楽天証券のNISAのはじめ方|NISAの買い方や注意点についても解説
編集者:【大阪ガス】Daigasコラム編集部
楽天証券でNISAをはじめたいと思っていても、何からはじめればいいのか迷っていませんか。
NISAはメリットの大きい制度ですが、口座開設の手続きなどが難しく感じることも少なくありません。また、口座を開設したあとも、どの商品を選び、どのように積立を設定すればいいのか悩む人もいるでしょう。
この記事では、楽天証券でのNISAのはじめ方をステップ形式でわかりやすく解説します。口座開設から買い方、注意点まで理解でき、安心して資産形成をスタートできるようになります。
目次
楽天証券のNISAとは

楽天証券のNISAとは、楽天証券が提供する少額投資非課税制度(NISA)に対応した非課税投資口座のことです。
楽天証券でNISA口座を開設すると、通常の課税口座とは別に非課税枠で投資ができ、運用で得た利益を税金なしで受けとれます。NISA口座は、楽天証券の総合取引口座を開設する際に同時に申し込めるほか、すでに口座を持っている人でも追加で開設可能です。
楽天証券のNISA口座は、クレジットカード積立にも対応しており、積立額に応じてポイント還元を受けられる点も魅力です。また、投資信託、国内株式、米国株式、ETFなど幅広い商品に投資できる点も大きな特徴です。
楽天証券の口コミや評判については、以下の記事を参考にしてください。
楽天証券でのNISAのはじめ方【3ステップ】

楽天証券でNISAをはじめる流れは、以下の3つのステップです。
- 【ステップ1】口座開設
- 【ステップ2】初期設定
- 【ステップ3】商品購入
手続きは基本的にすべてオンラインで完結し、スマホ・PCのどちらからでも可能です。
【ステップ1】口座開設の流れ
まずは以下の手順で口座開設を進めます。
- 楽天証券の口座開設を申し込む
- NISA口座を同時に申し込む
- 本人確認と税務署の審査を完了する
1.楽天証券の口座開設を申し込む
楽天証券の口座開設は、公式サイトの「口座開設」からはじめます。メールアドレスを登録し、届いた案内メールに記載されたURLから申込手続きを進めましょう。
申込時には、氏名・住所・職業などの情報を入力します。すでに楽天会員の人は、楽天IDでログインして申し込むことで、一部の情報入力を省略できます。
口座開設時に必要な本人確認の方法は、以下の3種類です。
|
本人確認方法 |
必要なもの |
口座開設完了までの日数 |
特徴 |
|---|---|---|---|
|
スマホ撮影 |
マイナンバーカードor運転免許証 |
最短翌営業日 |
スマホのみで手続きが完了 |
|
アプリでマイナンバーカードを読み取る |
マイナンバーカード |
最短翌営業日 |
スマホアプリのインストールが必要 |
|
書類アップロード |
マイナンバーカード、運転免許証、住民票の写しなど |
約5営業日 |
PCでも手続きが可能 |
出典:楽天証券「口座開設から手続きまで」
スピーディーに進めたいならスマートフォンを使った本人確認がおすすめです。
2.NISA口座を同時に申し込む
楽天証券でNISAをはじめたい場合は、総合取引口座の申し込みとあわせてNISA口座も同時に申請しておくのがおすすめです。申込フォーム内で「NISA口座を開設する」項目を選ぶことで、まとめて手続きを進められます。
他社でNISA口座を持っていない場合は、これで申し込みは完了し、税務署の審査に進みます。なお、本人確認で運転免許証を提出している場合は、初期設定でマイナンバーの登録が完了後、税務署の審査に進みます。
他社でNISA口座を持っている場合は、以下の手順で金融機関の移管手続きが必要になります。
- NISA口座がある金融機関で「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を取得
- SBI証券で上記を提出し、変更申請をする
NISA口座の変更には数週間かかることがあります。
3.本人確認と税務署の審査を完了する
提出した本人確認書類をもとに、楽天証券側で証券口座の確認手続きが進められます。証券口座自体は最短翌営業日に仮開設となり、取引をはじめられます。
ただし、正式にNISA口座として利用するには、税務署による審査を通過する必要があります。審査には通常1ヶ月程度かかります。
もし税務署の審査で否認された場合は、仮のNISA口座は無効となり、すでにおこなった取引は一般口座での取引として扱われます。そのため、利益が出ている場合は課税対象になる点に注意が必要です。
【ステップ2】初期設定方法
口座開設とNISA口座の申請が完了したら、次は投資をはじめるための初期設定を進めましょう。
- 暗証番号を登録する
- 勤務先情報・投資目的などを登録する
- 入金方法を設定する
1.暗証番号を登録する
楽天証券にログインしたら、まず取引に必要な取引暗証番号を登録します。取引暗証番号は、商品を購入するときや各種手続きをおこなうときに必要になる番号です。ログインパスワードとは別のものなので、混同しないように管理しましょう。
NISAで投資信託や株式を購入するときも、最終的な注文確定画面で暗証番号の入力を求められます。生年月日などは避け、第三者に推測されにくい番号を設定することが推奨されます。
2.勤務先情報・投資目的などを登録する
勤務先情報や投資目的、投資経験などの初期設定をします。これは単なるアンケートではなく、金融商品取引法に基づいて必要となる確認項目です。
また、上場企業の役職員や関係者に該当する場合などは、内部者登録にかかわる確認も必要です。誤った情報を入力すると、あとの手続きに影響する可能性があるため、正確に登録しましょう。
3.入金方法を設定する
NISAで商品を購入するには、証券口座に資金を入れる必要があります。楽天証券では、リアルタイム入金や銀行振込など複数の入金方法が用意されており、自分に合った方法を選べます。
楽天銀行の口座を持っている場合は、自動入出金(スイープ)が利用できます。手数料もかからず自動で入金されるため便利です。楽天銀行の口座を持っていない場合でも、多くの主要銀行口座で手数料無料でリアルタイム入金が利用可能です。
【ステップ3】NISAの買い方
楽天証券でNISA口座の準備が整ったら、次は実際に商品を選んで購入しましょう。
- 投資する商品(投資信託・ETFなど)を選ぶ
- 積立金額・積立方法を設定する
- 注文内容を確認して購入を確定する
1.投資する商品(投資信託・ETFなど)を選ぶ
楽天証券のNISAでは、投資信託、国内株式、米国株式、ETFなど、さまざまな商品を選べます。つみたて投資枠と成長投資枠では購入できる商品が異なるため、どちらの枠で投資するかを確認した上で商品を選びます。
投資信託を選ぶ場合は、検索機能やランキング、カテゴリー一覧などを使って候補を絞り込みます。ファンド名や運用方針、手数料、投資対象などを確認しながら、自分の目的に合う商品を選ぶことが大切です。
ETFや個別株を購入する場合は、銘柄名や証券コードで検索し、市場や値動き、取引単位などを確認しながら選択します。購入前には、NISA対象商品かどうか、どの投資枠で購入できるかもあわせて確認しておきましょう。
2.積立金額・注文方法を設定する
購入する商品が決まったら、次は積立金額や注文方法を設定します。投資信託を積立で購入する場合は、毎月の積立金額を入力し、引き落とし方法や積立日を設定します。楽天証券では100円から積立投資が可能です。
引き落とし方法としては、証券口座、楽天カード、楽天キャッシュなどが選べます。利用する決済方法に応じて、毎月の積立設定をおこないましょう。積立金額はあとから変更もできます。
また、一括で購入するスポット購入も可能です。スポット購入では、購入金額や数量を入力して注文します。投資信託の積立とスポット購入では設定項目が異なるため、購入方法に応じて内容を確認しながら進めることが大切です。
3.注文内容を確認して購入を確定する
最後に、入力した注文内容を確認して購入を確定します。このときは、口座区分がNISAになっているか、商品名、金額、積立設定の内容、引き落とし方法などに誤りがないかを確認します。NISA口座ではなく課税口座を選択していると、非課税枠での購入にはならないため注意しましょう。
あわせて、目論見書や約款などの書面内容も確認し、商品の特徴や注意点を理解した上で手続きを進めましょう。
内容に問題がなければ、取引暗証番号を入力して注文を確定します。これで購入手続きは完了です。
なお、投資信託は注文後すぐに保有一覧へ反映されるわけではなく、約定日や受渡日を経て反映されます。株式やETFとは反映タイミングが異なるため、注文後は取引画面で状況を確認しておきましょう。
楽天証券でNISAをはじめる5つのメリット

楽天証券でNISAをはじめるメリットは、主に以下の5つです。
- 取引手数料がほぼ無料ではじめやすい
- 最短で申し込み翌日に取引可能
- 楽天ポイントがたまる・使える
- クレジットカード積立でポイント還元が受けられる
- 楽天銀行と連携すると入出金がスムーズ
取引手数料がほぼ無料ではじめやすい
楽天証券のNISAは、コストを抑えてはじめやすい点が大きなメリットです。
楽天証券のNISAでは、国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託の取引手数料が無料となっています。とくに投資信託は購入時手数料が無料の商品も多くそろっています。
手数料がかかる商品もありますが、多くの人にとって主要な投資先となる国内株や米国株、投資信託を低コストで購入できる点は、楽天証券の強みといえます。
最短で申し込み翌日に取引可能
楽天証券は、最短で口座開設の申し込み翌日に取引可能となるため、取引開始までが比較的スピーディーなのもメリットです。
できるだけ早く投資をはじめたい人にとって、メリットといえるでしょう。
ただし、NISA口座は総合口座とは別に税務署の審査があるため、正式に開設が完了するまでには1ヶ月程度の時間がかかります。
楽天ポイントがたまる・使える
楽天証券では、NISAで投資をしながら楽天ポイントがたまるのも魅力です。
たとえば、投資信託の残高に応じてポイントが進呈される「投信残高ポイントプログラム」では、対象ファンドを保有していると月間平均保有額に応じてポイントがたまります。
また、たまったポイントは、1ポイント1円として投資信託や国内株式、米国株式などの購入に使うことも可能です。ポイントでの投資をおこなうことでSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象条件を満たせるサービスもあります。
いきなり現金で投資をするのが怖い場合は、ポイント投資からはじめるのもいいでしょう。
さらに、たまったポイントは楽天市場など楽天グループのサービスでも利用可能です。楽天グループのサービスを普段から利用している人にとって大きなメリットといえるでしょう。
クレジットカード積立でポイント還元が受けられる
楽天証券では、投資信託の積立を楽天カードでおこなうことで、積立額に応じて楽天ポイントの還元を受けられます。楽天カードによる投信積立に対応しており、還元率は対象ファンドやカードの種類などによって異なります。
また、楽天キャッシュを使った投信積立にも対応しており、こちらもポイント還元の対象です。クレジットカード積立や楽天キャッシュ支払いを活用することで、現金で積み立てるよりもお得に積立できる点も、メリットといえます。
楽天銀行と連携すると入出金がスムーズ
楽天証券口座と楽天銀行口座を連携する「マネーブリッジ」を使うと、資金移動がスムーズになるのもメリットです。自動入出金(スイープ)機能が利用でき、証券口座で買付代金が不足している場合でも、楽天銀行の預金残高から自動で資金を振り替えられます。
長期にわたって投資を続ける上では、こうした資金管理のしやすさも重要なポイントといえるでしょう。
また、マネーブリッジの利用により楽天銀行の普通預金金利が優遇される点も特徴です。
楽天証券でNISAをはじめる際に注意したい4つのデメリット

楽天証券でNISAをはじめる際はメリットだけでなく、あらかじめデメリットも把握しておきましょう。主な注意点は以下の4つです。
- 対面でのサポートが受けられない
- 取り扱い商品が多く迷いやすい
- ログインに手間がかかる
- 楽天ポイントの制度が複雑
対面でのサポートが受けられない
楽天証券では、銀行や店舗型証券会社のように店頭窓口で担当者へ直接相談することはできません。サポート手段は、電話、チャット、よくある質問ページなどが中心になります。
そのため、「誰かに直接教えてもらいながら進めたい」「手続きや商品選びを対面で相談したい」という人には、やや不向きといえるでしょう。
一方で、チャットやオンラインヘルプを見ながら自分で進められる人にとっては、大きな問題にならないともいえます。
楽天証券を選ぶなら、サポートはオンライン中心になることをあらかじめ理解しておくことが大切です。
取り扱い商品が多く迷いやすい
楽天証券はNISAで買える商品の幅が広く、つみたて投資枠では一定条件を満たした投資信託、成長投資枠では国内株式、外国株式、投資信託、海外ETFなどに対応しています。
選択肢が豊富なのは大きな魅力ですが、一方で、初心者ほど「どれを選べばいいかわからない」と迷いやすいのも実情です。
商品数が多いことは迷いやすさにもつながりますが、ランキングや条件検索などの多様な機能があるため、投資方針が決まれば、自分に合った商品を選びやすい環境が整っているともいえます。
ログインに手間がかかる
楽天証券ではセキュリティ対策が強化されており、ログイン時にはパスキー認証(FIDO2)や、ログインID・パスワードに加えた追加認証などの仕組みが導入されています。
ログイン時に毎回認証が求められるため、人によっては「手間がかかる」と感じることがあるかもしれません。とくに、スマホやパソコンの操作に慣れていない人や、頻繁にログインして取引したい人は、面倒に感じることもあるでしょう。
ただし、こうした仕組みは大切な資産を守るために必要な対策でもあります。不正アクセスやなりすましのリスクを抑えやすくなるため、安心して取引を続ける上では重要なポイントです。
楽天ポイントの制度が複雑
楽天証券は、ポイント還元の仕組みが充実しています。ポイントに関する制度やルールが複数で、はじめて利用する人には少しわかりにくく感じられることもあるでしょう。
仕組みがやや複雑ですが、内容を把握して上手に使えば、よりお得に投資をすることができるようになるといえます。
楽天証券のNISAに関するよくある質問

楽天証券のNISAについてよくある質問をまとめました。
楽天証券のNISA口座はいつから取引をはじめられますか?
楽天証券のNISA口座は、最短で申し込みの翌日に仮開設となり、取引をはじめられます。
ただし、NISA口座が正式に認証されるには税務署の審査が必要です。楽天証券での手続き完了後、税務署による確認がおこなわれ、正式なNISA口座として登録されます。この審査には、通常数週間~1ヶ月程度かかります。
なお、審査で非承認となった場合は、NISA口座としては利用できません。
楽天証券のNISAは何に投資できますか?
楽天証券のNISAでは、さまざまな商品に投資できます。
- つみたて投資枠:長期・積立・分散投資に向いた一定の基準を満たす投資信託
- 成長投資枠:投資信託、国内株式、外国株式、ETFなど幅広い商品
楽天証券のNISAは、投資信託で安定的に積み立てたい人はもちろん、株式やETFに挑戦したい人にとっても使いやすいNISA口座といえます。
楽天証券はNISAの積立金額を途中で変更できますか?
NISAの積立金額は、あとから変更できます。積立金額だけでなく、引き落とし方法や積立設定の内容も変更できるため、家計の状況や投資方針が変わった場合、柔軟な調整が可能です。
ただし、変更した内容が反映されるまでには時間がかかるため注意しましょう。
たとえば、楽天カードや楽天キャッシュを利用した積立では毎月12日が翌月分の申込締切日です。そのため、2月の積立購入の内容を変更する場合は、1月12日までに積立設定を変更する必要があります。
NISAをはじめるなら楽天証券で口座開設がおすすめ!

楽天証券のNISAは、口座開設から初期設定、商品購入までオンラインで進められ、手軽にはじめやすいのが魅力です。新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応しており、投資信託だけでなく、国内株式や米国株式、ETFなど幅広い商品に投資できます。
楽天ポイントがたまる・使える仕組みや、楽天カードや楽天キャッシュを活用した積立投資、楽天銀行との連携によるスムーズな入出金など、楽天グループならではの使いやすさが強みといえるでしょう。
一方、商品数が多く迷いやすいことや、サポートがオンライン中心であること、ポイント制度の複雑さなど、事前に知っておきたい注意点もあります。
NISAを活用してこれから資産形成をはじめたいなら、商品ラインナップや楽天サービスとの連携のしやすさを兼ね備えた楽天証券は、有力な選択肢です。
その他のおすすめのNISA証券口座を知りたい方はこちらも参考ください。
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