと伝える
何度も業者から連絡が来るときは、あいまいな返事をせず、はっきりと「引越しの予定がなくなりました」と伝えることが大切です。
引越し業者は契約できる可能性がある限り営業を続けてくるので、断る意思を明確に伝えると、それ以上しつこく連絡してくることはほとんどありません。
また、断る際に「すみませんが、もう連絡しないでください」とはっきり伝えることも重要です。
明確な意思表示をすると、引越し業者も次の営業に切り替えやすくなり、トラブルを防げます。
断るのが苦手な人ほど、勇気を出してはっきり伝えることを意識しましょう。
本社や消費生活センターに相談する
営業電話を断っても続くような悪質な場合には、引越し業者の本社や公的機関である消費生活センターへの相談も検討しましょう。
消費生活センターは地方自治体が設置している相談窓口であり、しつこい営業電話や契約に関するトラブルについてアドバイスや支援を行っています。
電話で相談すると、具体的な対応方法を教えてもらえたり、場合によっては引越し業者へ直接連絡を取って解決してくれる場合もあります。
実際に相談をしたことで引越し業者からの連絡が止まった事例もあるので、一人で悩まず、困ったときは積極的に活用してみましょう。
まとめ

引越しの見積もりを断る際のマナーや具体的な方法について、さまざまな状況に応じて詳しく解説しました。
見積もりの断りは気が引けるかもしれませんが、適切な方法で伝えることで、業者との良好な関係を保ちながら、スムーズに対応できます。
これから見積もりを取る予定の方はもちろん、すでに見積もりを取得済みで他社への依頼を決めた方や、引越し計画に変更が生じた方にもこの記事が参考になれば幸いです。
状況に合った断り方を実践し、引越し準備をスムーズに進めましょう。
また、引越し一括見積もりサイトを活用すれば、複数の業者を比較しながら自分に合ったプラン・料金が見つけられます。
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