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電気代が高い理由は?1ヶ月の平均額や節電につながる家電の使い方も紹介

2024/02/16

電気代が高い理由は?1ヶ月の平均額や節電につながる家電の使い方も紹介

以前に比べると電気代の請求額が高くなり、何が原因か疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。電気代の値上がりで、家計の負担を感じているケースも多いはずです。

電気代の高騰には、燃料価格の高騰などさまざまな理由が関わっています。ぜひ電気代が高くなっている背景について確認していきましょう。

この記事では、電気代が高くなっている理由や、1ヶ月の電気代の平均額、節電方法などを紹介します。

- 目次 -

電気代の仕組み

まずは、電気代の仕組みを確認しましょう。毎月請求される1ヶ月の電気代は4つの料金で構成され、以下の式で計算します。

●1ヶ月の電気代(円)=基本料金または最低料金(円)+電力量料金(円)±燃料費調整額(円)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(円)

基本料金や最低料金は、契約上必ず支払う必要のある料金です。料金制度は、大きくわけて「基本料金制」と「最低料金制」の2種類があります。

  • ●基本料金制:契約メニューに応じて基本料金が決まる
  • ●最低料金制:一定の電力量料金を含む最低料金が決められ、使った電力量に応じた料金が上乗せされる

なお、関西では、多くの料金メニューで「最低料金制」が採用されています。

「電力量料金」は使った電力量に応じて生じる料金で、一般的には1kWhに対して料金単価が設定されています。

「燃料費調整額」は、火力発電に用いる燃料の価格変動を電気料金に反映させたものです。LNG(液化天然ガス)などの仕入れにかかる費用を反映して毎月変動します。

そのほか、「再生可能エネルギー発電促進賦課金」も電気代に含まれます。こちらは、再生可能エネルギーの固定価格買取制度による電力の買い取りに要した費用を、利用者全員で負担するものです。

電気代の計算方法について、詳しくは下記の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。

電気代が高い理由は?

ここ数年で電気代が高くなっている理由としては、主に以下があげられます。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

  • ●燃料価格の高騰
  • ●国内の電力供給不足
  • ●脱炭素化社会の推進
  • ●再エネ賦課金の値上げ など

電気代が高い理由① 燃料価格の高騰

電気代が高くなっている理由のひとつは、燃料価格の高騰です。

その背景として、ロシアのウクライナ侵攻を受け、欧米諸国を中心にロシアへの経済制裁が実施されたことがあげられます。

経済制裁にはロシア産資源の禁輸措置も含まれていたため、エネルギー資源の多くをロシアからの輸入に頼っていた欧州をはじめ世界各国に影響が及び、燃料価格の高騰を招いています。

また、日本においては、円安の影響も燃料の輸入価格高騰の一因です。外貨に対して円の価値が下がっているため、海外から燃料を購入するときの価格が高騰しています。

世界的な燃料価格の高騰に加え、円安が急激に進行したことにより、以前に比べると電気をつくるためのコストが上がり、燃料費調整額としても値上げが実施されている状況です。

電気代が高い理由② 国内の電力供給不足

東日本大震災による原子力発電所の停止や火力発電所の老朽化による休廃止の影響もあり、国内の電力供給不足が発生しています。

電力の需要に対して供給が不足気味であることも、電気代が高くなっている理由のひとつです。

真冬や真夏などの電力需要が高まる時期に需給がひっ迫するリスクも、以前に比べると高まっていると考えられます。

電気代が高い理由③ 脱炭素化社会の推進

CO2排出量ゼロの脱炭素化社会の実現に向けて、世界的に石油や石炭からCO2排出量が少ない液化天然ガスへの切り替えが進められています。

液化天然ガスの需要拡大による価格の上昇も電気代が高くなった原因のひとつであると考えられます。

電気代が高い理由④ 再エネ賦課金の値上げ

2022年度にかけては、再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げも電気代が高くなっている原因のひとつです。

再エネ賦課金は毎月の電気料金として支払いが必要なため、再エネ賦課金の値上げが電気代の値上げにつながりました。

しかし、再生可能エネルギー発電促進賦課金は、2012年度の導入以降毎年値上げされていましたが、2023年度にはじめて値下げされています。

電気代が高いのはいくらから?電気代の平均額

電気代が高いのはいくらから?電気代の平均額

総務省統計局「2022年(令和4年)家計調査」によると、世帯人員別の月あたりの電気代の平均額は次のとおりです。

平均額を大きく上回る場合は、電気代の見なおしを積極的に検討していきましょう。

世帯人員 電気代(月あたりの平均額)
1人 6,808円
2人 11,307円
3人 13,157円
4人 13,948円
5人 15,474円
6人以上 17,869円
全体平均 10,559円

(※)家計調査では、電気代等の支払金額および使用量について、請求やメーターの検針があった日ではなく、 調査世帯が実際に支払った日(口座振替の場合は口座振替日)に家計簿に記入されます。したがって、利用(購入)月と支払月に違いがあるため,月次の変化をみる際は注意が必要です。

世帯人数別や季節別の電気代平均額については、下記の記事でも紹介しています。

今月だけ電気代が高いなら電気の使いすぎが原因の可能性も

今月だけ電気代が高い場合は、電気代自体の高騰よりも電気の使いすぎが原因の可能性が疑われます。

電気代の詳細や電気の使用量は電力会社のマイページなどで確認できるので、まずはチェックしましょう。

電気の使用量が多くなっていた場合は、エアコンや暖房器具を使いはじめたなど、生活に変化はなかったかも見なおしてみてください。

下記の記事では、エアコンやヒーターなど、暖房器具の節電方法を紹介しているため、あわせてご覧ください。

電気代を安く抑える方法

ここからは電気代を安く抑えるためにまず押さえておきたい3つの方法を紹介します。それぞれの方法を以下で詳しく見ていきましょう。

  • ●電気の使い方を見なおす
  • ●省エネ家電に買い替える
  • ●電気料金メニューや電力会社を見なおす

なお、電気代の節約方法や節電方法について、詳しくは下記の記事でも紹介しています。

電気の使い方を見なおす

まずは、日常的な電気の使い方を見なおすところからはじめましょう。節電方法としては、たとえば以下があげられます。

家電製品 節電のための工夫
エアコン
  • ・過度な冷暖房を避け、適切な温度で使用する
  • ・部屋の断熱対策をする
照明
  • ・こまめなオン/オフで使用時間を短くする
  • ・LEDの照明に切り替える
テレビ
  • ・使わないときは主電源をオフにする
  • ・省エネモードを活用する
冷蔵庫
  • ・庫内の温度設定を適切にする
  • ・中身を整理して不要なものは捨てる
洗濯機
  • ・洗濯物をまとめ洗いする
  • ・自然乾燥を併用して乾燥機の使用を減らす
掃除機
  • ・ほうきを併用して掃除機の使用を減らす
  • ・部屋を片付けてから使用して使用時間を短くする

部屋を出るときは必ず照明やテレビを消すなど、日々のちょっとした意識で電力消費を抑えることができます。

また、真夏や真冬は冷暖房器具の使用で電気代が高くなりやすいので、意識的に節電をおこないましょう。エアコンは冷房で28℃、暖房で20℃が節電して使用するときの目安です。

そのほか、冷蔵庫や洗濯機などの家電も、使い方を工夫すれば日々電気代の節約ができます。無理のない範囲で少しずつ節電を進めていきましょう。

エアコンの節電方法について、詳しくは下記の記事でも紹介しています。エアコンは家電製品のなかでも電気代が高くなりやすいため、気になる方はぜひ参考にしてください。

省エネ家電に買い替える

省エネ家電へ買い替えることで、同じ使い方でも消費電力の削減が可能です。エアコンや冷蔵庫などの家電は年々技術が進化し、新しいモデルになるほど省エネ効率が向上しています。

たとえばエアコンの場合、一般財団法人 家電製品協会「2023年度版スマートライフおすすめBOOK」によると、10年前と比較して約15%の省エネが実現でき、年間で約4,120円電気代を節約できます。

冷蔵庫の場合は10年前のものと比較して約35%〜約42%の省エネ、年間で約4,560円〜6,110円の電気代の節約が可能です。

古いタイプのものから最新の省エネ家電に買い替えることで、ものによっては大幅な節電が見込めます。

また、LEDの照明への切り替えも有効です。こちらも「2023年度版スマートライフおすすめBOOK」によると、蛍光灯シーリングライトからLEDシーリングライトへの変更で年間約2,110円、白熱電球から電球型LEDランプへの変更で年間約2,880円の節約ができます。

家電や照明の買い替えの際には、ぜひ省エネ性の高い製品に注目しましょう。

照明の節電方法については下記の記事でも紹介しているため、ぜひご覧ください。

電気料金メニューや電力会社を見なおす

電気代を節約するなら、電気料金メニューや電力会社も見なおしましょう。

近年、電力自由化によって、さまざまな電力会社から多様な電気料金メニューが提供されています。自宅での電気使用状況に合ったメニューを選択することで、電気代を節約できます。

引越しで部屋の間取りが変わったり、転職や結婚でライフスタイルが変わったりするときがおすすめのタイミングです。

ぜひご自身にぴったりの契約方法を見つけて電気代を削減していきましょう。

引越しの際に必要な手続きや準備については、下記の記事でも紹介しています。ぜひご覧ください。

電力会社を見なおすなら「大阪ガスの電気」がおすすめ!

電力会社を見なおすなら「大阪ガスの電気」がおすすめです。

大阪ガスでは、電気をたくさんお使いの方がおトク(※1)に利用できる「ファミリー応援プラン」(※2)を提供中です。家族での利用などにおすすめの電気料金メニューです。

「大阪ガスの電気」ファミリー応援プランの料金単価は以下のとおりです。

基本料金 単位 料金単価(税込)
1契約 411.57円
電力量料金 最初の300kWhまで 1kWh 21.90円
300kWhをこえ350kWhまで 22.90円
350kWhをこえる分 27.69円

また、新生活をはじめる方向けには「新生活応援プラン」を提供しています。ガスと電気をまとめると「新生活セット割」で電気基本料金が無料(※3)になります。

新生活応援プランでは、スマイLINKボーナス3,000円分プレゼント、「スマイLINK TV Stick」が実質3ヶ月無料(※4)などの特典も受けられます。

「大阪ガスの電気」新生活応援プランの料金単価は以下のとおりです。

基本料金 単位 料金単価(税込)
1契約 200.00円
電力量料金 最初の20kWhまで 1kWh 0.00円
20kWhをこえ350kWhまで 26.75円
350kWhをこえる分 27.72円
新生活セット割 基本料金が0円

なお、各電気料金メニューでは、毎年夏季・冬季指定時間帯の節電でポイントがたまる「節電オプション」も利用できます。節電1kWhにつき10ポイントの進呈が受けられるサービスです。特典は「マイ大阪ガスポイント」「スマイLINKボーナス」から選択できます。

各種適用条件やご注意事項などの詳細は公式サイトをご確認ください。

  • (※1)関西電力「なっトクでんき」との比較。328kWh/月以上で関西電力「なっトクでんき」よりもおトクになります。ご使用量が少ない場合は、大阪ガスの電気料金の方が高くなることがあります。
  • (※2)電気料金には全国一律料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」と、毎月変動する「燃料費調整額」が加減算されます。燃料価格高騰時は、ご契約中の料金メニューと比較して電気代が高くなる可能性があるためご契約の際は「燃料費調整単価」の動向を必ずご確認ください。
  • (※3)新生活セット割の適用にはお申込みが必要です。
  • (※4)通常1ヶ月+キャンペーン特典2ヶ月。
  • ・特典利用にはスマイLINKの無料登録およびTV Stickのお申込みが必要です。
  • ・大阪ガスのほかの電気料金メニューから変更された方、または、特典進呈時点で新生活応援プランをご契約でない方は特典の対象外です。

まとめ

近年、電気代が高い理由は、燃料価格の高騰、国内の電力供給不足、脱炭素化社会の推進、再エネ賦課金の値上げなどがあげられます。

ただし、今月の電気代が急に高くなった場合は、電気を使いすぎている可能性もあります。電気代の詳細や電気の使用量を会員ページから確認しましょう。

電気代を安く抑える方法は、日々の電気の使い方を見なおす、省エネ家電に買い替える、電気料金メニューや電力会社を見なおすなどの方法があります。

ぜひ電気の使い方や契約を見なおし、上手に電気代を節約しましょう。

「大阪ガスの電気」では、新生活におすすめの「新生活応援プラン」や家族での利用に最適な「ファミリー応援プラン」を提供しています。

電力会社の切り替えを考えている方は、ぜひ切り替え先の候補に検討してみてはいかがでしょうか。

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  • ※お電話が集中して、つながりにくい時間帯がございます。特に電気キャンペーン締切間際は、お電話が混み合う可能性がございます。その際は、ご不便をおかけいたしますが、ネット申込みもご利用ください。
  • ※新築住宅の場合は、ご契約の住宅販売会社さま(ハウスメーカー・工務店さま等)にお問い合わせください。
  • ※料金メニューの変更は、こちらをご確認ください。
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